2011年12月31日土曜日

4人・・・4カ国から・・・

モントリオール市から1時間ほど車で行った郊外の友人のお宅にお邪魔しました。

彼女はフランス系カナダ人、配偶者はイギリス人、日本人の私と彼らを紹介して下さった方はインド人。4人、4ヶ国出身人々のディナーでした。

共通語は英語です。

これまでは 夏にしか伺ったことが無かったので 冬の郊外、一面の雪景色も別世界でした。
料理の得意な彼女は イギリスに行ってから色々な料理を学んだそうです。
とりわけインド料理が得意です。
インドを長く統治していたイギリスには インド料理店が沢山あって イギリス人もインド料理を家庭で作るとのこと。

今日のディナーはイギリス料理。
ラム、野菜の付け合せ、ケーキでした。

アドラー心理学を学ぶために英語を学んだことで 文字通り世界が広がりました。

関心のある方には是非 アドラー心理学を英語で学んで頂きたいと思います。





2011年12月30日金曜日

永住権の更新・・・

カナダの永住権を得てあっという間に5年間が過ぎようとしています。
永住権は5年毎の更新で カナダ国内からする必要があります。

21日にモントリオールに来て 書類を整えたり規定の写真を撮ったりしてようやくきょう、29日に郵便局へ行くことができました。

4月に行うファミリーサポート・勇気付けのインド料理in English の打ち合わせを 日本で担当して下さる方と講師のVasuさんとスカイプでしたり、通信で「勇気づけセミナー」を受けて下さっている方とお話したり、日本とカナダがつながってきました。


2011年12月20日火曜日

療育指導にもアドラー心理学の「勇気づけ」

塾をしていた頃にアドラー心理学の「勇気づけ」を学び始めた私は
塾のこどもたちに「勇気づけ」で接しました。

1995年~2000年のことです。
肯定的な部分だけ言葉にする、という方法で 字がとてもきれいになった子がいました。
また6年生になって かけ算九九を覚えたいという子には
「半分を正しく覚えているわよ。あと残りの半分を正しく覚えようか?」
と・・・。

療育指導では知的障害、発達障害の子ども達が対象です。
「叱らない、勇気づけをする。」
の対応で 子ども達との信頼関係も築け、充実した個別指導の時間が持てているように思います。

真面目に頑張る子ども達の様子を見たり、お伝えしたりする中で 保護者の方との関係も
「一緒に援助する。」
という姿勢を持てるように思います。

今年も 多くの学びがありました。
ありがとうございます。

2011年12月19日月曜日

英語の学習・・・中学生・高校生

英語は当たり前のことですが 話す、聞くの言語です。
日本語を使って 説明から入り、記憶して良い成績に結びつけるのは たやすいことではありません。

教科書に準拠したリスニングCDが発売されています。

英語に慣れる為に 教科書を見ながら CDをひたすら聞くことをお勧めしています。

聞いて、真似もしてみます。
違っていても良いのです。
だんだん 似た発音が出来るようになります。
R、L、th、F、Vの舌と唇の使い方が正しければ 後は慣れです。
ひたすら「慣れ」です。

「19才までは脳の神経が柔らかいので ティーンのうちに新しい言語を習得することが良い、ただしそれ以降でも 緩やかではあるが進歩する。」
と 英語の文献を読んだことがあります。


2011年12月18日日曜日

心の鐘コンサート

練馬区文化センターで 第14回 あかねの会 心の鐘コンサート がありました。

知的障害者の方々のあかねの会音楽クラブのコーラスと 小児マヒを克服してバイオリニストになられた 池田 弘さんのイマージュ・トリオの皆さんの演奏でした。

10回ほど毎年催されるこのコーラスをご覧になっている方が
「年々素晴らしくなっていっている!」
とおっしゃっていました。

2011年12月17日土曜日

Aちゃんの成長

療育指導でのAちゃん。

次の教材を見せて 
「これは 終わりよ。片付けましょう。」
と伝えると すぐに片付けに取りかかれました。

3週間前に 怒って教材を床に払い落し 泣きながら拾った姿がうそのようです。
でんでん虫を歌いながら 手を動かすことも上手になりました。

ひとりひとり自分のペースで成長を見せてくれる子ども達。
療育指導は ひとりひとりのペースが前提であることが普通のことなのです。

2011年12月15日木曜日

EMDR・・・完結!

音が気になる・・・というクライエントの方。

気になられた出来事のイメージが すっかり過去のものになりました。

「そんなことがあったかな~という感じです。あまり思いだせないです。」
「すごいですね!」
と言って頂けました。

2週間前に来られた時には
「本当に効果があるのか 不安があります。」
とおっしゃっていたことを思い出します。

新年、新たな展開を迎えることが出来そうな雰囲気でした。

「完結ですね!」
とクライエントの方の笑顔と共に言えました。


2011年12月14日水曜日

勇気づけ・・・

昨日の松戸での勇気づけセミナーの後、参加者の方からメールを頂きました。
「自分を勇気づける」
の中で 他者から見た長所を伝えた活動の感想を書いてくださいました。

自分でも気がつかない長所を 落ち込んでいる時に言ってもらって気持ちが落ち着いた・・・
とありました。

一つの文章を読んでも 自分のその時の思いを反映させながら読むので
受け止め方が「十人十色」だと またまた実感しました。

「良いお年をお迎え下さいませ。」
とご挨拶する機会が増えました・・・

2011年12月13日火曜日

EMDRとアドラー心理学

あるクライエントの方に トラウマに対するEMDRセラピーに加えて アドラー心理学で問う「誰の課題?」を考えて頂きました。

A.うわさをするのは 誰か?
B.それを気にするのは 誰か?

Aの答えは うわさをする人です。
Bの答えは 気にする自分自身です。

Aは 自分が解決する課題では無い、他者の課題です。
「他者と過去は変えられない」ので 関知しないこととなります。
Bの 自分が気にすることだけ解決すればいいのです。

クライエントの方は この「誰の課題?」を考えることで ずいぶん楽になった、と報告して下さいました。

勇気づけセミナーを受けて下さった方にEMDRセラピーをした時には EMDRの治療中に
「それは 父の課題。」
「このことは Aさんの課題。」
と答えられたことがあります。そして
「アドラー心理学の考えを知っているから 効果が早いと思います。」
とおっしゃいました。

カナダでEMDRのトレーニングを受けている時にも 過去の記憶は アドラー心理学でいう「早期回想」と重なるのでとても扱いやすいと感じたことを思い出しました。
他の心理学を学んできた方達は 過去の記憶を扱うのに困難を感じておられたのです。

スカイプ、カウンセリング、アドラー

海外に住んでおられる方から スカイプでのカウンセリングのお申込がありました。

どのようにして私のメールアドレスをお知りになったのか伺うと
「スカイプ、カウンセリング、アドラー」
と入れたらヒットしたとのことでした。

「ひっかかる言葉を多く入れなさい。」
と どこかで聞いたことがあります。
私のHPを作って下さった方かもしれません。でも 探す方がどのような言葉を選ばれるのか手がかりが見つからないままでいました。

アドラーも入れて検索して下さった方がおられると知って とても嬉しく思いました。

セミナーの度に「実践の成果」の御報告を頂きます。
「少しずつ変化があります。続けます。」
と言って頂くと 本当にうれしく思います。

2011年12月12日月曜日

勇気づけセミナーで

知的障害のある方達の余暇支援の仕事をされているAさんが セミナーで実践の成果をお話して下さいました。

「注目・関心」が欲しくて意図的に不適切な行動をしていたB君を 「見守る」という対応をされた時のこと、普段自分から言葉を発することのないB君が
「怒んないの?怒んないの?」
と繰り返したそうです。
「B君が声を出した!!!」
と Aさんは感動して同僚に伝えたそうです。
その日のB君はその後不適切な行動を全くすることがなく、落ち着いて活動をしたそうです。

「ずいぶん早く変化が出ますね!」
と他の参加者の声がありました。

「成果が出るのが早い場合もあれば 長くかかることもあります。けれど実践すれば 必ず成果は出ます!!!」
とお伝えしました。

2011年12月10日土曜日

療育指導1週間後のAちゃん!

先週はもっとお気に入りの学習がしたくて机の上の教材を払い落したAちゃん。
「終わりよ。」
の言葉で 素直に教材をケースに戻しました。

2度目の学習でも 自分で教材をケースに戻しました。

他の学習でも向上が見られたので
「立って、座って、手はお膝。」
も声をかけてみると・・・・・。
何と出来るのです!
2度、3度と繰り返しましたが ちゃんと出来ました。

指導が終わってから お母さんにも見て頂きました。
お母さんの笑顔が見ることが出来て幸せでした!
Aちゃん、一緒に頑張ろうね!!!
という気持ちになりました。

2011年12月9日金曜日

アドラー心理学との出会い

私にアドラー心理学を教えて下さったのは 37年前に初任で行った小学校の同僚、Sさんです。

「アドラー心理学の子育ての方法を学んだことで 娘を理解し、受け止めることが出来ているの。あなたの役に立つかも知れない。アドラーよ、覚えておいてね。」
と うつ症状で瞑想教室に通っていた私を心配して教えて下さいました。
1994年のことです。

何ヶ月か後、「勇気づけの家族コミュニケーション」というアドラー心理大学院で学んで来られた野田俊作氏の本に出会いました。

「姑が強いから 私が言いなりになるしかなかった。」
と どこか被害者意識があった私を打ちのめしたのは
「気がつかないで 言いなりになることを決意した自分がいた。」
という考え方です。
自分の行動は 言いなりになったとしても 決意した自分の責任である、とアドラー心理学では解釈することを知った時に「もっと学んでみたい!」と思いました。

セミナーに通って実践するうちに 二人の息子(中2と小4)との関係が楽になっていきました。私自身の打つ症状にもとらわれなくなっていきました。

1999年秋に アドラー心理大学院から入学許可を得て 2000年3月、留学を実現出来ました。

昨日、たまたまカナダ大使館に行く前に Sさんと会う機会がありました。
お互いにアドラー心理学を実践することで生きることが楽になった、人生が変わったことを確認し合いました。

アドラー心理学は 実践すると確実に変化がおきます!

2011年12月7日水曜日

PさんとのEMDR

関西の震災と2011.3.11の震災を経験されたPさんに EMDRの事例として発表しても良いか伺ってみました。

「二つの震災を経験された方は少ないと思うので・・・」
と・・・。

「お役に立てるなら。」
と 即答でお返事を下さいました。

Pさんは 毎回扱うイメージがネガティブからポジティブになります。その上、他にもあったイメージが気にならなくなった、と報告して下さいました。

症状が出てから2ヶ月半であと一息という所まできました。
Pさんとそれを確認出来るのは EMDRセラピーがあればこそです。

2011年12月4日日曜日

泣きながら・・・

昨日は 療育指導の日でした。

言葉が全く出ない、文字が読めない、認知が測定出来ないAちゃん。

ひらがなの型はめパズルと洗濯バサミ止めの学習が気に行って次に進みたくなく、手で抱え込みました。
ケースに戻すように伝えると腹を立てて 机の上から床へ全てのものを手で払い落しました。
(次に進むためにケースに戻す、ということは理解できたようでした。)

「拾う」という行動は これまでにも落ちた教材を拾っているので出来ます。

「拾うのよ。」
と静かに言うと 泣きながらも Aちゃんは椅子から降りて拾い始め ケースに戻します。

次の「鈴プッシュイン」「トング挟み」の間も 声をあげて泣いていました。
プッシュインをする度に 私が
「グー」
と言い 両手の親指を立てると Aちゃんも同じように親指を立てます。また
「鼻水が出ているよ。」
と ティシューを渡すと 手に取って鼻水と涙をぬぐいました。
次の教材に移ってからは 泣き声がだんだん静まり、50分の指導の終わりにはすっかり泣きやんでいました。
さらに自分で教材のケースを棚の所定の位置に戻しました。

Aちゃんと何かが通じた、と感じた時間でした。
保護者の方に
「泣きながらも 全部学習に取り組みました。」
と お伝えしました。

自分の思いが通らないと 爪を立てて引っ掻いたりぶったりすることがあったAちゃんですが 昨日はそのようなことは全くありませんでした。

「これまでのAちゃんとは違う。」と感じた、とても嬉しい出来事でした。

2011年12月2日金曜日

選択肢

「おもちゃ屋さんへ行きたい!」
「お箸で食べるの疲れた!」(お箸を練習中の幼児)
「野菜食べたくない!」
「ご飯食べたくない、もっと遊ぶ!!!」
などなど 幼児を育てておられるお母さんは「いやだ!いやだ!」の連発と格闘!?

そのようなご質問を頂いて 選択肢を子どもに出す方法をお伝えしました。

「~するのよ。~だからね。」
と 言い聞かせる必要があると多くの大人は思いますが そうではありません。
どんな小さな子でも 選択肢を出すとより良い方法を選びます。

成人になった私の息子が言っていました。
「赤ちゃんは しゃべれないだけで 何でも分かっているんだよ!」

息子は生後3ヶ月、9ヶ月の頃の記憶がしっかりとあり、それは私の記憶と一致しているのです。

2011年11月30日水曜日

薬を飲まないで治したい!!!

オールアバウトプロファイルで EMDRセラピーについて書きました。

するとそれを読まれた方々から 問い合わせを頂くようになりました。
「薬を飲んだが 一時的に症状は治まっても また数カ月で、あるいは何年か経って出た。」
と・・・。

最近 薬局を経営されている方とお会いする機会がありました。その方にEMDRのお話をすると
「精神的な病気は 薬では治りませんよ!」
と ためらうことなくおっしゃいました。

トラウマによって効果の表れ方は様々ですが ご本人が
「何?この自分の気分の違い!信じられない!」
と 言われるほど 1時間前の御自身とすっかり気分が変わらることもあります。

2011年11月29日火曜日

大変そうに見えます!

「療育指導の場でお見かけすると 大変そうに見えます。」
と 感想を言って下さる方がありました。

「そうなんです。療育指導は 初めてなので大変なんです。」
と即答した私です。

話を聞ける、目、手、体が動く、集団学習、集団活動が行えるという前提での小学校、塾等で教科を教えて来た私には これらの活動を出来るようにする為の指導というのは 初めてなのです。

共通しているのは「勇気づけの対応」が 指導する立場と子ども達との信頼関係を作るのに効果があるということです。

信頼関係が出来ると お互いのストレスが減り、指導が進みます。
信頼関係が作れる時間は 子どもによって異なります。短い時間で出来る場合と数ヶ月かかる場合と・・・。

知的障害者の支援をされている方が「勇気づけの親子関係実践セミナー」を受けて下さっています。毎回、成功例と「ご自身がイライラして 相手の“注目・関心を得る行動”の罠にかかってしまった。」という失敗例を伝えて下さいます。
セミナーの感想を話されている時に
「多くの人に学んで欲しい。」
とおっしゃると
「学校の先生も きつい言葉で子ども達に接しておられますよね。勇気くじきのような。」
と 別の方がおっしゃいました。

「勇気づけ」の対応を学ばれると きつい言い方はしなくて済み、自分も相手との関係もずっと楽になるのですが!!!

2011年11月26日土曜日

89才 要支援2の父

父は89才。
今年8月に介護保険の申請をしました。
「要支援2」と認定されました。

月曜日~木曜日、食事の支度が出来ない父は 昼のおかずは別棟に住む兄嫁に、夕食はお弁当屋さんから配達を受けています。

月曜日~木曜日の食事の世話、金曜日~日曜日の母の介護の補助を公的支援で受けたい、という願いは 「要支援2」では 無理なのだそうです。
父は ストマーを着けているために身体障害者手帳を持っています。
身障者手帳を持っている人が受けることが出来る「生活支援」を利用したい、というと「要支援」を受けているから無理!とのこと。

別の自治体の話を聞くと そうではなく、どちらも可能と・・・。
自治体によって解釈が異なるのでしょうか???

89才の父がより長く元気で自立した状態でいるためには 母を介護する援助を受けたいと思うのですが・・・。

2011年11月21日月曜日

楽になりました!

誰の課題?

学校へ行くのは誰?
宿題をするのは誰?
塾へ行くのは誰?

などなど・・・。

「こどもがぐずぐずしていても本人に任せておいたら それなりに間に合うように出ていきました。口を出さないことにだんだん慣れて来ると とても楽になりました!」

「ゲームしているんじゃないか、といつも子どもの様子を見に入っては小言を言っていたのですが それを止めたら気にならなくなって 家事がはかどるようになり、気分も楽になりました!」

勇気づけの親子関係実践セミナーを受けて下さっている方々の感想です。

人のうわさも「うわさをしているのは 誰?」と考えると 自分がしているのでは無いのです。
自分が責任を負うことではないので 悩むことはないのです。

また、他者は変えられないのですし・・・。

「誰の課題?」は その主語を考えると 自分が悩む必要があるのかどうか簡単に判断がつきます。

2011年11月18日金曜日

美肌セミナー

11月17日、ゆうまつど2011フェスタで自主企画のイベント「ローションパック美肌セミナー」を行いました。

講師は佐伯式ビューティシャン:数又美千代氏です。

参加者の方々に
「気もちが良かった。」
と喜んで頂けました。

市民活動見本市でも 同じ形式でイベントを行おう、という話になりました。

H.24年度松戸市市民活動助成事業

松戸市協働推進課から文書が届きました。

H.24年度松戸市市民活動助成事業に 私たちのグループ「ファミリーサポート・勇気づけ」の事業が合格した、という内容。

今年度の反省点を踏まえて 保育付きのセミナーを開催することにしました。

他にも新しい働きかけをしていく目標が見えてきました。

2011年11月16日水曜日

合格の知らせ!

実技試験の前にEMDRセラピーをさせて頂いたUさんからご連絡を頂きました。

「合格しました!」
と。

うれしいお知らせでした!!!

2011年11月15日火曜日

もう大丈夫です!

初めて松戸で開いた「勇気づけの親子関係実践セミナー」を受けて下さったQさんとHさんが 1年半ぶりに再会されました。

それぞれ別の会場で受けて下さっていたのですが お会いになる機会がないままでした。

「もう、そんなに経ってしまったのですね。つい昨日のことのような気がしますが・・・。」
とHさん。

「相談したことのある保健士さんから 元気そうね!前と違うね!と言われました。」
とQさん。
「セミナーを受けたから もう大丈夫です!と言ったんです!先生の名前も伝えておきました。」
と言って下さいました。

「今困っていたことが 今日のロールプレイにありました。早速応用してみます。」
とも・・・。

うれしい出来事でした!

2011年11月9日水曜日

R君の成長!!!

1年を経過してから R君の学習に対する姿勢が 目に見えて向上してきました。

①以前は 解答の誤りを指摘されると 不機嫌になり学習意欲が低下するという態度がありました。それがすっかりなくなりました。
2.3ℓの分量をクーピーで塗る問いの1ℓの位置が不正確だったので問いかけました。すると 正しい位置を考えて確認し、丁寧に消して塗り直したのです。

②漢字の書き順の学習では パソコンを使うのですが 間違うと自分からもう一度書き順に従って指でたどります。

③算数の予習、復習の計算問題に取り組めます。以前は「もう済んだ!」「まだやって無い!」と・・・。

④また「算数の教科書なんて嫌!」ということがすっかり姿を消し、今では学習の始めに自分でランドセルから取り出します。

⑤パソコンを使ってタングラムパズルに取り組んでいますが 難しいパズルでも粘り強く完成に持ち込みます!

私の対応は「勇気づけ」だけです。

子どもが 本来とても力を持っているのだ!と感じるひとときです。

2011年11月8日火曜日

通信「勇気づけセミナー」

10月末、日本女性教育会館でNWEC2011フォーラムがありました。

北は北海道から南は九州までの方々にお会いしました。

私は 松戸市男女共同参画推進グループとして「勇気づけの親子関係実践セミナー」ワークショップを行いました。

小さいお子さんを持っておられる方を始め、成人したお子さんを持った方々にも関心を持って頂くことが出来ました。

その中のおひとりからメールを頂きました。

「通信講座を受講したいので 詳しく知りたい。」と。

点で始めた「勇気づけ講座」が線から面に少しずつ広がって行くのを感じます。

2011年11月7日月曜日

カウンセリングを受けて下さい!

「カウンセリングを受けて下さい。」
と 筋トレのジムで言われました。

最近膝を怪我していたことを指摘された時のこと。
「そう言えば じん帯も切ったんですよね!昔ですけど。足がブラブラになっちゃいました!」
と大声で笑ってしまいました。

すると若い女性のトレーナーが
「良い笑い声ですね!引き込まれますよ!」
と言って下さいました。

「深刻になれないんですよね・・・。いつからか・・・。」

ジムに通う目的を聞かれて 気づかずに短期目標と長期目標で答えていた自分に満足しました。(自分への勇気づけです!)

2011年11月6日日曜日

ショックだった!!!

ある中学生の言葉です。

お母さんが私におっしゃった言葉に対して どう感じたかが
「ショックだった!!!」
でした。

何気なく親の期待、親の立場から言う言葉は 子どもにとって「勇気くじき」になるのです。

「親であるということは 忍耐!!!が必要ですね!」
とよく聞きます。

「勇気づけ」を実践すると それほど「忍耐」は必要としなくなります。

いっしょに頑張っていきましょう!!!

2011年11月2日水曜日

勇気くじきその1.

勇気くじき・・・職場での事例から・・・

上司、同僚の言葉や態度に「勇気をくじかれた」と感じた話を続けて二つ聞きました。

共通したことは
①自分の話を聞いてもらえなかった。自分が一言言うと 最後まで聞いてもらえず その言葉を取って講義が始まった・・・。

②自分の役割や仕事の内容を分かってもらっていないと感じた。

最終的には
「人として尊敬された態度で接してもらえなかった。」
にまとめることができました。

面白いことに どちらの事例も「人」を対象にした教育の仕事です。

二つの事例では「勇気をくじかれた」と感じた二人が 全く違った反応をしたという点でも興味が持てました。

2011年11月1日火曜日

頭がスッキリしました!

禁煙をしたい方にEMDRセラピーをしました。

「やめます」「吸います」と書いた紙を左右の手に載せて行った時にはとても興味深い反応がありました。

#1.煙が見えます。
#2.煙がもっと増えました。
#3.煙草を吸っている人がたくさん居ます。
#4.煙草を吸っている人の数が少し減りました。
・・・・・
最終的には 「止めます。」との宣言がありました。

終了後の感想
・見えるものが思いがけなくて びっくりしました。
・これまでいろいろなことを言った人の顔と言葉を思い出しました。
・後頭部がすっきりしました。

しばらく様子を見ることになっています。

2011年10月29日土曜日

第2回千葉県東葛エリア不登校支援団体交流会

10月28日、「不登校親子応援ねっと」と「ファミリーサポ-ト・勇気づけ」共催で千葉県東葛エリア不登校支援団体交流会を行いました。27名の参加がありました。

私たちのグループの事例をお話させて頂くと共にEMDRセラピーについてもご紹介しました。

以前、別の場所でお会いしたことのある 精神障害者家族会の代表の方も参加され、個々に活動しているグループが連携することで 得るものが大きいのではないかということをおっしゃっていました。

「不登校親子応援ねっと」事務局の方々の地道な活動の成果を実感しました。

2011年10月24日月曜日

不登校生・親の会

10月23日(日)、国立女性教育会館でシンポジウムを傍聴した後、A市の「不登校生・親の会」の集まりに伺いました。

以前から世話人の方に「勇気づけの親子関係実践セミナー」について直接会の皆さんにお話しして欲しい・・・と言われていたからです。

EMDRセラピー、勇気づけの親子関係実践セミナーについて紹介させて頂きました。

真摯に会を運営されている方々にお会いし、心を動かされました。

2011年10月23日日曜日

公開プレゼンテーション

10月22日土曜日、松戸市市民活動助成事業の公開プレゼンテーションがありました。
事業に応募した団体が行います。

私たちのファミリーサポート・勇気づけには 社会福祉士のYさんが
「不登校生の保護者の方や子育て中の方に有効な内容であること。社会資源として紹介している。」
とお話して下さいました。

市の担当課から「セミナーを受けた方のお話は 審査にインパクトを与えると思いますよ!」と言って頂いたので良い結果につながると良いのですが・・・。

2011年10月21日金曜日

NWECのワークショップにご参加下さった皆様

ワークショップにご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。

もしかしたら あまり他の人にはお話になったことがないのでは・・・という内容までみなさんと共有して下さったことを とても有り難く思うと共に、感激致しました。

次回、開催の機会があれば今度はみなさまの自己紹介から入ってもいいかもしれない・・・と思いました。
北海道、新潟、大阪などお互いにふだん出会えない方々との出会いの機会でしたから・・・。

今回の反省点をもとに より分かり易い説明に努めたいと思いました。

ありがとうございました。
皆さまのご健康を お祈り致しております。

2011年10月20日木曜日

国立女性教育会館でワークショップ

国立女性教育会館 ←クリックして頂くとサイトに飛びます。

でワークショップを行います。
10月21日(金)午後1時~3時
内容:勇気づけの親子関係実践セミナー
ワークショップの呼びかけ文です。
男女共同参画は 一人ひとりが人として相手を尊敬し協力していくという基本的な態度を実践できて可能になります。私達のセミナーは家庭や学校の日常生活の中で子どもや生徒への対応方法を学んで頂くものです。大人の対応を通して次の世代がこの理念を他者との関係に持って生きていくことを可能にします。 
 これは同時に現代社会の抱える不登校、引きこもり、青年の犯罪、精神病理を減少させる働きもします。是非ご参加下さい!

2011年10月18日火曜日

出席カードを作って下さい!

勇気づけ実践セミナーに参加されている方からの提案がありました。

「出席カードを作って下さい。」

また

「違う場所で参加されている方々との フォローアップを兼ねた食事会はどうでしょうか?」

と・・・。

提案を頂くことはとても有り難く、また励みにもなります。

17年前に初めてのセミナーに参加して下さった方、その方の息子さんの奥さん(現在受講中)もいっしょに参加して頂けたらいっそう盛り上がるかも・・・と思います。

和と輪の拡がりを感じます。

2011年10月17日月曜日

セミナーで

きょうは 練馬でのセミナーがありました。

どこのセミナーでも同じ言葉を頂きます。

「ロールプレイで 子どもの役をした時の気持ちと親の役をした時の気持ちの違い!」です。

昨日の松戸のセミナーでのことです。
「私はうるさくない親だと思っていたのに 子どもの役をしてみると うるさい親だったと分かりました。」
とおっしゃった方がありました。

「本を買ってはいたのですが・・・。ロールプレイは効きます!」
とも。

「頑張って 実践します!」
と どなたもとても意欲的で 私の励みにもなります。

2011年10月16日日曜日

お姑さんと良い関係になってきました!!!

お子さんのことがきっかけで「勇気づけの親子関係実践セミナー」に来られているAさん。

お子さんのことを話されているうちにおっしゃいました。

「このところお姑さんと前より良い関係になってきました。ちょっとしたことに“ありがとう。”を言えるようになったせいもあるかもしれません。」

と・・・。

「誰の課題?」
一般的に考えると親の課題が 実は親の課題ではなく、子どもの課題!!!となると
「ウ~~~ン、これに取り組むのは大変な課題です。」
とおっしゃった方も・・・。

2011年10月15日土曜日

神様だったら お許しになると思われますか?

X君のお母さんとの会話

お母さん:私、要求が自分にも高いのですが 子どもにも高く要求しているのだと思います。

私:アドラーのカウンセリングの中に“神様だったら お許しになると思われますか?”というのがあります。どう思われますか?

お母さん:許されますね。

私:じゃあ、お母さんの基準は神様の基準より高いのですね。

お母さん:アッハッハー (大笑い!!!)

私:お母さんの基準を神様の基準まで 下げられてはどうでしょうか?

お母さん:そうですね~~~♪

X君がいろいろ頑張っていることを確認し合ってお開きとなりました♪

2011年10月14日金曜日

選択肢

最近面白い体験をしました。

ある業者さんに 依頼していたことについてです。
その業者さんは 手続きを手早く進めたかったようです。

「書類の作成を司法書士に依頼しなければ ことは運びません。」
と メールして来られました。

そこで カウンセリングからの疑問が生じました。
選択肢です。

「これがあなたの取るべき行動です。」
とは決して言わず、可能性のある選択肢を出し、そこからクライエントが決意する・・・。
可能性のある選択肢には 時には情報の収集が必要です。

業者の言葉に疑問を持った私は ネットで検索してみました。
すると 他にも選択肢があることが分かりました。

選択肢が与えられることの大切さを実感しました。

選択肢がある、自分に決定権があるということは「相互尊敬」の第1歩だということも・・・。

応用の効くアドラー心理学です!

2011年10月12日水曜日

実技試験の効果・・・EMDR

「きょうは いつものあなたと全然違って 自信に満ちていたよね!あなたの声は 部屋に居た別のグループにも聞き取れたって!」
「きょうのあなたの実技は とても良かった!」
と 数人の方から言われたそうです。

「自分でもあれほど効果があるとは思っていなかったので 本当にびっくりしました。ぜんぜん上がらなかったし、落ち着いて 穏やかな気持ちで試験を受けられたんですよ!」
と・・・。

試験後初めてお会いして 直接お話を伺うことができました。

2011年10月11日火曜日

EMDRと勇気づけ

EMDRセラピーとアドラー心理学には共通点がいくつかあります。
その中でも次の二つが大きいと私は感じています。

1.過去の記憶を扱う
2.自分の持っている資質に気づく

アドラー心理学のセラピーに無いのがEMDR効果です。

EMDRは 自分のこだわり、傷になっている過去の記憶を 短時間で感情を抜いた「写真あるいは絵」のように処理出来るからです。
「そういうことがあった、とは思いますが こわい、という感情はありません。」
と受けた方がおっしゃいます。

先日の「実技試験」を受けられた方に続いて、行動に変化があったご報告を頂きました。
アドラー心理学の資質を扱う「勇気づけ」、家族カウンセリングの技法が EMDRとセットになって効果があったのだと思います。

2011年10月10日月曜日

試験の結果

その方の持っておられる資質、自信を持って実技試験に向かうというEMDRセラピーをさせて頂いた方からご報告のメールを頂きました。

「信じられない位落ち着いた気持ちで、とてもリラックスした気持ちで試験を受けることが出来ました。クラスメートからも“いつものあなたと違って 堂々として自信に満ちていわよ。”とほめられました。不思議な感じです。その友人は緊張のあまり口の中がカラカラで 話が上手く出来なかったとのことでした。今もさわやかに落ち着いた私がいます。凄くうれしいです。ありがとうございました。」

スポーツの試合前にEMDRセラピーを行っている、とカナダで聞いたことがありました。
私、自身は試験を受ける方に行ったのは初体験でした。

良い結果のご報告を頂き、とても嬉しく思いました。

2011年10月9日日曜日

EMDR:スポーツや試験の準備として

「薬を使わないで治療したい。」
とEMDRを希望して来られた方は 
「関西のこころの相談室でEMDRの存在を紹介されました。職場の相談室でも心療内科でも聞きませんでした。」
とおっしゃっていました。

私はEMDRのトレーニングをカナダで受けました。
私の先生は 
「スポーツ選手もクライエントです。」
とおっしゃっていました。

ジャズベーシストの息子が一時的なスランプに陥っていた時にEMDRをしたことがあります。

最近では ある実技試験を受ける方の不安解消の為に行いました。

RDIと言って その方自身が持っておられる資質を想い起こし、その資質を強化するところから行いました。
その資質を感じながら 実技試験の場に居るEMDR、さらにそれを「始め、中、終わり」のある動画のようにイメージして 本番に備えるEMDRを行う、というものです。

「不安はありません。自信を持って試験に臨めます!」
と言って下さいました。

2011年10月7日金曜日

これからは 大事にするよ!

「お母さん、良く頑張ったね!これからは 大事にするよ!」

友人の御主人が ご一緒に散歩をされている時におっしゃったそうです。
一人目のお子さんを2才に亡くされた後、3人のお子さんを無事に育てられらたことをねぎらって・・・。

良いお話を聞かせて頂き、温かい気持ちになれました。

2011年10月3日月曜日

10月3日

今日、10月3日は 二男の誕生日です。

あっと言う間に27才!!!

今年も充実した年であることを祈っています。

2011年10月1日土曜日

EMDR:薬を使わないで!!!

「薬を使わないで トラウマから来る身体症状を治したい!」
と治療方法を探された方が来られました。

EMDRでは トラウマに対する不快度を0から10までに数値化します。
セラピーを始める時には 不快度が10で 涙を流されていたPさん。
30分も経たない内に不快度が0になり、気分がすっかり変化されました。
「これは 何なの?」
と笑いながら・・・。

「本当に不思議なのです。誰にも何が出てくるかは分からないのです・・・」

不快な、あるいは悲しいイメージがはっきりされている場合、信じられないほど速く効きます。

薬を使わないで治したい、あるいは薬が効かないという場合EMDRを試す価値が大だと思います。

2011年9月30日金曜日

勇気づけ講座・・・2世代

17年前に私の初めての「勇気づけ講座」を受けて下さったAさん。

当時中学生だった息子さんは結婚されて二人のお子さんのパパです。
Aさんは息子さんご夫婦に「勇気づけの対応」による子育てのお話をされ、息子さんの奥さんBさんが「講座を受けたい」とおっしゃって下さいました。3才の息子さんとと7ヶ月のお嬢さんのママです。

Bさんと「電話で講座」を始めました。
1章の「こどもの不適切な行動の目的」を学ばれたBさんは
「これまでの息子の行動の目的が分かりました。思い当たることがたくさんあります。実践してみます。」
とおっしゃいました。

私自身のうつ症状を解決するために学び始めた「勇気づけの対応」がこのような形につながっていくとは思ってもみませんでした。

Aさんがご自身の3人のお子さんばかりでなく様々な場面、息子さんの奥さん、お孫さんに対しても「実践」されてきたことが Bさんの「電話で講座」の受講につながったのだと思います。

「勇気づけ対応実践」のお手本のようなAさんの例です・・・

2011年9月28日水曜日

松戸市市民活動助成事業

9月30日締め切りの平成24年度松戸市市民活動助成事業申請終了。

今年の松戸市役所の担当の方からメールを頂いたのがきっかけで仕上げることが出来ました。

申請は4番目でした。

10月のプレゼンテーションには「不登校親子おうえんねっと」代表の方が「勇気づけの親子関係実践セミナー」の効果についてお話をして下さることになっています。

「そういう方のお話はプレゼンにインパクトがあると思いますよ!」
とどなたかがおっしゃっていました・・・。

良い結果につながることを祈っています。

2011年9月27日火曜日

Q君のお母さんからの勇気づけ

Q君のお母さんがおっしゃいました。

「この頃ずっと 療育に行くことを嫌がっていないのです。前は 
“どうして僕は行かなきゃいけないの?”
と言っていたのですが・・・。それに 先生が小さなことにも
“ありがとう。”
と息子に声をかけて下さるのを見て、親としてもうれしい気持ちで療育の場を後に出来ます。」

Q君の信頼を得ることが出来たのではないか・・・でも一人よがりかも・・・
と思っていただけに とても嬉しく伺いました。

Q君のお母さんが気になっておられたことを「行動の目的」の対応でご説明すると
「自分の感情から推測する行動の目的と対応が この出来事に応用できるとは思っていませんでした。本当に何にでも応用できるのですね!!!」
と・・・。

そうなのです。
「勇気づけの対応」はあらゆる関係に応用できるのです!!!

お母さんが話して下さったことも 私にとって大きな勇気づけでした!!!
ありがとうございます。

2011年9月23日金曜日

要支援2

89才の父。
一見健康。口調もしっかりしています。
ストマー装着歴10年以上。
年相応の思い違い、思い過ごし、思い込み、物忘れあり。
食事に関する能力⇒ご飯を炊く、レトルトカレーを温める、インスタントうどん、インスタントみそ汁にお湯を注ぐ、お茶を入れるが全て。

2ヶ月ほど前、知り合いのケアマネの方が私におっしゃいました。
「89才という高齢、身体障害者手帳保持からみて何らかの社会的援助を得られるはず。65才以上であれば生活支援という方法もある。地域によって多少異なるので調べてみては?」

ネットで検索すると父の住む市にもその制度があることが分かりました。
8月に地域の包括センターに電話をすると 私の帰省に合わせてセンターの方が父を訪問して下さいました。

8月下旬、申請書を提出し、調査が済みました。
一昨日父宛に届いた書類に「要支援2」とあったとのこと。

本当にほっとしました。
教えて下さったケアマネさんに うれしい報告が出来ます!!!

2011年9月22日木曜日

棘を抜くことに似ているEMDR

「薬を飲まないで症状から解放されたい。」
という方が ある機関を通して EMDRセラピーを勧められた、と来られました。

その機関でEMDRの説明は聞いたものの どのような感じなのかが良く分からない、
とのことでした。

「トラウマばかりでなく 私たちは様々なことを記憶しています。
普段は意識に上がってこないことも 神経が記憶しています。
思いだしたくない辛い記憶、悲しい記憶、怖かった記憶は ささった棘のようなものです。
EMDRは 記憶の棘を抜くというようにイメージをすると どうでしょうか?」
とお伝えしました。

「分かり易い。」
と言って頂けました。

1回目のEMDRで大きな変化があり、効果を実感して下さいました。

2011年9月19日月曜日

「きゃーっ、うれしい!!!」

友人Qさんへの 私からのメールの返事が
「きゃーっ、うれしい!!!」
でした。

「本当に驚きました。Qさんって きれいな方だったのね!!!!!!!!と思わず、鏡を持って来てしまったほど!!!です。気持ちのスッキリが顔に出てきれい!!!になられているのでしょうね!!!」

実は10年来の友人ですが きれいだと思ったのは今回が初めてでした・・・。

娘さんは
「健康そうになったね!」
と言われたそうです。

こころの健康は表情に影響するので 当然と言えば当然ですね・・・。

2011年9月17日土曜日

同じよ!の内容

昨日の 認知症のお医者さんの 
「同じよ!」
の内容について もっと詳しく教えて欲しい、と友人。

「お年寄りの言葉を否定したり 訂正しないで ただひたすら聞く。同じことをお年寄りが言われても 初めて聞いたように対応する。」

実は私は 母にそのように対応してきました。
勇気づけの聞き上手を応用していたのです。
先生のお話を聞いて 私も
「同じです!」
と思いました。

そう言えば カナダでは介護されている方々の為のワークショップはやはり「勇気づけ」でした。

2011年9月16日金曜日

認知症を扱う医師のお話

きょうは 二コの会の学習会がありました。

認知症を扱うお医者さんのお話でした。

自己紹介から始まりました。私が
「アドラーは 目の前に問題のある子どもや生徒がいたら その子どもや生徒を変えようとするのではなく、親や教師が対応の方法を学ぶべきだ、と言ったのです。私はその言葉に感銘を受けました。」
とアドラー心理学に特に関心を持った理由を言うと

「同じ!同じよ!認知症の家族に対して私たちが言っていることと 全く同じ!!!」
と 先生がおっしゃいました。

私が「勇気づけの対応」の応用で86才の母にしていた対応は 先生が認知症の家族に伝えておられる対応と同じだったのです。

先生は学生結婚して大学を中退し、子育てをされ、30代後半で受験勉強を初めて41才でお医者さんになられた、という経歴の方でした。

学習会には様々な立場の方がおられ、お会いできたこと、
「あ~、勇気づけね、どこかで聞いたとは思ったけれど あなたがしているのね!」
と言われたことも うれしい出来事でした。

2011年9月15日木曜日

春日部での講座

7月に5章を行った後 2ヶ月の夏休みでした。
きょうは 久しぶりに6章「肯定的な見方」を学びました。

実践を報告し合いながら、またロールプレイをしながら
毎回大きな笑い声が上がります。

成果を聞かせて頂き、とても嬉しい日でした。

2011年9月13日火曜日

自分で調べることを習得する

子どもと一緒に勉強していて思うのは
「自分で調べる方法」を伝えることの大切さです。

「やろうとしたけれど 分からなかった・・・」
と訴えた子に 辞書を引いてもらったら自分で答えが出せました。

大抵のことは 辞書、事典、インターネットで調べることが出来ます。
もちろんインターネットの場合はとりわけ 情報の確かさを調べることも欠かせません。

自分で答えを探す方法が分かると 学習が進みます。
それが分かり、身に付くと自分で勉強出来るようになります。

どうしても答えが探せない時に手がかりをもらうだけで 次に進めるようになります。

「勉強の仕方が分かったら 勉強は簡単だった!」
十数年前に教えた子の言葉です。

2011年9月12日月曜日

市電は無料?!

カナダのカルガリーから友人が一時帰国。
1年半ぶりの再会です。
スカイプでは時々顔を合わせてはいますが・・・。

「日本ってこんなに暑かったの?」
と驚く友人でした・・・。

カルガリーの話を聞いていて驚いたのは 繁華街の路面電車が無料!ということです。
カルガリーのあるアルバータ州は石油を産出するので 他の州と違って 州税も無いことは知っていましたが、無料の電車の話は初めてで驚きました。

2011年9月10日土曜日

練馬区われもこうレストランでのセミナー

うれしいことにお申込を頂き始めました!

われもこうレストランでセミナーを開かせて頂くことになったきっかけは 
社会福祉法人「あかねの会」で働いておられる職員の方が「勇気づけのセミナー」に関心を示して下さったことです。

「私、もっと利用生に良い対応が出来るかしら?」
と・・・。

子育ての悩みも、対人関係の悩みも、受け持ちの幼児、児童、生徒との悩みも楽になります。

「叱ることが無い」のでお互いに学習や作業が楽しめるようになります。
子どもも素直になってくれます。

実践すると必ず成果が出るのが「勇気づけ実践」です。

2011年9月8日木曜日

子ども達との関係、とてもいいです!

Qさんに 9月のセミナーの日程の訂正をご案内しました。

「子ども達との関係、とてもいいです!兄妹もなかよくしています!」
とメールを頂きました。

「勇気づけの対応」を実践されて「息子を愛せるようになりました。」とおっしゃった方です。

実践されると 必ず良い方向に向かいます。
子どもの年齢が低ければ低いほど 効果は早く現れます。

このようなご連絡を頂くと お伝え出来て良かった!!!
とうれしくなります。

どうすれば 一人でも多くの方にお伝え出来るか・・・
それが課題です。

2011年9月7日水曜日

Slowly but surely

ゆっくりではあるが 着実に!!!

R君との勉強で slowly but surely を思い出しました。

彼の学習態度に変化がしっかりと見えるからです。
どの子も皆学ぶことが好きなのだ!と感じます。新しいことを学ぶのは楽しいからです。

やはり信頼関係を築くことが先決です。いったん信頼関係が出来ると揺るぐことはないと感じます。

中学生のQさんも 自分の答が解答と合っているのを見てにっこりします。
若い小学生、中学生と勉強することは私にとっても良い刺激です。

「勇気づけ」を実践しているおかげで信頼関係を築くことが楽に出来ます。

2011年9月6日火曜日

たんぽぽ250号記念シンポ

松戸市民ネットワーク「松戸で生きたい私たち」で発行されている「たんぽぽ」というミニコミ誌が創刊250号を迎えました。記念シンポジウムがあります。

ほんとうに必要なの?「原発・TPP/安保」今改めて考える国策とは?
時:9月10日(土)午後1時~4時
所:松戸市民会館 301号室
参加費:300円
内容:原発震災とTPP、安保・沖縄はどうなるのか

パネラー:内藤 新吾さん
     染谷 茂さん
     永田 研二さん

参加ご希望の方は 直接会場にお出かけ下さい、とのことです。

2011年9月4日日曜日

よく分かる!楽しい!

知り合いの方から頼まれて中学生の家庭教師をしています。

英語、数学、国語です。

友人に聞かれました。
「数学なんて 教えられるの?」
「15年前にも中学生を教えていたから!」
と 答えました。

知り合いに電話をすると その中学生が
「よく分かる!楽しい!」
と言っていたそうです。

私にとって最高の「勇気づけ!」です。
15年前に教えた子達は すでに30才近く。

その子達のお母さんは「勇気づけ講座」を受けて下さった方でもあります。
こんど息子さんの奥さんにプライベートで「勇気づけ」についてお話させて頂くことになりました。

親子二代にご縁が出来て これも私には大きな勇気づけです。

2011年9月3日土曜日

練馬区で講座

練馬区で「勇気づけの親子関係実践セミナー」を開くことになりました。

場所:「レストランわれもこう」練馬区春日町1-18-36 

交通アクセス:都営地下鉄大江戸線 豊島園駅、練馬春日町駅から徒歩10分

10回継続のコースです。

時間は全て 10時~11時半です。

① 9月26日(月)
②10月17日(月)
③10月31日(月)
④11月14日(月)
⑤11月28日(月)
⑥12月12日(月)
⑦ 1月16日(月)
⑧ 1月30日(月)
⑨ 2月13日(月)
⑩ 2月27日(月)

費用:10回分 28,000円(2分割、3分割払いもあります。)

お問合せ・お申込は メールでお願い致します。

✉ kosodatecafe@gmail.com

2011年9月2日金曜日

国立女性教育会館

松戸市女性センターから「国立女性教育会館」でワークショップ行う案内を何ヶ月か前に頂きました。

私たちのグループで行っている「勇気づけの親子関係実践セミナー」で応募しました。事務局から連絡があり、ワークショップをさせて頂けることになりました。

呼びかけの文は次の通りです。10月21日午後に「これまでの経過と内容案内」のワークショップを行います。

男女共同参画は 一人ひとりが人として相手を尊敬し協力していくという基本的な態度を実践できて可能になります。私達のセミナーは家庭や学校の日常生活の中で子どもや生徒への対応方法を学んで頂くものです。大人の対応を通して次の世代がこの理念を他者との関係に持って生きていくことを可能にします。 
 これは同時に現代社会の抱える不登校、引きこもり、青年の犯罪、精神病理を減少させる働きもします。是非ご参加下さい!


全国から様々な「男女共同参画」に関する活動をしている団体が集まるとのことです。

新たな出会いがありそうで「ワクワク!ドキドキ!」です。

2011年8月25日木曜日

女性就労支援ボランティア

松戸市女性センター「ゆうまつど」の2階に女性の為の就労支援コーナーがあります。

毎週火曜日と木曜日にボランティアが担当しています。昨年半年前後に渡って担当になる為の講座を受けました。

今年晴れて市長の委嘱状を頂き、コーナーに入れることになったのですが 他のボランティアや仕事で入る機会がありませんでした。

きょう初めて日程が合い、入ることになりました。

また いろいろ学ばせて頂くことがありそうです。

2011年8月24日水曜日

嫌いだった算数を1時間!!!

R君の家庭教師の日でした。

コンパスで円をうまく描けなくて 苦労していました。
「教科書に描き方が載っているんじゃないの?」
と声をかけ 開いてみました。
「手首をねじってって書いてあるわよ!」
と言うと再挑戦!!!
見事にきれいな円が描けました。
うれしくて いくつも円を描くR君、ニコニコ顔です。

次に「直径8cmの円を書く」時の考える順序、半径4cmのボールが縦に3個横に2個入っている時の箱の長さを求める問題を終えました。
すると
「あまりのある割り算の問題もやる、5問出して。」
とR君から声がかかりました。
「今日、何をやったか いつものノートに書いてね。お父さんやおばあちゃんが見るから。この後はパソコンで漢字の書き順をやりたい。」
・・・
R君の言葉にうれし涙が出ました。

「勇気づけの対応」だけで接してきました。
R君が本来持っている力が出て来ているのを感じます。

2011年8月23日火曜日

暑気払い!!!

ある会の暑気払い(昼食)に出かけました。

メンバーは 60代、70代、80代の女性合計9人でした。
「近況報告」がそれぞれの方からあったのですが 皆さん、とてもお元気でした。

「忘れない内に すぐに処理する!」
「体を動かす!人間は 動く物、動物だからね!」
など 先輩の方々のお話は 健康を維持していく参考になりました。

2011年8月22日月曜日

倒れるまで 頑張ります!

86才の母がショートステイから自宅に戻ると 介護をするのは89才の父です。

「倒れるまで 頑張ります!」
と言っていた89才の父が
「もう限界です。」
と 介護保険の申請を提出することができました。

半年以上 あちらこちらへお願いしたり、老人介護施設で働いておられた方やケアマネージャーとして働いて来られた方々からいろいろ教えて頂いたりしました。

あるケアマネージャーさんから
「介護保険で非該当になっても 支援を得る方法がある。」
と教えて頂きました。
父の住む地域のセンターに問い合わせてみると
「89才という年齢から まずは介護保険の申請をすることから始める。」
とのことでした。

24時間一緒に生活すると 車椅子の母を父がどのように世話をしているのかが良く見えます。

倒れる前に何らかの援助を受けることで 出来るだけ長く自立した状態の父であって欲しいと思ってきました。

申請への半年の道のりを通して 人を援助することの難しさを学びました。

2011年8月17日水曜日

語源・・・若い燕

一昨日の懇親会会場の下見を兼ねて飲食中のことです。
「若い燕の語源は何だろう?」
とおっしゃった方がありました。

昨日ネットで検索すると 出て来ました。
「平塚らいてう」 クリックすると飛びます。

勉強になりました。

2011年8月16日火曜日

不登校親子応援ねっと

千葉県東葛地域の不登校の親子を支援する「不登校親子応援ねっと」というグループの方々に昨年秋に出会いました。

今年は「松戸市男女共同参画推進グループ:ファミリーサポート・勇気づけ」との共催で10月にイベントを行うことになりました。

昨日はその打ち合わせとイベントの後の懇親会の場所を探しに 街を徘徊・・・。

親の立場で不登校の親子を支援されている方々と出会え、微力ながらお手伝いさせて頂く機会が拡がりました。

2011年8月15日月曜日

後悔癖対策!!!

後悔癖をなんとかしたい、という友人に出した私の返信メールの一部です。

後悔癖対策です。

1.過去に同じような経験をされたことが無いか 時間をかけて思いだして下さいますか?あるはずなのです。
2.子どものころの一番古い記憶を探って下さい。
3.子どもの時のその後悔を 大人である今の自分はどう肯定的に処理するかを考えます。
4.これを 今の問題に当てはめて考えます。

後悔癖が改善されていないようでしたら

5.今度お会いした時に EMDRセラピーを受けられることをお勧めします。

EMDRセラピーはとても効果があります。

あの過酷な環境の中で長年健康でおられるAさんは 本当にこころが健康な方なのだと思います。
過酷、というのは精神的に健康な方々がおられないという意味です。

別件ですが 結婚は 同僚との付き合い以上に 尊敬と協力が必要になります。同僚を助けられない人がパートナーと協力する心理的な能力は持っていない、というのがアドラー心理学の理論です。

Social Interst という言葉で説明されています。
この本に載っています。

Aさんがひとりで戦っておられること、こころから応援しております。
初めての会議で発言をお聞きし、感動したことを覚えています。

神々が ビリヤードをして 流れ星  (杉並区 林璋さん)

今朝、NHKの俳句の番組を見ていたらこの句が一席に選ばれていました。

ふと、Aさんは この神のひとりの様に思えました。全知全能の神でも 外すことがあるのです。
後悔しそうなことがあったら
「神のビリヤードだったんだわ!!!」
はどうでしょうか?

ユーモアで笑い飛ばすことも 効果があります!!!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

メールを出した後、友人のような方が多くおられることを思い出し、友人以外の方へのメッセージにもなるような気がして 一部をこそだてCafe日記に転記しました。

2011年8月14日日曜日

友人のお母さんにEMDR

モントリオールでのことです。
友人のお母さん(カナダ人)が 私に友人の愚痴を言い始めました。

お母さんはガンを患っておられ、化学療法の最中です。
愚痴を言われるお母さんに向かって お父さんがおっしゃいました。
「そんなことを言って 何の役に立つんだ!」

「お母さん、イライラされているんですね。」
と声をかけました。

「そうなのよ!私の言うこと あの子はちっとも聞かないの!」

これがきっかけでお母さんにEMDRセラピーをしました。
6回の刺激で 不快度がゼロになりました。
「すごく落ち着いたわ。ありがとう。」

お母さんがガンの治療を始められてから5年が過ぎます。
長年お付き合いさせて頂いているから可能であったと思います。

久しぶりにお会いし、セラピーを喜んで頂け うれしく思いました。

2011年8月12日金曜日

みんな同じ!!!

「子どもに怒る時は 何の意識も無く怒るから・・・」

「子どもに反論されると 親のプライドが否定されたような気になって・・・」

「反抗期で バンバン言い返してくるけど、言い方が私そっくり・・・」

ロールプレイの後の話し合いでの一部です。

皆さん、
「そうよね~~~、みんな同じよね~。」
と大きくうなずき 笑い声があがります。

子どもの役をした時と 親の役を演じた時の気持ちの落差に
また大笑いです!!!

「自分を責めないで下さいね!エネルギーは効果的に使いましょう!!!」
と 繰り返します。

ジェンダー

船橋邦子さん著の「ジェンダーがやって来た」の帯に次のようにあります。
ジェンダー:女らしさ、男らしさなど、文化的・社会的に形成される「男女の差異」をいう。生物学上の雌雄を示す「セックス」と区別される。

船橋さんから 
「アルフレッド・アドラー博士はジェンダーをどうとらえていたのですか?人は誰もが対等であり、尊敬を示す必要がある、と言っていることから 女性は家庭に、と言ったフロイトとは違うと思いますか・・・」
と聞かれたことがありました。

アドラー博士の視点を読んだことはあったのですが 自分の言葉で説明出来ませんでした。
今回、モントリオールで〝Alfred Adler's Basic Convcepts and Implications”を読みました。
アドラーがジェンダー問題に言及していたと記載されており、学び直しています。

次の文(p.22)は一世紀前に生きたアドラー博士がいかに先進的な考え方を持っていたかが分かります。
Adler completely rejected the steleotype of male dominance and considered women to be equals to men.
(アドラーは 典型的な男性支配、あるいは優位の考え方を否定し、女性は男性と対等だと考えていた・・・といった意味です。)

船橋さんの会が主催されている9月の学習会でお伝えしたいと思っています。

2011年8月11日木曜日

メルトダウン

「あの日本の地震の一週間位あとから どこからかエネルギーを感じてこのところずっとその絵を描いている。日本なんだ。エネルギーで描いているんだ。」
と モントリオールの画家の友人が言いました。

メルトダウン←クリックして頂くと飛びます。

彼の感覚はとても鋭く、観察力も優れています。

彼のお父さんの年金が振り込まれなかったので 事務所に電話をすると
「後見人の書類が出ていない。」
と言われたそうです。彼はいったん電話を切り、100才のお父さんの振りをしてかけた、とその様子を演技してくれました。

また、女性のモデルがどのように舞台で歩くのかも見せてくれたのですが
「役者をしていたの???」
と尋ねたくなるほど特長をつかんでやって見せてくれました。

面白いことに日本の「お餅」が大好きで、お土産のリクエストはお餅でした。
「噛んでいると溶けて喉をとおって行く、こんな食べ物は初めて!!!」
と 食べる度にうっとりとした顔で言うのです。

彼のようなユニークな人に出会えたのも モントリオールならではかもしれません・・・。

2011年8月10日水曜日

勇気づけのこそだて

私がアドラー心理学に基づく「勇気づけの子育て」に出会ったのは 長男が中2、二男が小4の時でした。

「子育てに行き詰っていた。」
という表現を 講座に参加された方からうかがったことがありますが 今から思うと正にそのような時でした。

私自身の問題を解決するために始めた講座でしたが 「子育て」に「自己育て」の付随効果があることも 始めてからすぐに気づきました。

二男は日本の中学の指導が合わずに ほとんど勉強しないで過ごしました。
中学の卒業と同時に私の留学についてカナダに行きました。
幸い、カナダの高校は義務教育でしたので 無試験で高校を始めることが出来ました。

もともとエレキベースを趣味で弾いていましたが モントリオールでジャズに出会いました。
アメリカで芸大を卒業して今もカリフォルニアで音楽活動をしています。

息子が10才の時から今日まで「勇気づけの対応」で接してきました。
思春期にありがちな親としてどう対応するか難しい時期があったのですが 常に勇気づけの対応の基本に従ってきました。
「勇気づけの対応」は 関係の改善ばかりでなく 子どもの才能を伸ばすという成果もあると思います。

息子のサイトです。←太字をクリックして頂くと サイトに飛びます。音楽も入っています。
ジャズがお好きな方は 聴いて下さいますか?

電話でEMDR

7月26日~8月9日(日本時間)モントリオールへ行きました。

帰る一日前に私のEMDRの練習のクライエントになって下さったギリシャ人の方(モントリオール在住)からメールを頂きました。

電話をすると 彼女の現在の生活と不安を話されました。
そこで電話でのEMDRをしました。
イメージは「暗闇と恐れ」。
否定的概念は「自分は無力だ。」
肯定的概念は「自分には能力がある。」

否定的な概念の脱感作のEMDRをしているうちに 彼女が笑い出しました。
「自分は無力だなんてどうして思いこんでいたのかしら、そんな訳ないのに!ありっこないのに!」
と・・・。

この方の初めてのEMDRは4才か5才の頃の家庭内暴力の記憶でした。
脱感作と肯定的なイメージの定着に5回の面談をしました。

ところが今回はとても短くて済みました。
彼女が「どうしてる?」とたった1文のメールを送って下さったことがこのEMDRにつながりました。

彼女と出会ったのも モントリオールの劇場の外で
「暑いですね!」
と会話を交わしたことがきっかけでした。

出会いは不思議です・・・

2011年7月25日月曜日

バトルです!!!

あるお母さんがおっしゃいました。
「夏休みの宿題に関して 午前中ずっとバトルでした。」

そのお子さんに 尋ねてみました。
「誰の宿題なの?」

「私の!」
と。

私:「お母さん、腹が立ちますか?」

お母さん:「立ちます!」

私:「疲れませんか?」

お母さん:「もう、グッタリです!」

私:「バトルはお子さんが勝ちますよ。若くてエネルギーがあるから。お子さんは自分の宿題だと分かっておられるので 頼まれた時だけ手伝ってあげられてはどうですか?」

とお伝えしました。

お子さんに 丁寧にお願いする言い方を お母さんの前で練習してもらいました。
「分からないので 教えてもらえませんか?」

The secret

カルガリーにおられる日本人の友人から伺った話です。

どんなことも肯定的に強く願うと叶う。
「The secret」
というタイトルの本とYoutubeを紹介されました。
英語版もあります。
↑ Youtube、英語版をクリックして頂くと 飛びます。

EMDRセラピー、アドラー心理学とも共通している点があります。

EMDRセラピーでは 自分の持っている能力に気づき、最大限に発揮できるようにする。
アドラー心理学では 肯定的な視点から物事を見る。否定的、悲観的な視点を肯定的、楽観的な見方に置き換える。

「試してみませんか???」
と提案してみたいと思います。

2011年7月23日土曜日

EMDRと勇気づけ

EMDRセラピーの中にRDIという手法があります。

Resaource Develoopment Installation の略です。Resaurceには 内に秘めた力、能力という意味があります。

EMDRでRDIをすることは クライエントが普段それほど意識していないセラピストが気づき、あるいは見つけ出してそれをクライエントの脳に意識化させるような働きをします。

具体的な私の事例で言うと あるスポーツで粘り強さを発揮していた青年が困難に行きあたった時に RDIをしました。RDIの後 彼は 
「自分の困難とスポーツでの粘り強さは別の物、と思っていた、あの粘りを持っている自分はすごい!あの粘りは他のことにも使えるんだと気づきました。」
と語りました。

別の青年は
「頑張ったんだ!これからも頑張る!」
と。

言葉での「勇気づけ」と同様に、時にはそれよりも大きな勇気づけとなるようです。

2011年7月21日木曜日

輝く私たち!!!

「松戸市女性センターゆうまつど」では 11月に「ゆうフェスタ」というイベントがあります。

私たちの「男女共同参画推進グループ:ファミリーサポート・勇気づけ」もイベントに参加します。

美肌セミナー、就労支援、勇気づけセミナーを行っている3人で協力して時間を配分することになりました。タイトルが必要とのこと。

「輝く私たち!!!」です。

2011年7月20日水曜日

船橋 邦子先生

「船橋邦子さんの知り合いのYさんから電話があって あなたが話をするから聞きに来て、ということだったのね。あなたはどういう経路で船橋邦子さんを知ってるの?船橋邦子さんは 社会的に認められている方で そういう方があなたやあなたの活動に関心を持ってもらえるというのは おおきなバックアップだと思うのよ!」
と 友人に言われました。

先週の木曜日の「勇気づけの必要性について」話させて頂いたことを指していました。

「話の後、ジェンダー問題も意識して話をすれば内容にいっそう深みが出る、とコメントも頂き、船橋先生が書かれた本も紹介された。」
と伝えました。

通信販売で頼んであった「ジェンダーがやってきた」が届いたところだったので あとがきや帯を読むと、友人の言うとおり全国的に知られた先生でした。

『知っていますか?ジェンダーと人権一問一答 知っていますか?一問一答シリーズ』と共に読んで学びたいと思います。

2011年7月16日土曜日

NPO法人地域学校精神保健福祉ネットワーク

毎日色々なことがあります。

昨夜はタイトルの研修会でお話させて頂きました。
NPO法人地域学校精神保健福祉ネットワーク
↑クリックして頂くと 研修会の案内のページに飛びます。

お話を伺うと様々な職種の方々でした。
私もこれからご一緒に勉強させて頂きたい、と思いました。

木曜日の夜と同じ流れでした・・・。
アドラー心理学の実践のお話をさせて頂き、いっそう勉強の必要性を感じたのです・・・。

7月17日!!!

明日は7月17日。
八王子で佐藤光政氏のコンサートがあります。

若い頃友人と佐藤光政氏の追っかけをしていました。
コンサートの日程を携帯のスケジュールに入れたものの手帳には書いていませんでした。

ファミリーサポート・勇気づけで7月17日に講演会を入れ、講師の先生にお願いをしてありました。印刷している時に気づきました!!!茫然自失!!!とはこのことです!

30年ぶりに楽しめるはずだった ランチョンコンサート!!!

今年4月のコンサートも仕事であきらめたのです!!!

良いこともありました。

明日の午後に行う「勇気づけの親子関係実践セミナー」に昨日青色申告会で出会った方が申し込んで下さったのです。ご縁でしょうか・・・

2011年7月15日金曜日

午前中の出会い

朝 9時に松戸市女性センターゆうまつどで「プロジェクターの接続方法」を教えて頂きました。

松戸市市民活動助成事業として日曜日の講演を行うのでプロジェクターが借りられます。
「故障を防ぐために 接続をしっかり覚えて欲しい。」とのことでした。

その後、松戸市協働推進課へ行きました。
助成事業のお世話をして下さっている課です。

次に「青色申告会」へ。
パソコンによる記帳を教えて頂きました。
これは 税務署からの案内でした。

どこでも とても親切にして頂き、とても心地よい出会いでした。

また市役所で「勇気づけの親子関係実践セミナー」を受けておられる方に出会いました。
「日曜日ですよね!」
と声をかけて頂きました。

昨夜は「NPO女生と子どものスペース・二コ」さんで「勇気づけの対応」についてお話させて頂き、ジェンダー問題について、主催されている 船橋邦子先生からいろいろ教えて頂きました。
何に関しても「もっと勉強しなければ・・・」と感じました。

2011年7月13日水曜日

R君の成長!

家庭教師としてR君に出会って 1年と1ヶ月が経ちました。

このところR君の変化が大きいことに ご家族の方と喜んでいます。
きょうも □×9=63 というタイプの計算、かけ算の筆算にもきちんと取り組みました。
また 読解の問題も音読した後 問いに答えていくという学習もしました。

パソコンでやる漢字の書き順も間違いに自分で気づき、見本の書き順と同じように 進んで繰り返し練習していたのです!これには 本当に感動しました。

子どもは一度学習の方法を学ぶと しっかり自分で向かえるようになるのだとR君からも学びました。

天国です!!!

一時帰国からモントリオールに戻られたIM家のTさんからのメールです。
東京の暑さと比べて「天国です!」と。

モントリオールに行くに当たって 2年ぶりにIM家の三人のお子さんにお会いしたいと思い、メールしました。

6月末から夏休みが始まっているので もしかしたら長期旅行かもしれないと思いましたがお会いできそうです。
サッカーが得意な二女のYちゃんは なんとケベック州の代表選手に選ばれたとのこと!

いつも思い出すのは 5人の御家族でいつも3ヶ国語がご家庭内にあるという恵まれた言語環境です。

お母さんと子ども達 ⇒日本語
お父さんと子ども達 ⇒フランス語
ご夫婦の会話    ⇒英語

文化の違いを毎日の生活で感じつつ柔軟に対応しているお子さん達にいつも感動していました。

成長された姿!
楽しみです。

2011年7月12日火曜日

EMDRと性格傾向

ご質問を頂きました。

「精神科に通い投薬治療を受けているが 性格傾向と症状が結びついているように思う。薬では完治しないような気がする。」

私がうつ症状だった時のことを思い出しました。
「症状は私の性格が関係している。」
と思い、精神科や心療内科へは足を運ばなかったのです。

薬は症状を軽減することは確かです。例えば 眠れなかったのが眠れる、ように。

EMDRは「こだわり」となっている性格傾向に関わる記憶をほぐすことが出来ると考えて頂くと分かり易いかも知れません。

「そんなことはあったなぁ、とは思いますが もう気になりません!」
とEMDRの後におっしゃる方が多くおられます。

2011年7月10日日曜日

保護者への対応

療育指導をされている先生方に
「保護者への対応」という題で「勇気づけの対応」についてお話させて頂きました。

保護者の方々と協力して子ども達の療育に当たって行く時の対応です。

「勇気づけの対応」と共に、「自閉症の子どもがクラスに居た時に「勇気づけ」で自閉症の子、お母さん、クラス全体と良い関係が持てた、という元小学校の先生の実践例」や「発達障害のある子どもを育てているお母さんの気持ち」などを紹介させて頂きました。

会の責任者の方が
「表現は異なるけれども“勇気づけ”の対応は会の対応とほぼ同じだと思った。」
とおっしゃいました。

私も会を知った時から 同じように感じていたのでとてもうれしく思いました。

本場で学びたい!

ある会で臨床心理学を学んでおられる大学院生の方にお会いしました。

私がアドラー大学院で学んだことを知ると
「私も行きたい!学びたい!」
とおっしゃいました。

「百聞は一見に如かず」
と言いますが 実際に行ってみると 得るものは図り知れません。

「あなたのような若い方に、是非行って学んで頂きたいと思います!!!」
とお伝えしました!

どの年齢で学んでも それがその人にとっての時期だとは思いますが・・・。

2011年7月7日木曜日

子どもって叱らなくても分かってるんですね!

4才の女の子のお母さんの言葉です。

失敗した時の勇気づけの場面があったそうです。
ミルクをこぼしてしまった・・・

お母さんがタオルを渡して
「これで拭いてね。」

これに対して
「うっかりしちゃったの。ママ、ごめん。ちょっとよそ見したから。」
と。

「子どもって叱らなくても 自分で分かってるんだって 驚きました。」
と・・・。

2011年7月6日水曜日

今日も元気に学校へ行けたね!!!

「今まで 悪いことばかり目に付いたので きゅうに良いことを見つけるって言っても難しくて!!!」
と U君のお母さん。

私:「学校へ行ってませんか?休んだら 困りますよね?」

U君のお母さん:「行ってます。あんなに叱られてばかりなのに よく行ってるなって思う位です。」

私:「じゃあ、“今日も元気に学校へ行けたね!”って言えますよね?」

U君のお母さん:「ああ、そうですね。言えます。」

U君は 療育指導では始めの2~3回はふざけることもありましたが その後は50分間いつもきちんと課題に取り組んでいます。

「きょうも頑張ったね!!!」
が 毎回かける言葉です。

2011年7月2日土曜日

うれしい報告!!!

土曜日の療育指導の生徒のQ君のお母さんの言葉です。

「Qの努力を認めるようなことばをかけるようにするとQとの関係が良くなりました。子どもは私に認めて欲しかったのだと感じました。」

先週の土曜日には
「Qとの会話がうまく成り立ちません。私がイライラして 腹を立ててしまいます。」
とおっしゃっていたのです。

Q君は 療育指導に来るために 午前中、友達との遊びを切り上げて帰宅し、昼食を取ってから教室に来る、と話してくれたことがありました。

「お友達が遊んでいるのに 時間になったら自分で家に帰ったの?すごいね!頑張ったんだね!みんなが遊んでいるのにそこから離れることができたって すごいことだと思うよ!」
とQ君に話したことをお母さんに伝えてもいました。
お母さんは
「そうは思っても そのことを認めて声をかけることを見過ごしていた。」
とおっしゃいました。

このように「勇気づけの対応」をお伝えすることが出来、お母さんが実践して下さって、「変化があった。」とお話を伺って本当にうれしく思いました。

2011年6月30日木曜日

60-23=37

Sさん、何年来の友人なのか・・・計算してみると37年という年月でした。

教師になって初任の時の出会いです。
彼女は第1子のお子さんを妊娠中でした。
児童言語研究会の一読総合法は彼女から教えて頂きました。

アドラー、という言葉も彼女から聞きました。
彼女は今、「新任教師を指導する」という仕事をしています。
アドラーの対応の方法を応用することで 新任の先生と協力的な関係を持てているそうです。

約束の時間より遅く来たSさんは
「初めての評価の時期で 話したいと思っている新任の先生の話を聞いていた。」
とのことでした。

指導する時には 良い所をたくさん伝えて 改善の提案は ご本人に出してもらい、出なかったらSさんからは一つだけにしているそうです。

その方は
「他の新任の方達より恵まれている。」
と言われたそうです。

お互いの持っている出来事を共有し、意見交換が出来る友人を持てた出会いに感謝しています。

うれしい変化!

家庭教師としてR君と出会って1年1ヶ月。

R君に確実な変化が見えています。

1.難しいと感じる学習に対しても 取り組むようになりました。
2.こちらの提案を頭から拒否することは 全くなくなりました。
3.昨日は 学習の終わり近くになってR君の友達が遊びに来たのですが 待ってもらい最後まで学習しました。

ご家族の方と一緒にR君の成長を喜べる時間が 幸せのひとときです!

2011年6月26日日曜日

松戸市市民活動助成事業

きょうは 松戸市市民活動助成事業の講演でした。

「勇気づけ対応の必要性について」です。

参加して下さった方の言葉に驚きました。

何カ月も前に松戸市広報に載せて頂いた記事を持っておられるというのです。
その上、あるスポーツジムに置かせて頂いていたチラシも持っておられると・・・。

「関心があっても 決断するまでに時間がかかるんですよ。何回もチラシを配布したり 広報に載せたりして下さい。」

と助言して頂きました。

2011年6月25日土曜日

疲れたぁ!!!

部屋に入るなり A君の第一声は 机に顔を伏せて
「疲れたぁ!!!」
でした。
「そうなんだ!疲れたのに来てくれて ありがとう!自分で部屋に入ってくれてありがとう!」
と声をかけました。

「で、何からやる?」
と聞くと 本をめくって自分で教材を選びました。

分かってもらえた!と子どもが感じるってこういうこと!!!を実感した一瞬でした。

40分課題に取り組んだ後はA君の希望だったマンダラの塗り絵をしました。
試し塗りをして色を決める姿に 彼の将来はデザイナー???と思ったりもしました。

学習を終えてお母さんとお話すると
「私、子どもにこういう言葉を言ったことはないです。」
と正直に教えてくださいました。
「頑張ってるって分かっているんですけど、もっともっとって思うんでしょうね。」
と・・・。

A君はその後塗り絵を完成させて満足そう!!!

A君ともご両親とも良い関係が出来つつあるのを感じた日でした。

2011年6月23日木曜日

点から面へ!

春日部市での講座の出来事です。

「職場で」「ご家庭で」「娘さんと」「お孫さん達と」のように成果を上げられているご報告をたくさん頂きました。

点での学びが「勇気づけを実践」されることによって面に拡がっているのです!
その上、
「イライラが減ったせいか この1ヶ月お腹の調子が良いのです!」
とも・・・。


「イライラしたら 見守る。」
「腹が立ったら 土俵から降りる。」

イライラするのは誰か⇒自分
腹が立つのは誰か⇒自分

「呪文のように唱えます。」
「冷蔵庫の扉に ポイントを貼ります。」

など 実践への意欲も聞かせて下さいました。

2011年6月21日火曜日

バイオリンのおはなし

タイトルのCDが荷物の中から出て来ました。

二男が20年前にピアノを習っていた先生から頂いたものです。
CDに日付と先生のお名前がありました。

先生はご主人のお仕事の関係で他県に転居されてしまいました。
「K先生のような先生に習いたい。K先生のような先生、見つけて!」

当時小学校2年生の息子が時々言うことを 私は不思議な気持ちで聞いていたものでした。

後に音楽を専攻し、音楽で糧を得るようになる息子は 子どもの時に自分に合うものを感じていたのだと分かりました。

「赤ちゃんは何でも知っている。しゃべれないだけだよ。」
これもこの息子の言葉です。

2011年6月19日日曜日

エステ

30年以上の教師生活を退職後エステシャンになった友人がいます。

サロン・ド・さくら

  クリックするとサロンの情報に飛びます。

きょうは1ヶ月ぶりにエステの施術を受けました。
彼女がエステを学んでサロンを開業したことを知ると 多くの人が驚きます。
美容からかけ離れたところに居た人だったからです。

勉強熱心な人なので技術は正確です。
施術が始まって30分もしないうちにウトウトし、気づくと2時間近くが過ぎていました。

89才のお母さんの散歩のお世話をされた後とのことでした。
友人のお母さんの年齢からすると彼女は 後20年は軽く仕事が出来ることでしょう。

退職後の人生が充実している友人の一人です。

2011年6月15日水曜日

EMDRの効果

一か月前に EMDRセラピーを受けられた方からメールを頂きました。

「セラピーの効果が続いていて 日常の中で気になっていたことが全く気にならなくなりました。ストレス激減です!」

受けられた当日と翌日にもメールを頂いていました。
「気になりません、半信半疑です。」
「気になりません、不思議です。」

セラピーをさせて頂く私も その効果にいつも驚くのですから 初めて体験される方がこう思われるのは自然なことだと思います。

アドラー心理学

「NPO地域学校精神保険福祉ネット」のP先生から「学校で活かすアドラー心理学」についての講座依頼を頂きました。

学校でアドラー心理学が使われたら 現場はとても楽になるのではないかと思います。

保護者との関わりも、児童、生徒との関わりも。

モントリオール、日本で先生方にお伝えした事例を活かす機会でもあります。

そう言えば、二人の息子が言っていました。

「学校の先生に学んで欲しいよ!」

これは アドラーの勇気づけを学んで 私が「指示・命令的母親」から「本人に選択をさせる母親」に変わったことから出た言葉です。

2011年6月13日月曜日

EMDRセラピーと勇気づけ

EMDRセラピー+「勇気づけ」=いっそうの効果

以前、EMDRセラピーを受けた方がおっしゃいました。
「勇気づけ実践セミナーを受講しているから 効果がいっそうあるような気がします。」
この方は ご自身の自信の無さ、毎日の気持ちの持ち方についての御相談でした。

また、お子さんにEMDRセラピーをして トラウマ治療をしました。
そしてご両親に お子さんへの「勇気づけの対応」をお願いしました。

トラウマを取るだけでなく 日々、どのようにお子さんに対応するかが大切になります。

実践して下さる方は 必ず効果を感じて頂いています。

2011年6月9日木曜日

勇気づけの講座で・・・

「ほめる」ことは何か違う、とずっと感じていました。でも代わるものを見いだせないままでした。何か、が分かりました。

と 講座に参加して下さった方がおっしゃいました。

「ほめる」と「勇気づける」の違いの説明をお聞きになった後のことです。

「子どもを理解する」で扱う内容。
「子どもが分かってもらえた、と感じなければ 理解したとは言えない。」
については 私が今日、体験しました。

あることに関して「あなたの気持ちを理解しています。」と ご連絡を頂いたのです。
ところが 私がその連絡を見て感じたのは「絶望」でした。
「理解されている。」とはとうてい感じることは出来ない内容でした。

「相手を理解する。」ということは
相手が理解された、と感じなければ単なる文言に終わっています。

自分自身の戒めになる良い体験をしました。

2011年6月8日水曜日

おむつが取れました!

療育指導で毎週会うQ君。

何でも分かる子なのに おむつとお別れ出来ていませんでした。
3日前、4才の誕生日の前日、「トイレ、成功。」とお母さんから伺いました。

他にも色々御苦労をお聞きし、お母さんの喜びが伝わって来ました。

Q君は睡眠障害もあり、療育指導中にコックリ、コックリすることもあります。
「眠いの?寝て良いよ!」
と言うと
「はい。」
と机に伏せてスヤスヤ・・・。

「この子がここで寝ると言うことは とても安心しているんです。」
とお母さん。

終了時間までは お母さんのお話を伺ったり その日の様子をお伝えしたり・・・。

Q君の成長を一緒に見、喜べることは 幸せを共有出来るひとときです。

父にお説教?!

私:「食事が作れないというのは 自立の基本が出来ていないのだし、掃除機をかけるというのは 不安定な作業なのだから、何でも出来るって言わないでね!」

父:「言ったことない。歩いているのを見たケアマネさんが『歩き方がしっかりしておられますね。』と言われるから、『はい、と言うより他は無い。』一度も 『ヘルパーさん必要ですか?』と聞かれたことは無い。」

私:「今度聞かれたら 『掃除と食事をお願いしたい。』って言ってね!体の安全の為には 食事が基本なのだから!」


繰り返して「尋ねられたら お願いしてね。」と言うと「尋ねられたらだね!」・・・。

あと一カ月半で89才の父は 母が入院し、施設に入って以来一人。
昨日も兄から 「親父が焚火をしていて熱中症で救急車で運ばれた。新聞にも載った。」とメールがありました。
(同じ敷地に兄夫婦が住んでいます。)

焚火というのは 庭の木やゴミを燃やしていたのだろうと思われます。
「物を燃やしていながら 体が不調かどうかの判断が出来無かった、と言うことでしょう!」
と言うと 思いの外素直に
「そうだね。」

焚火の中に倒れこまなくて良かった、と思いつつ 
「大きな事故にあってからでは遅いのよ。少しでも安全の為にお願い出来ることはしてね!」
と繰り返し言うと
「忙しいだろうから じゃあね!」
と電話を切られてしまいました!
お説教に聞こえたのでしょう!

声の元気さからすると 「体と判断の衰えが見えにくい」のは確かなのです。
父は直腸がんの手術をした為ストマーをつけています。
60年一緒だった母と離れて半年近く・・・。

名古屋の妹が冬物の洗濯物を処理してくれた、と喜んでいました。

2011年6月6日月曜日

ほぼ30年ぶりの出会い

今から30年ほど前の同僚十数人にお会いしました。

その中のお一人の退職を祝う、という会でした。

一番感動したことは Pさんがとても優しいおじいちゃんになられていたことでした。
記憶にあったPさんは △△主任という役職に就かれていて険しい表情の方でした。

ご挨拶されているPさんがどなたか分からなくて お隣のKさんに
「あの方、どなたですか?」
と伺いました。

帰り際にPさんと言葉を交わす機会があったのですが やはり好々爺・・・。
30年ぶりの感激は Pさんでした。

2011年6月2日木曜日

友人

むかし、むかしからの友人に会いました。

彼女もバリトン歌手佐藤光政氏のファンです。

7月17日のランチョンコンサートに一緒に行く予定でした。
コンサートのチケットを渡しました。
「残念ね~、あんなに楽しみにしていたのに!!!」
と彼女。

次のコンサートを待っています!

2011年6月1日水曜日

療育指導で・・・

普通学級の教師の時には とても学べなかったことを 療育指導で学んでいます。

線を引く指導・・・
「同じ」と「違う」の認識を育てる指導・・・
二つを示す、三つを示す・・・

子どもの進歩を感じられた、あるいは見られたお母さんの笑顔!!!
ステキです!

いっしょに喜べる・・・幸せなひとときです。

2011年5月30日月曜日

うれしい話!

友人のご実家のお母さんが四国から関東に来られていました。

「二男からおこづかいを貰って 涙ぐんでいました。」
と友人のメールにありました。
友人の20代半ばの息子さんが おばあちゃんにお小遣いをあげたのだそうです。

私までうれしくなってジ~ンとなりました。

そう言えば 今朝クライエントの方からもメールを頂きました。
パートナーの方が 良い関係を作る努力をされていることに気づかれた・・・と。

良いお話を伺うのは 本当にうれしいことです!!!

私のことで言えば、午前中、市役所に講座のチラシを持って行くと担当の方が
「どんどん利用して下さいね!」
と笑顔で言って下さいました。

2011年5月29日日曜日

言葉は信じられる???

私たちは 言葉を信じがちです。

アルフレッド・アドラー博士は 「人の言っていることより していることを見よ。」と言いました。

そう言えば 論語の中に 「巧言令色、鮮矣仁」 (こうげんれいしょく、すくなし、じん)という言葉があります。意味は「言葉巧みで顔つきもにこやかな人物にかぎって、徳の少ないことが、おうおうにしてある。」です。

でも「顔つきがにこやかで 言葉が巧み」だと ついつい信じてしまいませんか???

そこで「行動」を見て判断・・・が出てくるのです。

2011年5月27日金曜日

痴漢は犯罪・・・

駅で
「痴漢は犯罪です。」
というポスターを見る度に
「露出は犯罪では無いのだろうか?」
という疑問が浮かびます。
そして モントリオールで見かけたイスラム教の女性の服装を思い出します。

日本に帰って1年半経っても まだ慣れないのが露出度の高い、あるいは寝室用?と思われるような服装です。

昨日、知り合いの方に
「帰国して 日本に慣れましたか?」
と聞かれて 答えたことです。

2011年5月26日木曜日

鳥肌が立ちました・・・

ある方が セミナーで習ったことを 3才のお孫さんに実践すると それまでのお孫さんの反応とは全く異なる行動が見られた、と報告して下さいました。

あまりの見事な効果に
「鳥肌が立ちました。」
と おっしゃったのです。

2011年5月25日水曜日

EMDRセラピー

「これまで気になっていたことが 気にならなくなりました。半信半疑です。」
と 昨日メールを頂きました。
一昨日EMDRセラピーを受けられた方からです。

きょうは
「今日も気になりません。不思議です。ずっと続くとしたら 嬉しすぎです。」
と・・・。

気になっておられたことが 毎日の生活の中でのことでしたのでこのような思いを持たれたのだと思います。

そういえば 英会話教室での出来事がトラウマになって 英語を習うのが楽しめない、とおっしゃっていた方は 1回のEMDRセラピーで不快感は消えました。今は 発音練習や辞書を引くのが楽しくなっている、と言われ、質問も出るようになりました。

EMDRセラピー・・・よく効きます!

2011年5月24日火曜日

布川事件

布川事件の桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)に再審無罪判決が言い渡されました。

2月に松戸市で「ショージとタカオ」のドキュメンタリ-映画と、お二人のトークショーを見ました。
29年間獄中に居られたお二方は どのような雰囲気、あるいはお人柄なのだろうか・・・と心理的な面から関心を持ったのです。

映画を見て 事件当時20才のお二方が 警察の取り調べに「自白」されてしまったり、裁判に期待されたりのお話は 私の二人の息子が二十歳の頃と重なりました。社会経験も少なく、揺れる年齢の二人の青年だったであろう・・・と。

映画の中のお二人とトークショーでのお二人は 誠実で明るく、桜井さんの奥様が明るさに惹かれた、とおっしゃっているのが分かりました。

支援されている弁護士のお一人がお二人の会見の後ろで泣いておられました。多くの方々が思いを一つにされていると感じました。

2011年5月23日月曜日

きょうも頑張りました!

療育指導で お母さんへのコメントに
「きょうも頑張りました。」
と書きました。

小5のP君は とても繊細な少年です。
お母さんへのコメントを お母さんの前で声をあげて読み、にっこりしました。

お母さんに「出来ていること、出来たこと」をお伝えし、一緒に喜ぶことがP君への大きな勇気づけになると思います。

2011年5月22日日曜日

ショックです!!!

こんばんは。

突然、ショックと言って 驚かせてすみません!!!
でも ショック!!!なのです。

今日、ゆうまつどにセミナーと講演のチラシを印刷に行きました。
日にち、7月17日(日)、えっ、17日?
あ~~~っ、何と言うことでしょう!!!
「勇気づけを活かす学校教育相談システム作り」
のタイトルで 講師を既に依頼済みなのです!!!
佐藤光政氏の予定は 携帯の予定表に入れてあり、手帳に書いて無かったので、
講師から日程の相談があった時に 17日としてしまったのでした!!!
午後は私のセミナーを入れてしまっていました!!!
信じられないお馬鹿さんです!!!

友人にメールを送りました。
プレゼントするから 別のお友達を誘って・・・、と。
返事はまだ来ていません。

リクエストまでしたのに!!!
ごめんなさい!
Sさんにも いろいろお世話になったのに!!!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

Sさんにショックのあまり送ったメールです。
Sさんは 佐藤光政氏の為にブログを書いておられます。
コンサート情報など・・・。
八王子のホテルでのランチョンコンサートの曲のリクエストをSさんを通してしていたのです!!!

2011年5月19日木曜日

あの時の私はどこへ行ったの?

「あの時の私は どこへ行ったの?というような気持ちです。」
と ある方がおっしゃいました。

悩みから解き放たれたことをおっしゃっています。

深刻な表情で悩んでおられた方が 何度も声をあげて笑われたり笑顔を見せられたり・・・という変化も見せて下さいました。

一人でも多くの方に「勇気づけ」をお伝えしたい・・・が少しずつ、一歩ずつ叶っていることが感じられるこの頃です。

三十年前に教師の先輩だった方も講座に参加して下さっています。
「面白い!あらゆる場所で必要!!!」
と・・・。
この方とは 道を歩いていて再会したのです!!!

「人生って何があるか分からない!」
と お互いに頷きあいました。

2011年5月18日水曜日

勇気づけ

「勇気づけの親子関係実践セミナー」に 不登校の子ども達を援助するボランティアを長年されている方が参加して下さっています。

子ども達への言葉のかけ方をセミナーで学んでから 子ども達ばかりでなく保護者との関係もより良い方向に変化してきたことをメールで知らせて下さいました。

「楽しく学ぶことで、気持ちがほぐれていくのがとても良いと思います。」
とも言って下さいました。

昨年初めて開いたセミナー以来継続して参加して下さっています。

少しずつ「勇気づけの対応」が有効であることを知って頂け、私にとっても 大きな勇気づけです。

2011年5月15日日曜日

友人へ

モントリオールで出会った若い友人から 誕生祝いのカード(メール)を頂きました。
お礼のメールを コピーしてみました。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

お久しぶりです!!!

カードありがとうございます。
誕生日、そうでした・・・。
共済年金の請求が出来ることで 年齢を実感しております!

先日、Yさんと話した時に
「N子さんは ドイツでは???」
と おっしゃっていたのですが 日本におられたのですね!
どこで働いておられるのですか???

Yさんは カルガリーに定着されることになりそうです。

Montrealからは「帰れ!!!」と言われてはおりますが
後は 棺桶に入るだけの人生、食べたいものを食べて、学んだことを活かすには
ここに留まるしかありません!!!

いつか スカイプで3人で話せるのではと思うのですが???

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

地震と放射能から「Montrealへ避難していますか?」とあったので それに対しての返事です。

以前は
「絶対、日本で死ぬわ。和食なしでは生きられない!」
と言って友人に
「死ぬことをそんなに明るく言う人は 珍しい!」
と言われました。最近は 上記のように・・・。

2011年5月14日土曜日

EMDR学会

13日14日、日本EMDR学会に参加しました。

学ぶことは多々あったのですが 1日目では 私には特に次の発表が印象に残りました。

①がん化学療法に起因した予期性悪心嘔吐、学習性食物嫌悪に対するEMDRの応用
②末期癌と診断された50代女性へのEMDR
③紫外線と皮膚-紫外線に当たると痛いと訴える患者に対するEMDR-

2日目は「地震津波災害被災者へのEMDR適用」でした。
これまで 文献でした見ていなかったものをDVDで見ることが出来たり 実技がありました。

EMDRの治療者は日本ではまだ900人弱とのことでした。


    

2011年5月10日火曜日

ある韓国人の家族

カナダ人(カナダ在住)の英語の先生が
韓国人の奥さんに英語を教え始めた、とその家族の話をされました。

ご主人は韓国に住み、仕事をされているそうです。
奥さんと子ども二人はカナダに住んで 子ども達は高校生です。

子どもを英語圏で教育するために家族が離れて暮らしておられます。

そう言えば 私がモントリオールに居る時もそういうご家族に出会ったことはよくありました。
大学生になってから英語を学ぶよりも高校生の方が上達が早いのは確かです。

大人になってからでは遅いかというと 決してそうではありません。
私が英語圏で暮らし始めたのは 49才になってからです。
48才の終わりでカナダに行った時は 自分の言いたいことは何とか言えましたが 聴き取りが困難でした。

9年8カ月カナダに住んで、ほとんど英語だけで暮らした為 生活には困らない力がつきました。
けれど息子の発音を聞くと 10代の半ばで行くと全く違う、とは思います。

2011年5月5日木曜日

タマネギ

「タマネギをあなたがしていたようにフルーツを剥くようにスイスイと剥くのを初めて見たわ。美しかった!」
と 思いがけない言葉を頂きました。

私が剥いた方法というのは 根の部分を切り取って 根からナイフを使って剥く、というやり方です。
私は 驚いて
「どうやって 剥いておられるのですか?」
と 伺うと 
「手で剥くわ。もっと時間がかかる!」
と。

それをきっかけに 私の重宝している ベンリナーという調理器具をお見せしました。

千切りにする幅が変えられるように 種類が3つあること、厚みを変えられることをお伝えすると とても関心を持たれたようでした。

「ベンリナー、半世紀以上も前からあること、プラスチックの部分は昔は 木で出来ていたこと。」
もお伝えしました。

私の持っているものは カナダ・モントリオールの中華街で買った Made in Japan です。

2011年5月1日日曜日

アドラー心理学とEMDRセラピー

EMDRセラピーでは 治療に記憶を使います。

肯定的な記憶と否定的な記憶、どちらも使います。

肯定的な記憶は 自分の持っている力と関連していることを鮮明に思い出し、それを強化することに使います。

もうひとつは 自分の好きな場所、心地の良い場所、あるいは場面を「安全な場所」として心の安定を得る為に使います。

持っている力を見つけ出す時に アドラー心理学の「勇気づけ対応」の訓練で得た 肯定的な視点がとても役に立っています。

また治療の対象となる否定的な出来事の記憶を見つける時にも アドラー心理学の「早期回想:子どもの頃の思い出」
が有効です。

実はこれは カナダでEMDRのトレーニングを受けている時にも実感していました。

アドラー心理学では その人がどのように人格を形成してきたかを学びます。
「早期回想」も人格、その人の考え方、行動傾向を知るのに大きな要素です。

他の流派の心理学を学んで来られた方々には 現在起きている精神的な病理の発端となっている出来事を見つけることに困難を感じておられるようでした。
多くの参加者の方が 「記憶の掘り起こし方」について 講師に質問をされていたのです。

3月初旬に出社出来なくなって1日目の青年にEMDRセラピーをして 2ヶ月。
その後は 震えや吐き気の身体症状を出すことなく働き続けているそうです。

これは 治療者にとっては 大きな「勇気づけ」です。

2011年4月26日火曜日

注目・関心

注目・関心を引くために 悪い言葉を使う坊や・・・。

「たとえスーパーマーケットで言ったとしても 何も言わないで見守るだけにして下さい。お母さんが叱ることを知っていて言っているのですから。お母さんが反応しなかったら これでは関心が引けないな、と思って止めます。」
と伝えると
「そう言えば 注目が欲しい時に悪い言葉を使うように思います。」
と ママ。

その後も思い通りにならないでママのバックを放り投げました。
ママは 我慢してくださいました。
嵐はすぐ止みました。

「少し忍耐が要りますが 長い目で見ると 楽になりますから。一緒に頑張りましょう!」

2011年4月25日月曜日

かわいい坊や・・・

午後は療育指導の日でした。

小1のH君は 自分の時間が終わりお迎えの家族の方が来られても部屋に座り込んで帰ろうとしません。

その少し前には 別の子Q君のお母さんと電話でお話したところでした。Q君は自分が療育指導を受けることを納得していないそうです。

「なぜぼくは 教室へ行かなければいけないの?」
と1年ほど前から時々言っている・・・と。

こども達も十人十色・・・。

どの子も可愛い、子どもと過ごす時間は エネルギーをもらえて幸せ感が増します!

2011年4月24日日曜日

療育指導の保護者会

昨日、療育指導の保護者会がありました。

一人2分ずつ経歴を話すように事務局から連絡が入っていました。

・・・考えました!
私がライフワークにしている「勇気づけの対応」をお伝えすることと経歴をセットにしてみました。
それは 保護者の方々のお子さんへの対応でもあるからです。

とても分かり易いアルフレッド・アドラー博士の言葉があります。
「全ての精神病理は 勇気を挫かれたことに由来する。」

2次障害を防ぐために「勇気づけの対応」を、保護者の方々と協力して実践していきたい、とお伝えしました。

フォレスト・ガンプと「五体不満足」の方を例にして 
心身に障害があっても「こころが健康」であることは可能です!
と。

2011年4月21日木曜日

勇気づけ

ゆうまつどで「勇気づけセミナー」聴き上手パートⅡをしました。

これまでの実践をある機関で子どもと対応されている方が報告して下さいました。
「子どものうそ、かみつきの問題行動がなくなり、私を好き、と言ってくれました。その上、それまで無関心だったその子のお母さんからメールが来ました。やった!!!という気持ちです。」

実践して頂くと 確実に相手の反応が変わるのですが 子どもを通して保護者の方にも通じるものがあったようです。和と輪が確実に拡がっているのを感じました。

また、このセミナーの中でのロールプレイでのことです。
優しく説得を試みるお母さんの言葉に 「うるさい!」と子どもの気持ちが出ると
「こんなに優しく言ってるのに うるさいって言われちゃった・・・」

優しくても子どもによっては説得はうるさい!!!のです!!!

行動パターンを変えて 良い関係を作り、長期的な目標に向かってお互いに努力しましょう!
という結びになりました。

2011年4月20日水曜日

ほめると無視

ある方がおっしゃいました。
「子育てのセミナーに関心はあるのですが “良いことをしたらほめて 悪いことをしたときは無視をする”という対応方法に違和感を覚えて受けませんでした。

「アドラーでは ほめることはしませんし、無視もしません。無視には 批判の気持ちが入っていますから。」
とお伝えすると
「そうですよね、対等な関係ではないですよね。」
と おっしゃいました。

「勇気づけセミナー」でお伝えしていることと同じです。

感動したひと時でした。

2011年4月19日火曜日

ヘルシー定食

下記の住所に われもこうレストランがあります。
就労支援の一つとしてのレストランです。

練馬区春日町1-18-36 われもこうビル 
(都営地下鉄大江戸線、豊島園駅からそれぞれ徒歩8分)

出かけたのがちょうどお昼時だったのでヘルシー定食を食べました。
ワンコイン(500円)で何種類ものおかずが入っていました。

実家の近くだったら 父も利用出来るのに・・・と思いました。

2011年4月17日日曜日

友人へのメール

新任採用教員指導について 昔の同僚である友人と話した後に出したメールです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
A教頭のことを よく思い出していたのは セラピーの第1歩
Establish a cooperative working relationship.
からです。

次が Offer empathy and hope. です。

これは 教育にも当てはまる、と思ったのです。
そして、A教頭の私への指導内容が 良いものであった、でも
私には 伝わらなかったことを思い出しました。
何年も前のことです。
そして 時々思い出します。
自戒としてだと思います。

あなたは A教頭の良さを分かる力量があったけれど
私にはありませんでした。

指導者は 力量の無い相手にも届けられなければ 
力のある指導者とは言えない、とセラピーを学んで思ったのです。

アドラーに出会って 良い人生になりました・・・。

ありがとうございます。

2011年4月14日木曜日

震災の影響・・・

URの部屋を借りるにあたって 内覧する日が今週の火曜日だった友人から連絡がありました。

「内装の資材が震災の影響で入らないので 内覧の日が4月末になる。」
というものでした。

内覧の日にまで影響があるとは思っていなかったので 驚きました。

2011年4月13日水曜日

なつかしい歌声

20代の頃に バリトン歌手:佐藤光政さんのコンサートに行くのが楽しみでした。

去年、佐藤光政さんのブログを見つけました。
ご本人が書いておられるのでは無く、佐藤光政さんが10代のころ入っておられた合唱団でご一緒だった、Aさんという方が書いておられます。

ブログにコメントしたことがきっかけで 佐藤光政さんの先生が指導されている「うた声倶楽部」に参加させて頂き、ブログを書いておられるAさんにもお目にかかりました。

4月2日(土)に佐藤光政さんのコンサートがあったのですが 私は仕事で行けませんでした・・・。

その後、郵便受けに封筒が・・・。
なんと 行けなかった私の為にAさんが ライブをCDにして送って下さったのです。若い頃のように聴き惚れています!

不思議です。
カナダから戻ってきた2009年11月、
「新しい出会いは カナダに居た頃ほどは無いかもしれない・・・」
と思ったのですが どんどん増えています。

しかも領域も広がって・・・。

2011年4月12日火曜日

療育指導

療育指導でお会いするP君のお母さん。
とても正直な言葉を聞かせて下さいます。

P君のお母さん:「頭では わかってるんですけどね!!!怒った後で、あ~またやっちゃったって思うんですよ。」

私:「気づいておられるのは 大きいと思います。でも お母さんの対応を 弟のQ君も見ています。Q君は長い目で見たら P君を援助してくれる存在になりますよね。お母さんはP君へどう対応するか Q君のモデルなのです。」

P君のお母さん:「あ~、そうですよね、そんな風に考えたことなかったけど・・・。今日から また頑張ります!いつもここへ来た後は 一日位はちゃんと出来るんです。出来た時はPの態度も変わるんですよね。分かってるんです!!!」

私:「お母さん、いつも正直ですよね。」

二人で大笑いです。

療育指導で P君との時間も意味がありますが 同時にお母さんとの関わりも学びの多いひとときです。

2011年4月7日木曜日

春日部市で勇気づけ講座

春日部市で「勇気づけの親子関係実践セミナー」を開かせて頂くことになりました。

埼玉にお住まいの方が教育委員会の後援を頂くことやチラシを配布することをして下さっています。

松戸市の講座と同じ内容です。

会場:春日部市視聴覚センター 4階:研修室3 春日部市粕壁東3-2-15 
交通アクセス
      春日部駅東口より徒歩10分
      粕壁小学校の隣り


参加費:10回分 28000円
参加費の支払いについて

*初回に会場でお支払い下さい。
*3分割、2分割の分納もご利用頂けます。

♪セミナーは10章で成り立っています。
   1章:子どもの行動の目的
  2章:聴き上手パートⅠ
  3章:勇気づけ
  4章:誰の課題?
  5章:傷つけないで意見を伝えよう
  6章:肯定的な見方
  7章:聴き上手パートⅡ
  8章:自分を勇気づける
  9章:自然の結末
  10章:家庭はみんなでつくる
   ※1回のセミナーで1章ずつ行います。
  ※ 心理学に基づく対応の方法です。

10回の継続講座です
①5月12日(木)
②5月26日(木)
③6月9日 (木)
④6月23日(木)
⑤7月7日 (木)
⑥9月15日(木)
⑦9月29日(木)
⑧10月13日(木)
⑨10月27日(木)
⑩11月10日(木)
※全て10時~12時です。
※ご都合で欠席された場合⇒フォローアップ講座に無料で参加することが出来ます。

お申込み
☏ 047-701-7668
  留守電です。お名前と電話番号をお知らせ下さいませ。折り返しご連絡致します。
✉kosodatecafe@gmail.com
  お名前お電話番号をお知らせ下さいませ。確認のメールを送らせて頂きます。

松戸市男女共同参画推進グループ

4月6日、グループの情報交換会がありました。
男女共同参画推進グループに登録されているのは21団体です。

情報交換会で二つのグループの方と個別にお話できました。
私たちのグループ「ファミリーサポート・勇気づけ」は市民活動助成事業として
「勇気づけの親子関係実践セミナー」
を行います。PTAの団体の方は
「例会に来て 事業を説明したり チラシを配る援助が出来る。」
と言って下さいました。

少しずつ「勇気づけ」の対応が 精神病理の予防策となることをお伝えしていきたいと思います。

既に何らかの心の問題を持っておられる方には EMDRセラピーがあることをお伝えすることもできました。
「効果が見えて来ないカウンセリングか薬しかないのか、と思っていたけれど EMDRという新たなものがあるのですね!」
と・・・。

2011年4月4日月曜日

松戸市市民活動助成金

私たちの
松戸市男女共同参画推進グループ:ファミリーサポート・勇気づけは
昨年9月に松戸市に助成金の申請書類を提出。

不登校、引きこもりの子どもを持つご家族の方に
「勇気づけの対応」
を知って頂く講演と講座を行うということで助成金を申請しました。

プレゼンテーション審査は2010年10月23日。

審査に通って 助成金が2011年4月1日付けでおりることになりました。

2011年4月3日日曜日

いつつぶれるかと思っていた!!!

昨日 療育指導の会議がありました。

療育指導、自立支援指導、就労支援、余暇支援など広く支援をしている会です。
障害のある人々の親が亡くなった後も支援する、ということでグループホームまであります。

ここ10年間に充実してきたとのことです。

「いつつぶれるかと思っていた。」
とは 会の発足から見て来られ、現在は主要な立場にある方が 自己紹介の場面でおっしゃった言葉です。
笑いを誘っていました。

上滑り、形だけで退屈な会議を経験してきた私ですが 昨日はそれとは異なっていました。

夜になって 余暇支援の一つ「音楽倶楽部」の合唱を聞かせて頂きました。
力強い歌声に 感激!!!しました。

働きたい女性の就労支援コーナー

松戸市女性センター「ゆうまつど」には「働きたい女性の就労支援コーナー」があります。

昨年夏、起業セミナーでご一緒になったKさんに勧めて頂きました。

しごとサポートボランティア講座が始まったのは 2010年9月。
9回のこの講座に加えて「働きたい女性の講座」10回。
プラス 実習2時間が4、5回。

「働きたい女性の就労支援コーナー」運営委員委嘱状交付式があると平成23年4月1日付けの文書が市長名で届きました。

講座と実習を通して多くの学びと出会いがありました。

ハローワークに出かける前に利用出来るかと思います。

2011年4月1日金曜日

きょうの肯定的な出来事

うれしい出来事がいくつもありました。

①私に「アドラー」の存在を教えて下さったQさんが4月から新任教師の指導職に就かれることになった。

②3月初旬にEMDRセラピーをさせて頂いた青年、その後は順調に仕事に行っておられる。

③父の要支援申請をお願いできた。(認定されるか否かは別のことですが・・・父は88才です。)

④うた声倶楽部に行った時に失くしたかも知れないと思っていたカーディガンが見つかった。
 (友人と入った喫茶店に電話するとありました!)

⑤成田で見送ったアメリカ人の友人が無事に帰国し、スカイプで話が出来た。

⑥療育指導のミーティングに持って行くケーキがHBで出来あがった。

⑦6月のセミナーの会場を電話で仮予約が出来た!!!

小さな肯定的な出来事を見つけて暮らしています。

②と①は 大きなこと!です。
②はご本人やご両親を始めとするご家族にも喜んで頂けています。

2011年3月29日火曜日

うたごえ倶楽部

30年以上前、私は「佐藤光政さん」というバリトン歌手のファンでした。
コンサートに行って LPレコードを買い、サインを頂くのが楽しみでした。

仕事、育児・・・等で何十年もファンの世界から離れていたのですが ネットで検索したことから
新しい出会いがありました。

佐藤光政さんの10代の頃からのお知り合いの方が光政さんのためにブログを書いておられるのです。

日曜日、その方が参加しておられる「うたごえ倶楽部」にお邪魔しました。

佐藤光政さんの先生の大槻秀元先生の指導があります。

行ってみると 笑いの連続・・・
先生の話術のせいです!!!

暗いニュースが続く中 このようなひとときも大切だと感じました。

2011年3月24日木曜日

療育指導の先輩から・・・

「アドラー心理学は 練馬区の教育の現場では良く知られているわよ!」
と 療育指導の先輩の先生から伺いました。

「そうなのですか? いつごろからですか?」
と伺うと
「そうねぇ、もう5~6年にはなるかしら。これからは アドラーだって!」

昨年、ある市の教育研修所の所長にお会いした時は
「アドラー、アドラーって言ってもね~。」
と あまり好意的ではなかったので 先輩の言葉に感激したのです!!!

実践してみると その効果が分かります!

クライエントの方から頂いたメールにありました。
「娘から 効果を実感しています!」

療育指導をさせて頂いているお子さんのお母さんも
「前は、“ママ、嫌い!”って言ってたのに この頃は“ママ、好き!”って言うんです。」

「お母さんが 実践されている証拠!ですね!」
とお伝えしました。

一人でも多くのお母さん、先生方に実践して頂きたいですね!
息子も中学生の頃 言っていました。
「学校の先生に アドラーを勉強して欲しい!」
と・・・。

2011年3月19日土曜日

避難した方が良い!!!

カナダの友人から
「カナダに戻るべき!」
と言われた同じ日、ロサンゼルスの息子からメールがありました。
「彼女から お母さんに電話してカナダに避難するように説得して!!!と言われた。」

日本の友人からも
「あなたは カナダへ避難出来るでしょう?しないの?」
と言われたばかりでした。

「私、一人逃げてどうなるの?という感じでしょうか・・・」
と言う所で落ち着きました。

「自分の持っている時間とエネルギーを より有効に使える所で生きたいし、学んだことを生かしたい。」
と息子に伝えました。

2011年3月17日木曜日

地震

療育指導の子どもがお休みでした。

保護者の方から
「地震の後、外に出るのを怖がるようになった。」
と連絡がありました。

そういえば 毎回セミナーに来て下さる方も お子さんが地震の後不安を訴えている
とおっしゃっていました。

EMDRが効果があります!
と 機会があるたびにお伝えしています。

上旬にEMDRセラピーを行った青年からは
「EMDR良かった!」
との感想を頂きました。
順調に過ごされている、とご家族からメールがあり、ほっとしています。

どのような症状にも効果が早く出るEMDRをもっと多くの方に知って頂きたいと思います。

2011年3月14日月曜日

災害

カルガリーに住む友人と スカイプで話しました。

「日本の地震の前のニュースはアラブ系の国々のニュースだった。今は 日本の地震のニュース一色。」
と・・・。

しばらく交流が無かったモントリオールのカナダ人の友人からも
「何か出来ることがあったら 言って欲しい。」
と・・・。

「寄付する機会があったら 被災者の為に寄付して欲しい。」
とメールしました。

「赤十字に寄付します。」
と返事が来ました。

想像を超える災害に言葉がありません。

2011年3月10日木曜日

インド料理の講座 in English

「ファミリーサポート・勇気づけ」主催で

ちばコープ東葛会館において インド料理の講座を開くことになりました。
講師はもちろんインド人(カナダ育ち)です。

ESLの英語教師歴も30年以上の方です。

1ヶ月の予定で来日されるにあたっての企画です。

インド料理の好きな方、英語の勉強をしてみたい方などに声をかけてみたいと思っています。

2011年3月9日水曜日

EMDRの効果

「学校へ行けない。」
「会社へ行けない。」

見守っていると 長期化します。
半年以上、辛いながらも 本人が頑張っていた・・・
ある日突然、もうダメ!!!となるケースはよくあります。

もうダメ、となった一日目にEMDRをさせて頂いたことがあります。
翌日には 行けるようになり、家族が気がつくほど表情が変わったそうです。

私には ご本人から連絡が入りました。
「頑張れそうです。」
と。

その方の場合、ご家族にEMDRセラピーをさせて頂いていたので ご家族から勧めて頂けたことが大きかったと思います。ご本人が ご家族に
「あの日、EMDRを受けなかったら あのまま行けなくなっていた・・・。」
と おっしゃったそうです。

心を軽くするために、より楽になるために
EMDRセラピーは 信じられないほど効果があります。

2011年3月5日土曜日

松戸市市民活動見本市で・・・

3月5日は 松戸市の市民活動見本市がありました。

昨年は タイトルだけ聞いたものの???でした。

何カ月か後に
「見本市の実行委員になって欲しい。」
とのお話を頂き、分からないままお受けしました。

2011年に入って仕事の都合で委員会には参加できませんでした。
申し訳ない思いでしたが 昨日の準備と今日は何とか・・・。

様々な市民活動があること、皆さん、熱心に活動されていることを目の当たりにしました。

AEDの普及に努めておられる方々から AEDの使い方の個人指導を受け、
また「IP活用で劇的に変わる チラシの作り方」の講座も受けました。

「AEDの使い方を普及するデフィブリーるの会」が成立したきっかけは 2002年にジャズ演奏家・川口 日出旺さんが コンサートちゅうに心筋梗塞で倒れられたことに由来するそうです。

川口さんは 会場に居合わせた石が40分間もの心臓マッサージを行ったことにより命を取り留められたとのこと。
AEDが普及していればもっと効率的に救命出来たのでは、との思いからこの会が発足したそうです。

1年前、会の方に出会ってからAEDをあちこちで気付くようにはなったものの、使い方を知らず、関心が会ったので良い学びになりました。

また、これまでお話を頂きながら お会いする機会が無かった方々ともお目にかかることが出来ました。

2011年3月1日火曜日

「お母さん、どっちが可愛いの?」

あるお母さんのお話です。

「お母さん、Qと僕と どっちが可愛いの?」
と小3のお兄ちゃんの質問。
「“どっちも可愛いよ。でも こどもが居ない所にお兄ちゃんが生まれたから、お兄ちゃんは特別よ!”と言ったら まんざらでもない顔をしていました。前回、“自分の大切な友人に接するように”と聞いてから そうしていたら 何かが確かに変わって来ました。」
と 嬉しい報告を頂きました。

「実践して下さって ありがとうございます!」
と お礼をお伝えしました。

電車の中で

良かった、座れたと思い、ボーッと周りを見ていると 私より一回り位上の男性が目に入りました。
「どうぞ・・・」
と 声をかけると お連れの方があったようで その方に声をかけられました。
奥様でした。男性の前の若い方も席を譲られ、お二方とも座ることが出来ました。
次の駅で 奥様に譲った隣が空き、どちらからともなく話し始めました。

私が岐阜からの帰りであることを伝えると
「あちらの方は、犬山へ行ったことがあります・・・・・」
と話され、お城の話に。松本城も本物のお城・・・から 松本での疎開体験、その方の疎開体験が基になって保育園で働かれていたことまで・・・。

関心が同じであることから 名前を名乗り、連絡先を交換しました。
「お役に立てるかも知れない・・・」
と 言って頂けました。

2011年2月26日土曜日

EMDR

「EMDRについて もっと詳しく知りたい。」
と質問を頂きました。

1.対象となる年齢は?

 アメリカの事例では 赤ちゃんの物もあります。
 子どもを対象にしたEMDRの本も多く出版されています。(日本語に翻訳されているのは一部です。)
 私は 85才の母に 「60年以上前に姑から言われた言葉」にEMDRを行いました。
 ですから 対象年齢は あらゆる世代に可能だと言えます。

2.自分が後悔しているような内容にも効果はありますか?

 あります。
 自分自身の子どもへの対応に対する後悔、配偶者との関係についての後悔、居なくなって欲しい、と思っていた人が実際に何らかの理由で亡くなった場合への自責の念などについてEMDRセラピーを行った私の事例では どれも効果がありました。

3.どれ位の回数が必要ですか?

 面識が無い場合は 最低3回位です。
 面識があって 既に信頼関係が持てている場合には すぐEMDRセラピーに入ることが出来ます。
 その場合、1回目に 「安全な場所」を意識化するEMDRをします。
 次に 解決したい出来事を扱います。
 信頼関係が出来ている場合には 1回目にここまで出来ますが 初めてお会いする場合には この部分が2回目になります。
 3回目に前回のセラピーの効果を確認します。
 一つの出来事に対して 初めての方は3回、ということになります。
 
4.どれ位の時間で効果を実感出来ますか?
 
 1回の面談の間に 効果を実感出来ます。
 トラウマの記憶が 全く無くなる。 
 記憶しているが 出来事として記憶しているだけで 不快な感情は消えている。
 など、人によって様々です。

5.どんな効果がありますか?

 ①奥さんの交通事故の体験が理由で ご主人の運転に口を出し、車に乗る度に夫婦ゲンカになっていたご夫婦の場合、奥さんの交通事故をEMDRで扱うことで それ以後 夫婦ゲンカが解消。

 ②子育てで自分が後悔している子どもへの対処について自責の念が離れなかった方の場合、その思いへのこだわりは解消し、現在の子育てに前向きに向かえるようになられた。

 ③日常生活をストレスに感じる方のストレスに関する記憶を扱うことで ストレスに感じることが無くなり、日常生活が楽になられた。

など 一人ひとり違いはありますが 何らかの効果を報告して下さっています。

・・・と言ったことをお答えしました。

2011年2月21日月曜日

人工呼吸器

兄からメールが入りました。

「母が入院した。集中治療室で経過を見た後、一般病室に入るが 万が一人工呼吸器が必要になった場合、どうするかを家族で話し合って欲しい、と担当の医師から言われた。率直な意見を聞きたい。」

というものでした。

祖父が延命治療を受けていた時に 父が言っていた言葉を思い出しました。
「医師から どうしますか?と聞かれて、お願いします、としか言えなかった。要りません、と言うと殺してしまうように感じるから。でも 自分がその立場になったら 延命措置は受けたくない。」

兄には 父と話してから返事をする、とメールを返しました。
父と話す前に 兄からメールが入りました。
「親父と話した。自然の流れに任せる。人工呼吸器はお願いしない、という希望だった。」

その後父に電話をしました。父は 祖父の時に言った言葉はすっかり忘れていました。
「悲しいけれど 順番だから・・・。人工呼吸器は 本人も辛いだろうから・・・。」
と・・・。
父が冷静だったので 少し安心しました。

2011年2月18日金曜日

15年ぶりの再会

北海道の友人一家が ご長男の結婚式に上京されました。

友人ご夫婦とは35年前、小学校の教員として同僚でした。同じく同僚だった関東に住む友人Qさんと 都内のホテルに会いに行きました。

私が友人ご夫婦にお会いしたのは 15年ほど前のことです。

友人、夫は会うなり
「おばさんになったなぁ~」

おばあさん、と言われなかっただけ良かったかも・・・。

長年会ったことが無くても 話が通じるのが昔からの友人の良さかもしれません。

2011年2月17日木曜日

やってみました!

先週お会いした 若いママがおっしゃいました。

若いママ:「ありがとう、をたくさん言うようにしたら、素直に聞いてくれました。私も叱らなくて良いから 楽になりました。主人にも頼んでやってもらいました。でも主人は2~3日で忘れて 叱り始めてましたけど。」

私:「実践して下さって ありがとうございます。」

ママ:「Pが 下の子を 私のいない所で叩いたり押したりするんです!」

私:「P君にしてみれば 下の子だけがママのひざに乗ったり 世話をされているので下の子がママを独り占めにしているように感じるんです。P君を 下の子を抱くと同じように 抱いてあげて下さい。」
   
ママ:「P,おいで、抱っこしよう。」

P君は 幸せそうな顔をしてママのひざに乗りました。

幼ければ幼いほど 素直に反応してくれますね!

「また、来週 成果を聞かせて下さいね。」
と お別れしました。

2011年2月15日火曜日

昨日は 夕方から 東京も松戸も雪でした。

駅員さんが ホームに塩をまいておられました。

今朝窓の外を見ると 桜の木が雪化粧していました。

お昼頃には 桜の木の雪はすっかり消えていました。
やはり 暖かいのですね!

2011年2月14日月曜日

知的障害の子

知的障害の13才の女の子の療育指導中のことです。

「手間がかかるから 宿泊訓練は 一人でも少ない方が良い、って担任の先生が言ったの。私が行かない方が良いんだな、って思って“じゃあ 行かないよ。”っていったら “行かなくて良いよ。”って言われた・・・」

療育指導の1時間はほぼ カウンセリングで終わりました。

「死にたいって思った、でも このことはお母さんには言わないでね。お母さんは 先生の話を信じて 私のことは聞いてくれないの。」

その子の中学の様子を良くご存じの同僚の先生にもお願いして その子の話を一緒に聞いて頂きました。

事実はどうであれ、彼女には「勇気づけ」が必要です。

2011年2月13日日曜日

布川事件

布川事件ドキュメンタリー映画のチラシが目に入りました。

松戸市の市民劇場で上映され、その後桜井昌司さん、杉山卓男さん、映像プロデューサーの井手洋子さんのトークショーがある、との内容でした。

刑務所の中で無実を訴えながら29年間もの長い時間を送った方達です。

映画の中、トークショーでは お二人の性格の違いが 誰の目にも明らかでした。

心理的にもとても学ぶことが多い時間でした。


映画の冒頭では 活動を支援されてコンサートに出演され続けている「佐藤光政」さんの歌声を聞くこともでき、
これにも感動しました。

3月16日が 判決だそうです。

2011年2月8日火曜日

肯定的に見ると「柔軟性」

ご縁を頂いて 千教研(千葉県の公立小・中学の先生方の研究会)で アドラー心理学の「勇気づけ」についてお話させて頂きました。

知り合いのカナダ人(日本在住)とスカイプで話をしている時に
「今日は 何をしたの?」
と聞かれました。
「研修会でワークショップをしたけれど その学校のコンピューターの年代の関係で 資料として作った パワーポイントのプレゼンテーションを 私がその場で消してしまったのよ!!!」
と言うと
「それでも ワークショップをこなしたのは“柔軟性”があるのね!」
と 肯定的なコメントを下さいました。
彼女は 私がアドラー心理学を学んでいて 常に肯定的な側面から発言したいことを知っていて言って下さったのです。

「そう言えば うろたえなかった、主催者の先生に援助して頂いたこともあって・・・」
と伝えました。

会の後で ある先生が
「とても勇気づけられました。」
と おっしゃって下さり、その言葉で 私も勇気づけて頂きました。

私にアドラー心理学を教えて下さった友人に 彼女の実践のレポートを配布させて頂いたことを 報告しました。
彼女は 自分の実践が他の先生方に伝わったことを 喜んで下さいました。

2011年2月5日土曜日

駅のホームで

駅のホームで ばったりと知り合いの娘さんに出会いました。

行き先が同じ方向でしたので しばらく話すことが出来ました。
土曜日か日曜には時々ガイドヘルパーをしている、という彼女。
二十代で 誰かの世話をする、役に立つというバイトに出会った彼女はとても気がつく方です。

きょうも朝から良いエネルギーをもらいました!

2011年2月4日金曜日

水仙

「なんてきれいな花なのだろう・・・」
3才か4才の頃でした。
庭に咲く 水仙を見て子どもごころに思ったのです。

一戸建てに住んだ時に 岐阜の実家から球根をもらい植えました。

カナダに発つ時に 何人かの方々にお分けしました。

今回所要があって友人宅を訪ねると 庭にも道路にも
その水仙が咲いていました。

11年後に あんなに増えるとは・・・

嬉しい驚きでした。

2011年2月3日木曜日

身構える態度

定期的に 施設で育った青少年に会う機会があります。

彼らが 施設で育ったとは知りませんでした。
担当の方とお話している時に
「Aさん、Bさん、Cさんに呼びかけた時の反応が気になります。」
と話すと 彼らはそれぞれ事情があって施設で育った、と聞きました。

社会で出会う人々に対して 身構える、という姿勢があるのです。
これは 口うるさい母親に育てられた、という方に共通するものがあります。

幼少時にどのような対応をされたかが その人の基礎を作る、という理論を思い出しました。
「勇気づけの対応」をされていたら違っていた、と思います。

2011年2月2日水曜日

Fine !

家庭教師をさせて頂いている少年のご家族の方に 英語の発音の方法をお伝えしています。

From,Valley,The,Smile,Rockなどなど日本語の発音に無い 音の出し方です。

きょうは とても嬉しいことがありました。

Fineの音は 学習していなかったのですが その方がFromの応用だと分かって頂け、きちんと少年に発音を見せられたのです。

the,they,that,think・・・・私も11年前、舌を出して音を出すことに 心理的な抵抗があったことを覚えています。

その方も 徐々に舌がしっかり出て来ました。

学習は 二人三脚です。
お互いに 進歩を確認出来て うれしい午後でした。

2011年2月1日火曜日

困難に立ち向かう勇気

子どもを「勇気づけの対応」で育てる効果が 特に顕著になるのは 子どもが成人してからです。

家庭教師や塾の教師をする中で「勇気づけ」を実践してきました。
そして そのお母さん方が「勇気づけの対応」を実践され、お子さん達は 立派に社会人として巣立って行かれています。

この就職氷河期に希望の職を得て あと2ヶ月足らずで海外に赴任するMちゃん、彼女のお母さんが「勇気づけの対応」を学ばれたのは 彼女が最初の困難にぶつかっていた中1の時でした。

ある方がおっしゃいました。
「何でも受容する、子どもの要求を全て受け入れる」育児方法を0才~4才まで実践されたところ、お子さんが
「“お母さんは 子どもの言うことを聞くものでしょう!”と子どもが言うのを聞いて、何か違うな、と思ったのです。」


「これは アドラー心理学では“過許可”です。」
とお伝えしました。

日本では心理学は新しい分野であるため 成果にたいする点検が重視されていません。
北米では 新しい手法については 発表前に必ず効果を確認するリサーチが行われます。
EMDRセラピーも 一定の人数の病理を持った人々を「治療を受けたグループ」「治療を受けないグループ」に分けて 実験が行われ、その成果が認められて アメリカ精神医学会で「有効なセラピー」と認定されています。

育児でも同じです。「勇気づけの対応」については 多くのリサーチがあります。
具体的な成果に裏付けられた育児を行っていけば「自立心と責任感」を持つ人に育ち、社会に巣立って行けます。

一人でも多くの方に「勇気づけの対応」を学んで頂きたい、と願う理由です。

「子どもを訓練する時間を惜しむと 大きくなってからもっと多くの時間と労力を必要とするだろう。」
と 言ったアドラー派の学者がいます。
日本の青年が犯す犯罪を見ると 正にそういうことだ、と思います。

2011年1月31日月曜日

父にカウンセリング?

「何だか カウンセリングを受けたような気分、ありがとう。」
と 父。

母が入院して 母の弟が母の容態にショックを受け、それを父に伝えたのです。
落ち込んだ 叔父を見て、父はショックを受け、落ち込んだと・・・。

「叔父さんにとっては お母さんは残されたたった一人の肉親。こどもの頃から“姉ちゃん、姉ちゃん。”と慕っていた姉が 年老いて行くのを見て ショックを受けるのは当然。だけど お父さんはお母さんが退院した時に元気でいなければいけないから ショックに巻き込まれないで!How does it help you? と問いかけて!落ち込んでも 何の助けにもならないでしょう!何が出来るか、を考えて!」

納得した父が
「ありがとう!何だか カウンセリングを受けたよう・・・」
と言ったのでした。

いっしょに喜ぶ!

あるお母さんが おっしゃいました。
「おだてれば 乗るので・・・」

「いいえ、いっしょに喜ぶんです!!!」
と お伝えしました。

おだてる、というのは相手が下と どこかで思っています。
実は 子どもは敏感で 

1.おだてられている
2.喜びを共有している

の違いは 分かります。

「むかし 自分が子どもだったころのことを 思い出して見て下さい。」
と 言うと 大抵の方は
「そうだった・・・」
と おっしゃいます。

2011年1月30日日曜日

22年ぶりの再会

むかし、むかし、新任教師として同僚だった友人Eさんに電話しました。

帰国して何回か電話したのですが いつも留守だったのです。
きょうは 御在宅でした。

お話するうちに 所要があって20日ほど後に上京されることが分かりました。
思いがけず 22年ぶりの再会です。

前回お話したのは 私がまだモントリオールに居た頃でした。

20代前半に お互い一人暮らしだったので よく一緒に過ごしたのです。
あれから 35年・・・。


当時3才だった娘さんが 成人された今も同じエネルギーだと聞きました。

何か問い返した私に おチビさんが
「お前じゃない!!!」
と元気よく言い放ったのです。

「人は変わらない・・・。」
お互いに 確認し合ったひとときでした。

2011年1月29日土曜日

公園での空手の練習!!!

今朝 近所の公園を通りかかると 子ども達や若い女性が空手の練習をされていました。

私も若い時に 武術をやってみたかった。
 ↓
そうすれば 暴力に抵抗できた。
 ↓
それを 暴力やモラルハラスメントだと気がつかない自分がいた。
 ↓
抜け出せない、ここに居るしかない。
 ↓
いろいろな人々から伺った話

・・・と 思いが巡りました。

抜け出せないでおられる方に EMDRセラピーをお勧めしました。
「変わりたい。受けたい。」
と 言って頂きました。

空手を見て 脳裏を巡った話をお伝え出来ました。

すっきりしました!

「混沌としていて 何がしたいのか、どうしたいのか分かりません。」
という状態の方に EMDRセラピーをさせて頂くと
「すっきりしました。」
「自分の中で 何が問題だったのか 見えて来ました。」
と言われることがよくあります。

先日は
「勇気づけとセットで考えることが出来るので 効果が倍増している気がします。」
と言って頂きました。

「幸せへの道」のお手伝いをさせて頂けることを 嬉しく思います。

2011年1月26日水曜日

健康な人格

アドラー心理学でいう健康な人格の定義は とても分かり易いものです。

今朝、実家の父から電話が会った時に説明すると すぐ納得してくれました。

それは「エネルギーがあり、自分のこと以上に他者の状態に関心を寄せられること」です。

エネルギーがあって 自分のことだけに関心がある人は「支配的な人格」を呈します。

父の周りの人々に合わせて説明すると
「なるほど、その通りだね。ありがとう。」
と・・・。

父が大学時代に三船名人から柔道を習った時の話を その流れで聞くことが出来ました。
父の稽古を見ていた三船名人から
「諸子のは剛道である、柔ではない。」
と言われた後 1年半稽古に励み、直接教えて頂いた話でした。
「三船先生の体は 文字通り柔で体に触れることさえ出来なかった。」
そうです。

アドラー心理学の対応と重なるものがあると思いました。

3才1ヶ月と1才8ヶ月のお子さん

勇気づけの講座に出て下さっている若いお母さんからメールを頂きました。

2人とも私がやりたいことを伝えると協力してくれるようになったのでとても助かり、また楽になりました。
例えば・・・
「掃除機をかけたいからおもちゃをお片づけしてくれる?」
と言えば、素直に聞いてくれます。(3才1ヶ月)
「お買い物に行くからお店に着いたらベビーカーに乗ってね」
と家を出た時に伝えて、お店について
「着いたから乗ってくれる?」
というと素直に乗ってくれるようになりました。(1才8ヶ月)

私自身、伝え方のコツを掴んだというか、感情的にならず先読みする事がだんだん出来てきたように思います。


半年前には
「育児に行き詰っています。言うことを聞かない上の子を叱って、泣かせてしまうことや そういう自分が嫌なのです。」
とおっしゃっていました。

メールを拝見して このお母さんの実践の確かさと幼児の理解力に心を動かされました。

2011年1月20日木曜日

M君のお母さん!!!

今から30年以上前の教え子のお母さんにお会いしました。

最寄駅の改札を入るとエレベーターに乗ろうとされているご婦人がすれ違う人に会釈されました。30年前の記憶がよみがえりました。あの方は!!!

続いてエレベーターに乗り 声をかけました。
「M君のお母さんですか?」

30年前小学校2年生のM君は音感が抜群で鑑賞のレコードを聴いた後の問いに対して
「使われている楽器は バイオリン、トランペット、ピアノ・・・」
と 正確に答えてくれたのでした。

音楽関係の仕事を順調にされていると聞きました。

その後 講座の会場へ行きました。
講座には かつて私の後にM君の担任をされたK先生が来て下さっていました。
「講座が役に立ちそうなので どのような内容かを確かめる為に参加させて頂きます。」
と・・・。

この1年足らずの間に 何人もの元の保護者の方々や同僚にお会いしました。

不思議です。

2011年1月18日火曜日

反対の立場

私:「Nちゃんは お風呂が好きかも知れません。リラックス出来る場所かもしれません。」

Nちゃんのお母さん:「そうですね、鼻歌うたってますよ。」

私:「お母さんが Nちゃんだったとして、お風呂からさっさと出なさい。といつも言われたらどうですか?」

Nちゃんのお母さん:「嫌ですね。反対の立場って考えたことが無かったです。嫌ですね。」

私:「そうでしょう!!!Nちゃん、ストレスたまっているかもしれないし、お風呂でリラックス出来るのなら させてあげた方が良いと思います。好きなだけ入れてあげたらどうですか?長くなりすぎるようだったら 時間を話合って タイマーをセットしてみては?」

Nちゃんのお母さん:「そうですね、そうしてみます。怒らない方がいいんですね。」

私:「はい、怒らないで下さい。」

反対の立場って考えたことが無かった!!!

Nちゃんのお母さんの言葉が とても分かり易く耳に残りました。
一週間の様子を来週聞いてみたいと思います。

2011年1月17日月曜日

富士山

部屋から富士山が見えます。

18才から30年間、何カ所か転居しましたが 富士山の見えるところには住んだことがありませんでした。
カナダにほぼ10年住んだ後 関東に戻りました。
今のところには来月の末で1年になりますが 富士山が見えることに気付いた時には 文字通り、興奮しました。

冬になると曇りで無い限り、毎日 朝と夕方に富士山を見ることが出来ます。
見えると おみくじで「大吉」を引いたような気持ちになります。
「きょうも 良いことがありそう!!!」
と・・・。

♪「頭を雲の上に出し、四方の山を見下ろして 雷様を下に聞く 富士は日本一の山」
見るたびに この歌が聞こえるような気がします。

本当にきれいな形の山ですね。

2011年1月16日日曜日

雪が降りました・・・

今朝、ふと気付くと 雪が降っていました。

昨年の冬は 10年ぶりの関東での生活に
「雪が無い生活は 何と楽!!!」
と 毎日それだけで幸せを感じていたことを思い出しました。

カルガリー、モントリオールの友人達とスカイプで話す度に モントリオールでの長い冬、アイススケート場の様な道路を思い出します。氷の上に降った薄い雪の層だとは知らなくて 不用心に歩き、よく転んだものです。

帰国してから雪国のニュースを見聞きする度に 日本の雪国の方々を身近に感じます。
雪国では 雪に関連した事故が発生しがちです。

雪国の方々の平安をお祈りしています。

2011年1月15日土曜日

EMDRと勇気づけ

クライエントのUさんから メールが来ました。

「困難な状態なのに 前と異なった気持ちで居られることに 幸せを感じています。楽に生きられるようになってうれしくて メールしました。」

といった内容でした。

モントリオールで心理セラピストをしている大学院の先輩から 聞いたことがあります。
「自分のセラピーにEMDRは不可欠。スピードと効果が全く違う!」

私もそれを実感しています。

EMDRIA(国際EMDR協会)のセラピストの認定を受ける為のクレジットを取るための通信教育がはかどっていません。

時間とお金を使ってワークショップや学会に参加すれば取れるのですが・・・。バンクーバーで春にあるようです・・・

2011年1月14日金曜日

時間ありますか???

昔の教え子、今は若い友人のような感覚のY子さんからメールがありました。

「いつ時間ありますか?」
つまり、デートのお誘いです。

ちょうど年齢が私の半分の彼女との電話やメール、そしてデートは 脳の若返りにも最高です。何よりも 娘がいない私にとって ほんの少し親子気分を味わわせて頂ける うれしいひとときにもなります。

今度はどのような話が聞けるのか・・・楽しみです。

「勇気づけの対応」の基本、「相互尊敬」を実践し、
「あなたと私は人として対等です。あなたを人として尊敬しています。」
という姿勢でお付き合いさせて頂いていることが デートに誘って頂ける理由のひとつではないかと思います。

2011年1月13日木曜日

初ツアー ?

今年初めに ロサンゼルスの息子から うれしいニュースがありました。

Harold Land Jr.から声をかけて頂き、ツアーのリハーサルに参加する、ということでした。Harold Land Jr.は有名なサキソフォン奏者のHarold Land の息子だそうです。


何度か一緒に演奏したことのあるBennie Maupin氏がHarold Land Jr.に紹介して下さった、ということでした。Bennie Maupin氏はマイルス・デイビスとも演奏したことがある方とのことです。

成長の為には 良い出会いが必要なのは どの世界でも同じだと思い、息子のサポーターとして、とても嬉しく思っています。

2011年1月12日水曜日

発達障害療育

ご縁を頂いて 発達障害の療育指導のお手伝いをさせて頂くことになりました。

「自閉症」という言葉を新聞の記事で私が初めて知ったのは 今から45年ほど前、高校生の時でした。
当時、将来の仕事として「自閉症の療育」をしたいと思っていました。

教師、家庭教師、心理カウンセラー、心理セラピスト等様々な職種を経験してきましたが 自閉症の療育に関わることが出来るとは 予想外でした。

モントリオールに居た頃、知り合いのお子さんが自閉症であったことから ABAセラピーに関心を持ち資料を読んだこともあります。

初めての指導では 30年前に普通学級で持った自閉症のY君との関わり、30年近い家庭教師としての体験、お母さんに対しては アドラー派の心理セラピストとしての対応、どの体験も生かすことが出来たように感じました。
45年ぶりに願いが叶ったことに 不思議なつながりを思います。

治療者リストへの記載

昨日 日本EMDR学会の代表の方からメールがあり、治療者リストが更新された、とありました。

私の名前も無事にリストに加えて頂き、問い合わせに
「ここに あります。」
とお答え出来るので ほっとしました。

下をクリックして頂くと 関東地方・千葉県に載っています。

日本EMDR学会治療者リスト

2011年1月10日月曜日

内定♪

知り合いの娘さんから 件名が「内定♪」というメールが来ました。

海外で教職に採用されることになったのです。

彼女が中学の時代にモントリオールで出会い、日本の高校受験の時に作文の書き方の家庭教師をさせて頂いたこともあります。

その後、日本に帰国してからの高校、大学と彼女の頑張りを見て来ただけに 頂いたメール、本当にうれしく思いました。

あと2ヶ月余りで出発だそうです。

2011年1月9日日曜日

父からの電話

父から電話がありました。
いつも 実家から電話があると ドキッとします。
出だしの声で 良い知らせかどうかが判明します。

「おかげでお母さんが 1年ぶりに靴下をはく道具を使って靴下をはいたよ。今、洗濯物を干してもらっています。」
でした。

私が居なくなったら また元に戻ってベットへ行くことが増えるかと案じていたのですが そうではなかったようです。

手を出しすぎないで 出来るだけ仕事をしてもらうことは介護にも育児にも共通するのですね!!!

また 良い勉強になりました。

2011年1月7日金曜日

あと2回聴く!!!

きょうは 今年初めてのQ君の学習の日でした。

「かけざん九九の歌」を2回聴いた後、Q君が
「あと2回聴く!!!」
と言いました。

帰る時に
「きょうは Q君があと2回聴く、って言ったからうれしかったわ!」
と言うと 家族の方が
「本当にそうですよね、前、私と聴いた時もそう言ったので うれしかったから 先生の気持ち、よく分かります。」
と言って下さいました。

Q君との学習は 私にとって「勇気づけの対応」を実践する機会でもあります。大人を試す、大人の反応を見る為にいろいろなことを言ったりしたりすることのある彼ですが「勇気づけ」に沿って対応すると 全く問題ではなくなります。Q君も
「この手は使えない大人だな。」
と 不適切な行動をすぐ止めます。

Q君の変化をご両親、おじいちゃん、おばあちゃん皆さんが感じておられるとお正月のお祝いの場で話し合った、と教えて下さいました。

2011年1月6日木曜日

新しい家族

甥の奥さんに初めて会いました。

二男と同じ年だと分かりました。

少し話して、彼女がアドラーで言う「健康な心の人」だと知り、とてもうれしく思いました。

健康な人とは「相手の立場で見、聴き、感じることが出来る人」です。

それもそのはず、彼女は助産師さんとのことでした。「家族、人」に関する共通の話題で 初めて会ったのに話が弾みました。

今月から 両親、兄夫婦と同じ敷地に住むことになったとのこと、帰省の楽しみが増えました。

2011年1月5日水曜日

年末年始の介護帰省

12月27日から1月5日まで 実家へ介護帰省をしました。

母は腰の骨が曲がっていて歩行が不自由だったのですが 2010年1月5日に部屋で転んでから車椅子を使用するようになったのです。要介護3です。

今回、介護されている人、母の能力を出来るだけ使う、という試みを多くしました。

まず、父から頼まれた正月用の生け花です。花を活ける時の母の眼が真剣に生き生きとしていました。これをきっかけに何が出来るのか考えながら介護しました。

車椅子で移動する時に 手を伸ばしてドアを開ける、車椅子にかけたまま洗濯物を干す、乾いた洗濯物をたたむ、テーブルの上を拭き、お箸を並べる、日記を書く。

30日にこれらを始めて、私が家を離れる5日まで 毎日してもらいました。
母は元来、とても働き者でしたので 手が不自由でも体を動かすことによって気持ちも前向きになって来たようでした。

何よりも効果があったのは
「寝たきりになりたいの?それとも 元気で居たいの?腰が痛い、ベットへ行くは 寝たきり老人への道、まっしぐらなのよ!」
だったようです。

これは 「勇気づけ」で子どもに「論理的結末」を伝える時の方法ですが 介護にも応用出来ました。

2011年1月2日日曜日

息子からのニュース

二男は 3年ほど祖父母の顔を見ていません。
きょうは 時間を打ち合わせてスカイプで顔を見せることにしました。

カリフォルニアとの時差は17時間。
こちらの午後1時が向こうの夜8時。

息子はジャズベーシストです。
「最近、どう?」
と尋ねると 良いニュースがありました。
大晦日にHarold Land Jr.から電話をもらったそうです。
「知り合いの音楽家から紹介されました。自分のツアーに参加しませんか?リハーサルを兼ねて弾きに来てくれますか?」
と・・・。

好きなことをして生きて行くのが一番幸せ! と息子の道を応援しています。

http://dbtrio.bandcamp.com/album/live-at-sccm

2011年1月1日土曜日

あけまして おめでとう ございます

あけまして おめでとう ございます。
今年も どうぞよろしくお願い致します。

母の新年の誓いです。

一年前に室内で転倒し、以来腰痛を訴え、日中もベットで過ごすことが多い85才の母。

昨年暮れ、兄夫婦が病院へ連れて行ってくれた時、担当の先生から
「痛くても 動きなさい。」
と言われたとのこと。

12月、30日と31日、食後にベットへ行きたがる母を ベットではなく居間へ連れて行きました。
まずは車椅子にかけたまま お正月の花を活けてもらいました。
師範の免状を持っている母は 真剣な目になり、床の間の花を仕上げました。
次に 車椅子にかけたまま足を動かす体操。
そして S字型フックをつないで洗濯物干しを母の目の高さにし、洗濯物を干してもらいました。
活動を始めると 腰の痛みは気にならなくなるようでした。

30日、31日とベットへ行かないで車椅子で過ごせました。

元旦の今日、母に「新年の誓い」を書いてもらいました。
母は 習字も長くしており、字がきれいです。ただ ここ数年右手がしびれて動かなくなり
「字は書けない。」
と 筆を持つこともめっきり少なくなりました。

「しびれた手で書いても 私の字より上手。」
と言い、母に自筆で誓いを書いてもらった次第です。

1.日中はベットに行きません。
2.日記を毎日書きます。(これは長年書いていたのですが 4月頃から途絶えていました。)
3.足を動かす運動をします。
4.花を活けます。
 
母の誓いの横に 私が書き込みました。

腰が痛い ⇒ ベットで休む ⇒ 寝たきり老人への道まっしぐら 

「寝たきり老人になりたいの?寝たきりの平均年数は たしか6~7年位、と何かで読んだけれど。」
と尋ねたのが 効果があったのかもしれません。

元旦の今日、午前中に30分ほど横になっただけで 昼食後は夜8時過ぎまで居間で過ごすことが出来ました。

「気分は すっきりしている。」
と 母。

「一年の計は元旦にあり。」と願います。