2016年12月12日月曜日

安心しました!

昨日、12月11日(日)は 朝から午後5時まで ソマティック・エクスペリエンスのワークショップに参加しました。

全員(神奈川、東京、千葉在住)が3年間のソマティック・エクスペリエンスのトレーニングの仲間です。

精神科病棟で働いておられる看護師さん、精神科のお医者さんもおられるので とても勉強になります。

面白かったのは まずお母さん、大人、周りが落ち着いて欲しい!という例えでした。
「酸素マスクをつけるのは まずお母さん!」

勇気づけセミナーで お伝えしていることと重なります。

「まずはお母さんがご自身を安定させましょう!」

セミナーで
「自分を勇気づける!」
は これまで終わり近くに行っていました。

我孫子の青空の会さんでのセミナーでは
真ん中あたりに入れようと思っていました。

やはり、そうしよう!
まずは 自分に勇気づけ!
ですね。

そう言えば 私が勇気づけを実践したのは
私自身が生きる気力が無かったからでした!


2016年12月4日日曜日

勇気づけセミナー:日曜コース

午前中は 勇気づけセミナー:日曜コースでした。

10時少し前に 先月参加された 酒井さん(仮名)から電話を頂きました。
「参加しても良いですか?」
と。

中学生の息子さんの不登校でご心配されているとのことでした。

参加されている方々の多くは 何らかの課題を持っておられます。
「自分一人ではない」
「自分が対応を変えただけで お子さんが動き出された方々がおられる」
と 悩みや気持ちを共有できます。

参加される方のお気持ちの状態もおありになると思います。
そう言えば 私が22年前に受講生としてセミナーに参加していた時は
うつ症状のどん底でした。

「家事をやる気力が無くて 中学生の息子にバイト代を支払ってやってもらっています。」
と発言したことがあります。
当時は 茨城県に住んでいました。
都内のセミナー会場まで ようやく足を運んでいました。
ネットの乗換案内も無い時代に!!!

苦しいかもしれないけれど
大変かもしれないけれど

お子さんも苦しい思いをされています。
お子さんに「安全で安心できる居場所」を提供するために
勇気づけセミナーで 対応を一緒に学んでみませんか?


今日の内容は「肯定的な見方」でした。
ご自身が肯定的に見ることに難しさを感じておられるものを出して頂き、それを肯定的に見るというエクササイズを行いました。

①夫婦の考え方が違う
②一仕事、一片付けが苦手
③一つの仕事しか手をつけられない
が3人の方から出されました。

他の方々から どのように肯定的に見ることができるかを言って頂きました。
他の方々からの見方を聞かれて 出された3人の方は
「うれしい。」
「ほっとした。」
のような気持ちをおっしゃっていました。



2016年12月3日土曜日

間違いを笑えた!!!

きょうは 土曜日、久しぶりに孫ふたり(小1、小3)と勉強しました。

「何からやる?」
と問うと 自分で何から始めるかを決めます。

きょうの勉強で印象に残ったのは 小3(男)が 自分の間違いを笑えたことでした。

ひらがなで書かれた言葉を 漢字と送りがなをつけるという問題の出来なかったものを直している時のことです。

「拾う」という字の後に 「消す」を書こうとして 手偏で書き始めました。

黙って見ていると
「あっ、手偏書いちゃった!」
と笑いました。
※ここで すぐに「違うよ!」のような声をかけないでいられた自分を勇気づけます!
 自分の子どもを育てていた時には  すぐに声をかけていた私!です。

「良いねぇ!間違いを笑えて!!!
そうよ、間違いを笑えばいいのよ!!!」

①すらすらと書けない漢字は すぐパスし、ひらがなを書く

※ここで 一生懸命思い出そうとしそうでした。
 すぐに書けないということは 神経に到達していないから
 時間をかけて思い出さなくてOK。
 パス、パス、パス。
 そして 調べる!

②最後まで問題をやったら 書けなかった字を調べる
 ここで 孫は
 「学校で3回書いている」
 と、自分で3回ずつ書いていました。
③書けなかった字を 調べ終わったら 再度、その字だけを書きました。
④ここでも すぐに書けなかったらパスします。
⑤2回目に書けなかった字は 1つに減っていました。

この間、
「漢字を忘れていても 送り仮名が何かを 覚えてるのね!!!」
と勇気づけ!

また、ゲーム感覚で
「はい、次!」
「OK!」

という言葉をかけながら 笑いで終えることが出来ました。

「勉強には 出来た!うれしい!」
という肯定的な感情は持つ。

「間違った、忘れた、知らない、出来なかった」
には 感情を入れないこと。

楽しく、遊びで!!!





2016年12月2日金曜日

セルフケアのご紹介です

落ち込んだ時に効果のある ソマティック・エクスペリエンスのセルフケアです。

色々な考えが浮かんできたら 自然界に目を向けて下さいますか?
紅葉、空、川などです。
①ぼんやりと見たり どの色が好きかと見ます。
3つ好きな物を言って ②次に身体を感じてみます。
どこが どんな感じかです。
③次に また何か目に入るものを見ます。

①から③まで行ったら また①から③を繰り返します。
もう一度 ①から③を行います。

身体で感じる感覚が変化していきます。

※外に居なくても 部屋の中でも出来ます。
 自然のものが無くても 好きな色、目に入るもの何でもOKです。

2016年11月27日日曜日

26日(土) ちょっとハードで ハッピーな1日

①午前9時30分~12時 @大手町

船曳康子先生の講演会
「発達障害の特性別評価法(MSPA)の理解と活用」
に行ってきました。
「発達障害の人はバラツキが多いとは言えるが
 バラツキが多いから発達障害とは言えない」
「得意分野を自己肯定感につなげる」
「叱られると自己評価が下がっていく」
「2~3年見守ると 発達と言わなくても良いレベルになる」
「認知が機能していればOK、他の部分はやり過ごしましょう」
等「勇気づけ」でお伝えしていることと共通の部分もありました!

②午後1時30分~3時45分  @亀戸

江東の不登校・登校拒否を考える会 のびるの会 さんで 
勇気づけ実践セミナー

③午後6時~9時  @御茶ノ水

東京EMDR勉強会:解離のケースコンサルテーションでした。

開場の30分前位に待っておられた若い男性、なんとグループコンサルテーションで画面でお目にかかっている方でした。(勉強の為に陪席させて頂いています。)
ネットでお目にかかっていて 実際に初めてお会いしたことは初めてでした!

数年間に渡るうつ症状を体験した肯定的な側面は
年を重ねれば重ねるほど増えてきます。

①の船曳康子先生は とても素敵な方でした。
知り合いの就労支援者の方にもお会いできました。

②勇気づけ実践セミナーの輪が広がっています。
若いお母さん達にお会いできます。

③日本中の方々、時には海外の方々との出会いがあります。
私の半分くらいの年齢の若い方々と 同じテーマで学べます!



2016年11月24日木曜日

信じられてない!

「ずっと何だかもやもやしていたんだけど
やっと分かった。
信じられていないって感じてたんだ。」

お子さんの言葉です。

お子さんの保護者の方に
「目の前のお子さんを 受け止めて下さい。
お子さんがしたいと思われることは
出来る範囲で 出来る限り応援してあげてください。」

「~したいという気持ちがあることは 素晴らしいエネルギーをお持ちなのです!」

とお伝えしました。

また
「過去のことには 触れないでください。
過去は変えられないからです。」
とも。

「昨日も過去ですか?」
と ご質問を頂きました。

今よりも 以前は過去ですね!




2016年11月8日火曜日

アドラー心理学は 実践の心理学

アドラー心理学は実践の心理学です。
「本を読みました。読んでいる時は 気持ちよかったのですが、何も覚えていません。」
とおっしゃった方がありました。

また、
「頭では 分かっているんです。でも小言を言わない事、子どもの課題だって口を出さないでいるということが出来ないんです!!!」

本を読む時には「大脳新皮質」を使っています。
実践するときには「大脳辺縁系」と「脳幹」を使います。

知識を身体、神経に落とし込むには ひたすら実践なのです。

スイミングを同じです。
コーチの説明を聞き、神経、身体に落とし込むにはひたすら練習・・・。
必ず泳げる日が来るように 実践続けると 考えと気持ちと言動が一致する日が来ます!

簡単な理論を一つずつ実践することが 自分を、家族関係を そしてあなたの人生を変えます!

2016年11月7日月曜日

my トラウマ:筑前煮

パルシステムを利用しています。
週に1回、食材、お菓子、生活用品が配達されます。
スーパーがやや遠く、車を持たない私の家族には パルシステムさんは ライフラインです。

和食が好きなのですが 調理する気持ちが失せたまま何年も経過していました。
食べたい、と思って食材を注文したことは 何度もありました。
けれど 作る気持ちになれず 誰かに差し上げたり、痛むまで保存したり・・・。

きょうは、身体が動きました。

やはりマイナスの記憶のネットワークが動き出しました。

プラスの記憶は 二男の言葉です。
「俺は おいしいと思っていたよ!」
ただ、二男の言葉はマイナスの記憶よりも ずっと後に聞いたのです。

自己肯定感はでてきました。
「おいしいじゃないの!」
「よく頑張っていたよね!いろいろあったけど!」
と・・・。

トラウマから解放されつつあるかな~と思った筑前煮です。

2016年10月30日日曜日

トラウマからの回復

セラピーやセミナーをさせて頂く中で
とてもうれしい、幸せな瞬間があります。

クライエントさんが回復されていくことです。

・このままでは結婚できない、幸せになりたい
 ⇒ご結婚される

・お子さんが引きこもりである
 ⇒お母さんがセラピーとセミナーを受けられただけで お子さんが働かれるようになる

・重い症状で登校出来なかったお子さん
 ⇒お母さんのセミナー、お子さんのセラピー数回で症状が消え、登校できるようになる

・マイナスで思考されることが多かったクライエントさん
 ⇒セラピーの中で 肯定的な考えが浮かぶ

などなどです。

全ては必要必然だった

という言葉が入った文を読んだとき・・・

とても苦しかったのですが!!!!!!!!!!!!!
と思うのです。
1994年から つい最近まで。
ほぼ20年間ですね。

「死にたくて 歩き回りました。」
というメールの後
「引いたんじゃないですか?」
とクライエントさんに訊かれたことがあります。

「私も死にたいと思って 車のアクセル踏んだことが何度もあるので
驚かないです!」
と答えました。

そう思うと 必然必要です・・・ね。




2016年10月21日金曜日

抜毛症:また生えるから大丈夫!!!

私:ねぇ、鏡、見た?

C:見てない。こわい。また抜いちゃうんじゃないかって。

私:大丈夫!その時はまた生えてくるから。先週も 言ったけど、嫌だった?

C:ううん、嫌じゃない。

私:良かった!本当に、初めて会った時は こんなこと言えなかったものね。写真撮ろうなんて言えなかったものね。本当に写真撮っておけば良かったね!

Cさんと こんな会話ができるようになりました。

子どもの頃からの抜毛症でした。
1年半前、髪は首筋の上に 少し残っているだけでした。

Cさんの中の
「変わりたい」
という気持ちが セラピーの継続になっているのでしょう。

EMDR,ソマティック・エクスペリエンス、USPT,ブレインスポッティング
その時の状況によって トラウマを処理してきました。

抜毛は 自分のストレスを解放する為の方法だったのですね。


頭頂部も生えて来ましたね。
1年後、楽しみですね。

2016年10月19日水曜日

人一倍敏感な子

「人一倍敏感な子」     
The Highly Sensitive Child  by  Elaine  N. Aron  

エレイン N. アーロン  訳 明橋 大二氏

自閉症スペクトラム障害の特徴には当てはまらない、
アスペルガー症候群、あるいは発達障害と診断される方々に治療の中で出会います。

・コミュニケーションが取れる
・友達と楽しめる
・想像力がある

けれど 感覚が敏感で集団の騒音がつらい、一定の音がつらい・・・

感覚が敏感で 一定の食べ物の匂い、食感、味覚がつらい・・・

「アスぺ的傾向???」
それにしては コミュニケーション能力が素晴らしい!!!
友達と遊ぶことが楽しくてしかたがない!!!

The Highly Sensitive Child
に出会って納得できました。

集団の騒音が耐えられない、
教師の怒鳴りが耐えられなくて 
小1の時に教室を飛び出して 運動場をウロウロしていたR君!

彼に出会ったのは 彼が小2の時でした。
勉強と心のケアということで 家庭教師をさせて頂きました。
小6の3学期、2月が最終でした。
その間、このThe Highly Sensitive Child に当てはまる状態を
繰り返し見る事になりました。

初めてのキャンディーを手にすると

袋を破る
匂いをかぐ
口に入れる
吐き出す

という行動がしばしばありました。

私は熱が入ると声が大きく、力が入ってしまうことがあります。
「それでね・・・」
という私の声に 彼の身体がビクッとしたことがありました。

即座に
「ごめん、ごめん、大きな声、苦手だったんだよね!」
と謝りました。

彼は小3~小6まで週に1回支援級に通っていました。

小5の時だったと思いますが
「支援級を卒業しても良い」
と支援級の先生から 提案されたそうです。
けれど
「続けたい」
という彼の意志で 小6まで通いました。

今、中2です。
自分で決めた 剣道の部活を続けています。
市の大会で賞を取ったり、
道場の指導者から お母さんに
「素質があるから 道場に通わせて下さい」
と言われたり・・・。
道場は 話があってから数ヶ月して自分で行くと決め、
毎週土曜日、学校の部活の後、夜 3時間の練習に通っているそうです。

ご両親が共働きですので 世話をされてきたのは 主におばあちゃんです。
おばあちゃんは
「小学校の頃のことを思うと 今の成長が夢のようです。」
とおっしゃいます。

私は彼に「勇気づけの対応」だけで接しました。

小2の頃は 何を言っても 返事は
「うんこ!」
でした。

「何色で塗る?」
「うんこ色!」

「じゃあ、この茶色がうんこ色に近いかな?」
「嫌だよ!青にする」

どこまでも 肯定的に接しました。

彼が小4位の時だったと思います。
出来事は忘れましたが
R君が 私を怒らせようと試みたことがあります。

「R君、私を怒らせようと思ってるでしょう。
私、年よりすぎて 怒るエネルギー無いから
むだだよ!」

と言うと ニヤッと笑いました。
その後は 全くありませんでした。

おばあちゃんには ひたすら「勇気づけの実践」をお伝えしました。

「きつく注意しなきゃだめだ!!!」
と言っておられたおじいちゃんも 
徐々に対応を変えられていったそうです。

「主人とも仲良くなりました!」

勇気づけの実践を一緒に行った4年間、見せて頂いて6年間。

実践は 人生、家族を変えます!



2016年9月28日水曜日

7月以来に・・・

すっかりご無沙汰いたしました。

セラピー、セミナーに加え、研修づけでした。

7月・・・ソマティック・エクスペリエンス 上級前期の1週間宿泊研修
     EMDR東京学習会

8月・・・ブレインジム 3日間、EMDR 一日研修

9月・・・支援者の為のTFT、
    グループに行うEMDR in 熊本 
         USPT・・・著者の小栗先生の研修
    EMDR東京学習会
    ポリヴェーガル理論学習会 前半

研修ホリックでしょうか?

クライエントの方々、セミナーに参加して下さる方々に 学んだことをお伝えできるという喜びがあります。

セラピーでもセミナーでも 
ブレインジム、
TFT、
ソマティック・エクスペリエンス
を使った セルフケアをお伝えしています。

・なんだか効きそう!
・この1ヶ月落ち込みは軽かったと感じました。
・高速で運転できるようになりました。
・すっかり元の子どもです!
・家族が 何でもない会話ができるようになりました!

ご家族のこと、ご自身のことで心配、不安、イライラを持って来て下さる方々に 少しでも効率よくセラピーをさせて頂けたら・・・という思いがあります。

回復のご報告を頂くことほどうれしいことはありません!




    







2016年7月11日月曜日

レモネード

孫(小1・小3)が夕食時に来ると 
食後に自分達でレモネードを作ります。

昨夜は小3(男児)が作りました。
砂糖大さじ1を量っている時に 少し砂糖が調理台にこぼれました。
チラッと私を見る孫。
こぼしたことを指摘されるのでは???
と思っているかのようでした。

「大丈夫、大丈夫。」
との私の言葉に
うなづいて 作業を続けました。

できあがると 妹と自分の分、二つのコップに等分に分けていました。
レモネードの量が同じ高さになるように!!!
片方には氷が入ったのですが・・・。
私は 何も言いませんでした。

「おいしかった!」
と二人とも大満足でした。
­
経験の少ない子どもは 失敗もします。
失敗をとがめられないことが
次の行動への意欲につながります。

孫で実践させてもらえることをとても幸せに思っています。
何も言わないでいてくれる長男の奥さんにも とても感謝しています。

氷と液体については お絵かき算数で扱ってみたいと思いました。


2016年7月8日金曜日

七夕の願い

昨日は 久しぶりの休日でした。

22年前に 私が初めて行った「勇気づけセミナー」に参加して下さった友人とランチをしました。

友人は当時 中2、小6、小3の子どものお母さんでした。

「子どもの進路は子どもに任せる」
 を貫かれて お子さん達は 3人共それぞれの分野で働いておられます。

私の子どもも 中2と小4でした。

今はお互いの子ども達の成長を楽しみながら見守ることができています。
いつしか話題は 孫もプラスされているのですが・・・。

レストラン開店を待っていると ロビーに七夕の短冊が用意してありました。

友人と私、それぞれ願いを書きました。

私は もちろん
「勇気づけの実践が広まりますように!」
です。

「気持ちと考え」 が一致していないのに行動に移すことで 「病理」「犯罪」 につながっていきます。 

大人の押しつけは 子どもの気持ちと離れる場合があります。 

それが 度重なると病理につながっていきます。

2016年7月7日木曜日

七夕ですね

七夕ですね。

 子どもの頃 ウキウキしながら短冊に願いを書いていたことを思い出します。

 今は シンプルに 「健康」「平和」 を書きたいと思います。 毎日のように事件が報じられます。

被害者、そのご家族、お友達などの悲しみは 計り知れないものでしょう。

同時に 加害者となってしまった背景を思います。
 「勇気をくじかれやすい日本社会」 を思います。 
だからこそ 毎日 家庭、保育所、幼稚園、学校、学童という 子どもが生活する場所で支援されている方々にも「勇気づけの対応」を知って、実践して頂けたらと思います。 

子どもが成長して 加害者になってしまうことを 避けることが出来ます。

加害者となることも 病理ですから。

お母さんが、お父さんが、先生が「勇気づけ」を実践して頂けること・・・ そうですね、これが短冊に書く願いになりますね。

学童にお勤めの若い方 子ども食堂を運営されている方 若いお母さん 支援学校に勤務されている方 いろいろな方が セミナーに来て下さっています。 

セミナーを開く立場になって頂ける日が来ることを楽しみにしています。

2016年6月24日金曜日

ヘルマン・ヘッセ

先日、EMDRのコンサルテーションを受けた時のことです。
「先生は どうしてセラピーの道へ進まれたのですか?もしできたら教えて頂けますか?」
の私への問いに 答えて下さいました。

「元は中学の時に読んだ ヘッセのデミアンですね。」

「ヘッセのデミアンの冒頭の言葉が 
『私は自分の中から生まれ出ようとしたものを生きようとしたにすぎない。それがなぜこんなに困難だったのか
というものなんですよ。」

「40才を過ぎて やはり心理の方へ行こうと 大学院へ行ったんですよ。」

コンサルタントの先生を初めてお見かけしたのは 2010年、東京でのEMDRの勉強会でした。

どなたかとお話しされている様子が「信頼できる方」という印象でした。
臨床家資格は頂いたものの 継続して学ばせて頂きたいと コンサルテーションを受け続けています。

私はやはり中学の時にヘッセの「車輪の下」を読んだ記憶があります。
デミアンは記憶にありません。
読んでみようと思います。


2016年6月22日水曜日

ワークショップ オタク?

すっかりご無沙汰してしまいました。

日常の仕事(セラピー、セミナー)の他に勉強が続いていました。

610日~12日までEMDR学会で関西へ行きました。
その後 岐阜の叔父夫婦に会って戻り、次の週もブレインスポッティングの勉強会。
それに加えて ソマティック・エクスペリエンスとEMDRの個人コンサルテーションを受けました。

7月はソマティック・エクスペリエンスの3年目のトレーニングがあります。これは1週間泊まり込みです。
8月はブレインジムのワークショップを2つ受けることにしました。
9月はTFT

すっかり「ワークショップ オタク」になったかのようです。

一つのテーマ(トラウマ治療)で学び続けると 良いことがたくさんあります。
・トラウマ治療の際、いろいろな手法があるとクライエントさんの状態に対応しやすい
・出会いがある・・・参加者は文字通り日本全国からの人々です。講師やアシスタントは海外からのこともあります。
・自分の脳の活性化、認知症予防になる・・・自分が高齢者であることを忘れています!
 
最近、介護保険の納付書が来ました。 

私、高齢者なのね~!!!

と妙に感動しました。

2016年6月8日水曜日

EMDR・・・時の流れ・・・

EMDRは WHOが2013年に発行した メンタルヘルスガイダンスの中で
「クライエントさんに負担が少なく 効果がある治療法」
として推奨しています。

同じ2013年、NHKで3、4本 EMDRを紹介する番組が放映されました。

その後3年経ちました。
「病院でEMDRを勧められました。」
「医師にEMDRをやってみてはどうかと言われました。」
というお問い合わせが来るようになりました。

マスコミの力の大きさを感じました。

それ以前にネットでEMDRを知って来られた方々ももちろんおられます。
回復された方に書いて頂いたコラムです。

EMDRから生まれた ブレインスポッティング、まだそれほど知られていません。
でも いずれ広まっていくのかもしれません。

2016年6月5日日曜日

勇気づけ実践セミナー:1章

今日は 北松戸での「勇気づけ実践セミナー」でした。

1章:行動の目的 です。

・自分の感情に気づき そのレベルを測る
・自分の感情から 相手の行動の目的を推測する
・効果的な対応を取る

実践、実践ひたすら実践ですね!

と感想に書いて下さった方が 何人もありました。

本当にそうです!

2016年6月4日土曜日

USPT

知り合いの名古屋の臨床心理士さんを通して USPTというセラピーを知りました。

5月末の日曜日、研修会がありました。

「内在性解離」
子どもの頃の自分がそのまま自分の中にいるという状態のことです。

「この幼い自分を呼び出して 
外の自分の年齢まで成長させて
統合する」

それに加えて

「憑依を外す」

のがUSPTです。

成人のクライエントさんで
「私は8才のまま」
とおっしゃる方に このセラピーをしました。

「8才までは ちゃんと出来ていたから 成長したくない。」
と・・・。

この8才の子は なかなか応じてくれませんでしたが 次第に
「勝手にすれば。」
と言ってくれました。

「しぶといんです!」
とも。
この言葉は他のクライエントさんからも出てきました。

「幼い頃の自分がその時の状態で自分の中にいる」
という方は 多くおられます。

「辛さを感じないようにしてきた。」
とおっしゃる方も。

今年中には 関西でも研修会を行いたいと主催者の方が話されていました。
知り合いの方々にお伝えしたいと思っています。

2016年6月3日金曜日

松戸たのしい授業の会

新井さんからのお知らせです。

松戸・牛久たのしい授業の会
国語の授業どうしていますか。
「漢字マッキーノ」や「てん・まる読み」を
導入することによって、ある程度は国語の授業も楽しくできますが、肝心の教
材文の指導はかなり不安があるのではないでしょうか。

苦労して指導案を作って授業をしてみてもますます苦しくなるばかりというような経験をしていない
でしょうか。国語の読解が楽しくできる方法なんてないのでしょうか。
 いいえ、教師も子どもたちも、わくわくするほどに国語が好きになって、学
力もついて、読書活動に効果があるような読解の方法があります。それは、仮
説実験授業を参考に佐藤弘道さんの考案された<予想読み>の授業です。
 今回佐藤さんに講師になっていただき、みなさんでこの<予想読み>の授業
を体験する会を企画しました。佐藤さんもかなり意欲に燃えておられます。め
ったにない貴重な会ですのでたくさんの方の参加をお待ちしております。

佐藤弘道さんの紹介
仮説実験授業研究会会員。茨城県小学・中学教員。「たのしい授業 」誌に
2015年3月『読み物教材をたのしくする<予想読み>の授業』を発表し、
多くの人の支持を受ける。その後、「たのしい授業」臨時増刊号No.442
『どんどん読んで書きたくなる国語』に予想読みプランリストを加えて資料を
発表。小学校・中学校で実践者が増えている。 さらに、落語が得意で、『好
文亭梅朝師匠』と言われこちらも好評を得ており、各地でひっぱりだこである。

期日:6月4日(土)午後2時~午後6時
場所:コープみらい新松戸店2F集会室
参加費:1000円
定員:20名(〆切りは6月3日、当日参加も受け付けます。)
連絡先:新井秀樹 070-5569ー2095 
    近藤浩一 090-9398ー5814
    佐々木敏夫 029-748-5994

2016年6月1日水曜日

Facebook

「Facebook使っていないのですか?」

と2年ほど前に練馬区で行っていた
「勇気づけ実践セミナー」に参加して下さったtt方から聞かれました。

江東区の不登校支援「のびるの会」の講演会に来て下さった方が
その方とお知り合いだったのです。

勉強会、仕事で知り合った方々もFacebookを使われています。
再開してみました。
・・・
すると ワークショップで講師をされ、かつお話させて頂いた先生方の

ご活動を拝見できる
・お礼を言いたくても機会が無かった方にメッセージを送れる

という機能があることに気づきました。



2016年5月29日日曜日

勇気づけ実践セミナー3日間

26日、27日、28日の3日間連続で「勇気づけ実践セミナー」を開かせて頂きました。

昨日土曜日は 江東区のびるの会という不登校生を持つお母さん方が主な参加者でした。

どなたも不安、心配を抱えておられます。

①「感情」に気づく
②感情と交感神経の関係
③自分の感情から 相手の行動の目的を推測する
④交感神経を鎮めて ハート神経(腹側迷走神経)を優位にする
⑤自分を許す、勇気づける

を行いました。

実践を続けると 10年、20年後に効果を実感されます。

私は今、夫、子ども達、長男の奥さん、孫二人と接する時 いつも意識しています。

アドラー心理学を実践しているので 良い関係を持っていることができるのだと思います。

長男の奥さんも孫達がそれぞれ 1才、2才からセミナーに参加しています。

「前は子ども達のために実践していました。
今は 自分のために実践しています。
実母、姉、ママ友、夫、パート先での人間関係が楽になっているのを感じています。」
と 4月のセミナーで発言していました。

うれしい言葉でした!

20年後にこのようにつながったのです。

2016年5月26日木曜日

勇気づけ実践セミナー@新松戸

きょうは 幼稚園児を持っておられるお母さん方で始まったグループのセミナーでした。

10章までを2回されて 今3回目の方もおられます。

実践を重ねて行かれると お子さんがお母さんを

安全な基地

と感じておられることが伝わって来ます。

ずっと続けて実践して下さり、
一緒に成長を見守らせていただけることを
とても幸せに思っています。

実践は必ず成果になります。


2016年5月25日水曜日

継続は力・・・を実感しました

5月22日(日)友人と夫と一緒に 東海道を歩くツアーに参加、品川から川崎まで歩きました。

「明日は筋肉痛!」
と聞かされてました。

ところが 全くありませんでした。
水泳、アクアビクス、骨盤エクササイズをジムで続けているからだと思いました。

しかも22日は 歩いた後 ある学習会に参加しました。
2時間半。その後 皆さんと食事。
帰宅は23時を過ぎていました。

継続して運動を続けていることが 体力をつけるのですね。

自信がついたので 昨夜は骨盤エクササイズの前に ズンバのクラスにも出てみました。

これは ソマティックエクスペリエンスセラピーに通じるものがありました。

2016年5月17日火曜日

日本EMDR学会臨床家資格

ようやく取れました!

2009年にカナダ、オンタリオ州ロンドン市で EMDRのトレーニングを受けました。

その年11月末に帰国して以来、日本EMDR学会臨床家資格を得る手続きを ゆっくりと一つずつ行ってきました。

グループコンサルテーション、個人コンサルテーションが主なものです。
コンサルタントからの推薦状、同業者の推薦状・・・。

楽観主義の4要素が必要でした。

①楽観的な思考
②楽観的な行動 
③根気と粘り強さ
④自分の人生をコントロールしているという感覚

そして今日、5月17日に学会の事務局から連絡のメールを頂きました。
臨床家資格のリストに入れました。」

支えて下さった方々、
クライエントの皆さまに 感謝致します。

ありがとうございました。

EMDRに加えて
ブレインスポッティング(BSP)
ソマティックエクスペリエンス(SE)
ホログラフィートークを学び、セラピーに加えてきました。

先週末には エリクソニアン催眠初級のトレーニングを受けました。
催眠という言葉やイメージに抵抗がありました。

トレーニングで知ったのですが
伝統的な催眠と新しい催眠があるとのことです。

怖いものでは無いと知りました。

これからも 学び続けて 少しでも効率の良いセラピーを目指したいと思います。




2016年5月9日月曜日

勇気づけ実践セミナー:0章

昨日は 勇気づけ実践セミナー、日曜コースの0章でした。

「参加者の皆さん、いろいろな悩みを抱えておられるのに とても明るくて、私も元気を頂きました。」

「毎日が大変で 疲れ切っている状態ですが 同じような経験をされている方がたくさんおられて元気をもらいました。」

という感想を頂きました。

また
「あまり話をしない子どもとの関わり方」
についての質問には 参加者の方々が
皆さんの子どもの頃の体験や 
お子さんとの関係を話してくださいました。

グループで一緒に学ぶことの意義は このようなところにあるのだと再確認しました。

皆さん、ありがとうございました。

2016年5月8日日曜日

症状は様々ですが・・・

ほぼ同じ年齢の成人のクライエントさんが数人おられます。

改善したいとおっしゃっている症状は異なります。
パニック障害、うつ病、自傷、視線恐怖、幻聴・・・。

共通しているのは
・ものごころついた頃 家庭が安全、安心できる場所では無かったということです。

母と姑のいさかいが常にあった。

両親がいつもケンカをしていた。

母がきびしかった、父は仕事で不在だった。

父がいつも怒鳴っていたり物音を立てていた。

幼い子どもの安定感にとって 安全な場所は不可欠です。

その環境を提供できるように 大人が感情をコントロールする必要があります。

セラピーで 神経に留まっているトラウマ的記憶、感覚を処理すると
症状は少しずつ軽くなっていきます。
けれど・・・時間がかかることが多いのです。

何よりも ご本人の辛さが十年単位で続いています。







2016年5月7日土曜日

勇気づけ @モントリオール

モントリオールに居た頃 ママが日本人、パパがフランス系カナダ人の3人のお子さんに 日本語を教えていました。

最近、そのママからメールを頂きました。

「子ども達二人が学校で家を出て部屋が空いたので 週に3日だけ部屋を7才の子とそのパパに貸している。その子がおねしょをする・・・。」
にという内容でした。

7才の子のおねしょは不適切に感じますね。
対応は とてもシンプルです。

次のようにメールしました。

おねしょについては 手伝いながら後始末の仕方を教えてあげてくださいますでしょうか?
①シーツをはがす
②パジャマをぬぐ
③シャワーを浴びる
④洗濯機に入れる、洗剤を入れて、スイッチを押す
⑤ベッドメークをする

新しいシーツ、おねしょパッドをいつでも自分で変えることが出来るところに置いてあげます。
批判されないで 自分の後始末をすることによって 自立心と責任感が育ちます。

その方の3人のお子さん達は
お母さんとは日本語、
お父さんとはフランス語で会話をされていました。

ご夫婦の会話は英語でした。
つまり5人家族で いつも3つの言葉がありました。

徹底されていたので お会いする度に感動していました!
それと ご夫婦が協力して 子育てに真剣に取り組んでおられました。

海を越えて 勇気づけの対応をお伝えする機会があり、
これからが楽しみです。



2016年5月2日月曜日

心配とその後

小1の孫、幼稚園時代は朝寝坊でした。

「起こされるまで ぐっすりと眠っているので
学校に行くようになったら どうなるのか心配なんですよね~。」

とママから聞いていました。

昨日、ゆっくり会う機会がありました。

「7時にパッチリと目を開けるんですよね。驚きました。」
と。

大人が心配をしなくても
子どもは ちゃんと状況に応じて成長していくものですね。

雰囲気や態度もこれまでよりも ずっと成長が見られました。

女の子なので ソマティックエクスペリエンスの
「嫌!やめて!」
を 言う練習をしています。

身体に触られたり不快なことをされそうになったら
「やめて!」
と 大人に対しても言えるようにする為です。

性被害を避けるために必要な教育だと思います。

その後・・・
ほっぺをつねろうとする父親に
「やめて!」
と大きな声で言っていました。

2016年4月22日金曜日

勇気づけ実践セミナー:松戸市馬橋市民センター

馬橋市民センター指定管理者様の主催による
「勇気づけ実践セミナー」
0章を行いました。

「Eテレでアドラー心理学を知りました。もっと知りたいと思っていたところに市の広報で講座があることを知りました。タイムリーでした。」

「家族の役に立ちたい。」

「これからの人生の参考にしたい。」

等のきっかけのお話を聞けました。

この4月からは 0章を入れています。


  • アドラー心理学の概略
  • 多重迷走神経と感情、自己調整の仕方
をお伝えしています。

子どもに自己調整の方法を教えている英語の資料をお見せしました。
学童保育をされている若い方が
「紙芝居にして子どもに伝えたいと思います。」
とおっしゃいました。

アイデアに感動しました!

※英語の資料は グーグル、画像「self regulation」で検索すると沢山出てきます。




2016年4月21日木曜日

勇気づけ実践セミナー:新松戸

きょうは 新松戸での「勇気づけ実践セミナー」でした。

新松戸の幼稚園児をお持ちのお母さんが多く参加されているグループです。

今回からは 1章の前に序章を入れました。
アドラー心理学について、自律神経と自己調整方法についての内容です。

感情のコントロールと共に自律神経失調症予防の内容です。

前回に1章~10章まで参加された方もおられたり
お友達に誘われて来られた方、
ネットを見て参加された方がおられました。

「安全で安心できる居場所」
になるよう一緒に学んで行きたいと思います。

2016年4月19日火曜日

かわいい先生だね!

先月、小2の少年にEMDRセラピーをさせて頂きました。
今日、お母さんからメールを頂きました。

「セラピー後、気になっていた出来事が無くなりました。
生意気にも かわいい先生だねと申しておりました。」
とありました!

セラピーの効果があったこと、
小2の少年にかわいいと言ってもらえて 
しあわせな気持ちになりました!

子どもたちの脳には ショックなできごとは 大人が想像する以上にしっかり記憶に残っています。

「サイエンスポータル 児童虐待と癒されない傷」
で検索して頂くと 成人してからの影響の比較の画像が載っています。

2016年4月18日月曜日

ブレインスポッティング

ブレインスポッティング、昨年も一度セッションを受けました。

昨日はブレインスポッティングの研修がありました。
その中で デモセッションがあり、希望者の募集のメールがきました。

時々遭遇していることに関連する過去の記憶に関する感情を処理したいと思っていたところでしたので 希望してみました。

すると先着順で 一番先だったとのことで受けることができました。

ブレインスポッティングは 
1.出来事に関する話を少し
2.身体の感覚
3.その度合いを 0・・・全くない 10・・・最大にある
4.支持棒を見る位置を決める
5.支持棒を見続ける

これだけの手順で行われます。

二重同調と言って セラピストがクライエントさんの脳の処理を支えているとクライエントさんが感じることが 脳の記憶の処理に重要だと言われています。

私自身の体験では 同じ場面に出会ってみないと効果を感じることはできないようにも思いますが
頭が軽くなった気がしています。

それとブレインスポッティングで過去の体験が処理されると
「必要な試練だった」
という考えが浮かびました。

これまでは 脳の新皮質で そう思うという感じでした。
あの体験があるから 今につながっている・・・と。

けれど「必要な試練」という言葉で表現されたことはありませんでした。

午後にはブレインスポッティングの練習がありました。

私もセラピスト役、再びクライエント役をしました。
クライエントの時には
「クロールで25メートル以上泳げない。」
ことを処理してもらいました。

肩がとても軽くなった感覚がありました。

ブレインスポッティングは もともとスケート選手のセラピー中に開発されたセラピーです。
歌手、役者等のパフォーマンス向上にも効果があります。

今週のスイミングのクラスが楽しみです。


2016年4月16日土曜日

市の広報の威力・・・

4月22日(金)から 8月を除いて月に1回「勇気づけセミナー」を
松戸市馬橋市民センターで開いて頂けることになりました。

担当の方から電話を頂いて驚きました。
すでに15名の方から申し込みがあったということでした。

そう言えば一昨年、茨城県の県民大学で開催して頂いた時は 50名の申し込みでした。
やはり、公的な機関の信用性ってあるのですね。

これを思うと
「妊娠中からの勇気づけセミナー」
を公的な機関で開催して頂けないかと思ってしまいます。

「病理は防ぐことができる!」
からです。

カナダでは シングルマザー、先住民族、低所得者を中心に
子育てを心理的にサポートする講座が公的な機関の運営で行われています。

「世代間連鎖」
を防ぐためです。

2016年4月14日木曜日

ブレインスポッティング+ソマティック・エクスペリエンス

2セッション続けて行うことを希望されたクライエントさん。

はっきりとした出来事の記憶は ブレインスポッティングで、

身体に関わる出来事はソマティック・エクスペリエンスでセラピーを行いました。

「重い肩の荷が取れて 久しぶりにスッキリしました。」
と笑顔でおっしゃいました。

ブレインスポッティングの良い点は 同じカテゴリーであればいくつかの記憶が同時に処理できる点です。

クライエントさんの脳を信じて クライエントさんの脳の力に任せて 待っているのです。

記憶の中で悲しみ、怒りが処理されていく様子が 眼の光、表情、姿勢、呼吸等で感じることができます。

さらに肯定的な記憶が出てくることが多く、セラピストが何も言わなくても
クライエントさんご自身から 現在につながるそして未来へ向かう言葉を聞くことができます。

皆さん、
「不思議です。」
とおっしゃいます。


2016年4月12日火曜日

お母さんの自律神経と子どもの回復

お母さんの影響の大きさをこのところ感じています。

小5の健君が小4の11月末から不調になり 3学期は全く学校へは行けませんでした。
けれど 5年生の4月からは登校できています。

このコラムにもあるように お母さんは 学校へ行くかどうかをお子さんの気持ちに委ねられました。

また 10日の日曜のことです。
息子の家族が夫のカレーを食べに来ました。
食後、母親にまとわりつく小1と小3の孫がいました。
「安全感、安心感」がそこにあるから・・・
という印象を持ちました。

成人であっても同じです。

お子さんが チック症状、爪かみ、行き渋り、不登校、引きこもりなどなど
気になることがおありになったら

お子さんと接する時間の多い方が
ご自身が気になっておられるという 

交感神経を落ち着かせることが 必要になります。

セミナーを受けて頂くだけでも 
「イライラが激減しました!」
とおっしゃった方がありました。

難しい場合は セラピーも効果があります。

お母さん、お父さん、教師など
大人がハート神経(腹側迷走神経)で対応すると
子どもの交感神経も 落ち着いてきます。



2016年4月9日土曜日

一歩一歩の成長

「糸山メソッド絵で解く算数」を 孫が週に1問ずつ解いています。

2月の終わりには
「どっちが正解?」
と 答えを聞いてきたので
「自分で考えてごらん。」
と言ったら機嫌をそこねてしまったということがありました。

あれから1ヶ月あまり。

先週も今週も
「続きは 来週にすれば?」
という私に
「解く!」
と宣言。

そして 正解を出すまでねばるようになりました。

3月に息子一家で来た時に
息子と息子の奥さんも同じ問題を解きました。

なんと息子は 1回で正解が出せませんでした!

もしかしたら その様子を見ていた孫は自信がついたのかもしれません。

絵を描いて考えることに慣れてきたようです。

息子の奥さんに
「きょうも頑張りました!」
と報告しました。

「がんばったんだって?と言うと どや顔してました。」
と後から聞きました。

肯定的な側面を伝えることの大切さを感じました。

2016年4月7日木曜日

トラウマ記憶の5つの要素

ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングで 記憶の5つの要素を

SIBAMという言葉で習いました。

Sは Sensation  感覚
I は Image 又は Impression イメージ、又は印象
Bは Behavior  行動
Aは Affect    情緒
Mは Meaning   意味

良い記憶にも当てはまります。

トラウマ記憶にも。
記憶は神経に蓄えられているので フラッシュバックが起きると これらが同時によみがえります。

よみがえるきっかけは 様々です。

私は20年ぶりのフラッシュバックを一昨年体験しました。

息子が言った元夫に関する人の名前でした。

身体にビリビリと電流が走り
脳が20年前と同じ感覚でした。
20年前と同様に早朝覚醒も起きました。

幸いなことに短期間で終わりました。

先週のことです。
私のトラウマを知っている友人と話した後 自分の中で何がすっきりしないのかがようやく見えました。

さらに課題の分離もどう考えれば良いのか ようやく分かりました。
分かるまでに 24年かかりました。

「人としての尊厳を否定され、傷つけられた」
のだと。





2016年4月6日水曜日

EMDR 6年後 

6年前の3月初旬、友人からメールが入りました。

「とうとう息子が会社に行けなくなりました。
主人も もう辞めさせようと話しています。」

入社後、息子さんが少しずつ落ち込んで行っておられることを時々聞いていました。

「彼に私の所へ来るように伝えてください!」
と返信しました。

私は彼が小学校時代から親交があります。

来てくれた彼に EMDRの説明をしました。

「おばさん、会社辞めるなって言うんじゃないんでしょうね。」
と言う彼。

「言わないわよ。」
「落ち込むきっかけになった出来事をEMDRで処理しようと提案しているだけ。」

入って間もなく 会議で話されている内容が全く分からなかった。
居場所が無いと感じた。
自信を失った。

という記憶でした。

「おばさん、僕会社を辞めるかもしれない。そういう僕を見捨てないでください。」
と彼は帰って行きました。

翌朝
「無事に帰れましたか?」
とメールをしました。

「会社へ行ってきます。」
と返信がありました。

友人は
「狐につままれたよう!」
と。

その彼と久しぶりに会いました。

「もう大丈夫です。ストレス解消をやっていますし!」
と。

私がうつ症状だった頃 ずっと支えてくれた友人。
ご縁を感じます。


2016年4月3日日曜日

確実な変化

きょうは「勇気づけの親子関係実践セミナー」10章でした。

日曜コースで一番長く続けて下さっている方は3年近くです。
「お子さんが 自分を信頼してくれていると感じることができるようになりました。」
とおっしゃっていました。

またマイベストプロ千葉のコラム欄に載せることを快諾して下さった橋本さんも来られました。
息子さんは 順調に職場に慣れていっておられるそうです。

息子の奥さんも
「子どもばかりでなく、夫、実母、ママ友、パート先での関係に応用できてきました。」
と。

お互いの大変な時期を知っている仲間と 変化を共有できること
心のうちを伝えあうことができることは 大きいと感じました。

セミナーの後、息子のおくさんは息子との関わり方の変化を教えてくれました。

「相手の口調が強いと 恐怖を感じて頭が真っ白になり固まっていたと伝えることができるようになった。」

「説明すると すんなり終わることも多くなってきた、それが職場でも出来るようになった。」

「実母には・・・・」

などなど・・・。

彼女には 子ども達が幼児と赤ちゃんの時から実践の過程を教えてもらっています。
実際に私と子ども達だけとの関わりもあり、全員との場合もあるので その様子がとても参考になります。

2016年4月2日土曜日

今日は午前で終わりだよ!

成人の方から 完全に学校へ行けなくなった時の思い出を伺う機会がありました。

ご本人は 中学生の時、保健室登校をされていたそうです。

ある日、午前中には行けなくて
それでも 頑張ってようやく学校に行き、保健室にたどり着いたそうです。

信頼していた保健の先生の
「今日は 午前で終わりだよ!」
という言葉が突き刺さったとのこと。

それ以後学校へは完全に行けなくなったと。

いじめも体験しておられる方には
非難に聞こえたようです。

以後の苦しい日々につながることを思うと
大きな一言だったのです。

2016年4月1日金曜日

勇気づけ実践セミナー@松戸市馬橋市民センター

昨年の秋、自宅から徒歩で行ける馬橋市民センターでパソコン講座を受けました。

パソコンを使い始めて20年以上になりますが 習ったことはありません。
手探りでした。

少し習えば もっと楽に使えるはずと思っていましたが チャンスがありませんでした。

自由に質問できる日があり、疑問点がかなり解消♪♪♪
助かりました。

「何に使うのですか?」
と 馬橋市民センターで働いておられる方に質問されたことがきっかけで 
4月からセミナーを開催してくださることになりました。

子どもに限らず どのような関係でも応用可能ということで
「勇気づけ実践セミナー」
というタイトルにしました。

今、私が「勇気づけの対応」で考える必要があるのは 主に孫二人と夫です。

孫を持ったのは 人生で初めて。
日本人でない夫を持ったのも人生で初めてです。

すると 人生で初めて・・・という場面が多々あります。

夫に関しては文化が違うと 生活での行動も異なります。
どちらが正しいかではなく、どう協力していけるか・・・。

2016年3月30日水曜日

結婚しました!

「結婚しました!」
と 友人の娘さん。

彼女が中3~高2まで 英語を一緒に勉強しました。
今から20年ほど前のことです。

友人が言いました。
「娘が勉強に行き詰っている。英語を見てほしい。」

「英語なんて何十年もやっていないから無理!」
という私に 友人は
「育子さんならできる!」
と。
当時の私はうつ状態のどん底でした。

「教えることはできないけれど 一緒に勉強することならできるかもしれない、それでも良い?」
と 始めたのは中3の10月位でした。

疑問が解けた時の彼女の笑顔がうつ状態の私に元気をくれました。
誰かの役に立つことの幸せ
を感じた瞬間でした。

努力しても報われないところでエネルギーをつかうのではなく
報われるところにエネルギーを注ごうと思うきっかけになりました。

あれから20年。
とてもきれいで可愛い彼女ですが なかなか縁がなかったのです。
でも とうとう出会えたと。

とても嬉しい報告でした。
入籍はしたけれど 新居に入るのはこれからとのこと。
仕事も忙しく式や旅行は未定だそうです。
色々な形があって良いのだと感じました。

2016年3月27日日曜日

“どうでも良い”って言えました!

セラピーの練習台になってく下さっている知り合いのママの言葉です。

ママ友の集まりで 意見が違っても同意してしまう自分がいました。
そんな自分に モヤモヤしていました。

最近、あることについて
“どう思う?”
って話をふられたことがあったんです。

自然に
“私は どうでも良いって思っている。”
と言えて すっきりしました。

すると 他の人たちも 同意してくれたんです。
“そうだよね、どうでも良いよね。”
って。

良い気分で自転車をこいで帰宅しました。

そうなのですね。
シガラミから解き放たれます。

楽になっていきます。



2016年3月22日火曜日

好きなものが一つあれば!

友人からメールがありました。
「英語が好きと孫が言うけれど それで何をしようというところにつながっていない。」
とありました。

そこで返信しました。

お孫さん、好きなものがあって素晴らしいとおもいます。
英語が好き!
それで良いのではないでしょうか?
耳に心地いいかもしれない、
英語は 上下関係がないから好きとおっしゃる大学の先生がおられます。
好きで語学を勉強し、最終的にアメリカで専門分野に進まれ、
帰国して研究、先生へという方です。

好きこそものの上手なれ!
大人は ひたすら
「そうなんだね~。うれしいな~。がんばってるね~。」
と見守るだけで、十分だと思うのですが・・・。

「好きなものが一つあれば良いね。
私は欲張りなんだね。」
と 返ってきました。

「相手を傷つけないで 自分の意見を伝えることができたかな~」
と思いました。

2016年3月21日月曜日

パニック障害とブレインスポッティング

「パニック障害のメルマガでブレインスポッティングという最新のトラウマセラピーがあると知りました。」
と 新しく来られたクライエントさんがおっしゃいました。

パニック障害の症状は人によって様々です。

子ども時代の記憶(家庭、友人、学校、習い事等)が肯定的なものか
あるいはその頃に何らかの否定的な記憶になる体験があったか否かで
回復にかかる時間は大きく異なります。

20才代から50才代までの長期にわたるパニック障害の方でも
数回のEMDRとブレインスポッティングで症状がなくなり、海外旅行に行けた方がおられます。
この方の場合、家庭での記憶は肯定的なものでした。

また家庭が肯定的であっても なんらかの精神的な負担感を子ども時代に持っておられた場合もあります。それに加えて思春期以後の体験も重なっていました。
それらの記憶を処理していくと 少しずつ少しずつ軽くなっていかれました。
けれど 時間はかかりました。

子ども時代の感情的な傷つきは セラピーワークに時間がかかると
ソマティック・エクスペリエンスのテキストにもありました。

「時間に違いはあっても必ず良くなります。一緒にがんばりましょう!」
とお伝えしています。

2016年3月20日日曜日

おばあちゃんが謝るなら!

2月28日 答えを教えて ・・・孫との勉強でのことでした。

次の土曜日のこと。
「先週のことがあるので 行かないと言っています。」
とママからメールがありました。

「了解しました。来週は研修で不在ですのでお休みします。」
と返事をしました。

3月15日、ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングから帰り、孫のことを思い出した時です。

そう、彼は怒っている、それを受け入れれば良いのだとふっと考えが湧きました。
そこで 孫のママに 孫に伝えて欲しいとメールをしました。

「マー君、おはようございます。
お元気ですか?
マー君とさいごに会ったのは2月の終わりでした。
パパから おばあちゃんが言ったことでおこっていると聞きました。
私が気がつかないでマー君がおこることをいったのですね。
ごめんなさい。
マー君が おばあちゃんをゆるしてくれて また一緒に勉強できるといいなと思っています。
ゆるしてくれる気持ちになったら また来てくださいね。」

ママからメールがきました。
「今度は行くと言っています。」

そして土曜日。
がんばってお絵かき算数に取り組みました。

一段落してから
「何に怒ったのか教えてもらえない?」
と尋ねてみました。

「言わない!」
と。

「そう、じゃあ良いわ。」
で 終了しました。

良い関係を持ちたいと思ったら
自分の正しさを主張するのではなく、
相手の気持ちに沿うことだと実感しました。

ママにメールを読んでどうだったのかを聞いてみました。
「おばあちゃんが謝るなら行くよ!」
と コロッと態度が変わったそうです。

孫と私との関係だけで処理できたことも 
早期解決につながったと思いました。

2016年3月19日土曜日

ソマティック・エクスペリエンス

隔週に来られているクライエントさん。
主にソマティック・エクスペリエンスセラピーで対応させて頂いています。

ソマティック・エクスペリエンスは
イメージ、感情、考えを伺いながら 
身体の感覚を追っていきます。
感覚と同時に身体の動きがでることもあります。

一例ですが、動きが出た時、
その動きをゆっくり動かしてもらうと
「あせっていた」
気持ちで動かしていたのが
「落ち着いた気持ち」
に変化します。

すると
「何でもないことだったのだと思えてきました。」
というように 考えも変化していきます。

きょうは表情も明るくなっておられ
声の出し方がこれまでとは全く違うことに気づきました。

クライエントさんに伺うと ご自身でも気づいておられました。
「これまでは なんだか喉がつまって前に出ない感じでした。」
と。

また 感覚を伺うと
「ニュートラルです。これまでは緊張するか落ちるかだったので、こんな感覚は初めてです。
無(む)って感じ。」
と。


2016年3月17日木曜日

幻聴からの回復

2年前から1ヶ月に1回来られているクライエントさん。

一日中聞こえてくる幻聴に苦しんでおられました。

過去形になったのは

「ほとんど聞こえてこない日もあります。
忘れています。
聞こえたとしても 薄い感じです。
それに そのうち消えるだろう。
と思えます。」

とおっしゃったからです。

胎児、幼児をはじめ、成長期の子どもに
「安全で安心できる環境」
が重要だと セラピーを通して思う理由は
この方のように 後に何らかの症状で苦しい思いをされることにつながるからです。

セラピーでは 幼い頃の記憶を扱います。
セラピーが進むにつれて マスクを外して来られるようになることを始めとして
少しずつ変化されていきました。

「慣らし程度の仕事から始めます。」
と 募集に対して 電話をし、面接を受け、採用されたとも。

就労の形態をご自身で計画しておられます。

本来持っておられる力が 動き出しているという印象です。

2016年3月15日火曜日

うれしいメール!

トンネルを抜け出しました

勇気づけセミナーを受けて下さっている橋本さん(仮名)からメールを頂きました。

引きこもり状態だった20代の息子さんが動き出されたという内容でした。

お母さんが「勇気づけ」を実践されると お子さんの行動が変化するという実例です。

アドラー博士の言葉

「目の前に問題のある子ども、生徒がいたら 相手を変えようとするのではなく
親や教師が対応の方法を学ぶべきだ」

が本当だと実感します!

2016年3月14日月曜日

不安、自信がない⇒自己決定できない

養育者の過保護、過干渉が 健康なこころを育てないというアドラー心理学の理論があります。

この過程を 体験された方から伺う機会がありました。

親は子が 寒いと感じる前に 親の判断で子にコートを与える。
子は自分のニーズに気づけない。
感じることにも鈍くなる。
コートを自分の判断で着ようという行動につながらない。

これがどのような場面でもおきる。

自分で決めて行動しようという力が鈍くなっていく。
自分のニーズに気づけなくナっていく。

一人暮らしを始めた時、
「お母さんだったら ~しなさいと言うかな」
と 判断基準は 母だった。

不安、自信がない・・・。
自分がどうしたいか 全然分からなかった。
進路にあたって 動けなくなった。

この方は 回復途上におられます。



2016年3月13日日曜日

ソマティック・エクスペリエンス 

ソマティック・エクスペリエンスの中級トレーニングを終えました。
2014年夏から1年に2回、1週間の泊まり込みのトレーニングです。

2015年春に初級を終え、昨年夏に中級前期、今回は後半でした。

新しい情報をたくさん得てきました。
ブログやセミナーの中で お伝えしていきたいと思います。

トレーニングばかりでなく、受講者の方(30代後半)からも とても参考になるお話を伺えました。

「善意の過干渉の親に育てられて 自分で決めることが出来なくなってしまった。それに気づいたのは高校時代。その後、解決への旅を続けている。」
ということでした。

アドラー心理学の理論と重なっています。
詳しく教えて頂いたので 折を見て書きたいと思います。

2016年3月5日土曜日

分かる必要はない!

20代前半からの友人がいます。

知り合った当時、彼女は新婚、私は学生でした。

彼女の夫婦に対する考え方は 伝統的な日本人の価値観になじんでいた私には 理解を超えるものがありました。

けれど アドラー心理学を学んで彼女の考えを理解できるようになりました。

「人は誰もが対等である。お互いに信頼し、尊敬しあう関係を実生活でも実現するべきだ。」
ということです。

その彼女が言いました。
「人がどうしてそういうことを言うのか 分かる必要なんてないのよ。私なんて 夫と40年近く付き合っているけれど いまだに何を考えているのか分からないんだから。」

確かに!
分かったつもりでいることもありますが それは自分の理解の方法でなのですから 100%であろうはずがないのです。


2016年3月4日金曜日

パニック障害とブレインスポッティング

「パニック障害の治療方法の一つにブレインスポッティングがあるって パニック障害関連のメールできましたよ。」
とクライエントさんから伺いました。

「前回のブレインスポッティングの後、処理した内容が軽くなり、気にならなくなりました~!本当に消えたのかいろいろ試しました。怒りが湧いてこなくて、とても効果があったと思います。」
と。

効き方は 個人差が大きくあります。
健康度が高い方は 早く処理されるように感じています。

幼い頃からの傷つきが多いあるいは深い方は 時間がかかるようです。

幸せへのお手伝いをさせて頂けることが 何よりの幸せです。


2016年3月2日水曜日

アドラー心理学:実践は嘘をつかない!

ジムでアクアビクスをしている時
「練習は嘘をつかない!」
前の列におられた方の帽子にありました。

そう!
実践は嘘をつかない!
と同じね!
と心の中で思いました。

「勇気づけの対応」
を真摯に行うと 必ず自分にも効果を感じます。
そして 子ども、家族を含め周囲にその効果は広がります。

口先だけですと
一時的には効果があるように見えても
とりわけ自分の子どもや家族には
口先だけと 伝わってしまいます。

アルフレッド・アドラー博士の言葉に
「その人の言うことではなく、行動を見ろ!」
があります。

口先で甘い言葉を言っているだけなのか
その人自身が 実践しているかということです。

一朝一夕に身に付かないのは 当然です。
何十年と生きて来た自分の言動のパターン、
神経に行き渡った変更に取り組むのですから!







2016年2月29日月曜日

幻聴:忘れていることが多くなりました!

2年位前に初めて来られた時のことです。

「幻聴がいつもあります。バカ、お前なんか死んじまえ!」
という声です。

幼い頃から罵声、ため息、大きな音を聞いて育った方でした。
EMDRとブレインスポッティング、ソマティック・エクスペリエンスで1ヶ月に1回の治療を行ってきました。

今回は 新しいご報告がありました。

「仕事を始めようと 手続きをしました。そういうことが出来たことに驚いています。ダメかも知れないけれど それはそれでもいいかなと思います。」

「幻聴?ああ、ほとんど忘れています。たまに疲れると聞こえることもありますが。」

「先生のおかげです。」
   ↓
「いいえ、送って下さるお母さんと、良くなりたいというあなたと、そしてお役に立ちたいという私と、3分の一ずつですね。」

「何より、あなたが良くなりたいって思われることが一番大きな力です。」

少しずつ回復されている様子です。
本当にうれしい報告を頂きました!

2016年2月28日日曜日

カウンセリングの目的:結婚

「このままでは幸せな結婚ができません。ふつうの幸せな家庭が欲しいと思っています。」
初めてカウンセリングに来られた時のKさんの言葉でした。

いろいろなカウンセリングを試されてきたそうです。
EMDRがトラウマに効果があると聞いたとのことでした。

ご両親のケンカ、お母さんからの暴言、暴力、友達関係をはじめ多くの課題をお持ちでした。

少しずつ処理が進むうちに 誠実な男性と出会われました。

最近メールを頂きました。
「入籍して 新しい生活を始めました。」

Kさんに初めてお会いした時から 
いろいろ辛い体験をされてきているので 
幸せになって頂きたいと思って面談を続けてきました。

ご自身のトラウマ的な体験が処理されると
「トラウマを通して 周囲を見ること」
がなくなっていきます。

Kさんと同じ目的でカウンセリング、トラウマセラピーを続けておられる方は 他にもおられます。
「トラウマは 必ず処理できる」
と信じて頂くことも大きな要素です。

・仕事につけました
・仕事で休まなくなりました
・学校(高校、大学)に受かりました
・結婚しました
・夫婦関係が改善しました
・パニックが出なくなりました
・過呼吸は全く出ていません
・自傷行為はすっかりなくなりました
・・・
うれしいご報告が続きました。

これらはどれも 言葉によるカウンセリングではなく、
EMDR、ブレインスポッティング、ソマティック・エクスペリエンスでのセラピーです。

Kさん、♡♡♡ハート神経(腹側迷走神経)でご主人に接してくださいね!!!
これまで十分過ぎるほどの出来事があったのです。
必要な体験は幸せになることだけですね!

答えを教えて!

「勇気づけの対応」初めての場面は やはり考えます。

土曜日の朝は 孫(小2)と1時間ほど「勇気づけ」の実践の場です。

彼は
「あ~、答え、まだ出してなかったんだ!」
と 「絵で解く算数」に取りかかりました。

コンパスで上手に円を描きたいと コンパスの練習をした後のことです。

コンパスを使って 11倍を表す円を11個書きました。
次に 「違いは 30です」の違いを 10個の円に配分できました。

そして・・・行き詰まりました。

「教えて!」
と言ってきました。

「自分で考えられるよ。」
の私の返事に すねてしまいました。

ブレインスポッティングをしようとしましたが 拒否しました。
そして ファイル等をバックに詰め始めました。
何も言わずに 玄関へ。

途中では 口を出さずに 玄関ではいつもと同じように
「気をつけてね!」
と声をかけました。

彼のママには 電話をかけました。
「機嫌をそこねて 帰りました。何も言わないで 様子を観察してもらえますか?」
「もし もう行かないと言ったら 自分で決めて良いんだよと言ってもらえますか?」
と。

次回は どうしたものか・・・。
このような事態は 初めてに近いかも。

ただ、家庭教師をしている時には 似た場面はありました。
私が貫いたことは 「絶対に叱らない」です。

もしも叱ったら
「あんたも 普通の大人だね!」
と信頼を失うことは 明らかですから。

次の手順で やってみようと 考えています。

3章:勇気づけ
4章:聴き上手
5章:相手を傷つけないで 意見を伝えよう
10章:相談

※様子を見ていた夫が言いました。

 「君は すばらしい!!!全然動揺していないから。」
と。
イライラや怒りの感情が湧かないことを見ていたのです。

2016年2月23日火曜日

死の恐怖感

棺桶に入るまでに 一人でも多くの方に「勇気づけの実践」をお伝えしたい・・・
と「棺桶に入るまでに」という枕詞が 昨年7月以降取れました。

ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングで デモセッションを受けてからです。

デモセッションというのは 転倒のトラウマについての講義の後、
トレーニングを受けている人(40数名)の中から 転倒の経験のある人で セラピーを希望する人が
講義の一環としてのセラピー実演で クライエント役をすることです。

私を含めて、何人かの希望者がありました。
希望者からどのような転倒だったのかインストラクターにそれぞれが質問されました。
その後、希望者の中から私の例が選ばれたのです。

扱って頂いたのは 私の高校時代の記憶でした。
雪が降った後の道路を 自転車で登校する途中のことです。
滑って 転倒しました。
すると起き上がった時に 車が通りすぎました。
もう少し車が来るのが早かったら、あるいは私が転倒するのが遅かったら・・・。
通り過ぎる車の後部が目に残っていました。

これをセラピーで処理して頂いた時に 
若くして亡くなったクラスメートの記憶、
卒業後亡くなった自転車で転んだとき一緒にいた友人のことが脳裏に浮かびました。

全部「死」でした。

最近、クライエントの方が小学生低学年の時に直面された「死」の話が続きました。

何らかの形で「死」を見聞きすることになったお子さんがおられた場合、
「びっくりしたね。」
「こわかったね。」
「悲しいね。」
など お子さんの気持ちを言葉にして受け止めてあげて頂きたいと思います。

「大丈夫!」
は 大丈夫ではない言葉です。

気持ちを受け止めて ハグしてあげて頂けたらと思います。


2016年2月20日土曜日

少しずつ分かる

きょうは土曜日。
土曜の朝、小2の孫が勉強に来ます。

勉強と言っても 私の意識は
「勇気づけの対応」
のみです。

自分の子どもには丁寧に気持ちを観察できませんでした。

けれど アドラー心理学の勇気づけの実践を20年以上続けてきて
またトラウマ治療を通して 孫への対応に活かせています。

大人の皮肉、小言、叱責は 時には成人してもトラウマになって残り
自己否定につながってきます。

ですから このような言葉には 特に気をつけています。

セミナーの中でお伝えしている次の言葉は 孫との勉強から生まれました。

「まちがっても良いよ。横か上か下に書き直せば。」
「忘れても良いよ。調べれば。」
「知らなくても良いよ。調べれば分かるよ。」

きょうは 倍の考え方を
「少しずつ分かって来た。」
と孫が言いました。

「そう、どんなことでも 少しずつ分かって来るよ。どんなことでも。」
と伝えました。すると うれしそうに
「本当?」
と・・・。

=======================
孫との勉強は絵に描いて 問題を解くというものです。

あなたは妹の2倍の数のカードを持っています。
違いは 3枚です。
ではあなたは何枚カードを持っていますか?

ここで孫は「違い」という意味もよく分からなかったようでした。
私は「違い」を それほどむずかしいとは思っていませんでした。
共通理解することを確認する必要性も感じました。

2016年2月18日木曜日

アドラー心理学・勇気づけ実践セミナー

2010年5月に松戸市で初めて「勇気づけの親子関係実践セミナー」を始めました。

友人と一緒に北松戸の「不登校生の居場所 ひだまり」さんを訪問させて頂きました。

そこにひだまりで世話人をされている山本さんに出会いました。
山本さんは 不登校生、保護者の方々を支援されています。

「私、セミナーに参加します。」
と その場で言ってくださいました。

その後は 
不登校中高生の子どもをもつ親の会「青空の会(我孫子)」
で 2年続けてセミナーを開いてくださいました。

機会がある度に 「勇気づけの親子関係実践セミナー」の効果をお伝えくださっています。
そのご縁で 浦安市、江東区の不登校の親の会の方々とも出会えました。

6年目の4月から 松戸市馬橋市民センターでも開催できることになりました。

「親子関係」のタイトルは 外して行います。

嫁、姑、夫婦、親子、ママ友、ご近所、同僚、上司、部下等々 
様々な関係で応用できるため広げることにしたのです。

私自身が 「嫁姑」「孫」という新たな関係の中で実践をする中で
その効果を感じ、広くお伝えしたいと思うようになりました。

馬橋で行って頂けることになったのは 
私が 市民センターで行われたパソコン講座に参加したご縁です。

「診察券を発行して欲しいのですが、エクセルで作ってはどうですか?」
というクライエントさんの言葉に後押しされて たまたま広報で見つけた講座に参加しました。

「何に使うのですか?」
という職員の方の質問に答えたことから セミナーの内容に関心を持って頂けたのです!



2016年2月14日日曜日

つながっていくこと・・・

昨年12月、のびるの会 江東の不登校・登校拒否を考える会で「勇気づけの対応」についてお話させて頂きました。

そこにHさんが来ておられました。
「Nさん覚えておられますか?練馬での勇気づけセミナーを受けたとおっしゃっていました。またセミナーに出たいそうです。うちの子どもとHさんのお子さん、同じフリースクールなんですよ。」

Hさんに電話をしてみました。
「フェイスブックされていないんですか?友達申請したのですが。」
と・・・。

そこでフェイスブックを開いてみました。
前回書き込んだのは 2012年でした。

少し書き込みをしました。

2012年、国立女性センターのイベントに参加し、「勇気づけのワークショップ」を行いました。
その時、参加して下さった中に関西から来られていた方がありました。

「勇気づけの対応を学びたいのです。どうしたら良いですか?」
と声をかけてくださいました。
それがきっかけで その方とお友達にスカイプで 
勇気づけセミナーをさせて頂きました。
日本EMDR学会で関西に行った時には お会いして続きの章をしました。

その後連絡が途切れていました。

「フェイスブックされていないんですか?」
とNさんから声をかけて頂いたことで つながりが戻りました。

関西の方から友達申請を頂いたのです。
今年のEMDR学会は関西です。
お会いすることになりました。

また、マイベストプロ千葉に コラム欄を
「フェイスブックとつなげることができます」
とあったのですが ???で 見ないでいました。

ふと思いついてクリック・・・。
つなぐことができました。

21年前に 私が初めて勇気づけセミナーを行った時に受けて下さった方の息子さんとも・・・。

どうしてフェイスブックを開かなかったのか 思い出しました。
「勇気づけ」でつなげていきたい、共有していきたいと思ったのですが
どのような内容にするのか 見えなかったからでした!!!

今回は Nさんのおかげで見えてきました。
Nさん、ありがとうございました。



2016年2月12日金曜日

受かりました!

今年になって
「受かりました!」
と かつてのクライエントさん、現在のクライエントさんからご報告を頂くことが増えました。

経過を存じ上げているだけに うれしさが満開になります。

不登校、引きこもり、うつ症状・・・

ご家族が「勇気づけの対応」を学ばれて サポートして頂けると 回復が早まります。

何らかの理由でサポートなく、ご本人だけで頑張っておられる方もおられます。

そうそう、先日数年前にシカゴからの便で隣の席になられた方から電話を頂きました。

たまたま練馬区で行っていた勇気づけセミナーのレストランの近くにお住まいでした。
「この頃、アドラーってよく聞くので 福田さんのことを 思い出していました。私、勇気づけ念頭においています。自然の結末が衝撃でした。傘を届けないということです。」
「鍵を子どもが持って行かず、外で待っていることがあったのですが 勇気づけの対応を意識したので うるさく言わなくて済みました。知らなかったら きっとガミガミ言っていたと思います。」

練馬で発達障害の療育指導の仕事等をさせて頂いたおかげで ご縁がありました。
2月のセミナーには 練馬で受けて下さっていた方も参加して下さいました。

最近、マイベストプロ千葉にも時々書いています。
お時間がおありの時に 読んで頂けるとうれしく思います。

2016年2月11日木曜日

アドラー心理学:勇気づけの必要性

ポリヴェーガル理論では 腹側迷走神経を 社会性神経(Social nerve)と呼んでいます。
そしてこれは 幼少期に養育者によって育くまれるものだと。

アドラー心理学では 他者に対する肯定的な関心を Social interest と呼んでいます。
(日本のアドラー心理学では 共同体感覚と訳されています。)
そして これも 同じく養育者や教師の「勇気づけの対応」によって育っていきます。

トラウマ的な体験をした時は言葉にしてあげます。

「こわかったね~!」
「痛かったね~!」
「嫌だったね~!」

言語化してもらうことで 受け止めてもらっていることを実感できます。
安全感、安心感が持てます。

トラウマ的記憶には 次の要素が入っています。
その時の体験が凍結した状態でこれらの要素が保存されます。
何かの拍子に思い出すと その時の状態に戻るのが フラッシュバックです。

・映像
・身体で感じた感覚
・その時の行動
・感情
・考え


フラシュバックはくりかえし起きることもあれば 長時間忘れていて突然思い出すこともあります。

私も20年ほど前、うつ症状を体験するきっかけになる出来事がありました。
アドラー心理学の勇気づけを実践し、日本を10年近く離れていてすっかり回復したと思っていました。

ところが 2014年4月、ある出来事がありそれを思い出しました。
その単語を聞いた時に 身体にビリビリと稲妻のような感覚が走りました。
そして落ち着きを失っているのを感じました。
20年前、不眠、早朝覚醒を体験したのと同じ状態になりました。

・・・幸い一晩だけですみました。

これがフラッシュバックなのだ!!!
と実体験したのです。

ソマティック・エクスペリエンス、ブレインスポッティングのトレーニングの中では
必ず実習があります。

実習の中で自分自身のトラウマ、不快な体験を扱えます。
加えて ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングでは 自分がセッションを受けることも義務付けられています。

身体が、つまり神経が楽になって来たのを感じています。
具体的には 30代初めにメニエール氏病症候群で失っていた右耳の聴力が戻ってきました!!!

セミナーの中で 長男の奥さんを参加者の方に気軽に紹介できるようになりました。

などなどです。

2016年2月10日水曜日

アドラー心理学:勇気づけ実践セミナー

昨年12月、のびるの会(江東の不登校・登校拒否を考える会)さんで「勇気づけの対応」についてお話しさせて頂きました。

5月から「勇気づけの親子関係実践セミナー」を1章から毎月行うことになりました。

勇気づけの対応は 不登校生の保護者の方への勇気づけにもなります。
2010年、私が松戸市で初めてこのセミナーを開いた時から受けてくださっている方に書いて頂いたコラムです。

中2の息子さんが不登校になられた時にセミナーを受けて下さった方のコラムはこちらです。

この方はお姑さん、ご主人、3人のお子さんのお母さんです。
一番初めに効果が現れたのは お姑さんとの関係とのことでした。

アドラー心理学は 本を読むだけでは身につかないのですが 実践されると自分の行動が変わります。そして気づきが生まれ、考えにも変化が起きます。

本を読むだけでは身につかないのは脳の働きに関係があります。
本を読むというのは「大脳新皮質」で行います。

実践には 感情と行動が伴うので「皮質下部」を使うのです。
身につくのに時間がかかるのは 新しい行動が神経に行きつき、ふるい行動と入れ替わるにはとても長い時間がかかるからです。

以前テレビの脳の番組で 2,200時間と言っていました!!!

けれど 必ず身につきます。
そして関係に変化が起き、日々の生活が楽になります。



2016年2月7日日曜日

アドラー心理学:勇気づけセミナー

今日2月7日は 勇気づけセミナー9章「結末」をしました。

3年ほど前練馬でセミナーを受けてくださった方が 昨年12月江東区での講演会に来られた方とお知り合いで、今日は一緒に参加してくださいました。

またお一人の方は大学生の娘さんと参加してくださいました。

やはり2年以上前から継続して参加されている方が お子さんとのやりとりで「勇気づけの対応」を実践した結果娘さんが直面している課題を乗り越えることができたという話を共有してくださいました。

また、先日のEテレの「心と脳の白熱教室」の内容と勇気づけを関係づけてお伝えしました。

楽観主義の4つの要素は次の通りです。
1.ポジティブな思考
2.ポジティブな行動
3.根気と粘り強さ
4.自分の人生をコントロールしているという感覚

参加者のお一人の男性は もう1年以上続けて参加されています。
最近は男性がお二人、三人ということもありますが しばらくはその方お一人でした。
番組を見たとき、
「男性お一人でも ずっと続けて参加されている根気と粘り強さでその方を思い出しました。」
とお伝えしました。

孫が1才の頃、ベビーカーに乗せられてセミナーの会場に来て涙を流していたことがありました。
「歩きたいっていうんですが 無理やり乗せたら泣いたんです。」
とママ。
それを聞いて
「“スーパーまでは歩いて良いけれど スーパーに着いたらベビーカーに乗ってね。”
と 分かっても分からなくても良いから伝えてもらえませんか?」
と頼みました。

しばらくすると スーパーに着くと自分でベビーカーに乗るようになったそうです。
その後もママチャリの後ろや前かごに自分でよじ登っていました。
「自転車に乗せるのが大変ということはありませんでした。いつも自分で乗ってくれました。」
ということでした。

些細なことですが その場面を自分でコントロールしているのです。
小さな積み重ねがその後につながっていきます。

自分の人生をコントロールしているという感覚は「自立心と責任感」で正にアドラー心理学の育児の目標としているものです。

勇気づけの実践は 楽観主義の4つの要素を育てると思います。

2016年2月5日金曜日

アドラー心理学 Eテレ

暦の上で 春になりました!

お変わりなくお過ごしでしょうか?

毎日何かしら小さな出来事、うれしい出来事、失敗などがあります。

最近日本でもアドラー心理学が認知されてきました。
「自己啓発」としてだそうです。

NHKのEテレでも アドラー心理学の番組が放送されたとのことです。

アルフレッド・アドラー博士は
「精神病理は防げる!」
と 親や教師への教育に力を入れました。

「目の前に問題のある子どもがいたら 親や教師が対応の方法を学ぶべきだ!!!」
と。

私は元教師でもあり、この言葉に強い衝撃を受けました。
「生徒指導」
という言葉があります。

これは問題を起こさないように、あるいは問題を呈している生徒を
「適切と思われる方向へ指導する」
という意味です。
けれどまず大人である自分が対応を学ぶって!?
と・・・。

私がアドラー心理学に出会ったのは20年以上前、1994年です。
当時の私は うつ症状で苦しんでいました。

色々な場面で 
「自分の気持ちに沿って 決定してこなかったことの結末」
がうつ症状になったのだと理解できるようになりました。

「勇気づけの対応」という行動の指針を知って
「勇気づけの対応」をひたすら実践し続けました。

1996年以来「勇気づけセミナー」を続けてきました。
アドラー心理大学院では セミナーを行って レポートを出すという単位もありました。
もちろん!!!Aを頂きました!

「勇気づけの対応」
先生方や若いお母さん、これからお母さんになられる方々に知って頂きたいと思います。

育児が楽になります!
楽しくなります!

実践を始めた時 中2と小4だった息子たちは 35才、31才です。
彼らの家族、彼女に対しても実践しています。

孫たちに対しても。

長男の奥さんも 孫たちが幼稚園に入る前からセミナーを受講してくれています。
今も日曜コースに参加してくれています。
子ども達、夫(つまり私の長男)、職場等での人間関係に応用できているそうです。

私がうつ症状で出会った「勇気づけの対応」が 3世代につながってきました。

「ありがとう。」
と言う事も おおきな勇気づけです。


2016年1月11日月曜日

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。

あっという間に 11日ですね!
昨年から ブログの更新が滞るようになりました。

以前はEMDRの研修が毎月第4土曜日にありました。
最近は EMDR関連で開催される朝から夕方までの研修が ほぼ毎月のように入るようになりました。

加えて ソマティック・エクスペリエンスの宿泊トレーニング(1週間)が年に 2回、このコンサルテーションを時々受けています。

ブレインスポッティングのトレーニング、この勉強会が時々行われます。
更に ホログラフィートークというセラピーのトレーニングとフォローアップセミナー。

以上は自分のスキルアップのためですが セラピー、セミナーも入っているので
ブログを書きたいと思ったり、
クライエントさんに許可を頂いても なかなか書けないでいました。

全く時間がないのかと言えば そうではないのです!

今年は 書きたいと思った時に 忘れないうちに書くことをしていきたいと思っています。

次のところにも書いております。
「勇気づけ対応」等のご参考になることがあるかもしれません。

マイベストプロ千葉

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