2010年2月26日金曜日

キャッチコピー

きょうは 「キャッチコピーの作り方」の講座を受けました。

自分の知らないことを学ぶことが出来ること、そして必ず新しい出会いがあることが新しいことを「学ぶ」ことの魅力です。

生活クラブ生協で働いて居られる方、子育てのサポートを仕事に考えて居られる方、化粧品販売の方が同じグループにおられました。

講師は株式会社:グリーゼの福田 多美子先生でした。
講座の後の交流会で 先生がお一人になられた時に 今取り組んでいるキャッチコピーの相談に乗って頂きました。
「じゃあ、考えましょう!」
と おっしゃってアイデアを下さいました。

子育ての話につながり、
「勇気づけ」
の大切さを お話しました。
お子さんの話を通して 共感して頂けて うれしく思いました。

グループの方々も 関心を持ってくださいました。

「この勉強会では 自分の名刺やパンフレットを持参して 積極的につながりを作って下さいね!!!」
と主催者から連絡があったのですが どちらもまだ出来ていません・・・

2010年2月25日木曜日

Mさんの卒業

友人のM さん、第二の仕事にエステティシャンを選ばれました。
学校に通われて5ヶ月が過ぎようとしています。

卒業式まで 3週間です。
「始めの頃はね、学校に着いただけで 仕事の大半が終わった気がしたわ!」

彼女は長命の家系です。
90才代のお母さんは 今でも足腰がピンピンです!
6kmの散歩をされることもあるとか・・・。
60才を超えたばかりのMさんには まだ30年以上 元気な人生がある、ということになります。

「英語を話すことは 若い頃からの夢だったのよ。」
と 英会話のレッスンを9ヶ月前に始められました。
これも エステの学校に通いながら 週2回途切れることなく続けられています。

よく聞く「生涯現役」で日々を送るモデルのようなMさん。

エネルギッシュなMさんから 多くの方々がポジティブなエネルギーを受けています!

2010年2月23日火曜日

S君の進歩

S君と勉強を始めて1ヶ月。

掛け算九々は完全にマスターし、かかる時間は1ヶ月前の半分になりました。
4分前後かかっていたのが 大抵2分を切るようになったのです。
「1分になるまで続ける。」
と 彼。

昨日はこれに関連して 驚いたことがありました。
国語の読解の問題の中に 手偏の漢字が沢山並んでいました。
彼は縦と横に並んでいる数を数えて 2位数×2位数の計算、そして半端な部分の数を数えて
書かれている漢字の合計を出したのです。

引っかかっていた九々の問題が解決し、応用が出来るようになったのです。

今日は 実際に直方体の箱を見ながら 表面積を出す立式もしました。
「箱があると 分かりやすい。」
とS君。

子どもって自分のペースで出来ると 疲れを知らないで勉強に向かえるのですね。
「もうこんな時間?」
あっという間に時間が過ぎるのです。

S君と勉強した後は エネルギーをもらって 若返った気持ちになります。

2010年2月21日日曜日

プロの人たち

ある研修に参加しました。

そこに来ておられたのは 様々な職種のプロの方達でした。
「10年間 エステティシャンとして働いてきた。」
「10年間 営業をして来た。」
「10年以上 証券会社で働いてきた。」
「登記の仕事を長年している・・・。」
などなど・・・

みなさんが 仕事を通して人の役に立ちたい、自分の生涯の仕事としてやって行きたい、と語っておられました。

自分の利益は生活のために必要ですが それと同じかそれ以上に 自分の仕事で 誰かがしあわせになって欲しい、との気持ちを持っておられる方達でした。

いい時間を過ごさせて頂いた、という気持ちが残りました。 

2010年2月19日金曜日

3×0=3 じゃん!!!

ある所で出会った10才の少年の言葉です。
「3×0=3 じゃん。」
「4×0=4 でしょう?」
「5×0=5、違うの?」

彼は×0 の意味を理解していないようでした。

「算数わかる教え方」
という本の中に ×0 を理解させる説明があります。 
今から30年以上も前に読んだ本ですが ふと本の内容が脳裏に浮かびました。

3輪車のタイヤの数を問います。
もちろん子どもは 理解できます。

次に 3輪車が3台あった時の タイヤの数を問います。
そして 立式を問います。

2台、1台 と減らしていって 0台の時のタイヤの数を問います。
0台と 子どもから答えを得たら 立式。
もう間違えません。

次に会った時に同じように質問すると

「3×0=0じゃん!きまってるでしょ!」

時々彼のことを思い出します。

2010年2月17日水曜日

僕 試したんだ!

10才のS君との勉強の時間は 私にとって大きな楽しみの時間です。
彼が苦手だった学習の内容を克服していく度に見せてくれる笑顔が 私をしあわせな気持ちにしてくれます。

そんな彼ですがいつもとは異なる行動をしたことが2回ほどありました。

「どうして あの時 ~したの?」
と 3週間ほどしてS君に尋ねてみました。

「先生が どう言うかなぁと思って・・・。」
と答えました。
「ふぅ~~~ん、で どうだった?当たってた」
「うん、当たってた。」

「じゃあ、この時は?」
と 別の出来事の私の反応を聞くと
「予想と違ってた。」

「そうなのね。試してるの?」
「そう、試してるの。」
と またまたニヤニヤして答えます。

彼は隠しておけると思っていたことが 見破られた、と思うと この反応を見せます。
「読まれてる!!!」
と言いながら。

「そう。でも 学校で○○先生は試さない。恐そうだから。△△先生も試した。」

そういえば 私が勇気づけを学び始めた頃、長男が
「お母さんが どう言うか試したんだ。本当に 勇気づけを勉強してるのかどうか。」
と 言ったことがありました。

S君も教師を試して 反応を確かめているようです。

2010年2月16日火曜日

プータローだったよね

月日の経つのは 本当に早い!!!ですね。

「お母さん、オレ アメリカでやっていけるかなぁ?」
と 出発前に不安を語っていた二男。

あっという間に4年が過ぎ 5月末に卒業を迎えます。

息子は中学卒業と同時にカナダへ行きました。
中学では全く勉強をしない生徒でした。
先生方の指導に反発して
「あしたから 学校、行かないから。」
と 2度か3度 長期欠席したこともあります。
不登校です。


「日本にいたら オレ、プータローだったよね。」
モントリオールに居た頃 時折思い出したように言っていました。

モントリオールでは 高校の卒業は州の試験を受けます。
試験の採点は学校の先生がするのではなく 州政府の担当者が行います。
「下駄を履かせる。」
ということはありません。

中学時代殆ど勉強らしい勉強をしなかった息子が 高校の各教科を英語で学んで 州の高校卒業試験に受かったということに 私は教師、心理セラピストとして 大きな関心を持っています。

能力があるのに 意欲的になれない!
こういう児童、生徒は 息子だけではないからです。

私がカナダに留学する時、息子は
「一緒にカナダへ行きたい。」
と自分でカナダで高校に行くことを決めました。

息子はカナダに留学中に自分が好きなことを見つけ その勉強をしています。
けれど 日本の中で意欲的に勉強を続けることが出来る環境があるべきではないか!と思うのです。

子ども、生徒が意欲を失っているとしたら 勇気をくじかれているのです。
今の私たち大人が すぐしなければならないことは「勇気づけ」の対応です。

昨日 一緒に勉強しているS君のお母さんから
「Sはこのところ 意欲的になっています。」
という内容のメールを頂きました。

子どもの年齢が低いほど 「勇気付け」の効果が早く現われます。

勇気づけの対応を始めた時に 子どもがティーンになっていたとしても 10年、15年という長い目で見ると 自立心と責任感のある青年に成長したお子さんを見ることが出来ます。

これは 私自身の子育てばかりでなく 16年前 私の初めての講座を受けてくださったMさんの3人のお子さん、不登校を乗り越えて成人された他の方々の例を見ても 言えることです。

子どもに
「変わって欲しい。」
と思ったら お母さん、先生など大人が対応を変えることが 子どもの態度、行動を変える近道なのです。

2010年2月15日月曜日

電話コンサルテーション

日本EMDR学会の会員になり、4月から始まる 電話コンサルテーションを受けることになりました。

国際EMDR協会の認定セラピストになるためには国際EMDR協会のトレーナーのコンサルテーションを受けることが義務づけられています。

カナダのトレーナーがコンサルテーションをして下さる、とグループコンサルテーションの連絡を下さったのですが 時差が問題になります。前回 トレーニングのコンサルテーションを受けたときは日本時間で午前3時からでした。

「夜中で眠いでしょうから 途中で居眠りしてもOKなように IKUKOを一番初めの報告者にしてあげるわ。」

と言って頂きましたが・・・。

日本で日本国際EMDR協会のトレーナーの資格をお持ちの先生は多くないので グループに入れて頂けないか・・・と願っていたのです。

受講許可の連絡を頂き、受講料を振り込んで ほっと一息つきました。

うつ、不登校、引きこもり、パニック障害、統合失調症など様々な症状に効果があります。話すことの苦手な方、話したくないけれど 症状を改善したい方にもお勧めできます。

2010年2月14日日曜日

巻き寿司

アメリカ人の友人と食事をすることになり 手巻き寿司をご馳走したことがありました。

お寿司はアメリカでも人気があることから 彼女に巻き寿司の作り方をお教えすることになりました。
「買い物をするところから始めたい。」
との 彼女の希望で まず魚屋さんに行きました。
「おまけだよ!おまけ!」
と威勢の良いおじさんたちの声に
「何ていってるの?オークションみたいだけど。」
と 彼女。
「安くする、って言ってるの。おまけ!」
と伝えると 彼女も
「おまけ!」
と 日本語でおじさんに言いました。
おじさんは 100円引いて マジックで価格を書いてくださいました。

お米をとぎ、30分時間を置き、スイッチを入れる。
合わせ酢を作る。材料を準備する。
作業を全部彼女にしてもらい、ご飯が炊けた後 巻き寿司を作りました。
もう1本、もう1本と 合計4本の巻き寿司を彼女が作りました。
「これでアメリカに帰っても自分で作れると思うわ。分からなかったら スカイプで教えてね。」
「この技術は いいお土産になると思うわ。だって日本人の友達から 直接習ったのよ!!!」

ワイン、巻き寿司、サラダ、刺身、での食事の後 紅茶とケーキ。
彼女の文化との混合の食事でした。

心が変われば 文化も変わる?

2010年2月13日土曜日

新月の願い

縁あって「13の月の暦」を教えておられる方と知り合いました。

「新月の願い」というものがあることを 教えて頂きました。

「勇気づけ」と共通点があり、興味深くお話を伺いました。
私が気づいた共通なところは 次の部分です。

新月の願いの書き方
・願いは 肯定文で書く。

勇気づけの話し方
・肯定的に 話そう。否定的な表現を 肯定的にしてみよう。

新月の願いの書き方
・他者の行動や考えを変えるための願い事は叶わない。

勇気づけの話し方
・他者は変えられないが 自分は変えられる。

参考のために、2月の新月は14日です。

2010年2月12日金曜日

体が変われば 心が変わる・・・

またまた ジムに貼ってある標語です。

「体が変われば 心がかわる。心が変われば 行動が変わる。行動が変われば 毎日が変わる。毎日が変われば 人生が変わる。」
と あります。

運動しながら 考えました。
心理カウンセリングに当てはめると どうなるか、と。

「まず来るのは 考え、それに続いて 行動ですね。カウンセリングを受けよう、あるいは勇気づけの講座を受けよう、と考え、行動します。行動すると 心が変わってきます。心が変われば 毎日が変わります。 毎日が変われば 人生が変わります。」

プラスの方向へ、肯定的な方向へ向かう考え、そして行動を起こすためには「勇気」が必要です。
他者が与えられる勇気は 限られています。
勇気はその人自身の中に 幼いころからつちかわれていくものです。

誰との関係にも 肯定的に向き合えたら 人生が変わりますね。

2010年2月8日月曜日

レストランで

昨日エステの練習台になった後、レストランへ行きました。

ショーケースに入っているおかずを 自分で選んでお皿に盛ってもらい、レジでお金を払うときに飲み物を注文する、というセルフサービスのお店です。

順番待ちをしていると 後に西洋人の方が並びました。目が合ったので モントリオールでは バスの中、スーパーの中、どこででも一声かけ合うことが日常だったことを思い出しながら
「ごきげんいかがですか?」
と声をかけました。

彼女は
「英語、話すのですか?良かった。このレストラン、どうやって注文するの?」
と・・・。

説明するうちに 店員さんに
「何名様ですか?」
と聞かれたので 彼女に
「一緒に食事しますか?」
と 尋ねました。
「是非。」
との ことだったので 食事をしながら話をしました。
彼女は ドイツ人で3週間の予定で仕事で日本へ来ているとのこと。
「ドイツでは携帯は高くて 一般化していないが 東京では誰もが持っていて驚いた。日本は とても安全な気がしている。お箸の持ち方が変だと思うから 子どもっぽい、と思われるんじゃないかと思う。」など彼女のお話を伺いました。お箸に関しては
「あなたが日本の文化を学ぼうという姿勢に敬意を持っても 子どもっぽいと思ったりはしないわ。」
と伝えると にっこりされました。

スカイプで英語のレッスンを続けて居られるMさんにとっても 良い練習の機会だったそうです。

2010年2月7日日曜日

エステ

きょうは かの有名な佐伯チズさんの学校の実習室で エステの練習台になるという 新たな体験をしました。

友人のMさんは 定年退職後の人生をエステシャンとして送ろうと学校に通い始めて5ヶ月目です。
エステの練習は出来るだけ多くした方が良い、とのことで 実際のエステのベットやスチームのある学校に一緒に行って欲しい、と頼まれたのです。

フルコースのエステは初めてでした。
とても気持ちが良くてうとうと眠ってしまい、2時間があっという間に過ぎました。

定年退職後 若い方たちと一緒に勉強し、2時間もの内容の手順を記憶されているMさんに感動しました。

2010年2月5日金曜日

S君の進歩

S君と勉強を始めて 13回目の今日、九九の三角計算が2分を切りました。

「やったぁ!2分を切った~~~。」
と嬉しそうなS君。

割り算を早く正確にするためには 掛け算、足し算、引き算を早く正確にする必要があります。
毎日歯を磨くように 漢字、計算、読解の学習を続けていると 知らず知らずのうちに力が付きます。

これと同じように私達大人が「勇気づけの対応」を毎日練習していると 気分や感情で子どもに対応することが 少なくなります。「この大人は 気分や感情に流されて自分に接することは無い。」と 子どもの信頼を得ると 子どもは心を開いてくれます。大人にとっては 子どもとの関係がとても楽に 楽しくなります。

私は毎日駅までS君を見送るのですが きょうは彼は
「一人で駅に行きたい。」
とのことでした。
「そう、分かったわ。私は駅に用事があるから 一緒に出るけれど お互いに知らないふりをしましょう。」
と提案して 駅までの5分ほどの道のりを離れて歩きました。
すると 駅の改札口近くになると S君は私に近づき顔を見ました。
「あら、S君じゃないの。どうしたの?」
と声をかけると s君はニンマリと笑って改札へ入って行きました。

無事に家に帰ってね・・・。

2010年2月4日木曜日

母の1ヶ月後

85才の母が 1月5日に自宅の居間で転び 腰を打って明日で1ヶ月です。

久しぶりに電話して様子を聞いてみました。
「腰を打った所はまだ痛いけれど 骨を折らなかったから 神様に感謝しているの。痛い思いはしたんだけれど。ヘルパーさん?毎日来て頂いて お料理とお掃除してもらっています。ありがたいと思っております。リハビリもちゃんと通っています。」

母が思うように動けなくなったここ数年、88才の父が 掃除をするようになっていました。
外まわりの仕事も全て父がしている上に 家の中のこともしていたのです。
「体の安全の為に お願いすることが必要なのよ。これまでしていた外の仕事に加えて 家の中のことまでは 年齢から考えてもとてもきついはず。」
というと それまでは 頑なに
「掃除は自分がやらなけらばならない。」
と言っていた父が ようやくヘルパーさんにお願いすることを 承諾したのです。

父は庭木の手入れをして下さる方を ヘルパーさんに紹介して頂いた、と喜んでおりました。

お世話になっているケア・マネージャーさん、ヘルパーさん、巣南リハビリセンターの職員の皆様 ありがとうございます。

2010年2月1日月曜日

忍ぶれど・・・

「忍ぶれど 色にいでにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」
百人一首の中のひとつ、平 兼盛の歌です。

縁あってお墓にお参りしました。

葉山御用邸から少し先の葉山公園から歩いて25分位の所にありました。
町の重要文化財に指定されているとはいうものの 標識は無く、
知り合いの方に案内して頂かなかったら とても行き着くことは出来なかったでしょう。

私が友人に 平 兼盛のお墓のことを話すと
「男性なのに 素直に自分の恋ごころを語っていて 可愛いじゃないの?私、若いときからこの歌好きだったのよ!天気が良かったら行ってみたい。」

石原裕次郎も食べた、という肉屋さんのコロッケとパンを手に入れてから御用邸の前を通ってお墓に向かいました。
御用邸では警備の方が
「おはようございます。」
とにっこりと言ってくださいました。

百人一首のカルタは手にしたことがあっても その作者のお墓にお参りしたことは初めてで 百人一首が前よりも身近に感じられるような気がしました。

挨拶を下さった御用邸の警備の方、気持ちよく案内してくださった方々、海を見ながら食べた美味しいコロッケパンのおかげでしあわせな一日でした。