2009年9月20日日曜日

子育ての本と講座の違い

アメリカ人の友人の妹が
「14才の娘の扱いに困っている。」
とのことで 妹さんにアドラーの子育ての本をプレゼントしました。
「すごく良い本で気に入っている。夫も一生懸命読んでいる。」
とのことでした。

ところが・・・・・
「携帯でメールをやり取りしたり パソコンでFacebookを読んで時間を費やすので 10時半には携帯とパソコンを取り上げることにしている。」
とのことでした。
規則を親が作っている訳です。

本の中には 
「規則作りは 家族で話し合う。」
という項目もあるのですが・・・。

講座の中では 話し合ったり 課題をやったりしながら内容を進めますし、
宿題があり、本の内容を実践する必要が出てきます。
ところが 本を読んだだけでは実践につながらないので
自分の問題に気がつかず、かつ解決にもつながりません。

子どもが柔軟なうちに「勇気づけ育児講座」をお勧めするのは
このようになることが 予測されるからです。

友人の妹さんは 英語・フランス語・イタリア語を読み書き出来る才媛です。
大型医療器具の会社でリサーチャーとして世界を飛び回っておられます。
自分の人生に自信がおありになると 
「自分は正しい。子どもが間違っている。」
と思われるのかも知れません。