2011年6月30日木曜日

60-23=37

Sさん、何年来の友人なのか・・・計算してみると37年という年月でした。

教師になって初任の時の出会いです。
彼女は第1子のお子さんを妊娠中でした。
児童言語研究会の一読総合法は彼女から教えて頂きました。

アドラー、という言葉も彼女から聞きました。
彼女は今、「新任教師を指導する」という仕事をしています。
アドラーの対応の方法を応用することで 新任の先生と協力的な関係を持てているそうです。

約束の時間より遅く来たSさんは
「初めての評価の時期で 話したいと思っている新任の先生の話を聞いていた。」
とのことでした。

指導する時には 良い所をたくさん伝えて 改善の提案は ご本人に出してもらい、出なかったらSさんからは一つだけにしているそうです。

その方は
「他の新任の方達より恵まれている。」
と言われたそうです。

お互いの持っている出来事を共有し、意見交換が出来る友人を持てた出会いに感謝しています。

うれしい変化!

家庭教師としてR君と出会って1年1ヶ月。

R君に確実な変化が見えています。

1.難しいと感じる学習に対しても 取り組むようになりました。
2.こちらの提案を頭から拒否することは 全くなくなりました。
3.昨日は 学習の終わり近くになってR君の友達が遊びに来たのですが 待ってもらい最後まで学習しました。

ご家族の方と一緒にR君の成長を喜べる時間が 幸せのひとときです!

2011年6月26日日曜日

松戸市市民活動助成事業

きょうは 松戸市市民活動助成事業の講演でした。

「勇気づけ対応の必要性について」です。

参加して下さった方の言葉に驚きました。

何カ月も前に松戸市広報に載せて頂いた記事を持っておられるというのです。
その上、あるスポーツジムに置かせて頂いていたチラシも持っておられると・・・。

「関心があっても 決断するまでに時間がかかるんですよ。何回もチラシを配布したり 広報に載せたりして下さい。」

と助言して頂きました。

2011年6月25日土曜日

疲れたぁ!!!

部屋に入るなり A君の第一声は 机に顔を伏せて
「疲れたぁ!!!」
でした。
「そうなんだ!疲れたのに来てくれて ありがとう!自分で部屋に入ってくれてありがとう!」
と声をかけました。

「で、何からやる?」
と聞くと 本をめくって自分で教材を選びました。

分かってもらえた!と子どもが感じるってこういうこと!!!を実感した一瞬でした。

40分課題に取り組んだ後はA君の希望だったマンダラの塗り絵をしました。
試し塗りをして色を決める姿に 彼の将来はデザイナー???と思ったりもしました。

学習を終えてお母さんとお話すると
「私、子どもにこういう言葉を言ったことはないです。」
と正直に教えてくださいました。
「頑張ってるって分かっているんですけど、もっともっとって思うんでしょうね。」
と・・・。

A君はその後塗り絵を完成させて満足そう!!!

A君ともご両親とも良い関係が出来つつあるのを感じた日でした。

2011年6月23日木曜日

点から面へ!

春日部市での講座の出来事です。

「職場で」「ご家庭で」「娘さんと」「お孫さん達と」のように成果を上げられているご報告をたくさん頂きました。

点での学びが「勇気づけを実践」されることによって面に拡がっているのです!
その上、
「イライラが減ったせいか この1ヶ月お腹の調子が良いのです!」
とも・・・。


「イライラしたら 見守る。」
「腹が立ったら 土俵から降りる。」

イライラするのは誰か⇒自分
腹が立つのは誰か⇒自分

「呪文のように唱えます。」
「冷蔵庫の扉に ポイントを貼ります。」

など 実践への意欲も聞かせて下さいました。

2011年6月21日火曜日

バイオリンのおはなし

タイトルのCDが荷物の中から出て来ました。

二男が20年前にピアノを習っていた先生から頂いたものです。
CDに日付と先生のお名前がありました。

先生はご主人のお仕事の関係で他県に転居されてしまいました。
「K先生のような先生に習いたい。K先生のような先生、見つけて!」

当時小学校2年生の息子が時々言うことを 私は不思議な気持ちで聞いていたものでした。

後に音楽を専攻し、音楽で糧を得るようになる息子は 子どもの時に自分に合うものを感じていたのだと分かりました。

「赤ちゃんは何でも知っている。しゃべれないだけだよ。」
これもこの息子の言葉です。

2011年6月19日日曜日

エステ

30年以上の教師生活を退職後エステシャンになった友人がいます。

サロン・ド・さくら

  クリックするとサロンの情報に飛びます。

きょうは1ヶ月ぶりにエステの施術を受けました。
彼女がエステを学んでサロンを開業したことを知ると 多くの人が驚きます。
美容からかけ離れたところに居た人だったからです。

勉強熱心な人なので技術は正確です。
施術が始まって30分もしないうちにウトウトし、気づくと2時間近くが過ぎていました。

89才のお母さんの散歩のお世話をされた後とのことでした。
友人のお母さんの年齢からすると彼女は 後20年は軽く仕事が出来ることでしょう。

退職後の人生が充実している友人の一人です。

2011年6月15日水曜日

EMDRの効果

一か月前に EMDRセラピーを受けられた方からメールを頂きました。

「セラピーの効果が続いていて 日常の中で気になっていたことが全く気にならなくなりました。ストレス激減です!」

受けられた当日と翌日にもメールを頂いていました。
「気になりません、半信半疑です。」
「気になりません、不思議です。」

セラピーをさせて頂く私も その効果にいつも驚くのですから 初めて体験される方がこう思われるのは自然なことだと思います。

アドラー心理学

「NPO地域学校精神保険福祉ネット」のP先生から「学校で活かすアドラー心理学」についての講座依頼を頂きました。

学校でアドラー心理学が使われたら 現場はとても楽になるのではないかと思います。

保護者との関わりも、児童、生徒との関わりも。

モントリオール、日本で先生方にお伝えした事例を活かす機会でもあります。

そう言えば、二人の息子が言っていました。

「学校の先生に学んで欲しいよ!」

これは アドラーの勇気づけを学んで 私が「指示・命令的母親」から「本人に選択をさせる母親」に変わったことから出た言葉です。

2011年6月13日月曜日

EMDRセラピーと勇気づけ

EMDRセラピー+「勇気づけ」=いっそうの効果

以前、EMDRセラピーを受けた方がおっしゃいました。
「勇気づけ実践セミナーを受講しているから 効果がいっそうあるような気がします。」
この方は ご自身の自信の無さ、毎日の気持ちの持ち方についての御相談でした。

また、お子さんにEMDRセラピーをして トラウマ治療をしました。
そしてご両親に お子さんへの「勇気づけの対応」をお願いしました。

トラウマを取るだけでなく 日々、どのようにお子さんに対応するかが大切になります。

実践して下さる方は 必ず効果を感じて頂いています。

2011年6月9日木曜日

勇気づけの講座で・・・

「ほめる」ことは何か違う、とずっと感じていました。でも代わるものを見いだせないままでした。何か、が分かりました。

と 講座に参加して下さった方がおっしゃいました。

「ほめる」と「勇気づける」の違いの説明をお聞きになった後のことです。

「子どもを理解する」で扱う内容。
「子どもが分かってもらえた、と感じなければ 理解したとは言えない。」
については 私が今日、体験しました。

あることに関して「あなたの気持ちを理解しています。」と ご連絡を頂いたのです。
ところが 私がその連絡を見て感じたのは「絶望」でした。
「理解されている。」とはとうてい感じることは出来ない内容でした。

「相手を理解する。」ということは
相手が理解された、と感じなければ単なる文言に終わっています。

自分自身の戒めになる良い体験をしました。

2011年6月8日水曜日

おむつが取れました!

療育指導で毎週会うQ君。

何でも分かる子なのに おむつとお別れ出来ていませんでした。
3日前、4才の誕生日の前日、「トイレ、成功。」とお母さんから伺いました。

他にも色々御苦労をお聞きし、お母さんの喜びが伝わって来ました。

Q君は睡眠障害もあり、療育指導中にコックリ、コックリすることもあります。
「眠いの?寝て良いよ!」
と言うと
「はい。」
と机に伏せてスヤスヤ・・・。

「この子がここで寝ると言うことは とても安心しているんです。」
とお母さん。

終了時間までは お母さんのお話を伺ったり その日の様子をお伝えしたり・・・。

Q君の成長を一緒に見、喜べることは 幸せを共有出来るひとときです。

父にお説教?!

私:「食事が作れないというのは 自立の基本が出来ていないのだし、掃除機をかけるというのは 不安定な作業なのだから、何でも出来るって言わないでね!」

父:「言ったことない。歩いているのを見たケアマネさんが『歩き方がしっかりしておられますね。』と言われるから、『はい、と言うより他は無い。』一度も 『ヘルパーさん必要ですか?』と聞かれたことは無い。」

私:「今度聞かれたら 『掃除と食事をお願いしたい。』って言ってね!体の安全の為には 食事が基本なのだから!」


繰り返して「尋ねられたら お願いしてね。」と言うと「尋ねられたらだね!」・・・。

あと一カ月半で89才の父は 母が入院し、施設に入って以来一人。
昨日も兄から 「親父が焚火をしていて熱中症で救急車で運ばれた。新聞にも載った。」とメールがありました。
(同じ敷地に兄夫婦が住んでいます。)

焚火というのは 庭の木やゴミを燃やしていたのだろうと思われます。
「物を燃やしていながら 体が不調かどうかの判断が出来無かった、と言うことでしょう!」
と言うと 思いの外素直に
「そうだね。」

焚火の中に倒れこまなくて良かった、と思いつつ 
「大きな事故にあってからでは遅いのよ。少しでも安全の為にお願い出来ることはしてね!」
と繰り返し言うと
「忙しいだろうから じゃあね!」
と電話を切られてしまいました!
お説教に聞こえたのでしょう!

声の元気さからすると 「体と判断の衰えが見えにくい」のは確かなのです。
父は直腸がんの手術をした為ストマーをつけています。
60年一緒だった母と離れて半年近く・・・。

名古屋の妹が冬物の洗濯物を処理してくれた、と喜んでいました。

2011年6月6日月曜日

ほぼ30年ぶりの出会い

今から30年ほど前の同僚十数人にお会いしました。

その中のお一人の退職を祝う、という会でした。

一番感動したことは Pさんがとても優しいおじいちゃんになられていたことでした。
記憶にあったPさんは △△主任という役職に就かれていて険しい表情の方でした。

ご挨拶されているPさんがどなたか分からなくて お隣のKさんに
「あの方、どなたですか?」
と伺いました。

帰り際にPさんと言葉を交わす機会があったのですが やはり好々爺・・・。
30年ぶりの感激は Pさんでした。

2011年6月2日木曜日

友人

むかし、むかしからの友人に会いました。

彼女もバリトン歌手佐藤光政氏のファンです。

7月17日のランチョンコンサートに一緒に行く予定でした。
コンサートのチケットを渡しました。
「残念ね~、あんなに楽しみにしていたのに!!!」
と彼女。

次のコンサートを待っています!

2011年6月1日水曜日

療育指導で・・・

普通学級の教師の時には とても学べなかったことを 療育指導で学んでいます。

線を引く指導・・・
「同じ」と「違う」の認識を育てる指導・・・
二つを示す、三つを示す・・・

子どもの進歩を感じられた、あるいは見られたお母さんの笑顔!!!
ステキです!

いっしょに喜べる・・・幸せなひとときです。