2012年12月15日土曜日

見守ると放任

「見守ると放任、黙っていることは同じように思えます。どこが違うのですか?」
とのご質問を受けることがあります。

「同じように黙っていても“放任”は関心を持っていません。“見守る”は あなたが援助が必要な時には 出来る範囲で、出来る限りの援助をします、と相手に伝えた上で 何も言わないことです。温かい気持ちで見守ることで 相手に安心感が生まれます。居場所がある、と感じることができます。」
とお答えしています。

「親、教師が 本当に見守っている、秩序のある自由を共有している。」
と子どもが感じると 関係が変っていきます。

こちらが「相互尊敬」の気持ちを持っていることを 子どもは敏感に感じます。

どのような関係でも 相手にそれが伝わって「信頼関係」が成立することが何よりも大切だと思います。

信頼関係が成立すると 変化が現れ始めます。

問題の出来事、年齢は異なっても 
親、教師の「勇気づけの対応」は大切です。

セミナー、カウンセリング、家庭教師などの場面でそれを実感しています。