2011年8月12日金曜日

ジェンダー

船橋邦子さん著の「ジェンダーがやって来た」の帯に次のようにあります。
ジェンダー:女らしさ、男らしさなど、文化的・社会的に形成される「男女の差異」をいう。生物学上の雌雄を示す「セックス」と区別される。

船橋さんから 
「アルフレッド・アドラー博士はジェンダーをどうとらえていたのですか?人は誰もが対等であり、尊敬を示す必要がある、と言っていることから 女性は家庭に、と言ったフロイトとは違うと思いますか・・・」
と聞かれたことがありました。

アドラー博士の視点を読んだことはあったのですが 自分の言葉で説明出来ませんでした。
今回、モントリオールで〝Alfred Adler's Basic Convcepts and Implications”を読みました。
アドラーがジェンダー問題に言及していたと記載されており、学び直しています。

次の文(p.22)は一世紀前に生きたアドラー博士がいかに先進的な考え方を持っていたかが分かります。
Adler completely rejected the steleotype of male dominance and considered women to be equals to men.
(アドラーは 典型的な男性支配、あるいは優位の考え方を否定し、女性は男性と対等だと考えていた・・・といった意味です。)

船橋さんの会が主催されている9月の学習会でお伝えしたいと思っています。