2014年10月31日金曜日

船橋市公立保育園の保育士の皆さんとの研修

昨夜、船橋市の公立保育園で
「保育士の肯定的なことばかけ」
という内容で研修をさせて頂きました。

どうして声をかけて下さったのか伺ってみました。
「アドラー心理学で検索し、マイベストプロ千葉のサイトにたどり着いた」
とのことでした。

帰り道、駅まで案内して下さった保育士の方が
「自分の感情に気づくことで 自分が相手を思い通りにしたい、と思っていたことに気づきました!」
とおっしゃいました。

子どもが「不適切な行動をしている」と思った時に 最初にすることが自分の感情です。
以後は次の通りです。

①自分の感情に気づく
②子どもの行動の目的を推測する
③子どもの不適切な行動の根底には
 「居場所がほしい、分かってほしい」
 があることを理解する
④肯定的な場面で声かけをする

保育園は 子どもたちにとって
「安心、安全な場所として 大きな役割を果たします。」
とお伝えできていたら・・・と思います。


2014年10月30日木曜日

理系女性の活躍促進のために

「理系で学ぶ、理系を活かす!」
という日本大学理工学部数学科教授 平田典子さんの講演とそのあとのパネルディスカッションのイベントに行きました。

パネリストは JFEスチール株式会社研究員の中川暢子さん、千葉大学工学部助教の河井繁子さん、(株)ヒロハマ代表取締役社長の本多三郎さんでした。

本多さんの次の言葉は カウンセリングの中でクライエントの方々と共有するものと同じでした。

「好きなことを見出すことが大切です。誰にも必ずあります。」
「幸せになるために、自己実現のために志を持つことが大切です。」

利益を追求して事業をされている方から
「幸せになるために・・・」
というお話が聞けて とても感動しました。

また、理系の3人の方々は
「面白い!」
と思われたことを追求して今のお仕事をされていると 生き生きと語られていました。

2014年10月26日日曜日

No,thank you.

きょうは息子夫婦に頼まれて
孫のベビーシッターをしました。
孫小1と年中です。

「これからパン屋さんに行くわよ。
自分の好きなものを二つずつ選んでね。
選んだ後は 静かに待っていてね。」
と伝えてから お店に入りました。

約束を守って選ぶことができました。

日本には 何かを勧められると 
まずはお断りをする、
再度勧められたら お受けするという礼儀があります。

二人の孫はその文化をしっかりと身につけています。
目と顔は
「欲しい!」
と言っています。
けれど 言葉で言いません。

ちょっと気になっていたので
気持ちに素直になる練習をしました。

私の買ったチュロスを 見せました。
「欲しい?」
「欲しいときには、“はい、ありがとうございます。”と言ってもらっていいのよ!」
と 二人にロールプレイをしてもらいました。

チュロスのかけらをうれしそうに受け取りながら
「ありがとうございます。」
と・・・。

夫にも勧めると
“No,thanks.”
と答えました。

突然、英会話の練習になりました。
“Yes,please.”
と共に
“No, thank you.”
を。

自分の食べるパンを選ぶことは
「自分で決める」、
「自立」を目標においています。


2014年10月20日月曜日

茨城県 県民大学勇気づけ講座

10月18日(土) 茨城県日立市でアドラー心理学入門「勇気づけ講座」をさせて頂きました。
日立市は家電メーカーの日立に関連があったのですね・・・。

豊田市は 豊田織機から始まり、車のトヨタに関連していることを知っておりましたが日立もそうだとは 存じませんでした。

講座では 50名以上の参加者がおられました。

ロールプレイをする為と5回の講座で終了後も共に学んで頂けるように知り合って頂くために
15人前後のグループに分かれて頂くことにしました。

グループ分けに当たって 分け方を参加者の方々に伺いました。

①年代別
②関心別
③ランダム

一番多かったのは 関心の分け方でした。

関心の内容を

①自分
②家族
③仕事
④その他

に分けました。

すると 一番多かったのは「家族」でした。

次回の講座で使うロールプレイの事例の希望も感想に書いて頂きました。
「夫婦の例」
を書かれた方が多くおられました。

感想を書いて頂くことは 仮説実験授業のサークルを長年行っている友人からの提案です。

皆さんから事例のご希望をうかがうことが出来てとても参考になりました。

2014年10月13日月曜日

ぼく、見ないで言える!

昨日、孫との勉強をしました。

「お」ののばす音の書き方で例外が、「なかまはずれ」として3つの文になっています。

「おおかみが こおりがとおった とおりを とおる・・・」
「とおのほのおで ほおずきのような まっかなほお」
のように・・・。

週1の勉強で 1回だけ声に出して読んでいました。
すると 昨日孫が
「ぼく、見ないで言える!」
と言いました。

「おぼえようね。」
とは 1回も伝えていません。

1回読むことを続けていただけです。

「おぼえなくてはいけない」
と思うだけで ストレスになります。

記憶しようと思わなくても
何回か唱えていれば自然に覚えることができると
分かってくれたかも・・・と思いました。

2014年10月10日金曜日

夕焼け

今日、10月10日午後5時15分ごろ
夕焼けがとてもきれいでした。

薄い雲が広がって 雲が夕焼け色に染まっていました。

感動のあまり 夫と英語のレッスンをしていた私の友人に声をかけました。
数分話をしていると 夕焼け色はどんどん消えていきました・・・。

「もう見えない、はやいねぇ・・・。」
と 初老の私たち3人でした。


2014年10月9日木曜日

感情を忘れていました・・・

4年前に「勇気づけの親子関係実践セミナー」を受けて下さった村井さんからのメールの一部です。
村井さんは 章によっては3回くらい受けられました。

先生のコラムを見直して、
娘との毎日の長電話も、大切な友人であるように丁寧な口調で
私のできる範囲を伝え、時間に折り合いをつけるようにしました。
息子や主人との時間が確保できて、モメ事も減った感じです!
ありがとうございます。


村井さんは着実に実践されていました。

「勇気づけの対応」を実践される方は 成果につながります。

途中で止められる方と何が違うのか、ふと思い出しました。
セミナーに来られた4年前、村井さんは
「感情を忘れていました。」
とおっしゃっていました。

私が実践を始めたころ、
感情がマヒしているような感じでした。

その日を生きることが辛かった頃です。
「今の一瞬を生きれば 次の一瞬につながる」
それを念じて生きていました。

追い詰められた状態が
村井さんに似ていたかもしれません。

それが実践につながったのかもしれない・・・と。

2014年10月6日月曜日

治りたい、働きたい!!!

クライエントのSさんからメールを頂きました。

タイトルは「お礼」でした。

10年以上前のトラウマ的体験から解放されたことへのお礼でした。
その影響が酷い状態をご存じのご家族も
「よく治ったね。」
と驚いておられるとのことでした。

長い期間のトラウマの割には面談の回数は多い方ではありません。
今年の初めから月に1回位でした。

一番大きく影響したのは Sさんご自身が
「働きたい。」
と強く願っておられることだったと思います。

2014年10月4日土曜日

6才の孫に試されました・・・

今朝は 小1の孫Mとの勉強でした。

学習の内容の記録を Mが自分で書いています。
すると 続けて3文字
「まちがった!」
「まちがった!」
「まちがった!」
とひらがなの書き順を間違えました。

自分で訂正しましたが
どこか不自然な間違え方でした。

もしかして・・・と思い たずねてみました。
「怒らないかどうか 試してるの?」

Mはニヤニヤ笑い
「うん。」
と・・・。

「怒らないよ!もうおばあさんで 怒るエネルギーはないのよ!」
と伝えました。

そう言えばこの子の父親が 中2の時に私を試したことがありました。
「勇気づけの対応」の実践を始めて間もない頃でした。

内容は忘れました。
彼の言葉を覚えています。

「今のは 試したんだよ。本当に実践しているのかどうか。」

小1の試し方はこちらが気づく 可愛いものでした。



2014年10月2日木曜日

JIJICOの記事

「毒親」にならないための掟

という記事を書かせて頂きました。

※タイトルは私がつけたのではありません。

「毒親にならないために・・・愛情と過干渉の境界は?」
というタイトルで書いて欲しい

という依頼でした。
私の原稿に編集部でつけられたタイトルです。

毒親、毒母という言葉は 私自身は好きではありません。
毒親、毒母になりたくてなる人はいません。

クライエントさんから伺うと その方の親も何らかの形で
親から虐待や過干渉を受けておられたというケースが多いのです。

クライエントの方々はそのような「連鎖」から生まれた苦しさ、辛さを
自分の代で終わりにすることができます。

「勇気づけ」対応の実践でそれが可能になります!