2012年12月25日火曜日

ザルじゃなくて輪っかだね!!!

勇気づけ実践セミナーで
「親としてどのように勇気づけの言葉をかけるか?」
と考えた時に 自分が親から言われた勇気くじきの言葉を思い出される方があります。

昨日、私は二男に言っていた勇気くじきの言葉を思い出しました。
勇気づけの対応を学ぶ前のことです。

「ザル、っていう言葉があるけど、ザルだと少しはひっかかるけれど、あんたは頭に入れたことがざっと一瞬で消えるから、ザルじゃなくて輪っかだね!!!」

後から分かったのですが 二男は自分に必要なことだけインプットし、不要なことは全く入れない、というタイプでした。

中学卒業と同時に私の留学についてカナダに行き、現地の高校に入りました。
その後は やはり必要なことはしっかりとインプットしているようです。

アメリカのカルアーツ芸大であこがれのジャズ・ベーシスト:チャーリー・ヘイデンに師事し、
2012年夏にはアーティストビザを取り、本格的に活動を始めました。

長い目で見ると 子育ては 
本人が本当にしたいことを応援するだけで良いのだと実感しています。

長男はウェブディレクターで、仕事が全く異なる長男と二男ですが 
共通点があることに最近気づきました。
二人とも、自分のフェイスブックに 作った料理を乗せているのです。
和食ではありません・・・。

私の「勇気づけの実践」は 長男が中2、二男が小4から始まりました。
今は仕事の中で「実践」しています。
来年も みなさんと一緒に 実践を続けたいと思っています。


今年も 一緒に実践を楽しんで下さった皆様、ありがとうございました。

明日、26日から休暇に入ります。

皆さま、良いお年をお迎え下さいませ。



2012年12月24日月曜日

どうする???

指導者、親を始めとする大人は
「~~~しなさい。」
と言いがちです。

面白いことに 子どもは
「~~~しよう!」
と思っていても
「~~~しなさい。」
と言われると 聞かなかったり、反発したり・・・。

「どうする?」
と問うと 関係が出来ていると こちらが考えているのと同じ答えをします。
こちらも「~しなさい。」というよりも 気持ちが楽です。

そこに軋轢(あつれき)のエネルギーが生じないのです。
「どうする?」
と尋ねた時に こころから
「あなたが決定者よ!!!」
と言うことが大切です。

子どもはとても敏感で、ほんの少しでも「~するのよ!」という気持ちが入っていると 感じてしまいます。

実践を続けて19年目になり、こころから「どうする?」と言えるようになりました。

起きている出来事の「課題の分離」もすぐに見えるようになりました。
実践すれば 必ず変化が起きます。








2012年12月22日土曜日

前向きで 明るい別居、離婚!

子ども達にとって「両親の別居、離婚」は 望むところではありません。

カナダのカルガリーのカウンセリングセンターに勤務している友人が
「カナダでは夫婦が合わない!と思ったらすぐに離婚するから 子どもの傷が軽い気がする。親の争いを見ることが 子どものこころに傷を残すのだと思う。」
と話していたことがあります。

親の不仲を見聞きすることほど 子ども達にとって不幸なことはないのですね。
親は別れれば他人ですが 子どもは両方と「血」がつながっているのですから。

話の流れで両親のことを話して下さった娘さんとの様子をみておられたお母さんに頂いたメールの
私の返信です。

♪♪♪

おはようございます。

一夜明けて、娘さんの様子はいかがでしょうか?
娘さんの絵を拝見して「健康なこころ」を持ったお子さんだと思いました。
お会いして 確信を持ちました。
状況をきちんと捉えておられます。
自分の感情の処理の方法が分からなかったことも きちんと伝えてくださいました。
娘さんが
「夫婦の課題」を「自分の課題として取り込まないように」
周りの大人が接していくことが 娘さんにとって大切だと思いました。
「別居も離婚も深刻な出来事ではないのよ!ひとり一人がしあわせになって 初めてみんなが幸せになれるのよ!」
という 前向きで 明るい別居、離婚だと捉えることで 娘さんも楽になられると思います。
先生の娘との接し方が、とても勉強になりました。
と書いて下さったのですが どんなところか 具体的に教えて頂けますでしょうか?
私は「勇気づけ対応」の実践をしているだけなので 他の方にどのように参考になるのか知りたいのです。
時間がおありの時で結構ですので よろしくお願い致します。
それでは また・・・。


2012年12月21日金曜日

大切な友人に接するように・・・

「勇気づけセミナー」を受講されていると
ご自身が子どもとして勇気くじきを受けて来たことに気づかれる方があります。

EMDRセラピーで 子どもとして傷ついた体験のトラウマを扱う中で
「子どもに勇気くじきをすると 長期間影響があること」
を実感される方もあります。そして
「叱るって 何の効果もありませんね・・・。」
とおっしゃいます。

「叱る」は 大人の思いを伝えているだけです。

子ども達は 大人が考えているよりは ずっと分かっています。
きょうも小学校1年生のお子さんとお話をする機会がありました。

自分とお母さんの関係、
両親のことなど
お母さんから伺っていることと同じ内容を
子どもの目、心を通して話してくれました。

全部分かっていました。
驚きました。

「大切な友人に接するように」対応しましょう・・・と
勇気づけ実践セミナーでお伝えしています。

実践すると 子ども達も丁寧に対応してくれます。

2012年12月19日水曜日

勇気づけの効果

R君、きょうは学期末のテストを何枚も持ち帰りました。

「習ってないテストで100点だったんだよ!」
と見せてくれました。

学期末のまとめの国語の読解のテストでした。

元教師の私は この学期末の読解のテストが難しいものであることを知っています。
「すごい!!!これはしっかり読まないとできないテストなのよ!頑張ったんだね!!!」
と声をかけると 満足気でした。

きょうは算数のテストの間違い直しを主に学習しました。
簡単な掛け算の答えが違っていたのですが
「点数なんて良いんだよ!響きで答えを書いたんだから!!!」
とにんまりするR君に
「響きで答えを言っていたら 大人になった時に 子どもに聞かれたら困るかも!」
と言いながら直しをしました。

しっかり間違い直しが出来て 満足したR君と私でした。

ご家族の方もR君の成長を感じると!!!
嬉しいことを共有できるのは 本当に幸せです。

R君と学習を始めてずっと「勇気づけ」で対応してきました。
効果を実感しています。

2012年12月17日月曜日

うちの子は大丈夫!!!

具体的な症状が出るまで
「うちの子は大丈夫!!!」
と考えられている方が多いようです。

そうですよね!
学校へ行っていて 何の問題も無ければ そう思うのが自然です。

でも、子どもたちが どこで勇気をくじかれているか
親には、教師には分かりません。

確実に言えることは
親か教師、あるいは子どもに関わる人が
「勇気づけ」で対応していれば 
その子は困難を乗り越えていける・・・
勇気をくじかれても 軽い症状で済む・・・
ということです。

「勇気づけセミナー」を一人でも多くの方にお伝えしたい、
実践が大切、実践をすれば 必ず変化が起きる!!!
ことを実感して頂きたいと思っています。

小さな輪が 少しずつ広がっています。

EMDR:電話・スカイプ

私はEMDRのトレーニングをロンドン(カナダ、オンタリオ州)で受けました。
トレーナーは 二人のカナダ人でした。

タイプの異なるお二人のトレーニングはとても魅力的で、今でもその様子が脳裏に浮かびます。

「電話でもEMDRは可能です。」
と言って、どのように行うのか教えて下さいました。

スカイプでもEMDRが可能なことは 日本ではあまり知られていないようです。

EMDRの間に涙を流されたり、身体の変化を感じられたり、また不快度が落ちた、と報告を頂きます。
効果があることは たぶん経験された方ご自身にしか分からないのだと思います。

不快度がゼロになり、「肯定的認知」をインストールすると どの方も本当に表情が明るくなられます。

「なんだか笑えて来ます。」
とおっしゃった方もありました!

スカイプでも効果があると実感できます。

2012年12月15日土曜日

見守ると放任

「見守ると放任、黙っていることは同じように思えます。どこが違うのですか?」
とのご質問を受けることがあります。

「同じように黙っていても“放任”は関心を持っていません。“見守る”は あなたが援助が必要な時には 出来る範囲で、出来る限りの援助をします、と相手に伝えた上で 何も言わないことです。温かい気持ちで見守ることで 相手に安心感が生まれます。居場所がある、と感じることができます。」
とお答えしています。

「親、教師が 本当に見守っている、秩序のある自由を共有している。」
と子どもが感じると 関係が変っていきます。

こちらが「相互尊敬」の気持ちを持っていることを 子どもは敏感に感じます。

どのような関係でも 相手にそれが伝わって「信頼関係」が成立することが何よりも大切だと思います。

信頼関係が成立すると 変化が現れ始めます。

問題の出来事、年齢は異なっても 
親、教師の「勇気づけの対応」は大切です。

セミナー、カウンセリング、家庭教師などの場面でそれを実感しています。




2012年12月14日金曜日

あなたの人生を生きて良いのよ!

「跡取りになるのよ!」
「あなたをこの家の子にしたのは 跡取りにするためなのよ!」
と言われて育った・・・。

「自分の人生は 役割でしかないのか、と子どもの頃に思った。」
とお話を聞いた時のことです。
次の言葉をロールプレイでお伝えしました。

「子どもがいないから 子育てをしたくてあなたを家の子にもらったの。でも あなたはあなたの人生を生きて良いのよ。好きなことを何でもしてね。応援するから。出来る範囲で 出来る限りのことをするから。」

「自分の人生を生きて良いんですね!嬉しいです!!!」
と 笑顔でおっしゃいました。

実際には跡取りになられた訳ではないのに、そう言われた言葉がトラウマになって その後の人生に影響を与えているのです。

自分の人生を実は生きておられるのですが むかし言われたことばが ずっと残って、ご自身のお子さんとの関わりにも関連していきます。

2012年12月13日木曜日

自分を勇気づける

今日の「勇気づけの親子関係実践セミナー」は「自分を勇気づける」でした。

書いて頂いた感想を拝見すると「自分を勇気づけること」が大切だと どなたも感じられたということです。

「他の方から見た良い所」を伝えあうこともします。

自分では気づいていなかった「良い所」を言われて嬉しかった!
良い所を言われたことでとても幸せな気持ちになった!
などなど・・・。

皆さん、セミナーを始められてから
♪ 楽になった。
♪ 自分の言葉に注意を払うようになった。
♪ 子どもの気持ちに関心を払うようになった。
のようなお話もありました。

「若いお母さん方と話しが出来て 新鮮だった!」
と私と同じ年の元同僚。

セミナーの中で 参加者の方々からの実践の効果をうかがうことが
私にとっては大きな勇気づけです。

みなさんと「勇気づけの輪」を拡げて行きたいと思っています。

2012年12月12日水曜日

四捨五入

これまで予習学習には
「まだ習っていない!」
と消極的だったR君。

きょうも予習に取り組めました。
くり上がり、切り捨て、四捨五入をやりました。
説明を読んで 問題を解きます。

苦手意識を生まないように 気をつけながら問題を解く手伝いをしました。

ほんの少しのサポートで解くことができました。
漢字の学習、新聞の切り抜き記事を読み、初めて知ったことを抜き書き・・・。

良い学習が出来たと感じました。

ご家族の方から頂いたメールに
「良い表情をしていました。自信がついてきたのだと思います。」
とありました。

最近、支援学級を「卒業」するように言われているR君。
ここでも先生方に成長を認めて頂いているのだと感じます。

2012年12月11日火曜日

コントロール・・・

療育指導で丸2年になろうとしているU君。
自閉症です。

久しぶりに彼の様子をご覧になった事務担当の方が驚いておっしゃいました。
「この子、この場所で指導出来ているんですか?」
さらに 彼が指示された色のペグを取り、指定の場所に入れるのを見て
「びっくりしました!!!」
と。

年長のU君の担当を始めたのは彼が年小の1月でした。
全く指示が通りませんでした。

気に入った教材しかしない。
気に入った教材から始める。
気に入った教材は 最後にする。

・・・という経過をたどり、今は 出された教材に 指定された方法で取り組めるようになったところだったのです。

自分のしたい方法でやる、と泣いても すぐに泣きやむようにもなりました。

学びは「小さなステップ」で良い。
確実に自分のものになっていくのだから・・・。
と 療育指導を通して学びました。

また、字を書けることより、計算が出来ることより、
生活技術を身につける方が 役に立つということも・・・。

生活力が大切なのは いわゆる健常者だけではないのですね!

2012年12月10日月曜日

具体的な迷惑をかけられた時・・・

「勇気づけの親子関係実践セミナー」、第2章では「誰の課題?」を扱います。

親子関係と名付けてはいますが この対応は仕事にも応用できます。

「相手の仕事のミスで 自分に具体的な迷惑がかかった場合、共同の課題として 解決にあたる。」
という内容があります。

内容に誤りがあるのではないかと こちらが確認をとったにも関わらず その出来事でミスが生じた・・・。

「勇気づけの対応」では どう対処するのか・・・。

①自分の感情に気づく。
②効果的な対応は???

ある出来事で 具体的な迷惑を受け、実践セミナーに戻りました。

2012年12月9日日曜日

うれしいメール!

「勇気づけの親子関係実践セミナー」
を受けておられる方から うれしいご報告のメールを頂きました。

「信じて見守ろうと決めてから やっと少し○○○(症状)が減り、子どものやる気を感じるようになりました。」

「お母さんが このように変化を感じられるということは △△君にとっては 大きな安心感、居場所を感じているということですね♪ EMDRをしていると 病理は環境によって作られていることを実感します。
子どもにとって 最良の理解者、セラピストはお母さんです。きょうの出来事をお母さんにしっかり伝えることが出来、成長を感じますね!
嬉しいご連絡、ありがとうございました。」

2ヶ月ほどまえ、○○の症状を呈していたのです。
「不適切な行動には注目しない。」
「△△君は 大丈夫!一緒に見守りましょう!」
とお伝えしていたのです。

2012年12月8日土曜日

精神病理は勇気をくじかれたことに由来する

精神科医アルフレッド・アドラー博士(1870-1937)は 
「どのような精神病理も 勇気をくじかれたことに由来する。」
とし 保護者や教育者に「勇気づけの対応の大切さ」を訴えました。

統合失調症はトラウマが起因している、と書いておられた精神科医(日本人)がありました。

統合失調症、発達障害と診断された方のEMDRを行うとき アルフレッド・アドラー博士の上記の言葉が繰り返し脳裏に浮かんできます。

ロールプレイで 子どもの役を体験されると たった一つのロールプレイでも
「自分に自信を失いそう。」
「自己否定につながりそう・・・。」
とおっしゃいます。

ここでもアドラー博士の言葉がつながります。
精神病理は予防できる・・・
勇気づけの対応によって・・・

一人でも多くの方に「勇気づけの実践」をお伝えしたい、と思うのは
このような理由からです。

2012年12月7日金曜日

EMDRの不思議さ

EMDRセラピーは 体験した人にしか分からないように思います。

EMDRセラピーを受けておられる方を同席して見ておられる方には ご自身が体験されなくても 様子は分かります。

EMDRセラピーを受けておられる方の口から 次々と言葉が出て来るからです。
セラピストはただ
「何か気づかれたことはありますか?」
と伺うだけです。
苦しい場面のイメージを扱っていても 処理が進むにつれて 自分を受け入れたり、肯定的に見ようとしたりする言葉に変化して行きます。

不快度がゼロになってから 肯定的認知をインストールします。
イメージを扱い始めた30分前、あるいは1時間前とは異なり、幸せそうな、あるいは安堵感のある表情を浮かべられます。

また変化は クライエントの方ご本人よりも ご家族が気づかれることが多いようです。

どんどん変化して行かれるクライエントのご様子を見ることは お役に立てているといううれしさと同時に「不思議」な感覚を持ちます。

2012年12月6日木曜日

勇気づけの親子関係実践セミナー

きょうの「勇気づけの実践セミナー」も充実していました。

皆さんが実践されているからこそ出て来る疑問が出されました。

今から37年前、小学校の教員をしていた時の同僚も参加して下さいました。
「自分が子育てしていた時に このようなセミナーに出会っていたかった。」
と・・・。

「ほめること」は「困難に出会った時に 自分で乗り越えていこうとする勇気」を育てることにはならないことを 読売新聞の人生相談を例に使ってお伝えしました。

「勇気くじきのロールプレイ」を 必ず「勇気づけのロールプレイ」に置き換えて行います。
勇気くじきの例では ご自身がそのように勇気を挫かれたことがある、とおっしゃる方も少なくありません。

小さなトラウマでも 本来の勇気をくじくことも ロールプレイを通して体験して頂けました。


2012年12月5日水曜日

今日でやめます!

「真剣にやらないのなら 今日で家庭教師をやめます!」
と小4のR君に伝えたのが先週のことでした。

「分数の足し算、引き算、仮分数を帯分数に直す、約分できるものは約分する。」
が 今日の学習でした。

先週とは全く別人のように 次々と問題を解いて行きました。

先週に説明を聞いただけの面積のテストで好成績を取ったのも功を奏したのかもしれません。
勉強している部屋の面積を測って計算したのですが 同じような問題がしっかり解けていました。
長方形ではなく、長方形が二つくっついている形の問題です。

「来週も一緒に頑張る?」
と問うと 大きく頷きました。

「がんばったね!」
とEMDRのインストールも行いました。

漢字の学習では 驚いたことがありました。
学習帳の鉛筆で書く時の紙と鉛筆の摩擦の感覚が好きではない、と言うのです。

良い教材だと思っていたのですが 匂い、音、味に敏感なR君はその部分の感覚も鋭いということだったのです。

面白いのは掛け算九九です。
全部しっかり覚えているのに「百マス計算」では間違いが多いのです。

「僕は 答えを響きで書いてるから。百マス計算の時はいつもそうだよ。響きが良いでしょう!」
と 正解であることよりも 音の感覚で答えを書いて間違うのです・・・。

自分の感覚、気持ちを伝えることが出来るようになったR君、うれしい成長です。

2012年12月4日火曜日

小さなステップ

大人にとっては難しそうには思えないことでも 発達障害のある子には とても難しいことがあります。

買い物のレシートを糊でノートに貼り付ける、という行動を 小さなステップを通して出来るようになった子がいます。

「買い物をしたら レシートをノートに貼るのよ。」
と伝えて どのように貼るのかを見せました。

10回以上、レシートはありましたが 貼ってはありませんでした。
「勇気づけの対応」で 保管していたことに注目をし、言葉をかけました。

10回を過ぎた頃、レシートが糊で貼ってありました。

「レシートが貼ってあったこと」に声をかけ、EMDRをしました。

本人がどう感じているかは 表情を見ると分かります。
小さなステップへの「勇気づけ」の大切さを感じました。


2012年12月3日月曜日

疲れたって言わなかった!

「きょう、一回も疲れたって言わなかった!」
療育指導中に小3の子が言いました。

「疲れた。」
と言って 学習を避けてきたようです。

叱られることに慣れている様子でした。

ひたすら「勇気づけ」で対応してきました。
4月から9ヶ月目の彼女の言葉に 自信が育ってきているように感じました。
自分を肯定している言葉です。

本当にうれしく思いました。

「頑張ったんだね。」
というお母さんの言葉に
「ありがとう。」
と答えていました。

2012年12月2日日曜日

EMDR臨床セミナー

熱海で開かれた「EMDR臨床セミナー」に参加しました。

土曜日の午後と日曜日の午前中でした。
新しい学びと出会いがあり、今回も収穫が多いセミナーでした。

東京学芸大学教授 小林正幸先生の「とけあい動作法」は
すぐにいろいろな場面で使うことが出来るものでした。

ホテルの夕食会場では
「マグロの解体」、「和太鼓の演奏」
を見ることができました。

「勇気づけの親子関係実践セミナー」をさせて頂いている、不登校の中・高生を持つ親の会の世話人の方から
「親の気持ちがずっと楽になってきたと感じています。」
とメールを頂きました。

・・・このような言葉は 私にとって大きな勇気づけになります。
世話人のYさんとの「出会い」に 感謝しております。