2010年10月31日日曜日

矢切りの渡し

カナダ人の友人と「矢切りの渡し」に行きました。

「ミステリーツアーよ。」
と 内容を伝えないままでした。
松戸駅から「矢切高校」行きのバスに乗り、案内の看板に従って歩きました。

土手から見えるのは 一面の畑です。

向こう岸から来た船からはほぼ満員のお客さんでしたが こちらから乗ったのは
友人と私の二人だけで「貸切」です。

対岸に着いて 土手の上に着くと葛飾区の住宅街です。
その落差にも驚いている友人でした。

帝釈天は 七五三参りの家族でにぎわっていました。
寅さんの映画でも有名な門前町の商店街でも様々な食べ物やおみやげ品を見て楽しんでもらえました。

矢切りの渡しは 11月末までは雨で無い限り毎日運航しているそうです。

2010年10月30日土曜日

長い一日

金曜日は 長い一日でした。

10:00-12:00 講座を受ける
12:00-12:30 友人のウエブの打ち合わせ
13:00-16:30 地域ニュースレターの発送ボランティア
16:30-17:30 ジムへ
20:00-22:00 カナダ人の友人と食事⇒鍋を伝授
22:00-24:00 EMDRの電話カンファレンス
24:10-24:50 カナダの友人(カナダ在)とスカイプで会話

地域ニュースレターの発送ボランティアでは 市民活動をされている方々にお会いできるのが とても勉強になります。
来月、市長との話し合いの予定があり、意見を言う機会が与えられるとのお話もありました。声をかけて頂いたので
行ってみたいと思います。

先月の発送では統合失調症の会主催の講演会があることを知って参加し、イギリス政府の精神保健対策について学び、日本での新しい運動を知りました。

明日の台風が心配です。

2010年10月26日火曜日

ボランティア

就労支援ボランティアで活動するために課せられた講座:午前10時~午後3時。

松戸市NPO市民活動見本市実行委員会 午後6時~午後9時。

どちらもボランティアです。この二つで一日を終えました。

日常の活動の中ではめったにお会いできない方々に出会えることが出来、お話を伺えることが何よりの収穫かも知れません。

モントリオールで音楽、美術を仕事にしておられる方々にお会いしてから アート系の方は料理もお好きかも知れないという仮説を立てました。以後、アート系のお仕事をされている方に出会う度に伺っています。

きょうはたまたまグラフィックデザインをされている方と会議の前二人だけでしたので お尋ねしました。
「好きです。得意な方です。」
とおっしゃいました。当たり!でした。

2010年10月25日月曜日

玄米 15Kg 

昨日は 「米くらぶ」の収穫祭。

利根川に近い田で無農薬で作ったお米です。田植え、草取り、稲刈り、収穫しました。

きょうは 午前中は調理。トン汁、おにぎり、杵つき餅。
昼食の後 お世話になっている農家の方のお話を伺ったりゲームの交流会がありました。
大人、子ども合わせて 120人の参加があり、大なべで作ったトン汁は 見事に食されました。

高齢化が進んでいる市民活動が多い中で この「米くらぶ」は何故かどんどん若い世代が参加している、とのことでした。確かに 幼児を連れたご家族が多くおられました。

最後に玄米か精米したお米を 15kgずつ頂いて収穫祭は終わりました。

夏の暑い日、草取りをした成果です!
精米機を買って 楽しみたいと思います。

2010年10月23日土曜日

松戸市市民活動助成制度

きょうは 市民活動助成制度審査のプレゼンテーションがありました。
「団体が新たに行う事業又は既存の事業を拡大若しくは発展させる事業」に対して10万円の助成金が出る、というものです。

私たちの「ファミリーサポート・勇気づけ」は6番目。勇気づけの必要性と具体的な紹介をさせて頂きました。
審査員の方々は7名ほどおられたかと思います。
5分間パワーポイントを使ったプレゼンテーションの後、7分間の質疑応答でした。

良い経験になりました。

新聞記事

昨日の「不登校支援団体交流会」に 毎日新聞の記者さんが来られていました。

記事は今日の朝刊に載っているとのこと。
交流会は1部と2部があり、記事は1部の内容です。
2部の午後8時過ぎに 誰かが 記者さんに声をかけました。
「明日の朝刊ですよね!」
「はい、そうです。」
の返事に 疑問を持った私は 記者さんに尋ねました。
「記事はもう送られたのですか?」
「ええ、もう写真と共に送りました。」
記者さんは1部の交流会の間、パソコンを開いて打ち込んでおられました。更に写真も。
(席が隣だったので分かりました。)

2部の会が終わった時に、記事になったものをiPadで見せて下さいました。
何と、パソコンを打っておられたのは記事を書いておられたのでした。
イベントが記事になるまでの経過を見たのは初めてです。

きょうは毎日新聞を買います!

2010年10月22日金曜日

不登校支援団体交流会

第1回東葛エリア不登校支援団体交流会にお誘い頂きました。
総計30名近くの方が参加されていました。

様々な活動をされている支援団体の方にお会い出来ました。その中には かつて不登校だった、という方も何人もおられ、お気持ちを聞かせて頂きました。

私は「勇気づけの親子関係実践セミナー」を紹介させて頂きました。
「子どもの気持ちを味わうロールプレイの話がとても良かった、講座に出ます。」
と声をかけて下さる方もありました。
またフリースクールの校長先生が
「先生方に講座を受けてもらいたい。」
と おっしゃって下さいました。

少しずつ「勇気づけの対応」を知って頂くことが出来ています。
ご縁に感謝致しております。

2010年10月20日水曜日

介護援助で・・・

父・・・88才 母を介護(兄嫁、ヘルパーさん、デイケアー、ショートステイの援助を受けつつ)
母・・・85才要介護3.

母がお世話になっているケアマネージャーさんは とても仕事が早く、誠実で、頑なな老夫婦に根気強くケアプランを立てて下さいます。

関東に戻ってから 知り合いの方に
「車椅子用のスロープをお願いすると、午前中にケアマネージャーさんが来て下さり、午後には品物が業者さんから届いた」
ことをお話しました。すると
「そんなに早くして下さるなんて対応が良いですね。所によっては 1週間かかることもありますよ。」
と言われました。

また 母は短期記憶の力は弱くなっているのですが 本来持っていた判断力は衰えていないようでした。
「職員の話を熱心に聞き、楽しく参加されていました。」
と デイケアの連絡に書いて頂いたのを母に伝えました。
「お母さん、良い子だったのだってね!」
すると、
「せっかく一生懸命に世話して下さるのだから そうしないと主催者の方に申し訳ないし、失礼よ。」
と・・・。

5分おきに時間を訊いたり食事の内容を尋ねたりすることから考えると信じられないような返事でした。

兄嫁と父は休養の時間になったとのこと、少しで申し訳なかったのですが・・・。

2010年10月17日日曜日

お墓参り

一昨日から 両親の介護の手伝いで帰省しています。

母方の祖父母のお墓参りに 両親と出かけました。
母は腰の骨が変形していて歩行が困難になり、車椅子を家の中でも利用しています。
タクシーで出かけてお墓参りから帰る車の中で
「長い間お墓参りが出来なかったけれど ようやくお参りが出来て 本当に嬉しい。」
と 繰り返していました。

私は母方の祖父母が登場する幼い頃の思い出がたくさんあります。
4才~5才の頃、兄が使っていた男の子の言葉を使いたくて、祖父なら怒らないだろう、と思い、使ったことがありました。母もその時のことは良く記憶しています。

祖父母の家からお墓参りに行って帰った時のことです。私は ゆかたを脱いで
「おい、めえじい、てめぇんとこ、竿あるか?」
と言ったのです。祖父は
「おお、ある、ある。ほら、そこだよ。」
と笑い
「賢い子だ、汗をした浴衣を干すことを知っている。」
と 他の親戚の人に話していました。
祖父が私を可愛がっていることを知っていて言っていた、と記憶しています。

お墓の前では 祖父の笑顔がそこにあるような気持ちがしました。

2010年10月14日木曜日

子どもの行動の目的

今日は 松戸市女性センターでの初めての講座でした。

「子どもの行動の目的」をしました。
興味深かったのは 宿題をしない子どもへの対応です。

1.根気強く諭す
2.「宿題をしなさい。」と 机に向かうまで叱ってやらせる
3.放っておく
4.その他(     )

の4つの選択肢から選んで頂く問いに対して 一人の方がおっしゃいました。

「私は 1~3、全部しました。1は子どもが中学の時、2は小学校の時、3は 高校生の今、です。」

ロールプレイで子どもの気持ちを それぞれ体験して頂きました。

「うるさい!」「説教が長い!」「やる気がなくなる。」など 親の思いは効果が無い!とのことでした。

「長期的な効果を考えて 現在の対応をしましょう。」
が「勇気づけの対応」の提案です。

2010年10月13日水曜日

ボランティア活動

昨夜はNPO市民活動見本市の実行委員会、きょうは ゆうまつどフェスタの実行委員会。
ゆうまつどフェスタの方は ピンチヒッターだったのですが・・・。

どちらの会でも共通していたのは ボランティア活動ですが 皆さんがとても熱心であられることです。
面白いことに 前者は男性が多数、後者は女性が大部分でした。

私自身は 松戸市民になって7ヶ月経ったところです。
思いがけず 多くの方々に出会う機会を頂き、有り難く思っております。

明日は ゆうまつど=松戸市女性センターでの1回目の「勇気づけの親子関係実践セミナー」です。
少しずつ「勇気づけ」の輪と和が広がっていっているように思います。

2010年10月10日日曜日

日米カップル

きょうは 若いお二人が遊びに来て下さいました。

モントリオールにいた頃、息子と彼が同じ所でバイトをし、彼女が一緒に遊びに来て下さって、メールでのお付き合いが始まりました。

私が帰国した後、中部地方におられたお二人が都内に居を構えられ、再開が実現しました。
彼は日本人で、彼女がアメリカ人です。
ところが 彼女の日本語が上級レベルなので 私とのメールも日本語、今日の会話もほとんど日本語でした。

日本に暮して5年近くになる彼女に 
「住んでいて 不自由なことはある?」
と尋ねてみました。
「不自由なことは ほとんど無いけれど 驚くことがある!」
と。
「日本語の本を読んでいると “あの外人、日本語読んでるよ!ほら!そこの人!」
との会話が聞こえてくる、と。
「日本語の本を読んでるのですから 会話も分かるのです!」
と彼女。そう言えば 私も何度も彼女に
「日本語、本当に上手ですね!ほとんど不自由ないでしょう?」
と 会う度に言ったかも知れません。

バス停で本を読んでいると
「あんた、日本語読めるのかい?」
と聞かれたこともあるそうです。また 
「メールアドレスを交換してメールをすると“日本語、書けるのですね!”と言われるけど その人、英語できないのよ!何語でメールすると思ってたのかしら?日本語で話してたのに!」

「う~ん、やっぱり驚くのは自然だと思うけど!私もいつも驚いてるから!」

彼女は着物の着付けを変わり帯で出来ます!
それを知った時も 本当に驚きました。
「ゆかたなど 着たい時に着れるから 着付けを習ったのは良かった。」
とも・・・。

日本国内、既に20県以上行ったそうで 全県制覇を目標にしている、とのことでした。

いろいろ楽しんでいる彼女に感激しました。
若い友人といると 自分まで若くなった気もちになるから 不思議です。

2010年10月9日土曜日

「美丘」という番組で・・・

講座を終えた後のことです。
「実は アドラー心理学という言葉が気になっていて・・・。“美丘”という番組の中で使われていた対応がアドラー心理学の勇気づけだったようなのです。」
とIさんがおっしゃいました。
講座のチラシには アドラーという言葉が書いて無かったので Iさんは「勇気づけセミナー」がアドラー心理学に基づいたものであることは ご存じ無かったのです。

私がアドラー心理大学院で学んだことを知ると
「縁があったのですね~。」
とおっしゃって下さいました。

16年前、理論では知っていても どのように子どもたちが成長していくのか 実際には見ていなかったので
「実践されれば 効果があります!」
とは言い切れませんでした。
しかし 16年後の今、
「実践された方々の実例をお話しながら“実践されれば 効果があります!」
と言うことが出来ます。

次回の講座と女性センターでの講座、両方を予約して頂けました。
「前回のプリントを お守りのように持っています。」
と うれしい言葉も頂きました。

2010年10月8日金曜日

ドキュメンタリー:死刑裁判の現場

裁判員制度を考える会・松戸の主催で NHKのドキュメンタリー「死刑裁判の現場」~ある検事と死刑囚の44年~の上映会がありました。

2009年11月に帰国するまでほぼ10年間北米に行っており、その間の日本社会についてはネットで知ることが出来る一部の出来事を知っているのみです。

裁判員制度もその間に導入された出来事で内容を知らないため、学んでみたいと思い、上映会に行きました。

ドキュメンタリーは殺人犯の青年に死刑を求刑した検事と死刑の判決が下った青年死刑囚との手紙のやり取り、その検事の苦悩を通して死刑制度について 私達に改めて考えるきっかけを与えているという内容でした。

上映会の後、意見交換がありました。
参加されていた一人の方は 裁判員に選定されるかもしれないという書類を受け取ったことがある、とおっしゃっていました。裁判員制度を考える会の方のお話では 自分が死刑に反対でも 判決は多数決で決められるので 裁判員になった場合、死刑という判決結果になることもあるそうです。ドキュメンタリー「死刑裁判の現場」に出演されていた土方元検事の苦悩は 私たちの苦悩になりうる訳です。

アムネスティ日本のサイトによると「法律上、事実上の死刑廃止国の合計:139 存置国:58」とあります。
カナダ人の友人に DVDの上映会に行ったことを話すと
「日本は死刑があるの?信じられない!!!カナダは 50年近く前に廃止しているよ!」
と・・・。

死刑の判決を受けるような事件を起こさないような「人づくり」「子育て」を広めたい、と思います。
勇気づけの対応では「論理的結末」つまり、この行動にはどのような結末が予測されるか、ということを子どもと話し合います。それと同時に「自分の行動の選択肢を考える」ということも行います。問題に直面した時、解決の方法として どのような選択肢が考えられるかを幼いころから子どもに考えさせていくのです。
自分で選択すると 子どもは行動の結果を自分の責任として捉える力を育てます。

16年間の受講者の方々の成果を見て、より多くの方々にこの育児方法を知って頂きたい、と思います。

2010年10月5日火曜日

効果がありました!

きょうは ちばコープ新松戸店の集会室で「勇気づけセミナー」を開きました。

2才9ヶ月と1才5ヶ月の二人の子どもの若いお母さん、Sさんが受け始められて3回目。
「どうでしたか?先月の講座の後。」
と伺いました。
「すごく楽になりました。」
「イライラして 怒りそうになった時、“一人にして下さい。”と部屋にこもってみたのです。上の子は分かったようでついて来ませんでした。下の子がドアをたたくと 上の子が来て 手を引いて連れて行き、二人で遊び始めました。びっくりしました。」
「食事も 時計を見せて、“ここまでで ご飯は終わり。お片づけします。”と言って、泣いてもあげませんでした。すると次からは 早く食べるようになり、食べる量も増えました。私のイライラも治まって来ました。食事の後も 上の子が何も言っていないのに 食器を運んでくれました。思わずハグしました。それからは いつも食べた後食器を運んでくれます。下の子がそれを見て 同じように運んでくれます。」

幼い子ほど効果は早く出る、とお伝えしていたのですが 私も驚きました。7月、9月と来られてきょうはまだ3回目だったのです。

二人の子を講座の間ベビーシッターして下さっている方も
「二人の子、前とは違って競争しなかった。落ち着いていて 協力して遊んでいた。」
とおっしゃいました。

若いお母さんに「勇気づけ」の子育てを実践して頂いて このような成果を聞かせて頂き、とても良い日でした!!!

そのお母さんと何度も「ありがとうございます!」を交代で言い合ってしまいました!

2010年10月3日日曜日

松戸まつり

日本文化にとても関心があるカナダ人の友人がいます。

彼女が日本に来たので 和太鼓の演奏を見て欲しいと思っていました。

どこを案内しようかと松戸市のHPを見て「37回松戸まつり」が開催され、その中に和太鼓の演奏があることを知りました!!!

私が和太鼓の演奏を初めて見たのは 能登半島の海岸でした。
力強い太鼓、真っ暗な闇の中のかがり火、背景になっている島、強烈な印象があります。

カナダでも和太鼓の演奏は人気がありました。モントリオールには和太鼓のグループがありました。演奏会があると出かけたものです。

カナダ人の友人はカナダにも和太鼓のグループがあることを知って とても驚いていました。
「初めて見たわ!大きなイベントね!!!こんなコミュニティのイベントがあるなんて すごい!!!カナダでは無いように思う!」
と。

パチンコ店にも興味があるとのことで お店に入りました。
写真を撮らせて欲しい、と頼むと
「本当は いけないんですけど、せっかくなので・・・」
と お許しを頂き、1枚彼女の友人のおみやげに写真を撮りました。
カナダでギャンブルを適度に楽しむ友人から パチンコ店について聞かれたとのことでした。

車、電化製品、カラオケ、生け花、折り紙、などはカナダでも見られましたが パチンコはまだ進出していないようです。