2011年11月29日火曜日

大変そうに見えます!

「療育指導の場でお見かけすると 大変そうに見えます。」
と 感想を言って下さる方がありました。

「そうなんです。療育指導は 初めてなので大変なんです。」
と即答した私です。

話を聞ける、目、手、体が動く、集団学習、集団活動が行えるという前提での小学校、塾等で教科を教えて来た私には これらの活動を出来るようにする為の指導というのは 初めてなのです。

共通しているのは「勇気づけの対応」が 指導する立場と子ども達との信頼関係を作るのに効果があるということです。

信頼関係が出来ると お互いのストレスが減り、指導が進みます。
信頼関係が作れる時間は 子どもによって異なります。短い時間で出来る場合と数ヶ月かかる場合と・・・。

知的障害者の支援をされている方が「勇気づけの親子関係実践セミナー」を受けて下さっています。毎回、成功例と「ご自身がイライラして 相手の“注目・関心を得る行動”の罠にかかってしまった。」という失敗例を伝えて下さいます。
セミナーの感想を話されている時に
「多くの人に学んで欲しい。」
とおっしゃると
「学校の先生も きつい言葉で子ども達に接しておられますよね。勇気くじきのような。」
と 別の方がおっしゃいました。

「勇気づけ」の対応を学ばれると きつい言い方はしなくて済み、自分も相手との関係もずっと楽になるのですが!!!