2012年10月19日金曜日

こころの傷

もう何年も前のクライエントの方の言葉です。
ときどき思い出します。

お母さんとの関係を始めとしたこころの傷をかかえておられました。
「母が荷物のように私を自転車の後ろに乗せました。」
「私が泣いて七五三の写真を撮るのを嫌がったのに 泣きやむように叱り続けました。」
「私は鍵を持たされなかったので 兄が帰ってくるまで家の前で待っていなければなりませんでした。」
・・・
別の方です。
私は○○のことで 何年も叱られ続けました。
・・・

叱られ続けて、愛を感じられなかったら 体調をくずしたり、気持ちが健康でなくなっていくことは自然ですね。

家庭が、あるいは家庭に代わる場所が居場所がある、居心地が良いと感じられることが 心の健康の土台に必要だと思います。

2012年10月17日水曜日

EMDRと自傷行為

発達障害のある青年へのEMDR。

自傷行為があるときのいじめられた記憶に対して行ったのが7月末。
それ以来3ヶ月。
自傷行為は 全くない。

ご家族の方が気づかれたこととして「奥歯をかみしめる。」という行動もなくなり とても落ち着いてきたとのこと。

ご家族が心配されたり 苦しまれた場合、特に変化に気づかれるのかもしれないと感じました。
自分が学んだことが どなたかのお役に立つことは 本当にうれしいことです。

アドラー心理学では
「貢献感が人を幸福にする。」
と言いますが 本当にそうだと実感しています。

お母さんに電話します!

ダウン症の20代の青年。
私が 彼の言っていることは 受け入れられない、と答えた時です。
怒った顔をして
「お母さんに電話します!」
と 言いました。

これまでに このような「おどす」という対応をされたことがあり、モデルにしていると考えられます。

最終的にはきげんが直って
「今度、デートする?」
と言ってくれました。

「勇気づけ」で脅し、批判、皮肉は勇気くじきになります、とお伝えしています。
自分がされことから 「思い通りにならない時は~する。」と学んでいくという実例です。

愛されて育った子は愛することを学ぶ・・・

2012年10月16日火曜日

どうしたの?そんなに驚いて?

私がドアを開けて出たとたん、隣の部屋の高1の男の子と顔を合わせました。
女の子と一緒でした。
彼は驚いたように、後ずさりしました。

私:「どうしたの?そんなに驚いて?そんなに悪いこと何かしたの?」
彼:「いえ、別に。」(笑って・・・)

私:「何も見ませんでした。何も見ていません。」
と 私も笑いながら二人とすれ違いました。

私の二人の息子がそれぞれ彼女を連れてきた頃のことを思い出しました。

若いって良いですね!

EMDR・・・人気が出てきたようです!

関西の臨床心理士の友人が 10月のEMDRトレーニングに申し込んだところ キャンセル待ち38番目、とがっかりしたメールが来たのが1ヶ月ほど前のことでした。

終了した、というお知らせと共に92名のキャンセル待ち、とありました。

EMDRは
①辛い思いを語る必要がない
②薬の副作用の心配がない
③効果をその場で感じることが出来ることが多い
という点で 体験してみなければわからない治療方法かもしれません。

クライエントの方に書いて頂いた文をご紹介します。
体験された方にしか分からないことを知る手掛かりになるかもしれません・・・。
http://mbp-chiba.com/kosodatecafe/column/154/

2012年10月14日日曜日

Hさんの息子さんの朗報!

松戸市市民活動助成事業で行っている「勇気づけの親子関係実践セミナー」の後、Hさんがおっしゃいました。
「息子、併設の高校へ進学出来ることになりました!」

Hさんの息子さんは昨年、中2の1学期後半から3学期終了まで不登校でした。
Hさんは ひたすらセミナーの内容を実践されました。
4月に10章まで修了されたHさんがおっしゃいました。

「中3になった4月から学校へ行くようになりました。でも相変わらず私には口をききません。行動の目的の復讐ですね!長年の仕返しだと思って耐えます。」
と言われていたHさんでした。

きょうは
「高校へ進学できない時のために 情報を出したら、息子が“そんなに同じ高校へ行かせたくねえのかよ!”って言ってましたけど・・・。」
とおっしゃいました。
「じゃあ、お母さんに口をきくようになったのですね?!」
と伺うと
「あ、本当!気が付いてなかったです!」

「復讐の段階から下がって 権力闘争になったのですね!」
と言うと
「そうです!権力闘争しています。」

明るくおっしゃるHさんは 実践されている手ごたえを感じておられるようです。
先月は こころの内を話すことが無かった高校生の娘さんが 愚痴を言ってきた、とお話されていました。

本当に嬉しいご報告でした。

2012年10月12日金曜日

EMDR:6才の女の子


昨年3月11日の地震で津波の映像をテレビで見て以来 地震の度に
「津波が来る!」
と娘さんが恐がるのでEMDRセラピーを受けさせたい、と来られました。
娘さんは今回が2回めでした。
1回目は 幼稚園時代お母さんがやさしくなかったことについて
お母さんのご希望で2ヶ月ほど前にEMDRをしました。
今回のEMDRについて お母さんからお礼のメールを頂きました。
娘さんとのやり取りがあったので ブログに載せる許可をお願いしました。
次のように お返事を頂きました。

ブログの件ですが、是非載せて下さい。
私自身、EMDRを受けていますが、やはり他の人の感想はとても新鮮に感じます。
少しでもお役に立てれば幸いです。


先程はありがとうございました。

夜ということもあったかもしれませんが、今回のEMDRはとても疲れたそうです。
どんな風につかれたか聞くと、頭が疲れたと言っていました。
また、EMDRしてる時はどんな感じ?と聞くと、
『トントンしてる時は(嫌な事を)色々思い出して、トントンを止めると消える。』そうです。
娘が地震がくる度にひどく怖がる姿を見て、すごくショックで心の傷になっているのだと気にしておりましたが、これで安心しました。

最初に顔の絵を選ぶ時、前回と同様に泣いている絵を選ぶと思っていました。
なので、泣いている絵の一つ手前を選んだ時はとても驚き、私にされた心の傷がそれほど大きかったのだと改めて分かりました。
EMDRを受けて本当に良かったです。
ありがとうございました。