2011年8月25日木曜日

女性就労支援ボランティア

松戸市女性センター「ゆうまつど」の2階に女性の為の就労支援コーナーがあります。

毎週火曜日と木曜日にボランティアが担当しています。昨年半年前後に渡って担当になる為の講座を受けました。

今年晴れて市長の委嘱状を頂き、コーナーに入れることになったのですが 他のボランティアや仕事で入る機会がありませんでした。

きょう初めて日程が合い、入ることになりました。

また いろいろ学ばせて頂くことがありそうです。

2011年8月24日水曜日

嫌いだった算数を1時間!!!

R君の家庭教師の日でした。

コンパスで円をうまく描けなくて 苦労していました。
「教科書に描き方が載っているんじゃないの?」
と声をかけ 開いてみました。
「手首をねじってって書いてあるわよ!」
と言うと再挑戦!!!
見事にきれいな円が描けました。
うれしくて いくつも円を描くR君、ニコニコ顔です。

次に「直径8cmの円を書く」時の考える順序、半径4cmのボールが縦に3個横に2個入っている時の箱の長さを求める問題を終えました。
すると
「あまりのある割り算の問題もやる、5問出して。」
とR君から声がかかりました。
「今日、何をやったか いつものノートに書いてね。お父さんやおばあちゃんが見るから。この後はパソコンで漢字の書き順をやりたい。」
・・・
R君の言葉にうれし涙が出ました。

「勇気づけの対応」だけで接してきました。
R君が本来持っている力が出て来ているのを感じます。

2011年8月23日火曜日

暑気払い!!!

ある会の暑気払い(昼食)に出かけました。

メンバーは 60代、70代、80代の女性合計9人でした。
「近況報告」がそれぞれの方からあったのですが 皆さん、とてもお元気でした。

「忘れない内に すぐに処理する!」
「体を動かす!人間は 動く物、動物だからね!」
など 先輩の方々のお話は 健康を維持していく参考になりました。

2011年8月22日月曜日

倒れるまで 頑張ります!

86才の母がショートステイから自宅に戻ると 介護をするのは89才の父です。

「倒れるまで 頑張ります!」
と言っていた89才の父が
「もう限界です。」
と 介護保険の申請を提出することができました。

半年以上 あちらこちらへお願いしたり、老人介護施設で働いておられた方やケアマネージャーとして働いて来られた方々からいろいろ教えて頂いたりしました。

あるケアマネージャーさんから
「介護保険で非該当になっても 支援を得る方法がある。」
と教えて頂きました。
父の住む地域のセンターに問い合わせてみると
「89才という年齢から まずは介護保険の申請をすることから始める。」
とのことでした。

24時間一緒に生活すると 車椅子の母を父がどのように世話をしているのかが良く見えます。

倒れる前に何らかの援助を受けることで 出来るだけ長く自立した状態の父であって欲しいと思ってきました。

申請への半年の道のりを通して 人を援助することの難しさを学びました。

2011年8月17日水曜日

語源・・・若い燕

一昨日の懇親会会場の下見を兼ねて飲食中のことです。
「若い燕の語源は何だろう?」
とおっしゃった方がありました。

昨日ネットで検索すると 出て来ました。
「平塚らいてう」 クリックすると飛びます。

勉強になりました。

2011年8月16日火曜日

不登校親子応援ねっと

千葉県東葛地域の不登校の親子を支援する「不登校親子応援ねっと」というグループの方々に昨年秋に出会いました。

今年は「松戸市男女共同参画推進グループ:ファミリーサポート・勇気づけ」との共催で10月にイベントを行うことになりました。

昨日はその打ち合わせとイベントの後の懇親会の場所を探しに 街を徘徊・・・。

親の立場で不登校の親子を支援されている方々と出会え、微力ながらお手伝いさせて頂く機会が拡がりました。

2011年8月15日月曜日

後悔癖対策!!!

後悔癖をなんとかしたい、という友人に出した私の返信メールの一部です。

後悔癖対策です。

1.過去に同じような経験をされたことが無いか 時間をかけて思いだして下さいますか?あるはずなのです。
2.子どものころの一番古い記憶を探って下さい。
3.子どもの時のその後悔を 大人である今の自分はどう肯定的に処理するかを考えます。
4.これを 今の問題に当てはめて考えます。

後悔癖が改善されていないようでしたら

5.今度お会いした時に EMDRセラピーを受けられることをお勧めします。

EMDRセラピーはとても効果があります。

あの過酷な環境の中で長年健康でおられるAさんは 本当にこころが健康な方なのだと思います。
過酷、というのは精神的に健康な方々がおられないという意味です。

別件ですが 結婚は 同僚との付き合い以上に 尊敬と協力が必要になります。同僚を助けられない人がパートナーと協力する心理的な能力は持っていない、というのがアドラー心理学の理論です。

Social Interst という言葉で説明されています。
この本に載っています。

Aさんがひとりで戦っておられること、こころから応援しております。
初めての会議で発言をお聞きし、感動したことを覚えています。

神々が ビリヤードをして 流れ星  (杉並区 林璋さん)

今朝、NHKの俳句の番組を見ていたらこの句が一席に選ばれていました。

ふと、Aさんは この神のひとりの様に思えました。全知全能の神でも 外すことがあるのです。
後悔しそうなことがあったら
「神のビリヤードだったんだわ!!!」
はどうでしょうか?

ユーモアで笑い飛ばすことも 効果があります!!!

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メールを出した後、友人のような方が多くおられることを思い出し、友人以外の方へのメッセージにもなるような気がして 一部をこそだてCafe日記に転記しました。

2011年8月14日日曜日

友人のお母さんにEMDR

モントリオールでのことです。
友人のお母さん(カナダ人)が 私に友人の愚痴を言い始めました。

お母さんはガンを患っておられ、化学療法の最中です。
愚痴を言われるお母さんに向かって お父さんがおっしゃいました。
「そんなことを言って 何の役に立つんだ!」

「お母さん、イライラされているんですね。」
と声をかけました。

「そうなのよ!私の言うこと あの子はちっとも聞かないの!」

これがきっかけでお母さんにEMDRセラピーをしました。
6回の刺激で 不快度がゼロになりました。
「すごく落ち着いたわ。ありがとう。」

お母さんがガンの治療を始められてから5年が過ぎます。
長年お付き合いさせて頂いているから可能であったと思います。

久しぶりにお会いし、セラピーを喜んで頂け うれしく思いました。

2011年8月12日金曜日

みんな同じ!!!

「子どもに怒る時は 何の意識も無く怒るから・・・」

「子どもに反論されると 親のプライドが否定されたような気になって・・・」

「反抗期で バンバン言い返してくるけど、言い方が私そっくり・・・」

ロールプレイの後の話し合いでの一部です。

皆さん、
「そうよね~~~、みんな同じよね~。」
と大きくうなずき 笑い声があがります。

子どもの役をした時と 親の役を演じた時の気持ちの落差に
また大笑いです!!!

「自分を責めないで下さいね!エネルギーは効果的に使いましょう!!!」
と 繰り返します。

ジェンダー

船橋邦子さん著の「ジェンダーがやって来た」の帯に次のようにあります。
ジェンダー:女らしさ、男らしさなど、文化的・社会的に形成される「男女の差異」をいう。生物学上の雌雄を示す「セックス」と区別される。

船橋さんから 
「アルフレッド・アドラー博士はジェンダーをどうとらえていたのですか?人は誰もが対等であり、尊敬を示す必要がある、と言っていることから 女性は家庭に、と言ったフロイトとは違うと思いますか・・・」
と聞かれたことがありました。

アドラー博士の視点を読んだことはあったのですが 自分の言葉で説明出来ませんでした。
今回、モントリオールで〝Alfred Adler's Basic Convcepts and Implications”を読みました。
アドラーがジェンダー問題に言及していたと記載されており、学び直しています。

次の文(p.22)は一世紀前に生きたアドラー博士がいかに先進的な考え方を持っていたかが分かります。
Adler completely rejected the steleotype of male dominance and considered women to be equals to men.
(アドラーは 典型的な男性支配、あるいは優位の考え方を否定し、女性は男性と対等だと考えていた・・・といった意味です。)

船橋さんの会が主催されている9月の学習会でお伝えしたいと思っています。

2011年8月11日木曜日

メルトダウン

「あの日本の地震の一週間位あとから どこからかエネルギーを感じてこのところずっとその絵を描いている。日本なんだ。エネルギーで描いているんだ。」
と モントリオールの画家の友人が言いました。

メルトダウン←クリックして頂くと飛びます。

彼の感覚はとても鋭く、観察力も優れています。

彼のお父さんの年金が振り込まれなかったので 事務所に電話をすると
「後見人の書類が出ていない。」
と言われたそうです。彼はいったん電話を切り、100才のお父さんの振りをしてかけた、とその様子を演技してくれました。

また、女性のモデルがどのように舞台で歩くのかも見せてくれたのですが
「役者をしていたの???」
と尋ねたくなるほど特長をつかんでやって見せてくれました。

面白いことに日本の「お餅」が大好きで、お土産のリクエストはお餅でした。
「噛んでいると溶けて喉をとおって行く、こんな食べ物は初めて!!!」
と 食べる度にうっとりとした顔で言うのです。

彼のようなユニークな人に出会えたのも モントリオールならではかもしれません・・・。

2011年8月10日水曜日

勇気づけのこそだて

私がアドラー心理学に基づく「勇気づけの子育て」に出会ったのは 長男が中2、二男が小4の時でした。

「子育てに行き詰っていた。」
という表現を 講座に参加された方からうかがったことがありますが 今から思うと正にそのような時でした。

私自身の問題を解決するために始めた講座でしたが 「子育て」に「自己育て」の付随効果があることも 始めてからすぐに気づきました。

二男は日本の中学の指導が合わずに ほとんど勉強しないで過ごしました。
中学の卒業と同時に私の留学についてカナダに行きました。
幸い、カナダの高校は義務教育でしたので 無試験で高校を始めることが出来ました。

もともとエレキベースを趣味で弾いていましたが モントリオールでジャズに出会いました。
アメリカで芸大を卒業して今もカリフォルニアで音楽活動をしています。

息子が10才の時から今日まで「勇気づけの対応」で接してきました。
思春期にありがちな親としてどう対応するか難しい時期があったのですが 常に勇気づけの対応の基本に従ってきました。
「勇気づけの対応」は 関係の改善ばかりでなく 子どもの才能を伸ばすという成果もあると思います。

息子のサイトです。←太字をクリックして頂くと サイトに飛びます。音楽も入っています。
ジャズがお好きな方は 聴いて下さいますか?

電話でEMDR

7月26日~8月9日(日本時間)モントリオールへ行きました。

帰る一日前に私のEMDRの練習のクライエントになって下さったギリシャ人の方(モントリオール在住)からメールを頂きました。

電話をすると 彼女の現在の生活と不安を話されました。
そこで電話でのEMDRをしました。
イメージは「暗闇と恐れ」。
否定的概念は「自分は無力だ。」
肯定的概念は「自分には能力がある。」

否定的な概念の脱感作のEMDRをしているうちに 彼女が笑い出しました。
「自分は無力だなんてどうして思いこんでいたのかしら、そんな訳ないのに!ありっこないのに!」
と・・・。

この方の初めてのEMDRは4才か5才の頃の家庭内暴力の記憶でした。
脱感作と肯定的なイメージの定着に5回の面談をしました。

ところが今回はとても短くて済みました。
彼女が「どうしてる?」とたった1文のメールを送って下さったことがこのEMDRにつながりました。

彼女と出会ったのも モントリオールの劇場の外で
「暑いですね!」
と会話を交わしたことがきっかけでした。

出会いは不思議です・・・