2010年12月31日金曜日

岐阜県の平野部では 昨日と今日、続けて雪が降りました。

正月料理の材料を買うために出かける私に 母が言います。
「こんな雪の寒い中を買い物に行くなんて申し訳ない。」

「モントリオールではこんなの雪のうちに入らないわよ!大丈夫!」

「そうなの?」
と 母。

「そうよ。積っている訳じゃないし、零下と言う訳でもないし・・・。マイナス20度位だったら寒いと思うけど・・・。そう言えば 天気の良いマイナス7度位の時に 暖かい、って感じたことがあったわ。人間の感覚って慣れるのね。寒さに。」

あと1時間で2011年です。
今年も 大変お世話になりました。
こそだてCafeへ来て下さった皆様、ありがとうございました。

良いお年をお迎え下さいませ。

2010年12月29日水曜日

80代後半の両親

故郷の両親は 80代後半です。

母は「要介護3」でショートステイ、デイケア、ホームヘルパーさん、88才の父、60代の兄嫁のお世話になっています。

私は父と兄嫁に休養してもらうために 定期的に帰省しています。
ヘルパーさんには 一日に2回、掃除、清拭、食事(昼食、夕食)をお願いしています。
年末、年始はデイケアもヘルパーさんもお休みです。

母は今年の1月5日に 室内で転んで腰を打ってから歩行器を使っての移動が出来なくなりました。それまで何とか台所に立っていたのですが それも全く出来なくなり、ヘルパーさんに来て頂くようになったのです。

足腰の痛みで歩行が不可能になったことによって 多くの人の手助けなくては生活が成り立たなくなりました。

世話をしながら 出来るだけ自力で生活を続けるには 定期的な運動が必要だと切実に思います。
デイケアでは リハビリをしていますが 自宅に居るとベットに行きたがる母に少しでも下半身の筋肉を使うように仕向けることが 一番大きな仕事です。

2010年12月23日木曜日

クリスマスプレゼント

天使とお月さまが回りながら色々な色に輝くオルゴールを クリスマスプレゼントに頂きました。

「お孫さんの為に買ったけれど とても可愛くて 見ていて幸せな気持ちになるので・・・。」
と 私にも下さったのです。

出会いがあって、一緒に歩いて、幸せを共有できる・・・。

腰を痛めて動けない母に持って行こう、と思います。

きっと喜んでくれると・・・。

自己満足かもしれません・・・

「ある方が 誰かの役に立っているという喜びは 自己満足かもしれません。」
とおっしゃいました。

精神科医で 現代の様々な心理学やコーチングに影響を与えたアルフレッド・アドラー博士は うつ病の患者に
「一日に一つ、誰かの役に立つことをしなさい。」
と 宿題を出したそうです。

つまり 誰かの役に立つこと(貢献感)が その患者を幸せにする・・・と。

「しあわせ、と感じていて他者を助けようとしない。自分を守るために 他者を助けない。」
こうした状態は 精神的に健康ではないのです。

ですから自己満足ではないのです。
その方の援助で 助けられている組織があり、人々が居られるのですから。

2010年12月20日月曜日

喪失の痛み

EMDRセラピーをすると 「セラピーの不思議さと効果」にクライエントの方と共に驚くことがよくあります。

お母さん方が「勇気づけ」の講座を受けられると ご自身と向き合われるためか ご自身の為にEMDRを受けられる場合があります。

15年以上前に 講座を受けて下さった方が 成人されたお子さんとの関わりからEMDRセラピーを受けられました。
その方は 30年ほど前に当時2才の健康なお子さんを事故で亡くされています。

保育園に入った初日、保育園で起きた事故とのことです。15年ほどは 亡くされた季節になるといつもうつ症状を体験されたそうです。

「勇気づけ講座」を受けられて実践されるうちに、季節的なうつ症状は消え、ご自身では解決出来た、と思っておられたそうです。
しかし成人されたお子さんとの関わりのことでEMDRを行うと亡くなったお子さんのことが 完全に消化できていない、と気付かれた、とのことでした。

子どもに先立たれることほど親にとって悲しいことはないと思います。

「少しでも痛みを軽く出来るように 一緒に歩いて行きましょう。」
と次回の約束をしました。

そういえば「喪失」のアートセラピーの授業をシカゴで受けた時には 15人前後の学生が それぞれの回想の場面で涙していました。私も含めて・・・。

2010年12月19日日曜日

北米の友人

近県に住む北米の友人を 彼女の国から友人が訪れています。

日本は初めてとのことで 土・日の二日間 観光案内をしました。

彼女が 日本をとても楽しんでいるとのことですが・・・次のような話をしてくれました。

「江戸東京博物館へ行ったときのこと、団体で来ていた小学生が 展示場を大声を出して走り回ったり、展示場でふざけていた。自分をガイドしてくれた日本人の男性も 不快に感じていたようだった。あまりに騒がしいので 説明が聴きとれず 何回も場所を移動しなければならなかった。
自分の国でもヨーロッパでもあのような姿を見たことが無く、これが礼儀正しい、と評判の高かった日本人の子どもたちなのか・・・と信じられなかった。
自分は 教師として 教室では子ども達個人の必要性に沿って対応するけれど 公的な場所に出かける時は どのような態度を取るべきか 必ず事前に話し合いをする。帽子をかぶったり、バンダナを巻いていたりしたことから 一つの学校では無かったと思う。
電車の中で近くに老人や足の悪い人が居ても 若者が座ったまま席を譲ろうとしないのも 驚きだった。
これらについてどう考える?
でも バス停や目的地が分からない時に 地図を見せて尋ねると 誰でもとても親切に教えてくれる。これまでに会った人たちは みんな親切だった。目を合わせないし、笑顔も見せないけれど 質問には とても親切・・・。」

彼女の体験と共に 自閉症やアスペルガーの子ども達のクラスを担当しているという彼女から 北米の公立小学校のサポートシステムを聞くことが出来、とても参考になりました。

2010年12月17日金曜日

忘年会

20年近くお付き合いさせて頂いている友人Mさんと二人で忘年会をしました。

Mさんは 私の初めての勇気づけ講座を15年前に受けて下さり、3人のお子さんに実践して下さった方でもあります。

また1994年、私がうつ症状のまっただ中に居る時、支え続けて下さいました。

Mさんの3人のお子さんの家庭教師をさせて頂いたこともあって Mさんのお子さん達の成長も見せて頂いています。

勇気づけ講座を受け始められたのは 、当時中2の一番上の娘さんを理解したい、良い関係を持ちたい、ということからでした。

去年の秋、一番下の息子さんの就職が決まった時に頂いたメールは
「口を出さないで 見守ることが出来ました。」
でした。

3人のお子さんが立派に自立されたのには Mさんの「勇気づけの実践」があったとMさんはおっしゃいます。

お互いの子どもの成長を共有できるのは 本当に有り難い、嬉しいことだと 彼女はウーロン茶、私はカクテルで盛り上がりました。

2010年12月14日火曜日

息子を愛せるようになりました!

「息子を愛せるようになりました。」
と 半年前から講座を受けて下さっている若いお母さんの言葉です。

こだわりの強いお子さんの対応に悩んでおられたそうです。
市内の様々な機関に相談しても 解決には結びつかなかったとのこと。

「勇気づけの対応」を実践されるようになって 息子さんのこだわりを
「集中力がある。これほどの集中力はつけようとしてもつけられるものでは無い。家の子はすごい!」
と思えるようになられたそうです。

この方の了解を頂いたので アールアバウトのコラムにメールのやり取りを載せます。

この方の喜びが伝わって来て 涙・・・です。

2010年12月12日日曜日

オールアバウト

オールアバウトというサイトに出展しています。

このサイトのQ&Aというコーナーの「回答」に時々書いています。
↑ クリックして頂くと そのサイトへ飛びます。

年を取ること、体験してきたことの有り難さを 回答を書く時に感じます。

「無駄なことは何も無かった・・・」
と「困難を与えられたこと」に感謝しています。

最近14才の女の子の回答を書かせて頂きました。
その子が「出来れば 子どもを持っている女性に回答して欲しい。」と書いておられたことに感動しました。将来が楽しみな方だと思いました。

「勇気づけの対応」は未来ある若い人々が 肯定的に、希望を持って生きて行ける指針になると思います。一人でも多くの 子ども、若い人と関わる方々に知って頂きたい、学んで頂きたい、と願う所以です。

2010年12月11日土曜日

20年ぶりの食事会

先月末、道を歩いていた私を見つけて声をかけて下さったKさん。
KさんがYさんに連絡を取って下さり、昔の同僚と20年ぶりの再会が実現しました。

「年は取ったけれど 気分はそのままね!」
「20年、本当にあっという間だったわね。」

光陰矢の如しを 実感したひと時でした。

2010年12月10日金曜日

数ヶ月の実践報告を頂きました

松戸市女性センター「ゆうまつど」で「勇気づけの親子関係実践セミナー」を行いました。

不登校の支援グループで活動されている方、長い間子どもの対応に困っておられた若いお母さんから次のようなうれしい報告を頂きました。

不登校の子ども達との関係が前より 深まったように思う。
とりわけ切れやすい子が切れた時に 気持ちを言葉にしてあげたことで その子が収まった。
支援グループでボランティアをしている若い人が 前より気持ちを話してくれるようになった。
ご自身のお子さんへの対応で 素直に謝ることが出来、以前だったら言っていた「よけいな一言」を発しなかった。
「傾聴」も勉強したが この「勇気づけ」はそれより一歩前へ行く対応だと思う。
  
若いお母さんも
「以前のように怒鳴ったり、叱ったりすることは ほとんどなくなりました。楽になりました。」
「以前は 子どもの荒さがしをするかのように否定的に見て、言葉をかけていました。でも今は子どもを肯定的に見ることが出来るようになり、この子はなんて素晴らしいんだ、と思えるようになりました。」
と・・・。

実践されると このように本当に効果を実感して頂けます!

実践の輪と和が広がりつつあるのを感じて うれしく思います!

2010年12月9日木曜日

ボランティア研修+実習

松戸市の施設の中にに「女性センター・ゆうまつど」があります。

ここで 火曜日と木曜日の週2回「働きたい女性の就労支援コーナー」が ボランティアの方々によって運営されています。

私たちの松戸市男女共同参画推進グループ:ファミリーサポート・勇気づけの企画を担当しているKさんは このコーナーが出来て以来ボランティアをされています。

Kさんの勧めで私ともうグループのもう一人Mさんは このボランティアになるための講座を9月から受けてきました。コーナーに立つための実習がはじまりました。

きょうの実習では 3人の先輩ボランティアさんにお会いしました。

その中のお一人Tさんは 何と私の故郷岐阜に長く住んだことがおありとのこと、とても驚きました。
Tさんから岐阜での良い思い出を聞かせて頂きました。

出会いがあることが コーナーのボランティアで得る収穫の一つと聞きましたが 本当にそうでした。

2010年12月8日水曜日

花小金井

来年は 歌う・・・ことを生活の一部にします。
あこがれのバリトン歌手:佐藤光政さんの先生、大槻秀元先生が指導されている「うた声倶楽部」に参加させて頂けるのです。

うた声倶楽部は「ライブカフェヒデ」であるとのこと。
花小金井が最寄りの駅。

「そうですか、花小金井ですね・・・。分かると思います。」
とお答えしたのですが・・・。

何と、私は毎週そこを通過していたのです。

乗る駅、乗り換え駅、降りる駅しか脳が記憶していません!!!
必要な情報しか入らない脳になっているのです。

肯定的に捉えると・・・取捨選択が自動的に出来ている・・・
と 思うことにしました。

2010年12月6日月曜日

佐藤光政さんのブログ

佐藤光政さんのブログ大槻秀元さんのブログに書き込みをしました。
↑太字をクリックするとブログへ飛びます。

うた声倶楽部に関心があり、伺ったのです。

昨日 ブログを書いておられる方からメールを頂きました。
(どちらのブログもファンとして同じ方が書いておられます。)
「直接話した方が早いので 電話を下さい。」
とありました。

今朝、メールに気付き お電話しお話することが出来ました。
歌うことが好きなら 誰でも参加できるとのこと!!!

プロの方の指導を受けるのに 無試験で参加出来るとは・・・
しかも あこがれの佐藤光政さんの恩師!!!

これもネットのおかげの出会いです。

来年も楽しくなりそうです。

何年も前のことですが 私のサイトを作って下さっているYさんともネットで出会いました。

2010年12月5日日曜日

生きていてくれるだけで良い

最近出会ったTさんのお話を聞く機会がありました。

「私ね、子どもの頃 病弱で学校をしばしば休んのですよ。長く休んだ後は勉強分かりませんよね。でも 両親はそれで良い、生きていてくれさえすれば・・・って言っていたのです。
中学の頃など 勉強が楽しくなってきて 勉強すると“勉強なんかしないで 早く寝なさい。”って言われたから 寝たふりをして 両親が寝静まってから起きて 勉強したんですよ。だから 子どもと言うのは 興味を持ったら自分から勉強するものだ、と思うので子ども達に勉強しなさい!って言わなかったのです。」

お子さん達の巣立ちの時を迎えられて 寂しさを感じておられるとのことでした。

無事にお子さん達が巣立たれるということは 大事業を無事に務められた、ということだと一緒にお話を聞いた友人達と感想をお伝えしました。

ご自身もお子さん達を授かった時に誓った「生きていてくれるだけで良い。」との思いを保つために ベビー服、初めて履いたくつ、おもちゃなど保存されているそうです。

アルフレッド・アドラー博士は「健康な心の子どもを育てるには 無条件の愛が大切である。」と言いました。
Tさんの心の広さは ご両親からの無条件の愛を受けて来られたからだ・・・と本当に感動しました。

また 人に出会うということは 本当に世界が広がることだと思いました。

Tさんとの出会いを作ってくれた息子の奥さんに感謝!!!しています。
私の講座のチラシを 利用している子育ての場所に持って行ってくれ、受け取って下さったのがTさんだったのです。

2010年12月3日金曜日

新たな出会い

半年ほど前、ある講座でお会いした Yさんはいろいろな方と引き合わせて下さいます。

「少ししか時間が無いけど、一緒に食事しましょう!」
と お知り合いのお二人との食事に誘って下さいました。
「あなたが 何をやっているのか、自分の言葉で説明して、お知り合いになりなさい!お互いに得るものがあるはずよ!」
と・・・。

Yさんのおかげで 松戸市男女共同参画推進グループに認定され、市民活動助成金も頂けるようになったのです。

新たに今日お会いしたSさんは
「本当にYさんに出会って、カルチャーショックだった。年齢を感じさせず、生き生きと活動されていて・・・」
と おっしゃっていました。

2010年12月2日木曜日

おばあちゃんだよ!

息子の奥さんと子ども達にばったり会いました。
「おばあちゃんだよ!」
と ママ。

「ババ、ほら、飛行機!」
と模型飛行機を指して教えてくれました。

ババ、と呼ばれたのは 生れて初めて・・・。

そうなのね、私、おばあちゃんだったんです!!!
すっかり忘れていました。

2010年12月1日水曜日

不適切な行動には注目しない・・・

大人が考える子どもの不適切な行動・・・

毎週水曜日、小学校2年生のR君の家庭教師をしています。

アドラー心理学に基づく「勇気づけ対応」の実践の場ともなっています。
子どもはわざと不適切な行動を取ったり 大人が注意をすることを予測して悪い言葉を使ったりすることがあります。
R君はご両親、おじいちゃん、おばあちゃん、四人の大人と付き合ってきたので大人の反応を良く知っています。

「この大人は この言葉を言ったらどう反応するだろう?」
とこの半年間、彼はいろいろ頭を使って試してくれました。

例えば2ヶ月ほど前は 突然、わたしが何を言っても返事は「ウンコ」。
それに対して、私も
「そうだよね、ウンコだよね。」
彼は 驚いたように 私の顔を見ました。私はややオーバーに にっこり笑います。

私:何色を使う?
R君:ウンコ色
私:そう、ウンコ色なら オレンジが近いかな?
R君:嫌、緑にする。
私:そう、じゃあ、緑ね。

この日は1時間半の間ずっとウンコを連発していました。
その次の日も何回か言っていました。
しかし、彼が予測していた反応では無かったようです。
以来、ピタリと止まりました。

「どうやったら怒らせることが出来るか、試してるの?」
と尋ねた時には R君は迷わず、
「うん、そう。」
「残念ね、私は怒るエネルギーは無いのよ!」
R君は ニヤニヤ・・・。

R君と付き合っていると若返ります。

2010年11月30日火曜日

バリトン歌手:佐藤 光政さん

35年ほど前のことです。
友人に誘われて行ったイベントで 佐藤 光政さんの歌を初めて聴きました。

ファンになり、コンサートに行って LPレコードを買い、サインして頂くのが楽しみでした。
当時は レコードだったのです・・・。

東京を離れ、生活が忙しくなりすっかりコンサートからは遠のいていました。

時折、佐藤 光政さんの名前を入れてネットで検索していましたが 何故か出てきませんでした。

昨日、見つけました。
何度も繰り返して聴きました。

来年は・・・追っかけをしよう!!!と 決めました!!!

2010年11月29日月曜日

竹和さんへ行きました

「私の心にのこる話」の本を お届けしたくて 北松戸の和菓子屋さん、竹和さんに伺いました。
戸を開けると 出て来て下さったのは Fさんでした。

私の書いたページをお伝えし、読んで頂きました。
タイムスリップしたような空気でした。
話していると 声をかけて下さったFさんのお母さんが来られました。

「孫の力づけになります。」
と喜んで下さいました。
Fさんは 小学生二人のお父さんです。

2010年11月28日日曜日

うれし涙・・・

「育子さん、たくさん泣いたでしょう!」
これは 通っているジムのインストラクターさんがおっしゃいました。

「なんの悩みの無さそう!」
と言われることもあるので 彼女の言葉には驚きました。

そう言えば 何年も悲しい話を聞いても 涙が出なくなったように思います。
「短期の目標と長期の目標をどう共有できる?」
ところに関心が行き、感情の部分が働かないようです。

もちろん、痛みや苦しみは伝わって来るので その部分の共有は出来ています。

ところが 例えばEMDRセラピーで
「今、ストンと落ちた感じがして 楽になりました。」
と聞いた時、あるいは 宿題の成果で
「この頃 家族の団結が強くなったのを感じます。」
というお話を聞くと うれし涙が出てきます。

若いお母さんが
「この頃育児が楽で 楽しくなりました。」
と笑顔で言われたことを思い出しても 一人で思い出しては涙してしまいます。

どなたかの幸せのお役に立てることで かつて苦しかった私の魂が喜んでいるのかもしれません。

2010年11月27日土曜日

出版記念パーティ

立川市で開かれた出版記念パーティに出かけました。

鈴木喜代春先生が千葉県で初めて担任された生徒さん、先生のふるさと津軽の方、
鈴木先生が校長先生であられた30年前に卒論のために突然訪問した当時の学生さんで 今は学校の先生などから 鈴木先生の見守り、導きのお話を伺うことが出来ました。

30年前、鈴木喜代春先生は松戸市で校長先生であられたそうです。

先生が生徒さん達始め、出会われた人々を心から大切にされて来られたことが伝わって来たお話ばかりでした。

今日も良い出会いを頂きました。

私の心にのこる話

らくだ出版:鈴木喜代春先生編集「私の心にのこる話」の25ページに
「和菓子屋になります!」
の題で書かせて頂きました。
何と、隣のページは 鈴木喜代春先生の作品でした!

きょうの午後、立川市で出版記念パーティがあります。
書くことを勧めて下さった先輩と一緒に参加することにしました。

私の作品は 次の文です。

☆  ~  ☆  ~  ☆  ~  ☆  ~  ☆  ~  ☆

「愛きょうの良い嫁さんをもらって 和菓子屋をつぎます。
F君の笑顔、教室の風景、もう30年も前のことですが、私は1枚の写真のようにはっきり覚えています。
 十歳のFくんの迷いのない、力強い言葉に文字通り感動したのでした。
 この春、20年ぶりに松戸市に住むことになり、友人と商店街を歩いていました。
「先生、先生じゃないですか!?」
「息子、店にいますよ。行ってやってください。今日、お昼に先生のこと話してたんですよ。」
 F君はあの言葉通り、和菓子屋の御主人になっていたのです。あの時の感動がよみがえり、お店に伺いました。北松戸の「竹和」さんです。本当にF君でした。機会があったら「私の心にのこるF君のこと」伝えたいと思います。

2010年11月26日金曜日

評価

評価は好きではない私・・・
悪い点数だと 立ち直るのに時間がかかるので・・・

オールアバウトで回答をすると評価がつけられることがあります。
きょうは「評価がつきました。」とオールアバウトからメールが入った時に 見ようかどうか一瞬考えました。

自分に言い聞かせました。
頂いた評価を そのまま受け止めよう!!!

開いてみると ☆5つを頂いていました。
オールアバウトQ&A
↑をクリックすると Q&Aに飛びます。

市民と市職員で奏でるハーモニー講座

松戸市の協働推進課による講座2回目がありました。

NPO・市民活動見本市で 実行委員で知り合った方が同じテーブルにおられました。

別のテーブルに居られた女性が 記憶に残りました。

講座を終えて ジムに行きしばらくすると なんとその女性に似た方が入って来られました。
「先ほど 市役所に居られましたか?」
と声をかけると その方でした。

講座のきょうの参加者は20人余り。
ジムに居たのは 5~6人。

偶然が続いて 不思議です。

25年ぶりの再会!!!

「あ~ら、△△さんじゃない!」
と声をかけて下さった方を見ると 25年ほど前に勤務先の小学校で先輩だった方でした。
(△△は 当時の姓です。)

その後、電話で長話。
「あなたらしいことを見つけた、と思ったわ。」
と 言って下さいました。更に、
「“勇気づけのセミナー”は 使えそう!人に勧める前に、まずは 私が受けてみるわ!」
と 心強いエールを下さいました。

また、一昨日は 隣の柏市での講演の依頼を頂きました。
タイトルは「ポジティブな人間関係作り」です。
柏は 私が初めて教師として勤務した思い出深い所です。

一度切れたように思えた糸が また繋がる・・・・・
ご縁の不思議さを感じます。

2010年11月24日水曜日

Pさんのご家族

週に1回Pさんのお宅に お孫さんK君の家庭教師に伺っています。

勉強がすんだ後、Pさんに言いました。
「ふと思ったのですが このごろお電話、頂きませんよね。」
半年前、伺い始めた頃は 日々の出来事での御相談を受けることが時々あったのです。

Pさんは 笑いながら
「ホント!そうですよね。このごろ 娘との関係も良いし、Kが“パパとママ、この頃けんかしないよ。”って言うのですよ。前はKが学校で問題があるのは 育て方が悪いのよ、と娘を責めたこともあったんです。でも 今はそれを止めたし、娘も私の一生懸命な気持ちを分かってくれるようになったのだと思うのですよね。Kのことは ありのままを認めて みんなで見守って行こう、という気持ちになれて 焦らなくなりました・・・。」

Pさんが「勇気づけの対応」を学ばれ、それに沿って 娘さんやK君に対応されていることが 娘さんご家族との関係改善にもつながったのですね。

「勇気づけの対応」の実践で しあわせが広がる・・・小さいけれど 大きな力だと思います。

2010年11月23日火曜日

肯定的な言葉

「子どもを育てるのに 言い分を聞いて肯定的な言葉なんてかけていられない。子どもは親が指示して育てるのよ!」

という意見を聞きました。

その方は友人が新しく仕事を始めた時に
「お客さんなんて そんな簡単に来る訳ないわよ。」
とおっしゃったこともありました。

そこで そう言われた方に 
「そうなの、仕事始めるのね。私の知り合いに あなたのお店に興味がありそうな人がいるから 話してみるね、お店のリーフレットがあったら貰える?」
と言われたらどう感じるか?

と聞いてみました。その方は嬉しそうに 拍手をされました。

自分の子どもに肯定的な言葉をかけていない人は 友人、知り合いにもつい否定的な言葉をかけてしまう傾向があるのです。

どちらが 良い関係を持てるかは明白です。

「勇気づけの対応」が どのような関係にも応用できる、という一つの例です。

ゆうまつどフェスタ

松戸市では 11月20日(土)~27日(土)まで ゆうまつどフェスタ2010が開催されています。

私は 21日の午後は「農と食で地域活性化」というフォーラムに参加しました。
これは NPO人材パワーアップセンター主催でした。

ここで3人のステキな経営者の方々に出会いました。

新松戸で田島亭というレストランを開いておられる方。
その田島亭へ 無農薬有機栽培の野菜を供給されている若い女性。
新松戸で ユアコーヒーという自家焙煎の珈琲販売店を経営されているやはり若い女性。

司会をされた石上さんは 別の講座で講師としてもお目にかかっていました。

3人の経営者の方々が共通しておっしゃっていたことは
「食べた人、飲んだ人、受け取った人に 喜んでもらえることが一番うれしい!」
です。

また 自分がふとしたことで興味を持ったことを生業とすることを選ばれたという共通点がありました。

ゆうまつどフェスタ!
ひとりでも 多くの方に楽しんで頂きたいと 思います。

2010年11月21日日曜日

まつど版子育てパートナーシップ検定大会

お世話になっている松戸市女性センター「ゆうまつど」で、タイトルのようなイベントがあるとのこと、職員の方にお誘い頂いて 参加しました。

一緒に誘われた友人は
「検定っていうのだから 勉強しなくっちゃ!どんな勉強をしたら良いのか 聞いてみよう!」
と・・・。
「実力でいいでしょう!」
と答えた私。
職員の方は 私達二人に 問題集を下さいました。

記憶力は無い!私です。
時間もありませんが 電車に乗る時に持って行き、ひととおり目を通しました。

結果は 8割正解で ナント1位でした。
所長さんから「優勝」という表彰状を頂いてしまいました。

勉強しなくっちゃ!と言った友人は 急用で不参加。

二人ずつで行った団体戦も優勝でした!

何となく記憶に残っていた問題が多く出たのが この結果につながりました。
試験って 運! と思ったことでした!

賞品に市指定のごみ袋を頂きました。
嬉しい!!!
捨てるものを買う・・・というのに抵抗があるのです・・・。

そういえば前に住んでいた藤沢市は ゴミの収集は有料なのでゴミ袋を買うことで代金を支払うシステムでした。

2010年11月19日金曜日

傷つけないで意見を伝えよう

「勇気づけの親子関係実践セミナー」5章のタイトルが「傷つけないで意見を伝えよう」です。

自分の正しさを主張しようとすると 相手の間違いや迷惑を受けたことを責める口調になりがちです。

私もそうです。ただ、講座を開いているおかげで いつも内容を練習できます。

今回は 私が受けた講座の時間に間違いがあることに気がつきました。

まず、伝えようか、それともそのままにしようか 考えました。
時間数が 実際より少なかったのです。少ないと 別の機会に受ける時に 増やすことになり、費用も多少違ってきます。

ダメ元で もう一度調べて欲しい、とお願いしました。丁寧に、責めないように、言葉を選びました。

「すみません、間違っていました。」
と 連絡がありました。

勇気づけ対応の講座を受けて下さって ご自身の変化を聞かせて頂くことが とても嬉しいのですが このように自分自身の日々にも役に立っていて 本当に有り難い、と思います。

2010年11月16日火曜日

良かったね!!!

松戸市女性センターで「就労支援ボランティア」になる講座を受けています。

「優しい教育ママです。」
と自己紹介された方に 講座のチラシをお渡ししたことがありました。

今日、ボランティアの講座の後、
「木曜日の講座、受けたいのですが。」
と 声をかけて下さいました。

そして、帰宅すると 先日 市長への提言の会で出会った方からメールが来ていました。
「講座に出ます。」

グループを運営しているMさんに電話をしました。
「良かったね!!!必要としている人や 関心を持って下さった方に出会えて!!!」
と 喜んでもらえました。

勇気づけの輪が広がって欲しい!
と 思います。

2010年11月15日月曜日

驚きました!!!

松戸市協働推進課による「市民と市職員で奏でるハーモニー講座」に行きました。

市民活動をしているグループから15名、市職員15名という参加構成です。

ホワイトボードに参加者の名前があったので 順番に見て行くと 記憶に残っている名前があります。
M.さん・・・彼のテーブルはCとあったので 見ると、面影があります!!!

今から30年ほど前、私は小学校1年生の彼の担任をしたことがあるのです。
落ち着いた態度と文字をとても丁寧に正確に書いていた表情が印象に残っています。
休憩時間に テーブルに行って「自己紹介!」しました。

彼は消防署の救急隊員とのことです。
救急の現場でメンタル的なサポートも必要で 勉強されたとのことでした。

市民が49万人。市の職員の数が4000人、その中での講座で出会えるとは!!!

私の脳裏に残っている 小学校1年生の可愛い彼の姿をプリントして見せてあげられないのが残念です!

2010年11月14日日曜日

若い友人の訪問

今日のお客様は モントリオールで9年前に出会った大学生の娘さんです。
当時彼女は中学生でした。
「うれしいことがあったから 会いに行きます!」
とメールをもらったのが数日前。

うれしいこと???
ボーイフレンド?
就職?
それとも 共通の知り合いの女の子のこと?

聞いてみると 就職希望先で思いがけず いろいろな方とつながりを作って頂けた・・・。
という話でした。

10時間近く 卒論、ゼミ、就職、バイト、モントリオールの出来事など尽きることなくおしゃべりしました。

自分の子どもよりも若い方と友達のように話が出来るのは 新鮮なエネルギーを分けて頂けるような気がして とても気持ちが良いものです。

小学校卒業と同時にモントリオールへ行き、大変な思いをして現地校(英語)で学んで行ったこと、帰国してからの高校生活、大学進学とスポーツコーチとしてのアルバイト・・・。

体を大切に 自分が思う道を進んで欲しい!!!と 思いました。

2010年11月13日土曜日

EMDRとカウンセリングの宿題のセット

EMDRで抱えておられるトラウマ、あるいは 小さなトラウマ的出来事を再処理した後、行動を変えるための宿題をお出ししています。

EMDRでこだわりが解消されるか あるいは気にならなくなるため 行動を変える宿題が楽に取り組めるようです。

ご夫婦の問題で来られていた方が
「家族の団結を感じるようになりました。」
とおっしゃった時には うれしい、と同時に本当に驚きました。

先日の講座で 関心を持って下さった方も取り組んで下さいました。

他の方がしあわせへの道を歩かれるお手伝いをさせて頂くことは 本当にうれしいことです。

その上、その方は 私が
「実年齢より ずっと若く見えます!」
と おっしゃって下さいました!!!

ダブルで幸せ気分になれました!

2010年11月12日金曜日

心に刺さった棘

リーフレットのEMDRセラピーの説明を読まれた方が
「これ、私が求めていたものです。どんなものですか?」
と おっしゃいました。

EMDRセラピーの説明に「心に刺さった棘は 記憶の神経にたくわえられるので 脳に刺激を与えて棘を抜く役目をします。」と伝えてみました。

「心が感じた痛みは 脳の記憶の神経にたくわえられるので 棘を抜く時に 心を通って出て行くので 同じ痛みを感じます。」
と 続けて説明してみようと思っています。痛みを再び感じることで 拒否される方もある、と聞いたことがあります。

充分な説明とトラウマ治療に入る前の「安全な場所」を確保するEMDRが必要となります。

私とその方のやりとりを見ていた方が
「求めている人は ピ、ピィって感じるのかしら・・・ ビックリした!!!」
と おっしゃいました。

2010年11月11日木曜日

講座の後でオールアバウトのイベントに・・・

午後1時~3時まで「勇気づけの親子関係実践セミナー」をしました。

「子どもに注意しなければ、と思う時 言葉が見つからなくて 自分を責めていました。でもそれって 全部お説教、小言の部類でした。言わなくて良いんだ・・・と 目からうろこです!」

「子育てにイライラしなくなって 楽しくなりました。上の子が“服を着せて”と言わなくなって 自分で着るようにもなり、食事も遊ばなくなって 本当に楽になりました!!!」

上の子が お母さんの肯定的な注目を得られることを体感したのですね。
実践されていることが 伝わってきます。

本当にうれしい言葉を頂きました!

講座の後、オールアバウト5周年記念のイベントに出ました。
グラントウキョウサウスタワーという東京駅に近い近代的なビルでありました。
上の方の階に行くのに セキュリティチェックが2回もありました。
お上りさん!!!です。(これも死語???と言われてしまうかもしれません。)

ジャンルの異なる色々な方々にお会いできたこと、オールアバウト社の業務を担当されている方とお話出来たことが大きな収穫でした。

2010年11月10日水曜日

保護者・市民からの子育て施策120の提言

タイトルの提言を市長に行う市長との面談の会に声をかけて頂きました。
面談は 市役所でありました。

松戸市長の応接室の名は「市民サロン」とありました。
11月10日午前11時~12時の予定。
始まったのは11時15分、終了は12時30分でした。

私は「親子関係勇気づけセミナー」を市内で実施していること、保育園、小学校の先生方、保護者の方々にも学んで頂きたいこと、学校に伝えるパイプをして頂きたい、と 発言させて頂けました。

関連する課の課長の方々にも 名刺をお渡しすることが出来ました。

また小学生から高校生のお子さんのおられる保護者の方々にもお会いできました。

2010年11月7日日曜日

きょうだい

昨日 ライフライン(人生の軌跡)についてお話させて頂いた時のことです。

性格を作る要素の中で 育つ家庭の中にどのような人々がおられたか、特にその中でも きょうだいの存在は大きく影響する、とアドラー心理学では見ています・・・

その時 Aさんの表情の変化が目に入りました。

「Aさん、今 笑われたように思えたのですが 何かここでありますか?」

「いや、笑ったわけじゃないんだけど、不登校の子ども達と関わっていた時に 親が“お兄ちゃんはこうなのに、全くあんたは・・・”って弟が言われたって、それが理由の一つとして大きかったことを思い出して・・・」

誰かと比較されることは 大人も嫌なものですが 子ども達にとっても当然うれしくないことのひとつです。
それは「勇気くじき」につながります。

でも 日常生活の中にあふれています。
親が意識して比較しなかったとしても 上の子にしても下の子にしても 子ども達自身が自分で成長の差、大人の扱いの差を感じています。

比較されると 否定的に言われた方の子どもは「愛されていない」と感じます。
肯定的に言われた方は「立場を守れないと 愛されないかも知れない」と思います。

親は 比較することによって 意欲的にしたい!と意図することが多いのですが 結果は???
となってしまいます。

理論をお伝えした時に 体験の具体例をあげて頂けて とても有り難く思いました。

2010年11月6日土曜日

市の助成金を受けられることになりました!

楽しい授業の会で 「ライフラインで自分探し」というお話をさせて頂きました。

帰宅して郵便受けを見ると 市からの封書!
ドキドキして開けると 助成金の審査結果が入っていました。

表のページの一覧に名前が無く、落選!かと思ったのですが 裏に
「男女共同参画推進グループ:ファミリーサポート・勇気づけ」
「合」の文字がありました。

応援して下さった皆さん、合格にして下さった審査員の方々に厚く御礼申し上げます。

2010年11月5日金曜日

不思議なご縁

若い男性!から電話がありました。
何とむかし、むかしの教え子M君です。
日曜日にお会いしたお母さんが息子さんに電話されて番号を教えられた、とのことでした。
聞くと、M君の勤務先は 私の親しい友人Tさんの息子さんがこの春に入った会社です。

「えぇっ、友達の息子さんが新入社員として4月から働いているのよ!その子のお母さんに 明日会うのよ!」
と言うと 彼もとても驚いて
「母が日曜日にお会いしたことと言い、何かご縁があるのですね~。きっとそのうちにその彼と会う機会があると思います。」

Tさんに昨日お会いして伝えると やはりとても驚いておられました。

私がM君のお母さんをよく記憶していたのは いつも肯定的な雰囲気で接して下さっていたからです。
若かった当時、肯定的に接して下さる保護者の方はとても有り難い存在でした。

長い期間で振り返ると 出会いの不思議さと肯定的な視点を持つことの大切さを改めて思いました。

2010年11月3日水曜日

EMDRセラピー

帰国して 今月末で1年になります。

この間、出会う方々に 機会のある度にEMDRセラピーを ご紹介してきました。

下のYouTubeはアメリカのニュースで紹介されたEMDR治療の様子です。

ファーマーズマーケット(農産物市場)に突っ込んだ車の事故を目撃した青年が その後PTSD症状で生活に支障がでます。青年は 子どもの頃の父親の暴力、湾岸戦争等、意識してはいなかったけれど 自分の心の奥にあった辛い出来事を EMDRセラピーの中で思いだし、それから解放されて行きます。
6回目のセラピーの後には 症状は消え、事故現場を訪れることが出来るようになります。

EMDR治療の様子の動画 ←クリックして下さい!

EMDRセラピーで トラウマばかりでなく 「生きにくさ」も軽くすることができます。夫婦の問題でカウンセリングを続けておられるクライエントの方も毎回EMDRも受けておられ、その都度「日々の生活が楽になってきている。」とおっしゃいます。

「こだわり」「思いこみ」から解放されるからです。クライエントの方の 幸せへ向かっておられるお話を伺う度に「カウンセリング+EMDRセラピー」の力が大きいことを思います。

2010年11月1日月曜日

25年ぶりに・・・

昨日、柴又の帝釈天へ行ったのですが もうひとつ出来事がありました。

門前町のお店をカナダ人の友人と歩いている時です。
お漬物やお菓子のお店の前で こんにゃく玉も売られていました。
すぐ食べられる 熱々のものです。
「あれ、何?」
と友人に聞かれました。

説明していて 売っている女性とお話しました。
!!!
もしかして、この方は 昔の教え子のお母さん!
そう言えば ご実家がお店で 時々手伝いに行く、とおっしゃっていた・・・
私が退職した25年前、わざわざ訪ねて下さった方・・・
思い切って 伺ってみました。
「あの、、、○○さんですか?」
「はい!そうです。そうでしょう!△△先生でしょう!他人のそら似 かな~、聞いてみようかな~って思ってたんですよ!」

友人は 何が起きたのか???
私が
「この方、知ってるの!」
と言うと
「冗談でしょう!!!」

帰国してから 時々、お会いしたい・・・と思っていた方です。
若かった私を 肯定的に見て下さっていたことを とても感謝していました。
25年ぶりの再会、とても嬉しい出来事でした。

2010年10月31日日曜日

矢切りの渡し

カナダ人の友人と「矢切りの渡し」に行きました。

「ミステリーツアーよ。」
と 内容を伝えないままでした。
松戸駅から「矢切高校」行きのバスに乗り、案内の看板に従って歩きました。

土手から見えるのは 一面の畑です。

向こう岸から来た船からはほぼ満員のお客さんでしたが こちらから乗ったのは
友人と私の二人だけで「貸切」です。

対岸に着いて 土手の上に着くと葛飾区の住宅街です。
その落差にも驚いている友人でした。

帝釈天は 七五三参りの家族でにぎわっていました。
寅さんの映画でも有名な門前町の商店街でも様々な食べ物やおみやげ品を見て楽しんでもらえました。

矢切りの渡しは 11月末までは雨で無い限り毎日運航しているそうです。

2010年10月30日土曜日

長い一日

金曜日は 長い一日でした。

10:00-12:00 講座を受ける
12:00-12:30 友人のウエブの打ち合わせ
13:00-16:30 地域ニュースレターの発送ボランティア
16:30-17:30 ジムへ
20:00-22:00 カナダ人の友人と食事⇒鍋を伝授
22:00-24:00 EMDRの電話カンファレンス
24:10-24:50 カナダの友人(カナダ在)とスカイプで会話

地域ニュースレターの発送ボランティアでは 市民活動をされている方々にお会いできるのが とても勉強になります。
来月、市長との話し合いの予定があり、意見を言う機会が与えられるとのお話もありました。声をかけて頂いたので
行ってみたいと思います。

先月の発送では統合失調症の会主催の講演会があることを知って参加し、イギリス政府の精神保健対策について学び、日本での新しい運動を知りました。

明日の台風が心配です。

2010年10月26日火曜日

ボランティア

就労支援ボランティアで活動するために課せられた講座:午前10時~午後3時。

松戸市NPO市民活動見本市実行委員会 午後6時~午後9時。

どちらもボランティアです。この二つで一日を終えました。

日常の活動の中ではめったにお会いできない方々に出会えることが出来、お話を伺えることが何よりの収穫かも知れません。

モントリオールで音楽、美術を仕事にしておられる方々にお会いしてから アート系の方は料理もお好きかも知れないという仮説を立てました。以後、アート系のお仕事をされている方に出会う度に伺っています。

きょうはたまたまグラフィックデザインをされている方と会議の前二人だけでしたので お尋ねしました。
「好きです。得意な方です。」
とおっしゃいました。当たり!でした。

2010年10月25日月曜日

玄米 15Kg 

昨日は 「米くらぶ」の収穫祭。

利根川に近い田で無農薬で作ったお米です。田植え、草取り、稲刈り、収穫しました。

きょうは 午前中は調理。トン汁、おにぎり、杵つき餅。
昼食の後 お世話になっている農家の方のお話を伺ったりゲームの交流会がありました。
大人、子ども合わせて 120人の参加があり、大なべで作ったトン汁は 見事に食されました。

高齢化が進んでいる市民活動が多い中で この「米くらぶ」は何故かどんどん若い世代が参加している、とのことでした。確かに 幼児を連れたご家族が多くおられました。

最後に玄米か精米したお米を 15kgずつ頂いて収穫祭は終わりました。

夏の暑い日、草取りをした成果です!
精米機を買って 楽しみたいと思います。

2010年10月23日土曜日

松戸市市民活動助成制度

きょうは 市民活動助成制度審査のプレゼンテーションがありました。
「団体が新たに行う事業又は既存の事業を拡大若しくは発展させる事業」に対して10万円の助成金が出る、というものです。

私たちの「ファミリーサポート・勇気づけ」は6番目。勇気づけの必要性と具体的な紹介をさせて頂きました。
審査員の方々は7名ほどおられたかと思います。
5分間パワーポイントを使ったプレゼンテーションの後、7分間の質疑応答でした。

良い経験になりました。

新聞記事

昨日の「不登校支援団体交流会」に 毎日新聞の記者さんが来られていました。

記事は今日の朝刊に載っているとのこと。
交流会は1部と2部があり、記事は1部の内容です。
2部の午後8時過ぎに 誰かが 記者さんに声をかけました。
「明日の朝刊ですよね!」
「はい、そうです。」
の返事に 疑問を持った私は 記者さんに尋ねました。
「記事はもう送られたのですか?」
「ええ、もう写真と共に送りました。」
記者さんは1部の交流会の間、パソコンを開いて打ち込んでおられました。更に写真も。
(席が隣だったので分かりました。)

2部の会が終わった時に、記事になったものをiPadで見せて下さいました。
何と、パソコンを打っておられたのは記事を書いておられたのでした。
イベントが記事になるまでの経過を見たのは初めてです。

きょうは毎日新聞を買います!

2010年10月22日金曜日

不登校支援団体交流会

第1回東葛エリア不登校支援団体交流会にお誘い頂きました。
総計30名近くの方が参加されていました。

様々な活動をされている支援団体の方にお会い出来ました。その中には かつて不登校だった、という方も何人もおられ、お気持ちを聞かせて頂きました。

私は「勇気づけの親子関係実践セミナー」を紹介させて頂きました。
「子どもの気持ちを味わうロールプレイの話がとても良かった、講座に出ます。」
と声をかけて下さる方もありました。
またフリースクールの校長先生が
「先生方に講座を受けてもらいたい。」
と おっしゃって下さいました。

少しずつ「勇気づけの対応」を知って頂くことが出来ています。
ご縁に感謝致しております。

2010年10月20日水曜日

介護援助で・・・

父・・・88才 母を介護(兄嫁、ヘルパーさん、デイケアー、ショートステイの援助を受けつつ)
母・・・85才要介護3.

母がお世話になっているケアマネージャーさんは とても仕事が早く、誠実で、頑なな老夫婦に根気強くケアプランを立てて下さいます。

関東に戻ってから 知り合いの方に
「車椅子用のスロープをお願いすると、午前中にケアマネージャーさんが来て下さり、午後には品物が業者さんから届いた」
ことをお話しました。すると
「そんなに早くして下さるなんて対応が良いですね。所によっては 1週間かかることもありますよ。」
と言われました。

また 母は短期記憶の力は弱くなっているのですが 本来持っていた判断力は衰えていないようでした。
「職員の話を熱心に聞き、楽しく参加されていました。」
と デイケアの連絡に書いて頂いたのを母に伝えました。
「お母さん、良い子だったのだってね!」
すると、
「せっかく一生懸命に世話して下さるのだから そうしないと主催者の方に申し訳ないし、失礼よ。」
と・・・。

5分おきに時間を訊いたり食事の内容を尋ねたりすることから考えると信じられないような返事でした。

兄嫁と父は休養の時間になったとのこと、少しで申し訳なかったのですが・・・。

2010年10月17日日曜日

お墓参り

一昨日から 両親の介護の手伝いで帰省しています。

母方の祖父母のお墓参りに 両親と出かけました。
母は腰の骨が変形していて歩行が困難になり、車椅子を家の中でも利用しています。
タクシーで出かけてお墓参りから帰る車の中で
「長い間お墓参りが出来なかったけれど ようやくお参りが出来て 本当に嬉しい。」
と 繰り返していました。

私は母方の祖父母が登場する幼い頃の思い出がたくさんあります。
4才~5才の頃、兄が使っていた男の子の言葉を使いたくて、祖父なら怒らないだろう、と思い、使ったことがありました。母もその時のことは良く記憶しています。

祖父母の家からお墓参りに行って帰った時のことです。私は ゆかたを脱いで
「おい、めえじい、てめぇんとこ、竿あるか?」
と言ったのです。祖父は
「おお、ある、ある。ほら、そこだよ。」
と笑い
「賢い子だ、汗をした浴衣を干すことを知っている。」
と 他の親戚の人に話していました。
祖父が私を可愛がっていることを知っていて言っていた、と記憶しています。

お墓の前では 祖父の笑顔がそこにあるような気持ちがしました。

2010年10月14日木曜日

子どもの行動の目的

今日は 松戸市女性センターでの初めての講座でした。

「子どもの行動の目的」をしました。
興味深かったのは 宿題をしない子どもへの対応です。

1.根気強く諭す
2.「宿題をしなさい。」と 机に向かうまで叱ってやらせる
3.放っておく
4.その他(     )

の4つの選択肢から選んで頂く問いに対して 一人の方がおっしゃいました。

「私は 1~3、全部しました。1は子どもが中学の時、2は小学校の時、3は 高校生の今、です。」

ロールプレイで子どもの気持ちを それぞれ体験して頂きました。

「うるさい!」「説教が長い!」「やる気がなくなる。」など 親の思いは効果が無い!とのことでした。

「長期的な効果を考えて 現在の対応をしましょう。」
が「勇気づけの対応」の提案です。

2010年10月13日水曜日

ボランティア活動

昨夜はNPO市民活動見本市の実行委員会、きょうは ゆうまつどフェスタの実行委員会。
ゆうまつどフェスタの方は ピンチヒッターだったのですが・・・。

どちらの会でも共通していたのは ボランティア活動ですが 皆さんがとても熱心であられることです。
面白いことに 前者は男性が多数、後者は女性が大部分でした。

私自身は 松戸市民になって7ヶ月経ったところです。
思いがけず 多くの方々に出会う機会を頂き、有り難く思っております。

明日は ゆうまつど=松戸市女性センターでの1回目の「勇気づけの親子関係実践セミナー」です。
少しずつ「勇気づけ」の輪と和が広がっていっているように思います。

2010年10月10日日曜日

日米カップル

きょうは 若いお二人が遊びに来て下さいました。

モントリオールにいた頃、息子と彼が同じ所でバイトをし、彼女が一緒に遊びに来て下さって、メールでのお付き合いが始まりました。

私が帰国した後、中部地方におられたお二人が都内に居を構えられ、再開が実現しました。
彼は日本人で、彼女がアメリカ人です。
ところが 彼女の日本語が上級レベルなので 私とのメールも日本語、今日の会話もほとんど日本語でした。

日本に暮して5年近くになる彼女に 
「住んでいて 不自由なことはある?」
と尋ねてみました。
「不自由なことは ほとんど無いけれど 驚くことがある!」
と。
「日本語の本を読んでいると “あの外人、日本語読んでるよ!ほら!そこの人!」
との会話が聞こえてくる、と。
「日本語の本を読んでるのですから 会話も分かるのです!」
と彼女。そう言えば 私も何度も彼女に
「日本語、本当に上手ですね!ほとんど不自由ないでしょう?」
と 会う度に言ったかも知れません。

バス停で本を読んでいると
「あんた、日本語読めるのかい?」
と聞かれたこともあるそうです。また 
「メールアドレスを交換してメールをすると“日本語、書けるのですね!”と言われるけど その人、英語できないのよ!何語でメールすると思ってたのかしら?日本語で話してたのに!」

「う~ん、やっぱり驚くのは自然だと思うけど!私もいつも驚いてるから!」

彼女は着物の着付けを変わり帯で出来ます!
それを知った時も 本当に驚きました。
「ゆかたなど 着たい時に着れるから 着付けを習ったのは良かった。」
とも・・・。

日本国内、既に20県以上行ったそうで 全県制覇を目標にしている、とのことでした。

いろいろ楽しんでいる彼女に感激しました。
若い友人といると 自分まで若くなった気もちになるから 不思議です。

2010年10月9日土曜日

「美丘」という番組で・・・

講座を終えた後のことです。
「実は アドラー心理学という言葉が気になっていて・・・。“美丘”という番組の中で使われていた対応がアドラー心理学の勇気づけだったようなのです。」
とIさんがおっしゃいました。
講座のチラシには アドラーという言葉が書いて無かったので Iさんは「勇気づけセミナー」がアドラー心理学に基づいたものであることは ご存じ無かったのです。

私がアドラー心理大学院で学んだことを知ると
「縁があったのですね~。」
とおっしゃって下さいました。

16年前、理論では知っていても どのように子どもたちが成長していくのか 実際には見ていなかったので
「実践されれば 効果があります!」
とは言い切れませんでした。
しかし 16年後の今、
「実践された方々の実例をお話しながら“実践されれば 効果があります!」
と言うことが出来ます。

次回の講座と女性センターでの講座、両方を予約して頂けました。
「前回のプリントを お守りのように持っています。」
と うれしい言葉も頂きました。

2010年10月8日金曜日

ドキュメンタリー:死刑裁判の現場

裁判員制度を考える会・松戸の主催で NHKのドキュメンタリー「死刑裁判の現場」~ある検事と死刑囚の44年~の上映会がありました。

2009年11月に帰国するまでほぼ10年間北米に行っており、その間の日本社会についてはネットで知ることが出来る一部の出来事を知っているのみです。

裁判員制度もその間に導入された出来事で内容を知らないため、学んでみたいと思い、上映会に行きました。

ドキュメンタリーは殺人犯の青年に死刑を求刑した検事と死刑の判決が下った青年死刑囚との手紙のやり取り、その検事の苦悩を通して死刑制度について 私達に改めて考えるきっかけを与えているという内容でした。

上映会の後、意見交換がありました。
参加されていた一人の方は 裁判員に選定されるかもしれないという書類を受け取ったことがある、とおっしゃっていました。裁判員制度を考える会の方のお話では 自分が死刑に反対でも 判決は多数決で決められるので 裁判員になった場合、死刑という判決結果になることもあるそうです。ドキュメンタリー「死刑裁判の現場」に出演されていた土方元検事の苦悩は 私たちの苦悩になりうる訳です。

アムネスティ日本のサイトによると「法律上、事実上の死刑廃止国の合計:139 存置国:58」とあります。
カナダ人の友人に DVDの上映会に行ったことを話すと
「日本は死刑があるの?信じられない!!!カナダは 50年近く前に廃止しているよ!」
と・・・。

死刑の判決を受けるような事件を起こさないような「人づくり」「子育て」を広めたい、と思います。
勇気づけの対応では「論理的結末」つまり、この行動にはどのような結末が予測されるか、ということを子どもと話し合います。それと同時に「自分の行動の選択肢を考える」ということも行います。問題に直面した時、解決の方法として どのような選択肢が考えられるかを幼いころから子どもに考えさせていくのです。
自分で選択すると 子どもは行動の結果を自分の責任として捉える力を育てます。

16年間の受講者の方々の成果を見て、より多くの方々にこの育児方法を知って頂きたい、と思います。

2010年10月5日火曜日

効果がありました!

きょうは ちばコープ新松戸店の集会室で「勇気づけセミナー」を開きました。

2才9ヶ月と1才5ヶ月の二人の子どもの若いお母さん、Sさんが受け始められて3回目。
「どうでしたか?先月の講座の後。」
と伺いました。
「すごく楽になりました。」
「イライラして 怒りそうになった時、“一人にして下さい。”と部屋にこもってみたのです。上の子は分かったようでついて来ませんでした。下の子がドアをたたくと 上の子が来て 手を引いて連れて行き、二人で遊び始めました。びっくりしました。」
「食事も 時計を見せて、“ここまでで ご飯は終わり。お片づけします。”と言って、泣いてもあげませんでした。すると次からは 早く食べるようになり、食べる量も増えました。私のイライラも治まって来ました。食事の後も 上の子が何も言っていないのに 食器を運んでくれました。思わずハグしました。それからは いつも食べた後食器を運んでくれます。下の子がそれを見て 同じように運んでくれます。」

幼い子ほど効果は早く出る、とお伝えしていたのですが 私も驚きました。7月、9月と来られてきょうはまだ3回目だったのです。

二人の子を講座の間ベビーシッターして下さっている方も
「二人の子、前とは違って競争しなかった。落ち着いていて 協力して遊んでいた。」
とおっしゃいました。

若いお母さんに「勇気づけ」の子育てを実践して頂いて このような成果を聞かせて頂き、とても良い日でした!!!

そのお母さんと何度も「ありがとうございます!」を交代で言い合ってしまいました!

2010年10月3日日曜日

松戸まつり

日本文化にとても関心があるカナダ人の友人がいます。

彼女が日本に来たので 和太鼓の演奏を見て欲しいと思っていました。

どこを案内しようかと松戸市のHPを見て「37回松戸まつり」が開催され、その中に和太鼓の演奏があることを知りました!!!

私が和太鼓の演奏を初めて見たのは 能登半島の海岸でした。
力強い太鼓、真っ暗な闇の中のかがり火、背景になっている島、強烈な印象があります。

カナダでも和太鼓の演奏は人気がありました。モントリオールには和太鼓のグループがありました。演奏会があると出かけたものです。

カナダ人の友人はカナダにも和太鼓のグループがあることを知って とても驚いていました。
「初めて見たわ!大きなイベントね!!!こんなコミュニティのイベントがあるなんて すごい!!!カナダでは無いように思う!」
と。

パチンコ店にも興味があるとのことで お店に入りました。
写真を撮らせて欲しい、と頼むと
「本当は いけないんですけど、せっかくなので・・・」
と お許しを頂き、1枚彼女の友人のおみやげに写真を撮りました。
カナダでギャンブルを適度に楽しむ友人から パチンコ店について聞かれたとのことでした。

車、電化製品、カラオケ、生け花、折り紙、などはカナダでも見られましたが パチンコはまだ進出していないようです。

2010年9月29日水曜日

一番大切にしたい関係・・・

日常生活の中でトラブルはつきものです。

小さな誤解が積り重なると 親子であっても、永久の愛を誓った夫婦であっても
憎しみ合うことがあります。

それが 親子、夫婦の会話からばかり起きるとは限りません。

例えば 子どもの学習態度に関して 学校から連絡がある・・・
夫婦のどちらかの親やきょうだいに関わること・・・
自営の場合、従業員に関わることも 夫婦や親子の問題となってくることもあります。

そのような時、一番大切にしたい関係、末永く付き合っていく関係はどれか???
を考えると その関係を壊しかねない解決の手順は避けた方が良い、と思えます。

日常生活のトラブルは 精神的な不安定さにもつながります。

小さなトラブルを防ぐこと・・・は「勇気づけの対応」を学ぶことでも得られます。

機会がある度にお話させて頂いています。
皆さん、興味を持って聴いて下さり、とても有り難く嬉しく思います。

2010年9月27日月曜日

10万円助成金申請

私たちのグループ「ファミリーサポート・勇気づけ」は 「新しく事業を立ち上げたグループに助成金を出して事業を応援する」という市のプログラムに申請することになりました。

申請したいグループの為の説明会がNPO・市民活動サポートセンターという機関で行われたのですが あいにく都合がつかず参加出来ませんでした。

10月1日の金曜日が 来年度の助成金の締め切りです。
書類を何とか書きあげて 市の担当課へおじゃましました。

修正、加筆した方が良いと思われる点などを とても丁寧に説明して下さいました。

多くの方に出会って いろいろ教えて頂いたり、助けて頂いたり・・・。

出会う度に 学ばせて頂くことが多く、感謝しています。

2010年9月26日日曜日

心理サポートのできる家庭教師

人材パワーアップセンターというNPO法人の理事の方から言われました。
中小企業診断士という資格を持っておられます。

「あなた、子どもに勉強教えた時の話してると 生き生きしてるよ!単に勉強を教えるというのでは無くて 心理的なサポートが出来る、というのが あなたの特長だと思うよ。そこをアッピールして 仕事を拡大した方がいいよ!心理セラピストもいいけれど こちらの方が向いていると思うよ!」

それから2ヶ月。
「仕事の方は どうなっていますか?」
と聞かれてしまいました。
「あなた、まめじゃないでしょう!」
と おっしゃった方とは 別の方です。

・・・
名実共に重い腰をあげて 
「心理サポートのできる家庭教師」というチラシを作りました。

16年前から4年間英語の家庭教師をさせて頂いたMちゃんの
「先生と勉強始めて 劇的に成績が伸びたんだよ!!!言ってなかった???」
と 今年になって聞きました。

今、Mちゃんとは何でも話せる友人です。
年齢がちょうど半分の友人・・・良いものです。

2010年9月24日金曜日

実年齢より見た年齢だ!

今日参加した講座の中の言葉です。

女をだめにする3Dワードの次に 

「実年齢より見た年齢だ!」がありました。

女をだめにする3Dワードとは
1.だって
2.どうせ
3.できない
だそうです。

この項目は 私はセーフでした。
次の 実年齢より見た年齢、これも自分ではOKをだしました。
というのも 息子達、友人達が言ってくれますし、私は大抵自分の年齢をあまり考えていないからです。
息子達は
「お母さん、絶対に実年齢は分からないよ!」
と言います。

講座の中で 講師の方がおっしゃいました。
「絶対に5才は若く見えるコツがあります・・・口角をあげることです。」

これは 私は必要です!
別の講座に出ていた時に 真剣に考えていて 講師に
「そんな怖い顔しないで!」
と 言われてしまいました。

真剣に微笑みながら考える・・・

これを修行してみようと メモにして冷蔵庫の扉に貼りました。

微笑みで5才若くなれるのなら やってみる価値はある、と思いました!

2010年9月21日火曜日

献血デビュー

ボランティア養成講座を受けた後、駅に向かっていました。
「献血をお願いしま~す!」
と 呼びかけておられた方と目が合い、会釈をしました。

あの方もボランティアであのように呼び掛けておられるのかしら???
と気になりました。

そして 友人が話していたことを思い出しました。
「会社でね、献血に行こう!!!って言う人がいて 行き始めたの。何回行っても 誘う本人は血液チェックではねられてしまうのだけど・・・。献血って ある程度健康かどうかの指針になるからいいわよ!それに 終わったらちゃんと飲み物とかお八つをもらって栄養補給するのよ。」

所要を済ませた後 献血ルームに行ってみました。
「初めてなんですか?今まで 全然献血したことないんですか?全く無いんですか?」
と繰り返し聞かれました。

「すみません、子育てで忙しかった後は うつ状態で献血どころではなく、うつ症状が治ると同時に海外へ10年近く行っていて、去年の暮れに戻ったばかりで 献血のチャンスは無かったのです・・・」
と 心の中でつぶやく私でした。

基本的事項の調査の後は お医者さんによる問診、そして血液検査がありました。
「正常値ですが 400ccはもらえません。200ccになります。あちらの機械で何か好きな飲み物を選んで飲んだ後、あちらの椅子に行って下さい。」

見事な流れ作業です。
椅子に乗ると、何とテレビがありました。
採血は10分もかからなかったような気がします。

「これで終わりです。ありがとうございました。あちらで充分な水分を取って、お風呂は2時間経ったら入っていいです・・・。」
体調に関する説明などを伺って終了。

「献血デビューしました!」と 友人にメールを打ちました。

とても清潔な部屋で みなさんキビキビと働いておられました。
若い方も 大勢居られて 初めて見た世界でした。

講座を受けなくても良い簡単なボランティアなので 頂いた献血カードの「次の献血は○月○日から可能です。」の日付けに従って また行ってみようと思います。

2010年9月19日日曜日

まめじゃないでしょう!

ある方に言われました。

「あなた、まめじゃないでしょう!まめな人はね、さっさとリーフレット作って、これまで会った人にメールを自動配信出来るようにセットして メールを送るんですよ!」

ある講座の講師の方で 4回お会いしただけですが 3回目に言われました。

そうなのですね~~~。

まめじゃないのです。

怠け者なのでしょうか?

また 別の方には
「あなたの50代は勉強してただけなのね。勉強なんて 私から言わせれば遊び!遊んで暮らしてたなんて いいわね~~~。」

別の友人には
「あなたのこと、紹介したいと思っている人がいるんだけど 名刺だけじゃあ説明しきれないのよ!リーフレット、作ったの?まだ????今度私が訪問するまでに リーフレット作っておいてね!」

「まめじゃないでしょう!」
と御指摘を頂いて3ヶ月。
ようやく名実共に重い腰を上げて リーフレット作成に取りかかりました・・・。

やっぱりまめじゃないのですね。
あの方はすごい!
私が 半世紀以上気がつかなかった 私の特徴をたった3回目でご指摘下さいました!

2010年9月12日日曜日

スカイプで・・・

スカイプでカナダの友人、Vさんと話しました。
友人宅にもう一人近所に住む友人Sさんが訪問中で 二人と話すことが出来ました。

二人ともセーターを着ています。
こちらの気温は 29℃。
まだノースリーブです。

Sさんの奥さんは9月から学校に通い始められたとのこと。
ご主人が日本語で
「めっちゃ、うれしい!ほんとに、すごくうれしい!」
とおっしゃるのが 印象に残りました。

奥さんは日本人でご主人はカナダ人。
ご主人は奥さんに出会ってから日本語を習い、読み、書きもお出来になります。
友人のVさんはSさんに刺激されてか 読み、書きの練習を始められました。

日本の電車内のビデオで「モントリオールの市営貸し自転車の基地が400ある。」と見たことを伝えました。
「住み慣れて、よく知った場所のことで面白かった!」とも。

人生は不思議です・・・。

2010年9月6日月曜日

男女共同参画推進グループ

9月1日付けで 私たちの「ファミリーサポート・勇気づけ」が松戸市男女共同参画推進グループに登録して頂けました。

今日、早速16日の講座のチラシを持って伺いました。
「勇気づけ親子関係セミナー」と「美肌セミナー」のチラシを 女性センターの玄関に近い棚に置いて頂け、一緒に伺った友人と共に感激しました。

10月からは 女性センターでも この二つの講座を開く予定です。
10月、11月の研修室を予約してきました。

「勇気づけの対応」をひとりでも多くの方にお伝えする機会が増えたことを とても嬉しく思っています。

2010年8月31日火曜日

男女共同参画推進グループ

私の住む市では 社会貢献を目指す市民活動の拠点を提供し、サポートするシステムがあります。
「男女共同参画推進グループ」という名称です。

ある学習会で知り合った方にそれについて教えて頂き、私たちの「勇気づけセミナー」のグループの登録を申請していました。1ヶ月ほど前のことです。

今日、書類の審査が終わり、9月1日付けで登録の認定がおりる、とご連絡を頂きました。

英語でSlowly but surely という表現があります。
ゆっくり、しかし着実に、ということですが 私たちの活動がそのような方向に向かっていることを感じました。

「勇気づけ」は こころの健康に不可欠なのです。「ほめる」ではなく!
このことを ひとりでも多くの方に知って頂くため、実践して頂くための大きな支援を得ることができました。

2010年8月23日月曜日

お昼から 何も食べていないの!

18日から22日まで 両親の介護補助に行って来ました。

デイケアー、ヘルパーさん、父、兄嫁が母の介護の主役です。
父と兄嫁に休んでもらう目的でした。

まだらぼけが始まっている母は 食べることが大好き。
夕食の時間になると
「6時の夕食まで まだ1時間。お昼から何も食べていない。」
と言います。

実際には お八つを食べているのですが
「そうだった?食べたの?そうかな~???」

面白いことがありました。
母にテルミーをかけながらとりとめのない話しをしていると
「あなたは お客さん?居候?」
と 言ったのです。
しばらく 笑いが止まりませんでした。
「他の分類はないの?」
と 問うと
「娘が里帰りするのは お客さんですよ。」
とも言います。私が 何度も
「面白い!」を繰り返す内に 母が言いました。
「お父さんに言わないでね。そんな失礼なことを言ってはいけない、と叱られるから。」

次の日には
「まぁ、私、そんなこと言ったの?ごめんなさいね。」

帰り際には
「今回は色々手伝って頂き、ありがとうございました。」
で 締めくくってくれた母でした。

ありのままを受け止める、子育てと介護の共通性を実感した五日間でした。※テルミーは お灸の一種です。皮膚のタダレの治癒の為にかけました。

2010年8月20日金曜日

もうすぐ食事!!!

18日から 老親の世話に帰省しております。

85才の母は 2010年1月に室内で転倒し、もともと不自由であった歩行が困難になり、今は車椅子の生活になりました。認知症もあり、要介護3です。

88才の父、兄嫁、ケアマネジャーさん、ヘルパーさん、デイケアの皆さまのお世話になりながら生活しています。

お昼近くになると 母は
「今何時?」
のように5分おきに尋ねます。
その都度
「今、○○時。お腹が空いたの?」
と答えます。

用足しの時には ポータブルトイレに移った後
「ナンバー1?ナンバー2?カナダでは お小水をナンバー1、もう一つをナンバー2って言ってたのよ。」
と言うと、
「そう、じゃあ、ナンバー1.」
と 返事が返ってきます。

アドラー心理学の育児講座を実践してきたことが 介護でも役に立つとは予想外でした。
「ありのままを受け止める。」
「相手の気持ちを理解する。」
「深刻にならない。」
「出来る範囲で 出来る限りの援助をする。」
など、育児と介護は同じでした。

もちろん 先行きは不明ですが・・・。

2010年8月16日月曜日

お父さんにそっくりね!

長男、彼の奥さん、二人の子ども(2才、1才)と過ごす機会がありました。
昨年秋に帰国して以来 初めてのことでした。

長男が家族に発する言葉が かつての夫と全く同じ!!!

私: 「あなた、お父さんにそっくりね。」
長男:「うん、俺もそう思うよ。親父も気付いていると思うよ。」
私: 「あなたの息子が同じようになるわよ。」

違いもありました。かつての夫は 私に対してのみの発言であったのに対して、長男は子ども達にも同様に接していたのです。

行動の目的が異なるので 接し方も異なって来るのだと 理解出来ます。

2才の子どもの行動も興味深いものがありました。
長男が 1才の子と私の写真を撮っていることに気付くと何も言われなくても 入ってきました。
また 2才の子に先にジュースのコップをあげると
「Aちゃんにも あげてね。」
と下の子を気遣う発言がありました。

1才の子どもも 自分の意図を持って行動しているのが見えました。
自分のリュックでは無い、と分かっていて 兄のリュックを背負おうとしていました。
片方の肩ひもに体が入ってしまいましたが 泣くこともなく もがいていました。
しばらくして 飽きて来た頃、自分のリュックを背負い、玄関に行って靴を手にしました。
「帰ります!」
と言っているように見えました。

成人した二男の言葉を思い出しました。
「赤ちゃんは何でも分かっているんだよ。ただ 話せないだけなんだ。」

幼少期の子どもの理解力、育った環境の影響を実感したひとときでした・・・。

2010年8月14日土曜日

お久しぶりです

前回の日記、7月24日から あっという間に3週間近く経ってしまいました。

10才の少年の「しおれそうだった。」という言葉は この3週間に何度も思い起こしました。
たまたま彼がその状態に居た様子を見ていたからかもしれません。
私は「この子、ここ居たら健康に良くない!」と感じていました。それを彼が「しおれそう」という言葉で表現したことに 本当に驚き、彼の表現力に 感動すら覚えたのです。

彼は当時9才でした。半年前には 当時のことを「くやしかった。」という言葉で表現していました。

心理的ケアーの出来る家庭教師として 彼と関わりを持てたことは 本当に有り難く、彼から学ぶことがたくさんあります。

2週間余り モントリオールとプリンスエドワード島へ行って来ました。

プリンスエドワード島は どこへ行っても ゴミ一つなく 人々も笑顔がステキで 本当に安らげる島でした。

モントリオールでは 1年前にEMDRを受けて下さった方々から その後の経過も良く 新しい人生が開けた、という報告を頂きました。このことは EMDRのページで詳しくお伝えしたいと思います。
去年の11月末にモントリオールを出てから 8ヶ月ぶりでした。
親しくしていた人々とお話したり 訪問したり、勝手の知った店で買い物する内に 8ヶ月という空白が全く無かったかのように感じた 不思議な滞在でした。

「勇気づけの子育て」の実践、EMDRを含むセラピーをお伝えしていくことを続けて行きます。
どうぞよろしくお願い致します。

2010年7月24日土曜日

しおれそうだった・・・

私と10才の少年の会話です。

私:「見て、見て、雑草って 強いね!土が全然無いような コンクリートの間なのに元気なんだね!」
少年:「花は 環境が合わないと育たないんじゃないの?」
私:「すごいこと知ってるのね。そう言えば 君が行っていた前の学校みたいね。」
少年:「しおれそうだった・・・」

彼は 前に行っていた学校で肯定的に認めてもらっていませんでした。
出会った時、観察力、理解力があり、色々な場面で敏感な彼が 辛い思いをしていることが感じられました。
以来、「勇気づけの対応」で接して来ました。

「しおれそうだった・・・」
の言葉は 本当にその頃の彼の状態だったと思います。
その頃、彼は9才でした。

きょうのネットのニュースに 引きこもり70万人、予備軍155万人、とあります。
アドラー心理学の観点からみると「勇気くじき」をどこかでされた結果です。
勇気づけの対応が 引きこもりを始めとする精神病理の予防となります。
学校、政府の関係者に 知って頂きたい、と心から思います。

2010年7月17日土曜日

トラウマ消します!

先週「中小企業診断士」という職業の方にお会いする機会がありました。

私の仕事の内容を尋ねられた際に EMDRセラピーについてお話しました。すると
「つまり、トラウマ消します!ですね。短期間で良く効く!ということですね!」
と おっしゃいました。

そのように短く表現して頂いて なるほど!と感心しました。

新しい方に出会うと 必ず新しく学ぶことがあります。

2010年7月14日水曜日

イライラが劇的に減りました!

昨日、新松戸で「勇気づけ実践セミナー・誰の課題?」を行いました。

若いお母さんが実践の報告をして下さいました。

「イライラが劇的に減りました。」
うれしい報告です!
「子どもの気持ちが前より分かるようになりました。」
と 別のお母さん。

土曜日のセミナーには奥さんの提案で 御主人が参加して下さった方もありました。

少しずつ「勇気づけこ育て」が広がって欲しいと思います。

2010年7月6日火曜日

勇気がわいてきた

家庭教師先でのことです。

先週、小2のK君がふと言いました。
「ぼく、週に1回の特別な教室は好きじゃないの。でも ママ達がせっかく考えてくれて、楽しいって言うとママが喜ぶから…。」

アドラーの勉強を始めたころ 
「小学校の低学年になれば 子どもは大人と同じように考えることが出来る。」
と学んだことがありました。
K君と話していると 本当にその通りだと思うことが多々あります。

教室に居ることが出来れば 特別な教室には行かなくて済むことを伝えました。
「僕、勇気がわいてきた。頑張ってみる。」
と 彼がその時に言いました。

そして5日後、ご家族の方から報告のお手紙を頂きました。
K君が教室に居ることが出来た時間が 飛躍的に多くなった、とのことでした。
お手紙で知らせて下さった ご家族のお気持ちと大きな進展に 文字通り感激!!!でした。

2010年7月3日土曜日

孫のような教え子

1ヶ月ぶりに K君と会いました。
彼の家庭教師を1月~5月までしていました。彼が 
「6月だけ休みたい。7月からまた始める。」
と言っていたのです。

K君の家と私の家が離れているためにK君の最寄りの駅に近い場所で待ち合わせています。1ヶ月ぶりに会ったK君は なつかしい人に会う、という表情でした。

以前は復習を中心に学習していたのですが K君の理解が進んだのでこれからは予習、応用を中心に進めようと合意しました。K君は10才ですが 自分がどうしたいかをしっかり持っています。提案、合意が効果的な学習に不可欠です。

二人の息子を育てた私にとって 孫のような年齢の子どもと学習する機会があることは 自分がしてきた失敗を参考に出来る意味でも意義のある時間になっています。

子どもが持っている「考える力、観察する力、感じる力」にいつも驚かされ、学ばせてもらっています。

2010年6月28日月曜日

暑い!です!

6月28日、室温は28.8度。

思考が止まっています。
あまりの暑さに みても解決にはならないのですが モントリオールの気温を調べると19度。

10年ぶりの日本の夏・・・。
暑いです!

頭が働かないので 体を動かして畳と床の雑巾がけをしました。
少しすっきりしたような気がします。

2010年6月24日木曜日

T子さんへのメール

T子さん

フランス語、終了、おめでとうございます。
Sさんから 聞きました。
またYMCAで 水泳を毎日されている、と嬉しそうでした。
そして エステのコースを取る予定でおられることも。

お姉さん、女の子を出産されたとのこと、おめでとうございます。

Sさんに
「あなたは?」
と聞くと わざと
「妹は結婚していない。」
と はぐらかされました。
「Sさん、あなたよ!」
と言うと
「なんと返事をすればいいのか いつも困る。どうやったら子どもが出来るか知ってるし、セックスもしてるし、時には3回続けてしてるし!!!」
など・・・。It has not worked yet.とも言われたので 
「そんなに詳しく言わなくても それだけ言えば!」
と。

良い人をゲットしましたねぇ!1回目で!
日本に居ては 絶対に見つけられないステキなご主人です!!!

取りあえず これまでの品物が入りそうな箱を見つけてきます。
空間があったら お知らせします。

では では!

♪♪♪上はモントリオールにお住まいの若い友人へのメールです。SさんはTさんのご主人です。
私が友人とスカイプで話していると そこへちょうどSさんが訪問されました。奥さんのT子さんにお話したことをお伝えした内容です。T子さんからは
「さすが私の旦那様!!最高です!!」
と返事が来ました。

地球の裏側に 若い友人夫妻を持つと楽しいです!
ご主人は中東系カナダ人、奥さんは日本人です。

2010年6月22日火曜日

10年ぶりの日本の夏

今日の気温は 30度。

「夏の暑さって これくらい?」
と友人に問うと
「忘れたの?」

10年体験していないと 忘れています。
帰国は 春と冬だけでしたので。

6月下旬の今日でも じっとしていても 汗が出てきます。

平均最高気温:東京を調べると 30.8度。
6月の平均気温は25.2度なので 今日の30度は 暑い方かもしれません。

この先、どうなるのか 不安と期待・・・です。

2010年6月19日土曜日

K君との学習ゲーム

6月から小学校低学年、K君の家庭教師をさせて頂いています。

K君の素直さ、優しさ、感の良さ、対応の早さなどに毎回驚かされます。

先週は 勉強の後におばあちゃんが用意して下さった2種類のゼリーを見せて
「どっちを食べたい?」
と 聞いてくれました。

昨日は おじいちゃんが駅まで車で送って下さることになりました。お目にかかるのは 初めてでした。
「ステキなご主人ですね。」
と 私がおばあちゃんに言うと K君がすかさず
「それほどでも!」
と・・・。

また 
「人生ゲームをやろう。」
と誘ってくれたのですが
「やっぱり時間が足りないよ。ゲームの準備だけで25分かかるから。」
と 私の帰る時間を配慮してくれます。

子どもの話に耳を傾けると 子どもは大人と同じようにちゃんと考えることが出来る、といつも思います。
そう言えば アルフレッド・アドラー博士は
「反抗的な子どもなどいない。反抗させる大人がいるだけだ。」
と言ったそうです。

K君には 勉強という言葉を使わずに ゲーム、と読んでいます。その方がK君の抵抗が少ないからです。教師の方もその方が楽しめる気がしてきました。興味を持って取り組めるのなら 勉強という言葉を使う必要は無い!と。漢字は マッキーノのビンゴゲーム、本読みごっこ、算数では 先生ごっこなど。
漢字を書く時に 書き順を覚えていないと K君はほんの一瞬固まります。
「もしかして困ってる?ドラえもんに聞いてみようか?」
と言うと K君がドラえもんの挿絵のある漢字の本で調べます。

K君の好奇心と秘めている才能を発見し 伸ばすお手伝いをする機会を頂いてとても感謝しています。

ゲーム

2010年6月12日土曜日

年月

20年前ご近所で親しくしていた方、Kさんに ばったり会いました。

笑顔で手を振って近づいてきて下さいました。
「似ている人がいるな~、と思った。」
とおっしゃって下さいました。

Kさんのご長男と私の長男が同じ年で、お互いに下も男の子。
一緒に公園や博物館へ行ったものでした。

夜、Kさんに電話をするとご長男が出られました。
伺うと社会教育の分野で博士課程の論文に取り組んでおられるとか。
アドラー心理学もご存じでした。

私が近所だった頃 ご長男は難病の治療をされていました。Kさんご一家を思い出すと真っ先に思い浮かぶのはご長男の病気のことだったので 健康を回復されてお元気に勉強を続けておられることを伺い 本当にうれしく思いました。

成長期の健康・容姿も性格形成に影響を与える5つの要素の一つです。研究されている分野と何か関わりがあるかもしれない、と思いました。

2010年6月11日金曜日

新しい出会い

このところ毎日のように新たな出会いにご縁があります。

昨日は デイケアーに伺いました。
佐伯チズさんのビューティシャンのディプロマを取られた友人のMさんは デイケアーで
ボランティアで お年寄りにエステをしてさし上げたい、と学校に行っておられる時から考えておられました。

一昨日、事務所を訪問されたとのことですが どなたも居られなかったとか。
昨日 たまたま二人で通りかかった時に 伺うことになりました。

私は 全く付録でした。

Mさんが責任者の方とお話が終わると 
「あなたも Mさんとご一緒にエステをされるのですか?」
と聞かれました。
私の仕事の内容を聞かれるやいなや
「職員のこころのケアーが必要だと思っていました。」
と 言って下さいました。

私もMさんも思いがけない成り行きに ♪♪♪ でした。

2010年6月7日月曜日

看護師さん

ベテランの看護師さんとお話する機会がありました。

小児科、精神科などで看護師として長年多くの患者さんと接される中で 子どもに対する早い時期での援助の必要性を感じられて来たそうです。

「病気になってから手当てをすると 時間がかかります。」
と 私たちの訴えと同じことをおっしゃいました。

そうなのです!

アルフレッド・アドラー博士は 精神病理予防としての「勇気づけ対応」を唱え、20世紀の初め、アメリカで親や教師への教育活動に力を注いだのです。

16年前、私は「勇気づけ親子関係講座」のインストラクターになりたてで、その効果を強く訴えることが出来ませんでした。

16年たって 実践された方々のお子さんの成長を見せて頂いて 本当に効果がある!と実感しています。

一人でも多くの方に 実践の仲間になって頂きたいと思います。

2010年6月5日土曜日

松戸たのしい授業の会

松戸たのしい授業の会に通い始めて半年になります。

毎回遊びを兼ねた学びがあります。きょうも本当に盛り沢山な内容でした。
会は2時から6時まで4時間です。前半は資料発表と言って参加者が思い思いの内容を発表します。

1.佐伯チズさんのディプロマを取られた方の開業案内
2.サソリの標本づくり
3.ダイコンの実の試食
4.東京朝鮮中高級学校の公開授業に行かれた方の報告
5.折り染めのブックカバーの紹介
6.色が変わる焼きそばの実演と試食

後半は 
1.ちんすこう(沖縄の伝統菓子)作り
2.ちゅら玉作り
3.イケメンシーサー作り

1を作った後 焼ける間に 2又は3を選んで取り組みました。

後半の講師のKさんは小学校の先生です。このような手作りを授業で体験できる子ども達はしあわせですね。

さそりの標本を誰にプレゼントしようか、考えるだけで時間が過ぎて行きます!

きょうも良い一日でした♪

2010年6月3日木曜日

不登校情報センター

しばらく前に「不登校情報センター」のサイトにたどり着きました。

様々な情報をお持ちのサイトです。
その中に都道府県別の「メンタル相談・各種療法」がありました。
掲載して頂けないか問い合わせると 代表のMさんから連絡のメールを頂きました。

情報センターのサイトをじっくり拝見すると Mさんが不登校の生徒、引きこもりの青年達を長年支援して来られたことを報じる新聞記事もありました。

内容に共感出来、とても心強く感じました。

2010年6月2日水曜日

銀座で名古屋弁

今日は 友人に頼まれてエステのモデルになりました。
場所は銀座です。

7人の学校の卒業生の方々がお互いにビューティシャンとモデルになって練習されます。
奇数だと一人足りないのでした。

友人はお母さんが名古屋のご出身なので名古屋弁を話せます。
私にエステをして下さった方Mさんも名古屋のご出身。

エステをされている間 二人で話されるときは ずっと名古屋弁でした。
名古屋弁と言っても 1種類では無く、更に分類があるそうです。
初耳でした。

Mさんは今月末には名古屋に戻られるとのこと、
「伊勢神宮参りをする時はご一緒に。」
と話がまとまりました。

昨年春に 伊勢神宮をお参りしてから 神々しさに魅せられました。
暮れにもお参りしたのですが また機会を作ってお参りしたいと思っています。

伝統的教育ママ

アドラー心理学の親子関係講座を学ぶ前は 私は伝統的な教育ママでした。

「自分が良かれ、と思うことを子どもに伝え(指示命令)をし、自分の責任だと信じて 子どもの世話を必要以上にしていました。(二男の時間割をそろえる、朝、起床を促すなど)

野田俊作著「勇気づけの家族コミュニケーション」を読み、「勇気づけ講座」を学び始めました。そして以下のことを実感しました

1.私の行動には私に責任があること。
 (姑に言われたことに不本意でも“はい”と言ったのは私である。言わされたのではない。他の選択肢を考えれ  ば 可能であった。)
2.子どもの時間割を私が準備することは 子どもが自主性と責任感を育てることにはならない。
3.子どもの人生は 子どものものであり、彼らが行動を決断する権利を奪っている。
4.子どもに決断をゆだねると 私の出る幕が減る。
5.子どもの生活に口を出さないことで 関係が良くなる。

起床に関しては 面白いことに気付きました。
「お母さん、いままで間違っていた。これからは この本に書いてあるように生きるから。明日からあなた達は自分で起きてね。お母さんが起こす、ということはあなた達が自分の行動に自分で責任を持つ権利を奪っているのだと分かったから。」
当時 長男は中2、二男は小4でした。

「7時よ。早く起きなさい。」
と繰り返し子どもを起こすのを止めました。

果たして自分で起きて学校に行けるのか???という心配は 1週間もしないうちに答えが出ました。
二人の子どもは「おはよう。」と言って起きてくると 身支度、洗顔、朝食を済ませて「ごちそうさまでした。」「行ってきます。」と時間に間に合うように出かけるのでした。

すると 朝がとても静かで平和であることに気付きました。

…なんと うるさかったのは私の声だったのです。

勇気づけの対応は一貫していることが大切です。対応を変えた、もとの教育ママとは本当に違う、と徐々に二人の子どもから信頼を得ることが出来ると 子ども達が学校での出来事や友人との関わりを話すようになりました。

2010年6月1日火曜日

お孫さんの為に・・・

ご縁があって お孫さんのお世話をされている方とお話する機会がありました。

お孫さんにより良い対応をしたい、と色々な育児書を読まれたそうです。
坂本州子先生のアドラー心理学に基づく本に書かれていることを試されると効果があったので勉強を始められた、とのことでした。

私の周りにも お孫さんのお世話をされている方々がおられます。
送り迎え、食事、お風呂の世話などをされていますが 対応の方法を勉強されておられる方に出会ったのは初めてでした。

心配されていること、どうすることが一番良いのか 色々迷われておられることなどが伝わって来ました。

迷われている内容について「ご家族全員で話し合われること」を提案すると 同意して頂けました。

2010年5月31日月曜日

断捨離(だんしゃり)

友人が 断捨離(だんしゃり)をするので手伝って欲しいとのこと。

きょうは食品庫でした。
一段ずつ不要品を点検していきました。自分では捨てる決心がつかないものを 私が「捨てる」「使える」と宣言する役をします。

品物を見せられると賞味期限を見て即答するので 「決断が早い!」と喜ばれました。そう言えば 実家に帰る度に冷蔵庫や戸棚を整理している方法と同じでした。

食品庫に空間ができたので テーブルの近くに出ていたものが全て食品庫に収まり、友人は大喜びでした!

2010年5月29日土曜日

オールアバウト

顔を出すのは 恥ずかしかったのですが…
オールアバウトで出すことになりました。

不登校、引きこもり、うつ症状などの根本的解決には「EMDRセラピー」が有効で 家族へのサポートにはアドラー心理学に基づく「勇気づけの親子関係セミナー」が効果的である、と多くの事例を持っておられる母親研究所のS先生もおっしゃっています。

不登校の児童・生徒を効果的に支援できるのが 学校の先生方、保護者に対する「勇気づけの対応」のセミナーであり、本人のトラウマ的な記憶から救えるのがEMDRセラピーなのですが 残念なことに広まって行きません。

このオールアバウトのサイトで一人でも多くの方に「EMDRセラピー」と「勇気づけの対応」という特効薬が実際の飲み薬より効果があることをお伝えする機会が増えることを期待しています。

学校単位、地方自治体の教育委員会単位で「勇気づけ対応セミナー」を教員研修に採用して頂ければ 不登校になる児童・生徒の数を減らす可能性は大なのです。

2010年5月28日金曜日

友人のエステサロン

今年の3月まで 友人Mさんは 今雑誌、テレビで引っ張りだこの佐伯チズさんのエステの学校を卒業されました。

彼女は34年間小学校教師を定年退職された後 ホームヘルパーの資格を取り、ホームヘルパーも経験されました。

退職2年目にエステの学校へ行くことを決心され、3月に無事卒業、ディプロマを取られました。
そして今日、5月27日、初めてのお客様をお迎えし開店となりました。

部屋、エステ用のベット、スチーマーを始めとする機材、カーテン、部屋を飾る植物・・・等、開店までにもすることは多々ありました。

新しいことにチャレンジされている友人Mさんとは むかしむかし住んでいた団地のバス停で出会いました。

お互いに子育てをしていた20年近く交流が途絶えていました。
ネットのおかげで 彼女と連絡が取れ、お付き合いが再開したのです。
初めてバス停で出会ってから36年も経っています。

新たな出会い、人、そして仕事、これからも楽しみです。

2010年5月25日火曜日

不思議な出会い

カリフォルニアからの帰途のことです。

機内で隣の席の方達が ジャスのCD作成でロサンゼルスに行かれたことを知りました。
戦後 進駐軍慰問のために演奏に来ていたシンガーや演奏家の音源が手に入り それをCD化されるとのことでした。

その方々も 私がジャズベースを学んできた息子のリサイタルと卒業式に出た帰りであることを聞き、とても驚かれました。

「日本人の若い人が アメリカで頑張って勉強していることを知って とても嬉しい。」
とも言って頂きました。

息子がジャズベーシスト、と聞くと 大抵の方は
「よく分からない。」
と おっしゃいます。私も 息子が演奏するようになるまで 全く未知の世界でした。

息子を通して多くの演奏家に出会ったり ジャズに関する仕事をされている方々に出会えて文字通り世界が広がりました。

2010年5月23日日曜日

息子の卒業式で・・・

5月21日(金)は 息子の卒業式でした。

彼の名前が呼ばれ、檀上の先生方にハグされるのを見て、感無量でした。

今回の訪問で息子の世界を一部だけ見ることが出来ました。

大学で出会った日本人の先輩(男性)。
「とてもお世話になっているんだよ。この人のおかげで あちこちで弾く機会が増えたんだよ。」

やはり大学で会った日本人の友人(女性)。
「ベースが要るときは彼に頼んでます。彼が 行き詰まるとお母さんに連絡して話を聞いてもらう、というので どんなお母さんか会いたかったのですよ。」

また息子が隣の家の人に声をかけるのを見て
「話すの?」
と聞くと
「VASUから学んだんだよ。VASUが気軽に挨拶してたから 自分もそうしている…。彼、いつも走ってるから ジョギング、どれくらい走るの?って声をかけたり、ね・・・。」

卒業式の翌朝のこと。
「名前が呼ばれて ステージの上に上がったとたん、涙が止まらなくなったんだよ・・・。いやぁ、泣いちゃった。」

2000年3月に中学卒業と同時に北米へ行き、ちょうど10年目です。

2010年5月21日金曜日

ハンプトン

知人に紹介されて 松戸市のネットコミュニティに参加しています。

そこで 長年のジャズファンの方Aさんと出会いました。
息子がジャズを学ぶようになって以来、「ジャズ,JAZZ」の文字、音、話題に敏感になりました。

そのコミュニティで 私は「ハンプトン」と名乗っています。モントリオールで住んでいた通りの名前です。
ところが その方が 「ハンプトン」のニックネームに反応を示して下さいました。そして「ライオネル・ハンプトン」「ハンプトン・ホース」という名前を教えて下さいました。

調べてみると なんと、彼らはジャズ演奏家だったのです!

息子のトリオのサポーター隊に参加し、更には ジャズファンのお知り合いの方々に宣伝して下さる、とおっしゃって頂けました。

日本の私の周りにはジャズに関心のある人は皆無だったので(友人の更に友人、では居られますが)とても嬉しく思います。

またハンプトンのニックネームに 思いがけず意味がついて♪♪♪ です♪

肯定的な出会いでは 学ばせて頂くといっそうしあわせな気持ちになれます。
もちろん 否定的な出会いでも 学ばせて頂くことは多くありますが…。

2010年5月20日木曜日

パスタ、食べる?

久しぶりに 息子が作ったパスタをご馳走になりました。

彼の早期回想(幼少時代の思い出)には 食べ物にまつわるものが多くあります。

1.お腹がすいた。お母さんが買った太巻きがテーブルの上にあるのを知っていた。手を伸ばすと 太巻きの包みをつかめた。まるかぶりしているのを見て 驚いたお母さんが「キャー」と 大声を上げた。

2.大盛りの肉が乗ったお皿が目の前に現れた。お腹いっぱい食べた。「あ~、美味しかった!」

3.北海道の海に行った時。誰かがウニを取って食べさせてくれた。美味しかった!

アドラー心理学で早期回想を学んでから 人への理解が深まり 更に早くなりました。

食べること、料理が好きな人は 食べ物にまつわる肯定的な早期回想を持っている。

甘いものが手放せない私は 和菓子、チョコレートの早期回想があります。

ジャズ音楽は 一つの曲を同じメンバーで演奏したとしても 前回の演奏とは異なったものになるそうです。それと同じで 息子の作るパスタは 毎回異なっています。麺のゆでかげんが いつも完璧。(私からみると)

今回の訪問中、一度位は息子のパスタを食べられるかな???と期待していたのですが 叶いました。

「あ~美味しかった!!!」

2010年5月18日火曜日

息子の卒業リサイタル

アメリカ・カリフォルニア時間で 5月16日午後、息子の卒業リサイタルがありました。

日本の小学校高学年では 隣のクラスの男子からのいじめに会い、何度も怪我をし、中学では先生方の高圧的な指導に反感を覚え 勉強らしい勉強をしなかった息子です。

「あのまま日本に居たら 中卒でプータローだったよね。」
と高校生の頃よく言っていました。

息子が私の留学についてカナダに行ったのは 自分の意思でした。ですから カナダで公立高校へ全く英語が分からない状態で入ったのにも関わらず 一度も不満を漏らしたことはありません。
「自分で決めてついてきた。」からです。

当然、順調に高校を卒業した訳ではありません。
留年も経験しました。フランス語の履修でも苦労しました。
カナダの教育制度は州によって異なります。ケベック州では 高校の卒業証明書は 学校が発行するのではなく 州が発行します。州の試験で指定されている全ての教科で60%以上を取らなければ 卒業出来ないのです。

そうした困難を乗り越えて 好きな音楽への道を見つけ卒業するのですから 親にとっては感無量…なのです。

経済的には困難な道だとは思うのですが 好きで選んだので これも乗り越えて行くことと思います。

2010年5月12日水曜日

市民活動サポートセンター

「勇気づけの親子関係実践セミナー」のチラシを置かせて頂けるかもしれない、との情報を頂いて 友人と訪問しました。

リーフレットに 次のような説明があります。

「市民の自発的で継続的な活動を支援します。市民・活動団体・行政や地域とのパートナーシップに基づく参画と協働を推進します。」

知人に勧めて頂いて足を運んだのですが 若い職員の方々が熱心にかつ誠実に対応して下さいました。

センターにチラシを掲示して頂けるだけでなく 図書館を始めさまざまな公共施設に配布して頂けるとのこと
うれしく思いました。

「こそだてCafe」をNPOにするためにも 相談に乗って頂けるそうです。

2010年5月10日月曜日

ネットデビュー

「世の中に怖いものは母ちゃんだけ!あの人が怖かったから おかげで何も怖くない!」
という友人。

ネットの世界は?でした。
「あなたなら すぐに出来るようになる!」
と言っても
「けっこうです!要りません!」

その彼女から
「凄い!あなたの能力は役に立ちます。私にも教えて下さい。やる気になりました。」
と メールが来ました。

きっかけは 彼女のあこがれのプリンスエドワード島への航空券と宿、モントリオールへの航空券と宿を私がネットで手配したことです。

昨年は豚インフルエンザで予約をキャンセルすることに・・・。
しかも2回も旅行会社まで足を運び、時間もかかったそう。

家に居ながら予約が全て完了したことが 彼女の動機づけになったようです。

ネットは怖いわけでは無かったと思いますが 未知の世界。
共通の話題が増えそうで 楽しみです。

2010年5月9日日曜日

安全な場所

EMDRセラピーでは 「安全な場所」のイメージから治療を始めます。

トレーニングを受ける時は 交代でクライエントになり、私も自分の「安全な場所」探しをしました。
言葉を聞いて 真っ先に浮かんだのが 子どもの頃 窓ごしに見える 風に身をまかせている緑が見える所でした。

モントリオールで初めて借りたアパートの窓からも 同じように木の枝が風に揺れていました。勉強に疲れるとベットに横たわり ボーッと緑を見ていました。

いまの住まいも同じように緑の葉が風の中で泳いでいます。
眺めていると あっという間に時間が過ぎます。

平和なひとときです。

頑張れ!!!

頑張れ!という言葉を聞くたびに 思い出すエピソードが二つあります。

「お母さん、これ、すごく面白いよ。この子がこんな面白い文を書けるなんて思わなかったよ。」
と 高校の卒業文集を息子が見せてくれたことがありました。

息子は今年30才ですから12年ほど前でしょうか。

高校3年の女の子の作文でした。
タイトルは「マラソン大会」

「どうしてマラソンについて書くかというと 人生で二度とマラソンはしない、と思うからです。“頑張れ!頑張れ!”と 応援して下さるのは有り難いのですが もう充分頑張っているのです。」

応援して下さるのは 有り難い、と観衆に敬意を表した上で 自分の状態を伝えていることに感激しました。

もう一つは ホスピスの看護師だった方から 「勇気づけ講座」の話合いの中で聞いたエピソードです。

患者さんに ある看護師が
「頑張って!」
と言うと 患者さんが
「頑張ってる、頑張ってきた!もうこれ以上頑張れない!」
と 泣きだされた、ということでした。

どちらも「頑張れ!」という言葉は 言い手の思いを伝えているのであって 聴き手の状態を理解してはいない、という例です。
自分が理解されていない、と相手が感じることは「勇気づけ」ではない、ということですね。

2010年5月8日土曜日

うれしかったこと!

「あっ、算数のテスト、100点だったんだよ!」
とQ君(小5)が嬉しそうに教えてくれました。

1月以来 学力向上の特訓をしていました。
実は 1月の段階では 掛け算九九を正確に覚えるところから始めたのです。
4年生の終わりまで 学力に重きを置かない学校に通っていたのでした。

縁があって 家庭教師をすることになりました。
彼が とても賢い子であることは 学習を始めるとすぐに分かりました。

彼には
「出来るようになりたい!」
という気持ちが強くあり、1月から毎日2時間、週に5日を2月末まで続けました。

何を学習するか、どれだけするか、ある程度こちらがリードしますが
Q君が選択、決定します。

「読み、書き、計算」の基礎学力と 自分に対しての自信があれば
いつでも 何でも勉強できます。Q君には この3つに焦点を当てて課題を出しています。

Q君の勢いのある言葉と笑顔が印象に残りました。

 

2010年5月5日水曜日

友人姉妹

友人Mさんを通じて 彼女の妹、Yさんとも親しくなりました。

年齢差が7年あるので 心理的には一人っ子的な要素の濃いお二人です。
しかし お付き合いをしていると Yさんの方は やはり二女の要素を多く持っておられることが分かりました。

まず 観察力がおありになる。
お母さんと友人Mさんのやり取りを 赤ちゃんの頃から見て育っておられるだけあって 様々な場面でとても詳しい観察をされています。
「みんな そうだと思っていた。」
とは Yさんの言葉です。

高齢のお母さんを協力してお世話されている様子も とても参考になります。

出会いは 本当に不思議です。

2010年5月4日火曜日

合宿2日目

Q君の合宿2日目。

漢字マッキーノでビンゴゲームをするのがすっかり気に入ったQ君。
ビンゴゲームで学習を始め ビンゴゲームで終わりました。

昼過ぎ、
「テストやってみる?」
と 尋ねると
「うん、やってみる!」
と 意欲的なQ君。

成果は?
22問中、全問正解でした。

マンツーマンなので 私も一緒に書くことになるのが 大変と言えば大変。

ゲームをやるという目的のために 漢字を書くことを厭わなくなる...
紹介して下さったK先生のお言葉の通りでした。

Q君は その他にも 分数の足し算、引き算、応用問題にも取り組み
分数の苦手意識を克服できたようです。

2010年5月3日月曜日

漢字マッキーノ

漢字マッキーノのやり方を 二日前に習い、今日実践する機会がありました。

小5の少年Q君の学力向上の合宿学習中です。

「漢字の練習は嫌!勉強は出来るようになりたい。でも 楽してそうなりたい!」

多くの子どもと同様、Q君は 単調な漢字学習は好みません。

教師牧野氏の考案という ビンゴゲームの方法を使う学習方法を 合宿の始めに
「ビンゴゲーム好き?」
と提案しました。
「好き、好き、やりたい。」
とQ君。
最多賞、最早賞、0だったで賞(賞品は無く タイトルのみ)で 
賞を取ること、ゲームの経過も気に入り
「もっとやりたい、もう1回やりたい!」
と 書くことも気にならない様子。

土曜日に教えて下さったK先生によると 1年間、子ども達は楽しんで続けた、
とのことなので 期待しています。

2010年5月2日日曜日

ほめられて 勇気をくじかれる

褒めることは 良いこと・・・
と 多くの人が思っています。

私の恩師 坂本洲子先生の著書「6歳まではたっぷり愛して7歳からは見守って」の中に “「ほめられつづけてきた人」「叱られ続けてきた人」ともに心に傷がある”とあります。

ある方の早期回想です。
「4才位の時 小川に落ちました。渡っていた小さな橋が揺れたんです。お父さんに頼まれて持っていた数個のナスを 流されないように一生懸命拾いました。お父さんが お母さんに話しているのが聞こえました。“泣きもしないで ナスを拾っていた。すごい子だ。”このことは長い間忘れていたんです。でも何かを一生懸命にやっている時 思い出すようになりました。」
この人は 叱られたのではなく むしろ褒められています。

けれど 結婚して夫や義理の家族からは けっして認められたことが無かった、一生懸命やっても感謝の言葉を聞いたことは無かった、といいます。認めてもらえないことに 何をやっても喜んでもらえないことに とても傷ついたそうです。

「勇気づけ」を学ぶ中で 彼女が 一生懸命やった後、努力を認められるのを期待していた、と気がついた時に 幼いころのお父さんが彼女を認めていた記憶と重なったそうです。

坂本先生の本の一文のように 褒められ続けた訳ではないのですが その後の彼女が認められない時に傷つくことにつながったのです。

「感謝されなくてもいい、自分がしたかったから行動したのだ。結果を認めて欲しい、と思った自分が間違っていた。」と思うようになって 楽になったそうです。

2010年5月1日土曜日

たのしい授業の会

きょうは 松戸たのしい授業の会の例会でした。

仮説実験授業を実践されている現役小学校のK先生の国語の授業の進め方の講演がありました。
読み聞かせ+教科書+漢字学習を 楽に、楽しく学習させる方法を教えて下さいました。

この連休に小5のQ君の学力アップの合宿を予定している私には ピッタリの内容でした。

「勉強はもっと出来るようになりたい。でも 楽してなりたい。」
これは もっともな希望です。

勉強していると感じさせないで 勉強させる!

漢字クイズが好きなQ君には 「漢字マッキー」という学習方法は向いていそうです。

2010年4月30日金曜日

ウツボを見たんだよ!

ご縁があって 小5の男の子の家庭教師をしています。

カウンセリング、セラピーと同じで 信頼関係が出来ると学習が進みます。

今日は 会うなり
「今日、遠足だったんだ。海で野生のウツボを見たんだよ。」
と 教えてくれました。

彼と勉強を始めて4カ月。
着実な学力の向上を 本人も自覚し、私も実感しています。

アドラー心理学の「勇気づけの対応」を学んでから 子どもの勉強を見るのが楽になりました。
「人として 対等に尊敬の念を持って接する」
「学習するのは 本人の課題であり 教師は援助する立場であることを伝える」
「何を学習するか、どう学習するかは こちらが提案はするけれど 本人が決める」
「間違ったら それを肯定的に捉え、次への課題とする」
等、基本に沿って対応すれば 子どもからの信頼を得られます。
そして 意欲的になります。

私達は 生来、意欲的に生まれてきたのです。
勇気をくじかれなければ 意欲的に努力できるのです。

2010年4月27日火曜日

子どもの立場

88才で一人暮らしをされている友人のお母さんの体調がすぐれない、ということで
友人と一緒にお見舞いに行きました。

友人は還暦を過ぎています。

お母さんと友人のやり取りを見て 親子の関係はいつまでも続く・・・と
実感しました。(当たり前なのですが)

友人は
「子どものころから こういう関係。」
と 言っておられました。

多くの場合 親は気がつかないで「勇気くじき」をしがちなのです。
かつて 私もそうでした・・・。

2010年4月26日月曜日

アヒルの子のように・・・

久しぶりに カリフォルニアの二男とスカイプで話しました。

「そういえばさぁ この間 小さな子に親がバイバイって言ってたんだよね。子どもが勝手にどっか行っちゃうからさ・・・。子どもは親にバイバイ、って言われると ちょこちょこ付いて行くんだよね、アヒルの子みたいにさ。同じようなことやってるな、って思ったんだよね。」

同じようなこと、というのは二男がかつてその小さな子、だったのです。
スーパーに行くたびに 行きたい方向へ走り去る息子に ある時、
「バイバイ!」
と言うと あわてて戻って来たのです。その次からはいつもその手を使っていました。
どうやら記憶に残っていたようです。


子どもの立場から 「勇気づけ」を学んだ親をどう思うのか 二男に尋ねてみました。
「お母さん、変わったよね。昔は ~じゃなきゃいけない、って お母さんが思ってたように思うんだよね、違う? でも 今は ~でも良い、って思ってるよね。」
と 答えてくれました。

1時間ほど話して「健康に」いろいろ悩んでいる様子に 安心しました。
息子は 悩んでいる時 考えや気持ちを整理するために私と話したいようです。
話してもらえる親になれたのは 「勇気づけ」を学んだからです。

いつかお礼にアドラー博士のお墓参りに行こうかしら、とふと思ってしまいました。

新緑

部屋から見える新緑が 日光を浴びてキラキラしています。

久しぶりに友人と電話で 近況を話しあいました。

子どもが通っていた小学校のPTAの清掃奉仕で出会った後、私も彼女もスポーツクラブの会員になったことで親しくなった方です。

話題は昔は子どものことでした。
今は親の介護に関わることが主です。
月日がたったことを感じます。

自分達の心身の健康を維持しましょう!
と電話を終えました。

2010年4月24日土曜日

ラブマツ

知り合いから 松戸市のネットコミュニティ「ラブマツ」を紹介されました。

その方が 知り合いの方々に紹介メッセージを送って下さったので 翌日さっそく「お友達になりましょう!」というメーッセージが何通も来ました。「人を大好き」という方たち、地域の為に役に立ちたい、という方たちで感激しました。

アドラーは「人のために役に立つことが 人を幸せにする!」と言いました。地域の役に立ちたい!という方たちは 幸せな方たち、ということですね。

ほぼ10年ぶりに帰国したのですが 新しい出会いが次々にあって うれしく思います。

2010年4月23日金曜日

誕生日

きょうは 誕生日でした。

友人Mさんとその妹さんのYさんから 先日バラの花束を頂きました。
Mさんは それをすっかり忘れておられたらしくまた今日 おたより付きの図書カードを下さいました。

友人からメールが入ったり、息子からもメールと電話がありました。

家庭教師をしているA君の成長ぶりを見ることができ、充実した時間が持てたこともきょうの幸せのひとつでした。

2010年4月19日月曜日

ホームページの打ち合わせ

カルガリーの友人Yさんは 私のホームページを作って下さった方です。
エステサロンを開く友人のMさんも ご自分のサイトをYさんにお願いすることにしていました。

Yさんが一時帰国され 私の所へ寄られたことで お二人がホームページの打ち合わせをすることが出来ました。
親しくしている友人が こうした機会に出会って下さって 肯定的な印象をお互いに持って下さったことを とてもうれしく感じました。

面白いことに どの方も子どものころの思い出が自分の意思をしっかり持ち 大人に対峙しているものがある、ということです。

4才の時、小学校に入るころ、あるいは小学校のころ、大人に対して「あなたの態度、間違っているでしょう!」と思ったり、あるいは言ったりした思い出です。

子どもに「人として 対等に、丁寧に接する。」ことは 勇気づけの対応の基本ですが このようなお話を伺うと納得できます。

2010年4月17日土曜日

30代+40代+50代

カナダのカルガリーに住む友人が 成田から発つ前に立ち寄って下さいました。
モントリオールで出会った40代の友人です。ワーホリでカナダへ来ていた今は30代の友人も 来られました。モントリオールで出会った世代の違う3人の 日本での再会です。

仕事の話、生活の話、パソコンの話、食べ物の話などなど 世代が異なる方々との話は 学ばせて頂くことが多くあります。

3人が声を揃えたことは「不思議!モントリオールで出会って 日本でまたおしゃべりしていることが。」でした。

「相互尊敬」を実践すると 世代の異なる方々とも親しくなれ 毎日が豊かになると 実感します。

2010年4月15日木曜日

EMDRって効くんですね!!!

「前のカウンセリングは 聞いてもらうだけだったんです。EMDRって全然違いますね。すごい!」
と クライエントの方がおっしゃいました。

「そうなんですよ! 不登校とか引きこもりの方にも効果があるんです。」
と言うと
「愛子さまも受けられればいいのに!」
とおっしゃいました。

ご自身が体験された昔の記憶が 順序よく整理された形で、しかもプラスの方向に向かってよみがえることに ご本人も驚いておられますが 治療者である私も ご自身が持っておられる力が自然に出てくることに 驚きます。そして 一緒に体験させて頂くことに感謝しています。

そういえば セラピーの教科書にありました。
「セラピストはクライエントと一緒に旅をします。クライエントが自分ひとりで歩ける、と思うようになられたら 離れますが 必要な時には いつでも迎える用意があることを伝えます。」
と・・・。
一緒に体験させて頂くということは 旅を共にしている・・・ということですね。

2010年4月14日水曜日

共感する

肯定的な方と時間を共有することは プラスのエネルギーをもたらします。

「勇気づけ講座」で一番初めに実践することは「肯定的にものごとを見る」です。
私が実践を始めて 16年目になりました。

毎日生活している訳ですから 意識していることは「実践しています。」となります。

実践を始めてから 肯定的なエネルギーを持っておられる方にいっそう出会えるようになりました。お互いに「共感出来ること」を感じるからです。

友人のMさんとは20年ぶりの再会でした。
20年前に気がつかなかった Mさんのエネルギー、Mさんの哲学がとても「肯定的」であることに 実践を通して見えて来たのです。「共感する」ことが多々あり 不思議な出会いに感謝しています。

あなたも 「勇気づけ」を実践して 幸せになりませんか???
プラスの出会いの場が広がります!

2010年4月13日火曜日

チラシ、貼らせて頂けますか?

「この講座は 子育てで困っている人や悩んでいる人にとても効果があるんです。こちらへ来られるお母さん方に見て頂けるように 貼らせて頂けますか?」

友人のMさんは 市民センター、子育て支援の場所などに出向いてチラシを貼らせてもらえるように 交渉して下さいました。一緒に行った私は Mさんの行動力に驚き、感動して見ているだけでした。

Mさんのお友達のIさんも 趣味の会やお知り合いの方々に知らせて下さる、とチラシを持っていって下さいました。

支えて下さる皆様に 感謝しています。

日本語を話せる生徒は校長室へ!

「日本語を話せる生徒は校長室へ来て下さい。」

クラスメートに促されて 息子は校長室へ行ったそうです。
今から8年前、モントリオールの公立高校に息子が在学していた時のことです。

校長室には 日本から来て間もない中学生の女生徒とそのお母さんがおられたそうです。
(モントリオールは 中学と高校が一貫教育です。)

「お家の電話番号を教えて頂けますか?」
と そのお母さんに言われて 息子がお教えしたのが 私がそのご家族と親しくなったきっかけになりました。
私が大学院のコースの一つで行った「こそだて講座」を受けて頂いたり、クライエントになって頂いたりもしました。
4年間で日本に帰られたのですが 交流が続いていました。

私が帰国して
「遊びに来ませんか?」
と誘って頂いていたのですが ようやく機会を見つけ お邪魔しました。

出会いとご縁が続くことの不思議さを感じたひとときでした。

2010年4月11日日曜日

おかあさんは えびせんが好きなんだよ!

母を病院に送った帰りの車の中で 兄の息子が言いました。
「お母さんは エビせんが好きなんだよ!」

どんな話の流れだったのか 記憶が無いのですが・・・。
お母さん、というは私の兄の奥さん、私の義姉です。

両親と同じ敷地の別棟に 兄の家族が住んでいます。
今年に入って母が体調をくずし、兄一家のお世話になることが増えました。

今回の私の帰省に際しても お世話になりました。
「心ばかりのお礼ですが・・・。」
と好物を送った、とメールをすると 兄嫁から返事が来ました。

「ありがとうございます。お母さんの状態は落ち着いています。腰痛がひどくなっているようですが、我慢強いです。どうぞ、お気遣いなくと思いますが楽しみにしています。」

「楽しみにしています。」の言葉にとてもうれしく思いました。
肯定的な気持ちを相手からもらえることは 大きな勇気づけですね。

2010年4月10日土曜日

EMDRコンサルテーション

午後10時から EMDRコンサルテーションの打ち合わせがありました。

コンサルタントはEMDRの本を多く翻訳されており、日本のEMDR界の第一人者である市井先生です。
前回のEMDRのグループコンサルティングはカナダのオンタリオ州の時間で行われたため 日本時間は夜中でした。
今回は 同じ日本なので 時間の心配はありません。

参加者は新潟、大阪、神奈川などの方々でした。これから月に1回、半年間のコースです。参加者の方々のお話を聞いていると EMDRが日本でも知られて来ているようで うれしく思いました。
「早い効果が得られる。」
と どの方もおっしゃっています。

一人でも多くの方の苦しみを軽くするお手伝いをさせて頂けたら・・・と思います。

2010年4月9日金曜日

ピンクのじゅうたん

家の近くの公園の敷地は 桜で囲まれています。

3~4才の女の子が散ってくる桜の花びらを受け止めようとしていました。
無心に花びらを追う姿に しばし見入ってしまいました。

ふと公園の敷地が目に入りました。
地面が桜の花びらですっかりおおわれています。
まさにピンクの絨毯そのものでした!

2010年4月8日木曜日

勇気づけ講座

4月からシリーズで勇気づけ講座を開きます。

「たのたの塾」の新井さんが すてきなチラシを作って下さいました。
たのたの塾のサイト ←クリックして下さい!

下のチラシの上で「左クリック」して頂くと 大きくなります。

2010年4月7日水曜日

Mさんの試験

きょうは 佐伯チズさんの学校を卒業したMさんの ディプロマの試験日です。
佐伯チズさんの体をお借りして 佐伯チズさんの試験を受けるのです。

この半年間、無遅刻、無欠席で学校を卒業し、ディプロマの試験に臨む友人に
こころからの声援を贈りたいと思います。

「絶対に1回では合格しないから 大丈夫!」
と 昨日のMさんのお話。

不思議なエネルギーの持ち主です。

内観

内観についての手引書を ビジネスホテルで読んだことがあります。

内観は日本で生まれたセラピーとして 海外でも知られています。

特定の人について 年齢を区切って歴史年表のように 自分についてふり返ります。
母親との関係について言えば 次のようになります。

「自分が母からしてもらったこと」
「自分が母にして返したこと」
「自分が母に迷惑をかけたこと」

治療者は 話を聞くだけ、と書いてありました。

アドラー心理学を学んでいる時に知りました。
新しい発見があるような気がして いつか内観を受けてみたいと思っています。

2010年4月6日火曜日

検査入院

1月に腰を打ってから 母の体調は芳しくありません。

ポータブルトイレを使用することが多くなりました。
後始末は 父か兄嫁がしています。
兄嫁が 母の汚物の色が普通では無い、と気づきました。
父は 長年ストマーをつけている為 通常の色は覚えていない、とのことでした。

かかりつけの先生が血液検査をして下さったところ 貧血が見つかりました。
さらに 足のむくみもあります。
先生が 母が19年前に心臓の弁膜の交換手術を受けた病院に連絡を取って下さいました。

連絡を取って下さったその日に 手術を担当して下さった先生を通して検査入院となりました。
仕事が休みだった甥が 母を病院まで送ってくれました。

「私、どうして入院することになったのかしら・・・」
と繰り返す母に
「名和内科の院長先生が 貧血を心配して連絡して下さったからよ。」
と 繰り返し答えました。

繰り返し同じことを口にする相手と会話をすることは
相手をありのままに受け止める。
良い練習になると思いました。

子ども、生徒とはまた異なった状態であるため 頭を使います。

2010年4月1日木曜日

ボランティア

日本へ帰って4ヶ月が経ちました。

友人Mさんから頼まれて 二つのグループのニュースレター発送準備のボランティアをしました。
Mさんが 私が開く講座の資料印刷を グループの世話役Yさんにお願いして下さったことがきっかけです。

火曜日、水曜日の二日間の計10時間の間に 合計15人前後の方に出会いました。
ニュースレターの発送準備という単純作業のため、会話が可能で、みなさん おしゃべりを楽しんでおられました。
私は 浦島太郎さん状態で 世間話には ついていけないことが多く、聞き役にまわりました。

PTAや自治会という強制的な側面の無いボランティア活動は 日本では始めての経験です。
ひとりひとりの方が 自分の時間を自主的ボランティアに使っておられる、という共通項は
その集団の性格を作るのに大きな役割を果たしている、と実感しました。

帰宅後 Mさんとスカイプで話し
「これまでは出会ったことの無いタイプの方々で 学ぶものが多々あったこと」
を報告しました。

美空ひばりさんの「1本の鉛筆」、老いに関する「手紙」の歌のお話も伺い、帰宅後 Youtube で聴きました。

部屋の前の桜が 8~9分咲きです。
今週末の東京は 花見シーズンですね!

良い笑顔!

あるサイトに仕事の紹介を載せることになりました。
公開は4月15日の予定です。

顔写真が必要、とのことで フォトスタジオに行きました。
友人二人が付き添ってくれました。
というのも 友人二人、それぞれの娘さんがそのスタジオで
成人式の記念写真をお願いされていたのです。

数多く撮って頂いた写真の中から 自分が気に入ったものを1枚選ぶことが出来ました。
笑顔で撮れていた写真が一番気に入りました。
「あなたの笑顔、良いって言ったでしょう!」
と 友人が言ってくれました。

自分で鏡を見る時には 笑顔ではないので
自分の笑顔を見たことは無かったことに気がつきました!

桜が見られ、友人達とひと時を過ごすことが出来、
自分の笑顔を見ることが出来た一日でした!

2010年3月24日水曜日

エステの練習台

友人のMさんに頼まれて 佐伯チズさんの学校へ行きました。
友人は 半年間のコースを無事に卒業し ディプロマの試験を受ける準備中です。

友人が学校へ行かなかったら エステという世界を知ることは無かったと思います。
実習室では Mさんの同級生の方々も練習されていました。

何よりも心地良いのは ベットとスチームのセットです。
そして エステが始まるとソフトなMさんのマッサージと語りで ウトウト眠っていました。
気がつくと2時間半がとうに過ぎているのです。

そして お肌はスベスベです!
周りのベットを見ると エステを受けて居られる方達は どうやら気持ちよく眠っておられる様子!

Mさんに 
「私、お客さんになります!」
と 宣言しました。

夢のような3時間でした。

2010年3月23日火曜日

先生じゃないですか?

「先生じゃないですか?」
と 声をかけられました。

カナダ人の友人と商店街を歩いていた時のことです。
29年前に小四で担任した子の お母さんでした。

「僕は大きくなったら 店を継ぎます。愛嬌のいいお嫁さんをもらいます。」
と 言った少年の笑顔を 思い出すことがよくありました。
「あの子は どうしているかしら?お店を継いだのかしら?」
と・・・。

声をかけて下さったのは その子のお母さんだったのです。
「今、店にいますよ。39才になりました。きょう、先生のことを話していたところだったんですよ。」
との言葉に 友人と二人でお店を訪ねました。

お彼岸の中日でお客さんが絶えなく 挨拶が出来ただけでしたが かつての少年に会えました。
二人のお子さんのお父さんで 言葉通りに 立派にお店を継いでおられました。

驚きと感激・・・でした。

2010年3月17日水曜日

息子

久しぶりにカリフォルニアの息子からメールが来ました。
ルーマニアのジャズコンテストに出る、という知らせでした。

下のサイトの 上から3つ目のグループが息子達です。
Bassが息子です。

http://www.jmevents.ro/Bands-s114-en.htm

THE DORY BAVARSKY TRIO / USA, Canada, Japan, Israel, Germany
Dory Bavarsky - piano
Toshi Sato - bass
Matthias Wagner - drums

下のサイトでは グループの演奏を聴くことが出来ます。
ジャズをお好きな方がおられたら 応援して頂けるとうれしく思います。
http://dbtrio.bandcamp.com

2010年3月13日土曜日

病んだ青年

20年ほど前のことです。
小学校の3年生位の少年が 近所にいました。
お母さんはとてもしっかりされていて 誰に対してもはっきりおっしゃる方でした。
少年に対して 細かい指示が多かったのが印象に残っています。

昨日、ふとしたきっかけで その青年が精神的に病んでいる、と耳にしました。

また 数日前には強盗で逮捕された青年が近所にいる、という方の話を聞きました。
青年は 子どもの頃から成績優秀で 一流大学を卒業したそうです。

始めの事例の青年の場合は 犯罪を犯してはいないので 家族は困ってはいないそうです。
然し 後者の場合は 家族に計り知れない影響を与えているとのことです。

予防の意味での 子どものころからの「勇気付けの対応」を 一人でも多くの方々にお伝えしたい、と このようなお話を聞く度に思います。

2010年3月12日金曜日

町の和菓子屋さん

ジムへの通り道に なつかしい感じの和菓子屋さんがあります。

「桜餅」と書かれたノボリがなければ 民家と同じようなたたずまいで見過ごしてしまいそうです。
商品はパックに5個、3個と入れられて売っているいるのではなく、欲しい数だけを買うことが出来ます。

気になっていたので きょうは 思い切ってお店に入ってみました。

包んでもらうのを待っていると 大きなカブが長椅子においてあるのが目に入りました。
サッカーボールよりも大きく、本物かどうか 思わずさわってみました。
すると
「桜島ダイコンだよ。」
と 店主のおじさんがおっしゃいました。
「大きいですね~。本物なんですね~。」

すると
「わさびダイコンって知ってる?桜島ダイコンといっしょにもらったんだけど あげようか?」
と・・・。思わず
「ありがとうございます。遠慮なく頂きます!」
と答えていました。

「おろしてね、そばなんかの薬味にするんだよ。いやぁ、なんだか そのダイコンに興味があるみたいだったからね。」

「初めて見たもので、つい触ってしまいました。」

初めて入った和菓子屋さんでの出来事でした。
4月1日で 創業49年とのこと。
「また寄らせて頂きます。」
と おいとましました。

2010年3月11日木曜日

15年後・・・勇気付けの効果

15年前に 私が初めて開いたアドラー心理学に基づく「勇気づけ講座」。

「私、受けるから!」
「人数に入れてね!」
と言ってくださったTさん。
小学3年生、と5年生、中学2年生、3人のお子さんのお母さんでした。

実践するうちに お子さんとの距離がちぢまり、お子さんが自分の気持ちを伝えるようになって来た、とよくお聞きしていました。

それから15年。
3人目のお子さんが 大学卒業後 更に2年間の専門学校へ通われ、4月からは社会人です。

「口を出さないで 見守ることができました。」
と 就職が決まったときにメールを頂きました。

勇気付けの対応は 子どもとの関係が続く限り必要です。
実践することによって それまでの心配、悩みが激減します。
平和としあわせを感じます!

子どもが結婚し、孫が授かれば 孫との関係にも応用できます。

老親、長年の友人、新たな友人、あらゆる関係に応用が出来、
目には見えませんが 大きな財産になります。

松戸市新松戸で 4月から月に1回ずつ、10回シリーズで「勇気づけ実践講座」を開きます。

2010年3月9日火曜日

子どもの進路

モントリオールでのできごとです。

私の息子が 芸大でジャズベースを学んでいることを知った方が おっしゃいました。
「よく息子さんを音楽の道へ進ませられましたね。」
「私の知り合いで フィリッピンの家庭の方なんですが 息子さんはアートの方に進みたかったんですね。お母さんが税理士になるように強く言われて 彼は税理士になったんですが 精神的に変になってしまったんです。今は 病院にいるらしんですけど。私は 子どもがいないからわからないんですが 親と言うものは子どもが 収入の安定しないアートや音楽の方へ進むのを 反対するものだと思っていたんですよ。」

私は
「経済的に成功するよりも 息子が好きなことを見つけて それを学んでいることで幸せだと思っています。息子の幸せは 私のしあわせです。好きなことをしていれば なんとか生活はしていくでしょうし・・・。」
と 答えました。

息子の話では 毎日毎日練習で 決して楽ではないようです。
けれど 好きなことなので 続けていけるのでしょうね。

子どもが好きなことを見つけたら 出来る範囲で 出来る限り応援することが「勇気づけ」だと思います。

2010年3月7日日曜日

佐伯チズさんのチャモロジースクール

友人がチャモロジースクールの生徒です。
いろいろ友人から話を聞くうちに 佐伯さんに実際にお会いしてみたい、と思うようになりました。
佐伯さんのエステの理念が アドラー心理学の理念と重なっているように感じたからです。

サイトへ行ってみると 佐伯さんが直接お話をされる学校説明会がある、とのことで申し込みました。

NHKにも出られたとのことで 会場はほぼ満席でした。

「学校へ来るかどうか、結論は自分で出してください。」
「人は変えられない。自分が変わることで 人を変えることが出来る。」
「人と喜びを分かち合いたい。」
「心が病んでいる人たちに刺さった串を抜くのが 私の仕事。」

お話の中で 自立、共有を始めとする佐伯さんの理念がアドラーの「勇気付け」と同じで とても興味深くお話を伺いました。

学校説明、エステのデモンストレーションの後、手のマッサージをして頂きました。

日曜の雨の午後、良い時間を過ごさせて頂きました。

松戸たのしい授業の会

昨日 3月6日は 松戸たのしい授業の会で
「三つ子の魂百までは 本当?」
の題で 講演をさせて頂きました。

「ある一日だけ 魔法が使えて カメ、ライオンをはじめとする4種類の動物の一つを体験出来るとしたら 何になりたいか。」
から入って 性格を形成する 5つの基盤+早期回想のお話をさせて頂きました。

昨年12月の講演に来て下さった方々も再度来て頂けました。

「きっといけないんだろうけれど 自分がやった方が簡単だから 子どもにさせないで 自分が手をだしてしまう。」
「言ってはいけないんだろうけれど つい口をだしてしまう。」
など 子育て中の方から 率直なお話を伺え、長期的に見た「勇気付け」の大切さを 少しでもお伝えできたかと思いました。

また 主催者の方のお勧めで 毎月松戸で定期的に ダイジェスト版の「勇気付け講座」を開くことになりました。

2010年3月5日金曜日

デフレ解決への道とアドラー心理学

勝間和代氏「デフレの原因はシルバー資本主義」というタイトルが目に留まりました。

「みなさんが自分の居場所で、何をチェンジできるのか。きょうの話が、その行動するきっかけになってくれればと思います。」と お話の最後におっしゃっています。

では それを具体的にどう変えていくのか、の答えをアルフレッド・アドラー博士は持っていました。
「自立心と責任感を育てる勇気付けの対応」を自分自身に、そして家族にしていくことです。

経済学の立場からのお話が しあわせを築き精神病理を防ぐ「勇気付けの対応」と大きく重なっています。

下は MSNのマネーのサイトのものです。

勝間和代氏「デフレの原因はシルバー資本主義」

シルバー資本主義が覆う日本社会。この原因はどこにあるのか。勝間氏の考え方は次のようになる。
「Why」を5回繰り返すのだという。そうすると、シルバー資本主義は次のように分解されていく。
・なぜ日本は保守化したのか→老人の支配力が強いからだ。
・なぜ老人が支配するのか→老人が仕事に固執するからだ。
・なぜ老人が仕事に固執するのか→日本の老人が不安で孤独だからだ。
・なぜ不安で孤独なのか→家族や地域社会に必要とされてないからだ。
・なぜ家族や地域社会に必要とされないのか→定年まで長い時間を会社に使いすぎたから。

◆勝間氏の話
 改革をする時は普通、エビデンスに基づいた方法が一般的ですが、日本ではまだまだそこまで行っていません。ビジネスの問題解決の方法を使おうにも、例えば政治の世界で言うなら、見えない掟や、世襲というものがあります。これこそが、日本が変化に対抗するようになった原因です。

解決には、Whyを繰り返して、ボーリングの1番ピン(ここを倒さないとストライクが取れないと言われる手前のピン)を探すことです。ストライクを取るには、1番ピンを倒さないと取れないのと同じです。

日本の問題解決はコンセンサス型で、スローガンやプロパガンダを策定しても、どうやってそこに達するかという方法がありません。

リーダーが解決するのではなく、我々自身が革命していかなくてはいけないのです。
責任を果たす国民はわずか10%?
 シルバー資本主義によるデフレの進行。そして終身雇用に守られて、中間層は1週間に60時間以上働き、自殺率も高い。勝間氏は「男性は仕事のしすぎで、女性は仕事がない。これが不幸を招いているのです」とも言う。自身のツイッターでも主張し、その輪が広がっているそうだ。

◆勝間氏の話
 日本は民主主義ではありません。海外から輸入したようなもので、自分で(民主主義を)作っていません。日本人には一人ひとりが責任を持って権利と義務を行う人が少ないように思います。大多数の人がそうではないでしょうか。それが分っているのは、上位10%から15%くらいの人だと思います。
 一人ひとりが、チェンジメーカーになるためには、スキルがあっても意思がなくてはダメだし、意思があってもスキルがなくてはダメ。両方が必要になります。

みなさんが自分の居場所で、何をチェンジできるのか。きょうの話が、その行動するきっかけになってくれればと思います。
http://money.jp.msn.com/banking/yucasee/51/4p.aspx から 原文のまま

2010年3月4日木曜日

なのはな生協さん

新しい土地に来て 生協に加入することにしました。

いくつかの生協さんの内容を比較してから決めようと思いました。
きょうは なのはな生協の営業の方が来てくださいました。

話の流れで どうして生協で働くことにされたのか伺ってみました。

「子どもの頃 親が生協に入っていたんですよ。配達の仕事って いいなぁって 思ってたんですね。ちょうど就職する頃に 募集があったんです。僕は 配達のイメージから入ったんですよ。食物について勉強したのは入ってからですね。いろいろ研修受けさせて頂いて。」
と 思いがけず 子どものころの思い出を聞かせて下さいました。
自分の肯定的な記憶につながっているお仕事をされているので 生き生きと働いておられるように 伝わってくるのですね。生協で働かれて 8年目、営業は2年目、とおっしゃっていました。

いくつかの生協の特徴と良い点、弱い点についても教えて下さいました。
お試しセットで購入した新鮮なお豆腐、本当に美味しくて 一瞬
「おやつになるかも・・・」
と思えたほどでした。

肯定的なイメージを持って生協の営業をされている方のお話!
とても良いエネルギーを頂きました。

2010年2月26日金曜日

キャッチコピー

きょうは 「キャッチコピーの作り方」の講座を受けました。

自分の知らないことを学ぶことが出来ること、そして必ず新しい出会いがあることが新しいことを「学ぶ」ことの魅力です。

生活クラブ生協で働いて居られる方、子育てのサポートを仕事に考えて居られる方、化粧品販売の方が同じグループにおられました。

講師は株式会社:グリーゼの福田 多美子先生でした。
講座の後の交流会で 先生がお一人になられた時に 今取り組んでいるキャッチコピーの相談に乗って頂きました。
「じゃあ、考えましょう!」
と おっしゃってアイデアを下さいました。

子育ての話につながり、
「勇気づけ」
の大切さを お話しました。
お子さんの話を通して 共感して頂けて うれしく思いました。

グループの方々も 関心を持ってくださいました。

「この勉強会では 自分の名刺やパンフレットを持参して 積極的につながりを作って下さいね!!!」
と主催者から連絡があったのですが どちらもまだ出来ていません・・・

2010年2月25日木曜日

Mさんの卒業

友人のM さん、第二の仕事にエステティシャンを選ばれました。
学校に通われて5ヶ月が過ぎようとしています。

卒業式まで 3週間です。
「始めの頃はね、学校に着いただけで 仕事の大半が終わった気がしたわ!」

彼女は長命の家系です。
90才代のお母さんは 今でも足腰がピンピンです!
6kmの散歩をされることもあるとか・・・。
60才を超えたばかりのMさんには まだ30年以上 元気な人生がある、ということになります。

「英語を話すことは 若い頃からの夢だったのよ。」
と 英会話のレッスンを9ヶ月前に始められました。
これも エステの学校に通いながら 週2回途切れることなく続けられています。

よく聞く「生涯現役」で日々を送るモデルのようなMさん。

エネルギッシュなMさんから 多くの方々がポジティブなエネルギーを受けています!

2010年2月23日火曜日

S君の進歩

S君と勉強を始めて1ヶ月。

掛け算九々は完全にマスターし、かかる時間は1ヶ月前の半分になりました。
4分前後かかっていたのが 大抵2分を切るようになったのです。
「1分になるまで続ける。」
と 彼。

昨日はこれに関連して 驚いたことがありました。
国語の読解の問題の中に 手偏の漢字が沢山並んでいました。
彼は縦と横に並んでいる数を数えて 2位数×2位数の計算、そして半端な部分の数を数えて
書かれている漢字の合計を出したのです。

引っかかっていた九々の問題が解決し、応用が出来るようになったのです。

今日は 実際に直方体の箱を見ながら 表面積を出す立式もしました。
「箱があると 分かりやすい。」
とS君。

子どもって自分のペースで出来ると 疲れを知らないで勉強に向かえるのですね。
「もうこんな時間?」
あっという間に時間が過ぎるのです。

S君と勉強した後は エネルギーをもらって 若返った気持ちになります。

2010年2月21日日曜日

プロの人たち

ある研修に参加しました。

そこに来ておられたのは 様々な職種のプロの方達でした。
「10年間 エステティシャンとして働いてきた。」
「10年間 営業をして来た。」
「10年以上 証券会社で働いてきた。」
「登記の仕事を長年している・・・。」
などなど・・・

みなさんが 仕事を通して人の役に立ちたい、自分の生涯の仕事としてやって行きたい、と語っておられました。

自分の利益は生活のために必要ですが それと同じかそれ以上に 自分の仕事で 誰かがしあわせになって欲しい、との気持ちを持っておられる方達でした。

いい時間を過ごさせて頂いた、という気持ちが残りました。 

2010年2月19日金曜日

3×0=3 じゃん!!!

ある所で出会った10才の少年の言葉です。
「3×0=3 じゃん。」
「4×0=4 でしょう?」
「5×0=5、違うの?」

彼は×0 の意味を理解していないようでした。

「算数わかる教え方」
という本の中に ×0 を理解させる説明があります。 
今から30年以上も前に読んだ本ですが ふと本の内容が脳裏に浮かびました。

3輪車のタイヤの数を問います。
もちろん子どもは 理解できます。

次に 3輪車が3台あった時の タイヤの数を問います。
そして 立式を問います。

2台、1台 と減らしていって 0台の時のタイヤの数を問います。
0台と 子どもから答えを得たら 立式。
もう間違えません。

次に会った時に同じように質問すると

「3×0=0じゃん!きまってるでしょ!」

時々彼のことを思い出します。

2010年2月17日水曜日

僕 試したんだ!

10才のS君との勉強の時間は 私にとって大きな楽しみの時間です。
彼が苦手だった学習の内容を克服していく度に見せてくれる笑顔が 私をしあわせな気持ちにしてくれます。

そんな彼ですがいつもとは異なる行動をしたことが2回ほどありました。

「どうして あの時 ~したの?」
と 3週間ほどしてS君に尋ねてみました。

「先生が どう言うかなぁと思って・・・。」
と答えました。
「ふぅ~~~ん、で どうだった?当たってた」
「うん、当たってた。」

「じゃあ、この時は?」
と 別の出来事の私の反応を聞くと
「予想と違ってた。」

「そうなのね。試してるの?」
「そう、試してるの。」
と またまたニヤニヤして答えます。

彼は隠しておけると思っていたことが 見破られた、と思うと この反応を見せます。
「読まれてる!!!」
と言いながら。

「そう。でも 学校で○○先生は試さない。恐そうだから。△△先生も試した。」

そういえば 私が勇気づけを学び始めた頃、長男が
「お母さんが どう言うか試したんだ。本当に 勇気づけを勉強してるのかどうか。」
と 言ったことがありました。

S君も教師を試して 反応を確かめているようです。

2010年2月16日火曜日

プータローだったよね

月日の経つのは 本当に早い!!!ですね。

「お母さん、オレ アメリカでやっていけるかなぁ?」
と 出発前に不安を語っていた二男。

あっという間に4年が過ぎ 5月末に卒業を迎えます。

息子は中学卒業と同時にカナダへ行きました。
中学では全く勉強をしない生徒でした。
先生方の指導に反発して
「あしたから 学校、行かないから。」
と 2度か3度 長期欠席したこともあります。
不登校です。


「日本にいたら オレ、プータローだったよね。」
モントリオールに居た頃 時折思い出したように言っていました。

モントリオールでは 高校の卒業は州の試験を受けます。
試験の採点は学校の先生がするのではなく 州政府の担当者が行います。
「下駄を履かせる。」
ということはありません。

中学時代殆ど勉強らしい勉強をしなかった息子が 高校の各教科を英語で学んで 州の高校卒業試験に受かったということに 私は教師、心理セラピストとして 大きな関心を持っています。

能力があるのに 意欲的になれない!
こういう児童、生徒は 息子だけではないからです。

私がカナダに留学する時、息子は
「一緒にカナダへ行きたい。」
と自分でカナダで高校に行くことを決めました。

息子はカナダに留学中に自分が好きなことを見つけ その勉強をしています。
けれど 日本の中で意欲的に勉強を続けることが出来る環境があるべきではないか!と思うのです。

子ども、生徒が意欲を失っているとしたら 勇気をくじかれているのです。
今の私たち大人が すぐしなければならないことは「勇気づけ」の対応です。

昨日 一緒に勉強しているS君のお母さんから
「Sはこのところ 意欲的になっています。」
という内容のメールを頂きました。

子どもの年齢が低いほど 「勇気付け」の効果が早く現われます。

勇気づけの対応を始めた時に 子どもがティーンになっていたとしても 10年、15年という長い目で見ると 自立心と責任感のある青年に成長したお子さんを見ることが出来ます。

これは 私自身の子育てばかりでなく 16年前 私の初めての講座を受けてくださったMさんの3人のお子さん、不登校を乗り越えて成人された他の方々の例を見ても 言えることです。

子どもに
「変わって欲しい。」
と思ったら お母さん、先生など大人が対応を変えることが 子どもの態度、行動を変える近道なのです。

2010年2月15日月曜日

電話コンサルテーション

日本EMDR学会の会員になり、4月から始まる 電話コンサルテーションを受けることになりました。

国際EMDR協会の認定セラピストになるためには国際EMDR協会のトレーナーのコンサルテーションを受けることが義務づけられています。

カナダのトレーナーがコンサルテーションをして下さる、とグループコンサルテーションの連絡を下さったのですが 時差が問題になります。前回 トレーニングのコンサルテーションを受けたときは日本時間で午前3時からでした。

「夜中で眠いでしょうから 途中で居眠りしてもOKなように IKUKOを一番初めの報告者にしてあげるわ。」

と言って頂きましたが・・・。

日本で日本国際EMDR協会のトレーナーの資格をお持ちの先生は多くないので グループに入れて頂けないか・・・と願っていたのです。

受講許可の連絡を頂き、受講料を振り込んで ほっと一息つきました。

うつ、不登校、引きこもり、パニック障害、統合失調症など様々な症状に効果があります。話すことの苦手な方、話したくないけれど 症状を改善したい方にもお勧めできます。

2010年2月14日日曜日

巻き寿司

アメリカ人の友人と食事をすることになり 手巻き寿司をご馳走したことがありました。

お寿司はアメリカでも人気があることから 彼女に巻き寿司の作り方をお教えすることになりました。
「買い物をするところから始めたい。」
との 彼女の希望で まず魚屋さんに行きました。
「おまけだよ!おまけ!」
と威勢の良いおじさんたちの声に
「何ていってるの?オークションみたいだけど。」
と 彼女。
「安くする、って言ってるの。おまけ!」
と伝えると 彼女も
「おまけ!」
と 日本語でおじさんに言いました。
おじさんは 100円引いて マジックで価格を書いてくださいました。

お米をとぎ、30分時間を置き、スイッチを入れる。
合わせ酢を作る。材料を準備する。
作業を全部彼女にしてもらい、ご飯が炊けた後 巻き寿司を作りました。
もう1本、もう1本と 合計4本の巻き寿司を彼女が作りました。
「これでアメリカに帰っても自分で作れると思うわ。分からなかったら スカイプで教えてね。」
「この技術は いいお土産になると思うわ。だって日本人の友達から 直接習ったのよ!!!」

ワイン、巻き寿司、サラダ、刺身、での食事の後 紅茶とケーキ。
彼女の文化との混合の食事でした。

心が変われば 文化も変わる?

2010年2月13日土曜日

新月の願い

縁あって「13の月の暦」を教えておられる方と知り合いました。

「新月の願い」というものがあることを 教えて頂きました。

「勇気づけ」と共通点があり、興味深くお話を伺いました。
私が気づいた共通なところは 次の部分です。

新月の願いの書き方
・願いは 肯定文で書く。

勇気づけの話し方
・肯定的に 話そう。否定的な表現を 肯定的にしてみよう。

新月の願いの書き方
・他者の行動や考えを変えるための願い事は叶わない。

勇気づけの話し方
・他者は変えられないが 自分は変えられる。

参考のために、2月の新月は14日です。

2010年2月12日金曜日

体が変われば 心が変わる・・・

またまた ジムに貼ってある標語です。

「体が変われば 心がかわる。心が変われば 行動が変わる。行動が変われば 毎日が変わる。毎日が変われば 人生が変わる。」
と あります。

運動しながら 考えました。
心理カウンセリングに当てはめると どうなるか、と。

「まず来るのは 考え、それに続いて 行動ですね。カウンセリングを受けよう、あるいは勇気づけの講座を受けよう、と考え、行動します。行動すると 心が変わってきます。心が変われば 毎日が変わります。 毎日が変われば 人生が変わります。」

プラスの方向へ、肯定的な方向へ向かう考え、そして行動を起こすためには「勇気」が必要です。
他者が与えられる勇気は 限られています。
勇気はその人自身の中に 幼いころからつちかわれていくものです。

誰との関係にも 肯定的に向き合えたら 人生が変わりますね。

2010年2月8日月曜日

レストランで

昨日エステの練習台になった後、レストランへ行きました。

ショーケースに入っているおかずを 自分で選んでお皿に盛ってもらい、レジでお金を払うときに飲み物を注文する、というセルフサービスのお店です。

順番待ちをしていると 後に西洋人の方が並びました。目が合ったので モントリオールでは バスの中、スーパーの中、どこででも一声かけ合うことが日常だったことを思い出しながら
「ごきげんいかがですか?」
と声をかけました。

彼女は
「英語、話すのですか?良かった。このレストラン、どうやって注文するの?」
と・・・。

説明するうちに 店員さんに
「何名様ですか?」
と聞かれたので 彼女に
「一緒に食事しますか?」
と 尋ねました。
「是非。」
との ことだったので 食事をしながら話をしました。
彼女は ドイツ人で3週間の予定で仕事で日本へ来ているとのこと。
「ドイツでは携帯は高くて 一般化していないが 東京では誰もが持っていて驚いた。日本は とても安全な気がしている。お箸の持ち方が変だと思うから 子どもっぽい、と思われるんじゃないかと思う。」など彼女のお話を伺いました。お箸に関しては
「あなたが日本の文化を学ぼうという姿勢に敬意を持っても 子どもっぽいと思ったりはしないわ。」
と伝えると にっこりされました。

スカイプで英語のレッスンを続けて居られるMさんにとっても 良い練習の機会だったそうです。

2010年2月7日日曜日

エステ

きょうは かの有名な佐伯チズさんの学校の実習室で エステの練習台になるという 新たな体験をしました。

友人のMさんは 定年退職後の人生をエステシャンとして送ろうと学校に通い始めて5ヶ月目です。
エステの練習は出来るだけ多くした方が良い、とのことで 実際のエステのベットやスチームのある学校に一緒に行って欲しい、と頼まれたのです。

フルコースのエステは初めてでした。
とても気持ちが良くてうとうと眠ってしまい、2時間があっという間に過ぎました。

定年退職後 若い方たちと一緒に勉強し、2時間もの内容の手順を記憶されているMさんに感動しました。

2010年2月5日金曜日

S君の進歩

S君と勉強を始めて 13回目の今日、九九の三角計算が2分を切りました。

「やったぁ!2分を切った~~~。」
と嬉しそうなS君。

割り算を早く正確にするためには 掛け算、足し算、引き算を早く正確にする必要があります。
毎日歯を磨くように 漢字、計算、読解の学習を続けていると 知らず知らずのうちに力が付きます。

これと同じように私達大人が「勇気づけの対応」を毎日練習していると 気分や感情で子どもに対応することが 少なくなります。「この大人は 気分や感情に流されて自分に接することは無い。」と 子どもの信頼を得ると 子どもは心を開いてくれます。大人にとっては 子どもとの関係がとても楽に 楽しくなります。

私は毎日駅までS君を見送るのですが きょうは彼は
「一人で駅に行きたい。」
とのことでした。
「そう、分かったわ。私は駅に用事があるから 一緒に出るけれど お互いに知らないふりをしましょう。」
と提案して 駅までの5分ほどの道のりを離れて歩きました。
すると 駅の改札口近くになると S君は私に近づき顔を見ました。
「あら、S君じゃないの。どうしたの?」
と声をかけると s君はニンマリと笑って改札へ入って行きました。

無事に家に帰ってね・・・。

2010年2月4日木曜日

母の1ヶ月後

85才の母が 1月5日に自宅の居間で転び 腰を打って明日で1ヶ月です。

久しぶりに電話して様子を聞いてみました。
「腰を打った所はまだ痛いけれど 骨を折らなかったから 神様に感謝しているの。痛い思いはしたんだけれど。ヘルパーさん?毎日来て頂いて お料理とお掃除してもらっています。ありがたいと思っております。リハビリもちゃんと通っています。」

母が思うように動けなくなったここ数年、88才の父が 掃除をするようになっていました。
外まわりの仕事も全て父がしている上に 家の中のこともしていたのです。
「体の安全の為に お願いすることが必要なのよ。これまでしていた外の仕事に加えて 家の中のことまでは 年齢から考えてもとてもきついはず。」
というと それまでは 頑なに
「掃除は自分がやらなけらばならない。」
と言っていた父が ようやくヘルパーさんにお願いすることを 承諾したのです。

父は庭木の手入れをして下さる方を ヘルパーさんに紹介して頂いた、と喜んでおりました。

お世話になっているケア・マネージャーさん、ヘルパーさん、巣南リハビリセンターの職員の皆様 ありがとうございます。

2010年2月1日月曜日

忍ぶれど・・・

「忍ぶれど 色にいでにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」
百人一首の中のひとつ、平 兼盛の歌です。

縁あってお墓にお参りしました。

葉山御用邸から少し先の葉山公園から歩いて25分位の所にありました。
町の重要文化財に指定されているとはいうものの 標識は無く、
知り合いの方に案内して頂かなかったら とても行き着くことは出来なかったでしょう。

私が友人に 平 兼盛のお墓のことを話すと
「男性なのに 素直に自分の恋ごころを語っていて 可愛いじゃないの?私、若いときからこの歌好きだったのよ!天気が良かったら行ってみたい。」

石原裕次郎も食べた、という肉屋さんのコロッケとパンを手に入れてから御用邸の前を通ってお墓に向かいました。
御用邸では警備の方が
「おはようございます。」
とにっこりと言ってくださいました。

百人一首のカルタは手にしたことがあっても その作者のお墓にお参りしたことは初めてで 百人一首が前よりも身近に感じられるような気がしました。

挨拶を下さった御用邸の警備の方、気持ちよく案内してくださった方々、海を見ながら食べた美味しいコロッケパンのおかげでしあわせな一日でした。

2010年1月27日水曜日

「~するのは 誰のため?」

私が通っているジムの壁に
「運動するのは 誰のため?」
「自分のため。理想の体、健康な体を作っていくのは 自分自身です。」
の言葉があります。

「勇気づけを学ぶのは 誰のため?」
「自分のため。理想の人生、健康な人生を作っていくのは 自分自身です。」
と 勇気づけの学びに置き換えてみました。

「1日たった30分の運動で 体が変わる。」
ともあります。これも
「1日たった 10分の勇気づけの練習で 人生が変わる。」
と 置き換えられます。

アドラー心理学は 実践の心理学です。
相互尊敬・平等・協力を 日々、実践します。
1.相互尊敬、平等は 分かりやすく言うと、誰に対しても 自分が大切にしている友人に接するように接することです。
それは 相手を 勇気づけることにつながっています。

私は 今年に入って S君と 「S君の学習を向上させる」という課題に取り組んでいます。
私が 一番注意を払っていることは 決して非難しない、彼の状態をありのままに受け止め、どんな場面でも 彼に案を出してもらう、ということです。
S君が真剣に学習に取り組み、彼自身で進歩を実感できていることが 私が勇気づけを実践できている、という証だと思っています。

2010年1月26日火曜日

冬の違い

カルガリーに住む友人から
「マイナス14度です。オリンピック聖火を通りで見ました。」
と メールがありました。

う~~~ん、マイナスの世界はきつかったです!!!
手袋無し、帽子なし、マフラー、ブーツなしで身軽に外に出ることが出来ることを再体験すると
マイナスの世界には 戻れない気がしています・・・。

2010年1月24日日曜日

36年ぶりの再会

10年ぶりに 大都会・新宿へ行きました。

午後は友人YさんとMさんにお会いする約束がありました。
友人Yさんは36年前にある職場で出会った方です。
彼女は 連絡をずっと取っていたというMさんにも声をかけて下さっていました。

Mさんは長年お世話をされていた高齢のお母さんを 昨年秋に見送られたばかりとのことでした。
3人で あっと言う間に時間が過ぎました。
「36年ぶりだなんて 信じられないね~~~。あのころ え~~っ、そんなに若かったのね!!!。」
と 同時に声に出していました。

Mさん、Yさんとお別れした後は EMDRの事例検討会にS先生と一緒に参加しました。
日本EMDR学会のサイトでお名前だけ拝見していた先生方にお目にかかれて 日本に居ることを実感しました。

また 勉強し続ける必要を実感したひとときでした。

2010年1月21日木曜日

子どもから学ぶ

子どもと話していると 学ぶことがたくさんあります。

私は小学校の教師をしていたこともあって 子どもと勉強することは大好きです。
特に 子どもが理解出来ないこと、間違って覚えていることを 子どもの言葉の理解に沿って伝えることに工夫が要ることが 自分にとっての楽しみとなっています。
一緒に勉強していると 子どもから教えてもらうことも 多々あります。

このところ縁有ってS君と勉強しています。
きょうは 私が全く気が付いていなかった漢字の本の表紙の絵の違いを子どもから教えてもらいました。
s君が
「他の学年の本も見せて!」
と言うので 渡しました。すると 彼は全部を学年順に並べて
「ふうん、やっぱり。」
と言うのです。
「どうしたの?」
と尋ねると
「この絵、1年生のは 種を撒いて、2年生のは芽が出てるから どんどん大きくなるんだ、と思ったんだ。」
と 学年別の絵の違いを指摘してくれるのです。
私は 学年の数字のみを見ていて 表紙の絵は全く見ていなかったのです。
彼の視覚からくる記憶が良いことには気が付いていたのですが いろいろな所を見ていることに感動しました。

アドラー心理学では 子どもは小学校の低学年になれば 大人と同じように考えることが出来る、としていますが いろいろな場面での彼の話を聞いていると やはり「誰に対しても 大切な友人に接するように対応する」ことの大切さを感じます。

2010年1月20日水曜日

青春18切符

数年前に知った 憧れの青春18切符。
この冬は使う機会に恵まれました。

最後の2枚で 友人と房総の千倉に行きました。
あちこちに 水仙の花が咲いています。
海鮮丼を食べ、海岸を散歩しました。
散歩の後は 駅前の喫茶店で ゆっくりとコーヒーを頂きました。

青春18切符のおかげで 一足早い春を楽しめました。

言葉のイメージからは 若い人しか使えないように感じるのですが 年齢制限は無いのですね。

今度は春にも使える期間があるようです。
また 日帰り小旅行、あるいは宿泊の旅をしてみたいと思います。

使い切った切符を駅員さんに渡そうとすると 笑顔で
「記念に持って帰っていいですよ。」
と言ってくださいました。

駅員さんの笑顔で 小旅行がしあわせに完結しました!!!

2010年1月15日金曜日

社会保険事務所の窓口で

きょうは 敷居の高かった社会保険事務所に足を運びました。

記録を調べて下さるのを待っている間、隣の窓口の声が聞こえてきました。
中年の男性が 職員の方に文句を言っています。
「あんたらね、借金取りと同じで 金額を多くは言っても少なくは言ってこねえだろう。」

あら、あら、あら・・・・・

まだ若い男性の職員の方は どう対応するか訓練を受けておられるのでしょうか。
終始冷静に そのような言葉には反応されていませんでした。
「なんだか分かんなくて、いろいろ来たってほおって置いたんだよ。そんな昔のこと聞かれたって 覚えている人なんてよっぽど脳の出来がいい人は別として 覚えていねえんじゃねえの?」

窓口の仕事は大変、と聞いたことがありますが このような言葉に対応することも大変さの中にあったのですね
何事も勉強です。

「冷静な対応に感動しました!」
窓口職員の皆様、お疲れ様でございます!
と 声をかけたいような気持ちになりました・・・。

2010年1月14日木曜日

A先生

私のアドラー心理学の恩師S先生が 私の講演会を開いてくださいました。
先週の日曜日のことです。
「最新の北米のアドラー心理学をお伝えする」という内容でした。

そこにQ大学で心理学を教えておられるA先生が来て下さっていました。
日本の学会事情、大学事情に疎い私に A先生が色々なアドバイスを下さいました。

師を得られること、師を通して新たな師に出会えることは 
本当に有り難い事だと思います。

モントリオールで様々なジャンルで仕事をされている方々に出会いました。
日本に戻ってからもそのような出会いが続いており 不思議です。
新しい出会いを作って下さったS先生、またご自身のお時間を割いて
活動の助言を下さったA先生にに感謝致しております。

2010年1月12日火曜日

いくつになっても親は親・・・

昨年暮れのことです。
岐阜の実家に帰ると 覚えの無い荷物が届いていました。
送り主にも心当たりがありません。

重い箱が入っています。
「何???」
という思いで開けると ガラス製のトロフィーです。

「家族・地域のきずなを再生する国民運動」優秀賞 とあります。
ますます???

「最近 日本で学校出てないんだけど・・・」と思いつつ筒の中を見ると
優秀賞として 私の名前と「内閣府特命担当大臣 福田 みずほ」と授与者の名前がありました。

「何かの間違いじゃないの???」
と思いつつ作品集を開いて 思い出しました。
モントリオールに居たとき、ネットで作品募集を見て 投稿したことがあったのです。
どこの機関が募集しているのかも知らずに タイトルだけを見て 私の思いを綴ったのでした。

良識のある大人の皆様へというタイトルでした。
↑ 太字をクリックして頂くと 読んで頂けます。

「こんなものが入っていたわ~~~。」
と 文を父に見せました。
「良い文章だね。気持ちがよく伝わってくる。」
と言ってくれました。
父の大学の専攻は国文学で 長年高校で現代国語の教師をしていました。私にとっては「厳しい批評家」だったので その父がそう言ってくれたことは とてもうれしいことでした。

子どもが親に認められることは 大きな勇気付けになる、とこの体験を通して改めて思いました。

2010年1月11日月曜日

新たな展開!

1月3日に母の回復をご報告した 2日後、母は転倒し、腰を強く打ってしまいました。
翌日は一日寝たきり状態になり、このまま進行するかも・・・と心配をしました。

私が仕事のために滞在できないので ヘルパーさんをお願いしようと ケアマネージャーさんに連絡を取りました。
いつものようにすぐ駆けつけて下さったTさんに 念のために診察を受けるように勧められました。
その場で車椅子のまま乗れるタクシーを予約して下さり、翌日診察を受けに行きました。
父がいつもお世話になっている名和内科です。
母がリハビリを受けているのは その施設に併設されている巣南リハビリセンターです。

レントゲンと診断の結果 幸い骨は折れていない、とのことでした。
「痛みがあり 思うように動けないので社会生活をどうしていくか、という問題になります。」
と先生がおっしゃった時には とても驚きました。
「骨は異常ありません。痛み止めを処方します。お大事に。」
といった流れを予想していたからです。

本人のためにもそして88才で母の世話をしている父のためにも 痛みが和らぐまで ショートステイすることを提案して頂き、
母はすんなりと受け入れました。

先代の奥様、先生、病院の係りの方などのお世話になりながら思いがけない展開になった次第です。

母は痛い思いをし、多くの方々にご迷惑をおかけしましたが 老親がホームヘルパーさんに家事をお願いすることをようやく受け入れてくれたので 家族は本当にほっとしました。

2010年1月3日日曜日

あけましておめでとうございます

今年も よろしく お願い致します。

昨年暮れには うれしい出来事がたくさんありました。
なにより うれしかったのは 84才の母の心身の回復を見ることが出来たことです。
昨年6月から 巣南リハビリセンターで週に2回ずつお世話になっています。
母は 先天性の骨盤の異常で年を重ねる毎に歩行が困難になっています。
手術をすれば歩行できるようになるそうですが 20年近く前に 心臓の弁膜を取り替える手術をした母は「手術はもうしたくない。」そうです。

半年前の母と比べて目に見えて回復した点は次の通りです。

1.玄関を介助者なく上がり降りできるようになった。
  (見守りは必要)
2.同じ内容の話を繰り返すことが減った。
3.半年前には
  「私、頭がぼんやりしているの。」
  今回は
  「頭は すっきりしています。」
4.私がいる間は 台所に立たなかった母が 自分の仕事、として主体的な態度が見ら
  れる。後片付けは 毎食後頼めるようになった。
5.「今夜の献立、何にするのだった?」
  と聞いてくる母。半年前は 自分で思い出せなかったが 今回は思い出せる。
6.半年前は 昼間も何時間かはベットで過ごす。
  今は 夜、就寝の時間までは ベットに行かない。
7.表情が 明るい。
8.「前は どうでもいい、という投げやりな気持ちがあったが 今はそのような気持ちは無
  い。」
  と 母。

半年でこれほど回復したことに 本当に驚くと共に 巣南リハビリセンターの職員の方々のご支援を有り難く思いました。
「皆さん、やさしいから。"歩きましょか?"と言われるから "はい." と言うの。"きょうも ミルクココアですか?"と聞かれるから"はい。”と言うの。」

このあたりは 毎回同じ内容が出て来ます。

寝たきり老人への道を歩いていた母が ここまで回復したことを一番喜んでいるのは 老々介護をしている父だと思います。