2016年2月29日月曜日

幻聴:忘れていることが多くなりました!

2年位前に初めて来られた時のことです。

「幻聴がいつもあります。バカ、お前なんか死んじまえ!」
という声です。

幼い頃から罵声、ため息、大きな音を聞いて育った方でした。
EMDRとブレインスポッティング、ソマティック・エクスペリエンスで1ヶ月に1回の治療を行ってきました。

今回は 新しいご報告がありました。

「仕事を始めようと 手続きをしました。そういうことが出来たことに驚いています。ダメかも知れないけれど それはそれでもいいかなと思います。」

「幻聴?ああ、ほとんど忘れています。たまに疲れると聞こえることもありますが。」

「先生のおかげです。」
   ↓
「いいえ、送って下さるお母さんと、良くなりたいというあなたと、そしてお役に立ちたいという私と、3分の一ずつですね。」

「何より、あなたが良くなりたいって思われることが一番大きな力です。」

少しずつ回復されている様子です。
本当にうれしい報告を頂きました!

2016年2月28日日曜日

カウンセリングの目的:結婚

「このままでは幸せな結婚ができません。ふつうの幸せな家庭が欲しいと思っています。」
初めてカウンセリングに来られた時のKさんの言葉でした。

いろいろなカウンセリングを試されてきたそうです。
EMDRがトラウマに効果があると聞いたとのことでした。

ご両親のケンカ、お母さんからの暴言、暴力、友達関係をはじめ多くの課題をお持ちでした。

少しずつ処理が進むうちに 誠実な男性と出会われました。

最近メールを頂きました。
「入籍して 新しい生活を始めました。」

Kさんに初めてお会いした時から 
いろいろ辛い体験をされてきているので 
幸せになって頂きたいと思って面談を続けてきました。

ご自身のトラウマ的な体験が処理されると
「トラウマを通して 周囲を見ること」
がなくなっていきます。

Kさんと同じ目的でカウンセリング、トラウマセラピーを続けておられる方は 他にもおられます。
「トラウマは 必ず処理できる」
と信じて頂くことも大きな要素です。

・仕事につけました
・仕事で休まなくなりました
・学校(高校、大学)に受かりました
・結婚しました
・夫婦関係が改善しました
・パニックが出なくなりました
・過呼吸は全く出ていません
・自傷行為はすっかりなくなりました
・・・
うれしいご報告が続きました。

これらはどれも 言葉によるカウンセリングではなく、
EMDR、ブレインスポッティング、ソマティック・エクスペリエンスでのセラピーです。

Kさん、♡♡♡ハート神経(腹側迷走神経)でご主人に接してくださいね!!!
これまで十分過ぎるほどの出来事があったのです。
必要な体験は幸せになることだけですね!

答えを教えて!

「勇気づけの対応」初めての場面は やはり考えます。

土曜日の朝は 孫(小2)と1時間ほど「勇気づけ」の実践の場です。

彼は
「あ~、答え、まだ出してなかったんだ!」
と 「絵で解く算数」に取りかかりました。

コンパスで上手に円を描きたいと コンパスの練習をした後のことです。

コンパスを使って 11倍を表す円を11個書きました。
次に 「違いは 30です」の違いを 10個の円に配分できました。

そして・・・行き詰まりました。

「教えて!」
と言ってきました。

「自分で考えられるよ。」
の私の返事に すねてしまいました。

ブレインスポッティングをしようとしましたが 拒否しました。
そして ファイル等をバックに詰め始めました。
何も言わずに 玄関へ。

途中では 口を出さずに 玄関ではいつもと同じように
「気をつけてね!」
と声をかけました。

彼のママには 電話をかけました。
「機嫌をそこねて 帰りました。何も言わないで 様子を観察してもらえますか?」
「もし もう行かないと言ったら 自分で決めて良いんだよと言ってもらえますか?」
と。

次回は どうしたものか・・・。
このような事態は 初めてに近いかも。

ただ、家庭教師をしている時には 似た場面はありました。
私が貫いたことは 「絶対に叱らない」です。

もしも叱ったら
「あんたも 普通の大人だね!」
と信頼を失うことは 明らかですから。

次の手順で やってみようと 考えています。

3章:勇気づけ
4章:聴き上手
5章:相手を傷つけないで 意見を伝えよう
10章:相談

※様子を見ていた夫が言いました。

 「君は すばらしい!!!全然動揺していないから。」
と。
イライラや怒りの感情が湧かないことを見ていたのです。

2016年2月23日火曜日

死の恐怖感

棺桶に入るまでに 一人でも多くの方に「勇気づけの実践」をお伝えしたい・・・
と「棺桶に入るまでに」という枕詞が 昨年7月以降取れました。

ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングで デモセッションを受けてからです。

デモセッションというのは 転倒のトラウマについての講義の後、
トレーニングを受けている人(40数名)の中から 転倒の経験のある人で セラピーを希望する人が
講義の一環としてのセラピー実演で クライエント役をすることです。

私を含めて、何人かの希望者がありました。
希望者からどのような転倒だったのかインストラクターにそれぞれが質問されました。
その後、希望者の中から私の例が選ばれたのです。

扱って頂いたのは 私の高校時代の記憶でした。
雪が降った後の道路を 自転車で登校する途中のことです。
滑って 転倒しました。
すると起き上がった時に 車が通りすぎました。
もう少し車が来るのが早かったら、あるいは私が転倒するのが遅かったら・・・。
通り過ぎる車の後部が目に残っていました。

これをセラピーで処理して頂いた時に 
若くして亡くなったクラスメートの記憶、
卒業後亡くなった自転車で転んだとき一緒にいた友人のことが脳裏に浮かびました。

全部「死」でした。

最近、クライエントの方が小学生低学年の時に直面された「死」の話が続きました。

何らかの形で「死」を見聞きすることになったお子さんがおられた場合、
「びっくりしたね。」
「こわかったね。」
「悲しいね。」
など お子さんの気持ちを言葉にして受け止めてあげて頂きたいと思います。

「大丈夫!」
は 大丈夫ではない言葉です。

気持ちを受け止めて ハグしてあげて頂けたらと思います。


2016年2月20日土曜日

少しずつ分かる

きょうは土曜日。
土曜の朝、小2の孫が勉強に来ます。

勉強と言っても 私の意識は
「勇気づけの対応」
のみです。

自分の子どもには丁寧に気持ちを観察できませんでした。

けれど アドラー心理学の勇気づけの実践を20年以上続けてきて
またトラウマ治療を通して 孫への対応に活かせています。

大人の皮肉、小言、叱責は 時には成人してもトラウマになって残り
自己否定につながってきます。

ですから このような言葉には 特に気をつけています。

セミナーの中でお伝えしている次の言葉は 孫との勉強から生まれました。

「まちがっても良いよ。横か上か下に書き直せば。」
「忘れても良いよ。調べれば。」
「知らなくても良いよ。調べれば分かるよ。」

きょうは 倍の考え方を
「少しずつ分かって来た。」
と孫が言いました。

「そう、どんなことでも 少しずつ分かって来るよ。どんなことでも。」
と伝えました。すると うれしそうに
「本当?」
と・・・。

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孫との勉強は絵に描いて 問題を解くというものです。

あなたは妹の2倍の数のカードを持っています。
違いは 3枚です。
ではあなたは何枚カードを持っていますか?

ここで孫は「違い」という意味もよく分からなかったようでした。
私は「違い」を それほどむずかしいとは思っていませんでした。
共通理解することを確認する必要性も感じました。

2016年2月18日木曜日

アドラー心理学・勇気づけ実践セミナー

2010年5月に松戸市で初めて「勇気づけの親子関係実践セミナー」を始めました。

友人と一緒に北松戸の「不登校生の居場所 ひだまり」さんを訪問させて頂きました。

そこにひだまりで世話人をされている山本さんに出会いました。
山本さんは 不登校生、保護者の方々を支援されています。

「私、セミナーに参加します。」
と その場で言ってくださいました。

その後は 
不登校中高生の子どもをもつ親の会「青空の会(我孫子)」
で 2年続けてセミナーを開いてくださいました。

機会がある度に 「勇気づけの親子関係実践セミナー」の効果をお伝えくださっています。
そのご縁で 浦安市、江東区の不登校の親の会の方々とも出会えました。

6年目の4月から 松戸市馬橋市民センターでも開催できることになりました。

「親子関係」のタイトルは 外して行います。

嫁、姑、夫婦、親子、ママ友、ご近所、同僚、上司、部下等々 
様々な関係で応用できるため広げることにしたのです。

私自身が 「嫁姑」「孫」という新たな関係の中で実践をする中で
その効果を感じ、広くお伝えしたいと思うようになりました。

馬橋で行って頂けることになったのは 
私が 市民センターで行われたパソコン講座に参加したご縁です。

「診察券を発行して欲しいのですが、エクセルで作ってはどうですか?」
というクライエントさんの言葉に後押しされて たまたま広報で見つけた講座に参加しました。

「何に使うのですか?」
という職員の方の質問に答えたことから セミナーの内容に関心を持って頂けたのです!



2016年2月14日日曜日

つながっていくこと・・・

昨年12月、のびるの会 江東の不登校・登校拒否を考える会で「勇気づけの対応」についてお話させて頂きました。

そこにHさんが来ておられました。
「Nさん覚えておられますか?練馬での勇気づけセミナーを受けたとおっしゃっていました。またセミナーに出たいそうです。うちの子どもとHさんのお子さん、同じフリースクールなんですよ。」

Hさんに電話をしてみました。
「フェイスブックされていないんですか?友達申請したのですが。」
と・・・。

そこでフェイスブックを開いてみました。
前回書き込んだのは 2012年でした。

少し書き込みをしました。

2012年、国立女性センターのイベントに参加し、「勇気づけのワークショップ」を行いました。
その時、参加して下さった中に関西から来られていた方がありました。

「勇気づけの対応を学びたいのです。どうしたら良いですか?」
と声をかけてくださいました。
それがきっかけで その方とお友達にスカイプで 
勇気づけセミナーをさせて頂きました。
日本EMDR学会で関西に行った時には お会いして続きの章をしました。

その後連絡が途切れていました。

「フェイスブックされていないんですか?」
とNさんから声をかけて頂いたことで つながりが戻りました。

関西の方から友達申請を頂いたのです。
今年のEMDR学会は関西です。
お会いすることになりました。

また、マイベストプロ千葉に コラム欄を
「フェイスブックとつなげることができます」
とあったのですが ???で 見ないでいました。

ふと思いついてクリック・・・。
つなぐことができました。

21年前に 私が初めて勇気づけセミナーを行った時に受けて下さった方の息子さんとも・・・。

どうしてフェイスブックを開かなかったのか 思い出しました。
「勇気づけ」でつなげていきたい、共有していきたいと思ったのですが
どのような内容にするのか 見えなかったからでした!!!

今回は Nさんのおかげで見えてきました。
Nさん、ありがとうございました。



2016年2月12日金曜日

受かりました!

今年になって
「受かりました!」
と かつてのクライエントさん、現在のクライエントさんからご報告を頂くことが増えました。

経過を存じ上げているだけに うれしさが満開になります。

不登校、引きこもり、うつ症状・・・

ご家族が「勇気づけの対応」を学ばれて サポートして頂けると 回復が早まります。

何らかの理由でサポートなく、ご本人だけで頑張っておられる方もおられます。

そうそう、先日数年前にシカゴからの便で隣の席になられた方から電話を頂きました。

たまたま練馬区で行っていた勇気づけセミナーのレストランの近くにお住まいでした。
「この頃、アドラーってよく聞くので 福田さんのことを 思い出していました。私、勇気づけ念頭においています。自然の結末が衝撃でした。傘を届けないということです。」
「鍵を子どもが持って行かず、外で待っていることがあったのですが 勇気づけの対応を意識したので うるさく言わなくて済みました。知らなかったら きっとガミガミ言っていたと思います。」

練馬で発達障害の療育指導の仕事等をさせて頂いたおかげで ご縁がありました。
2月のセミナーには 練馬で受けて下さっていた方も参加して下さいました。

最近、マイベストプロ千葉にも時々書いています。
お時間がおありの時に 読んで頂けるとうれしく思います。

2016年2月11日木曜日

アドラー心理学:勇気づけの必要性

ポリヴェーガル理論では 腹側迷走神経を 社会性神経(Social nerve)と呼んでいます。
そしてこれは 幼少期に養育者によって育くまれるものだと。

アドラー心理学では 他者に対する肯定的な関心を Social interest と呼んでいます。
(日本のアドラー心理学では 共同体感覚と訳されています。)
そして これも 同じく養育者や教師の「勇気づけの対応」によって育っていきます。

トラウマ的な体験をした時は言葉にしてあげます。

「こわかったね~!」
「痛かったね~!」
「嫌だったね~!」

言語化してもらうことで 受け止めてもらっていることを実感できます。
安全感、安心感が持てます。

トラウマ的記憶には 次の要素が入っています。
その時の体験が凍結した状態でこれらの要素が保存されます。
何かの拍子に思い出すと その時の状態に戻るのが フラッシュバックです。

・映像
・身体で感じた感覚
・その時の行動
・感情
・考え


フラシュバックはくりかえし起きることもあれば 長時間忘れていて突然思い出すこともあります。

私も20年ほど前、うつ症状を体験するきっかけになる出来事がありました。
アドラー心理学の勇気づけを実践し、日本を10年近く離れていてすっかり回復したと思っていました。

ところが 2014年4月、ある出来事がありそれを思い出しました。
その単語を聞いた時に 身体にビリビリと稲妻のような感覚が走りました。
そして落ち着きを失っているのを感じました。
20年前、不眠、早朝覚醒を体験したのと同じ状態になりました。

・・・幸い一晩だけですみました。

これがフラッシュバックなのだ!!!
と実体験したのです。

ソマティック・エクスペリエンス、ブレインスポッティングのトレーニングの中では
必ず実習があります。

実習の中で自分自身のトラウマ、不快な体験を扱えます。
加えて ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングでは 自分がセッションを受けることも義務付けられています。

身体が、つまり神経が楽になって来たのを感じています。
具体的には 30代初めにメニエール氏病症候群で失っていた右耳の聴力が戻ってきました!!!

セミナーの中で 長男の奥さんを参加者の方に気軽に紹介できるようになりました。

などなどです。

2016年2月10日水曜日

アドラー心理学:勇気づけ実践セミナー

昨年12月、のびるの会(江東の不登校・登校拒否を考える会)さんで「勇気づけの対応」についてお話しさせて頂きました。

5月から「勇気づけの親子関係実践セミナー」を1章から毎月行うことになりました。

勇気づけの対応は 不登校生の保護者の方への勇気づけにもなります。
2010年、私が松戸市で初めてこのセミナーを開いた時から受けてくださっている方に書いて頂いたコラムです。

中2の息子さんが不登校になられた時にセミナーを受けて下さった方のコラムはこちらです。

この方はお姑さん、ご主人、3人のお子さんのお母さんです。
一番初めに効果が現れたのは お姑さんとの関係とのことでした。

アドラー心理学は 本を読むだけでは身につかないのですが 実践されると自分の行動が変わります。そして気づきが生まれ、考えにも変化が起きます。

本を読むだけでは身につかないのは脳の働きに関係があります。
本を読むというのは「大脳新皮質」で行います。

実践には 感情と行動が伴うので「皮質下部」を使うのです。
身につくのに時間がかかるのは 新しい行動が神経に行きつき、ふるい行動と入れ替わるにはとても長い時間がかかるからです。

以前テレビの脳の番組で 2,200時間と言っていました!!!

けれど 必ず身につきます。
そして関係に変化が起き、日々の生活が楽になります。



2016年2月7日日曜日

アドラー心理学:勇気づけセミナー

今日2月7日は 勇気づけセミナー9章「結末」をしました。

3年ほど前練馬でセミナーを受けてくださった方が 昨年12月江東区での講演会に来られた方とお知り合いで、今日は一緒に参加してくださいました。

またお一人の方は大学生の娘さんと参加してくださいました。

やはり2年以上前から継続して参加されている方が お子さんとのやりとりで「勇気づけの対応」を実践した結果娘さんが直面している課題を乗り越えることができたという話を共有してくださいました。

また、先日のEテレの「心と脳の白熱教室」の内容と勇気づけを関係づけてお伝えしました。

楽観主義の4つの要素は次の通りです。
1.ポジティブな思考
2.ポジティブな行動
3.根気と粘り強さ
4.自分の人生をコントロールしているという感覚

参加者のお一人の男性は もう1年以上続けて参加されています。
最近は男性がお二人、三人ということもありますが しばらくはその方お一人でした。
番組を見たとき、
「男性お一人でも ずっと続けて参加されている根気と粘り強さでその方を思い出しました。」
とお伝えしました。

孫が1才の頃、ベビーカーに乗せられてセミナーの会場に来て涙を流していたことがありました。
「歩きたいっていうんですが 無理やり乗せたら泣いたんです。」
とママ。
それを聞いて
「“スーパーまでは歩いて良いけれど スーパーに着いたらベビーカーに乗ってね。”
と 分かっても分からなくても良いから伝えてもらえませんか?」
と頼みました。

しばらくすると スーパーに着くと自分でベビーカーに乗るようになったそうです。
その後もママチャリの後ろや前かごに自分でよじ登っていました。
「自転車に乗せるのが大変ということはありませんでした。いつも自分で乗ってくれました。」
ということでした。

些細なことですが その場面を自分でコントロールしているのです。
小さな積み重ねがその後につながっていきます。

自分の人生をコントロールしているという感覚は「自立心と責任感」で正にアドラー心理学の育児の目標としているものです。

勇気づけの実践は 楽観主義の4つの要素を育てると思います。

2016年2月5日金曜日

アドラー心理学 Eテレ

暦の上で 春になりました!

お変わりなくお過ごしでしょうか?

毎日何かしら小さな出来事、うれしい出来事、失敗などがあります。

最近日本でもアドラー心理学が認知されてきました。
「自己啓発」としてだそうです。

NHKのEテレでも アドラー心理学の番組が放送されたとのことです。

アルフレッド・アドラー博士は
「精神病理は防げる!」
と 親や教師への教育に力を入れました。

「目の前に問題のある子どもがいたら 親や教師が対応の方法を学ぶべきだ!!!」
と。

私は元教師でもあり、この言葉に強い衝撃を受けました。
「生徒指導」
という言葉があります。

これは問題を起こさないように、あるいは問題を呈している生徒を
「適切と思われる方向へ指導する」
という意味です。
けれどまず大人である自分が対応を学ぶって!?
と・・・。

私がアドラー心理学に出会ったのは20年以上前、1994年です。
当時の私は うつ症状で苦しんでいました。

色々な場面で 
「自分の気持ちに沿って 決定してこなかったことの結末」
がうつ症状になったのだと理解できるようになりました。

「勇気づけの対応」という行動の指針を知って
「勇気づけの対応」をひたすら実践し続けました。

1996年以来「勇気づけセミナー」を続けてきました。
アドラー心理大学院では セミナーを行って レポートを出すという単位もありました。
もちろん!!!Aを頂きました!

「勇気づけの対応」
先生方や若いお母さん、これからお母さんになられる方々に知って頂きたいと思います。

育児が楽になります!
楽しくなります!

実践を始めた時 中2と小4だった息子たちは 35才、31才です。
彼らの家族、彼女に対しても実践しています。

孫たちに対しても。

長男の奥さんも 孫たちが幼稚園に入る前からセミナーを受講してくれています。
今も日曜コースに参加してくれています。
子ども達、夫(つまり私の長男)、職場等での人間関係に応用できているそうです。

私がうつ症状で出会った「勇気づけの対応」が 3世代につながってきました。

「ありがとう。」
と言う事も おおきな勇気づけです。