精神科医アルフレッド・アドラー博士(1870-1937)は
「どのような精神病理も 勇気をくじかれたことに由来する。」
とし 保護者や教育者に「勇気づけの対応の大切さ」を訴えました。
統合失調症はトラウマが起因している、と書いておられた精神科医(日本人)がありました。
統合失調症、発達障害と診断された方のEMDRを行うとき アルフレッド・アドラー博士の上記の言葉が繰り返し脳裏に浮かんできます。
ロールプレイで 子どもの役を体験されると たった一つのロールプレイでも
「自分に自信を失いそう。」
「自己否定につながりそう・・・。」
とおっしゃいます。
ここでもアドラー博士の言葉がつながります。
精神病理は予防できる・・・
勇気づけの対応によって・・・
一人でも多くの方に「勇気づけの実践」をお伝えしたい、と思うのは
このような理由からです。