2013年2月27日水曜日

90才

私の父は 90才です。
一昨年89才になった時、ようやく「要支援」に認定されました。

1.食べる
2.トイレに行く
3.ストマーを自分で取りかえる
4.お風呂を準備し、入浴する
5.庭木の手入れをする
6.電話にでる
7.ワープロで文書を打ち、Faxする

おぼつかない足どりですが これらの事は自分で出来ます。

上記のようなことが出来るために 母が食事の支度が出来なくなってからが大変でした。
「介護保険」を利用しようとしたのですが 申請にこぎつけるまでに1年かかりました。

出来ないことは「食事作り」です。
「男子厨房に入らず」
の時代に生きた人ですので。

食事作り、トイレ掃除、自分の部屋の掃除・、ゴミの処分の方法などなど
毎日の生活を家族で理解し、共有していくことが大切だと 90才の父を見て思います。

勇気づけの親子関係実践セミナーの10章は
「家庭はみんなでつくる」
です。

父には 来世に取り組んでもらいたいと思います。




2013年2月24日日曜日

ガイドヘルパー⇒知的障害者移動支援従業者

きょうは ガイドヘルパー(知的障害者移動支援従業者養成研修)の最終日でした。

10代の大学生さんから70才の生涯現役風の方まで バラエティに富んだ参加者の方々。

療育指導でお会いしたことがある保護者の方とも 同じテーブルでお話できました。ガイドヘルパーとしての学びを 保護者の立場でもある方がされていることで 教えて頂く視点も多くありました。

事例検討で様々な意見を伺うことが出来たのも 年代の幅が広いことの成果だと感じました。

皆さんに またお会いしたい・・・と思いました。

2013年2月23日土曜日

お別れの季節

3月まであと5日。

療育指導で去年の4月からご縁のあったお子さんたちとお別れする日が近づいてきました。

土曜日のCちゃん、笑顔がいっぱいで とても意欲的です。
きょうも自分から
「やらせて!」
「やって!」
のような発言がありました。

線なぞりにも取り組めました。

ゆっくりですが 確実に成長を見せてくれました。

Cちゃん、お母さんといっしょに成長を喜ぶことが出来た日々でした。
あと数回でお別れですが これからも見守らせて下さいね!

青空の会・・・不登校の中・高生を持つ親の会

不登校の中・高生を持つ親の会で「勇気づけの親子関係実践セミナー」を持って頂いています。

プレセミナーからちょうど1年になります。

よく頂くコメントが次のようなものです。

「今まで自分の親としての対応がダメだったことに気づかされました。もっと子どもが小さいうちに知りたかったけれど、今セミナーを受けれた事に感謝して 必ず実践して行きたいです。」

昨日は「自然の結末」でした。
3つのロールプレイをして頂きました。

・指示命令的な母親
・子どもの体験に対して説教をする母親
・子どもの体験に対して援助の姿勢を持つ母親

このロールプレイで子どもの気持ちを味わい、お互いの子どもとしての気持ちを話し合って頂きました。

18年間、セミナーを開いて来て長い間持っていた疑問が 最近解けつつあります。
「どういう方がセミナーに関心を持ち、実践されるのだろうか?」
です。

最近行きついたのは 育つ過程で何らかの勇気くじきを体験されたかもしれない、
けれど 肯定的な方向に事態を持って行きたいと思っておられる、
生来は健康な方ではないか、ということです。

青空の会を始められた方々は
ご自身のお子さんたちの問題が解決方向に向かっていても
会としての活動を続けておられる、と伺いました。

アドラー心理学でいう
「他者への関心を持ち、貢献したいという気持ち」
を持っておられる方々です。

アドラー心理学は「実践の心理学」と言われています。
アドラー心理学の「理論を論じる」ことと「実践する」ことは 別のことなのです。

2013年2月21日木曜日

問題は子ではなく・・・

「問題は 子ではなく 私の心の持ちようだと 心にストンと納得できました。」

「誰の課題?」で とどまっています・・・。
とおっしゃる方と どの部分でとどまっておられるのかを解明しました。

「誰が」心配しているのか?
「誰が」イライラしているのか?
「誰が」腹が立っているのか?

具体的なご家庭での出来事を伺いながら
「誰が?」そう感じているのか・・・などを解明して行った後に下さった感想が
「問題は 子ではなく・・・」
でした。

子育てをとうに終えた友人の言葉です。
「勇気づけセミナーは 脳の活性化にも良い。長い間生きてきたら いつの間にか考えが固まっているけれど いろいろな人に会って 同じテーマで話をすると 自分以外のものも見えるから・・・。それに年代を超えて 若いお母さんたちが真剣に考えておられる場所にいることもとても刺激になり、自分を振り返る材料にもなる。」

どんな内容の悩みでも
「問題は 相手ではなく 自分の心の持ちよう・・・。」
なのですね・・・。

2013年2月19日火曜日

コーラス?「あ~、あ!」

昨日、練馬で「勇気づけセミナー」をした後のことです。
会場に使わせて頂いているレストランで食後、おしゃべりに興じていました。

「自分の感情」と相手の行動の目的の実例を話し合っていました。

私自身に関する事例をお話している時
「それで、どうしたんですか?」
と 聞かれました。

「どうもしません。仕事の関係ですから、仕事をするだけです。アドラーの3つの関係、仕事、交友、愛の関係で それは仕事ですから。」

とお答えすると

皆さんが コーラスのように声をあげられました。
「あ~、あ!」

そして 日常生活の中で迷われていることに応用出来る、とおっしゃいました。
お子さんのクラスメートの保護者との関係です。

「子どものクラスメートの保護者は 仕事の関係で良いんですよね!無理に交友関係に持って行く必要はないんですよね!」
と・・・。

「これまで 合わないのに仲良くしなきゃ、と思っていたからすっきりしなかったんだわ~!!!」

2013年2月16日土曜日

EMDR 子どものトラウマ治療

昨年5月、神戸の日本EMDR学会で
「スモール・ワンダー、EMDRによる子どものトラウマ治療」
の著者 ジョアン・ラベットさんのワークショップに参加しました。

子どものトラウマ体験を物語にして行う、というものでした。

最近、小学生のトラウマ治療に これを応用してみました。
お母さんのご存じの内容をお話し頂き、お子さんに補足してもらう、という方法を取りました。

症状が初回のEMDRから1ヶ月間にどんどん回復し、ご家族の方も驚いておられる、
とご報告を頂きました。

自分をしっかり持っておられるお子さんです。
どれほど苦しんできたことだろうと 胸が痛みます。

今、お母さんに理解されて安心していることが伝わって来ます。
回復しつつあることを ご本人とご家族が実感されていることも・・・。

笑顔、ほほえみ、表情のひとつひとつが 本当に愛しく思えます。

困難を乗り越える体験・・・貴重な財産になると思います。

2013年2月13日水曜日

やったね!90点!

4年生の算数「がい数」は 難しい単元です。

R君はまとめのテストで90点を取ってきました。

「70点は取れたと思う。」
と言っていたR君でしたが上回る点数だったのです。

間違い直しも すんなりと出来ました。
以前は 間違い直しの提案に対して、
「もう良いよ!済んだんだから!」
という返事がきたものでした。

間違い直しにも取り組め、集中して学習に向かえるようになったR君。

発達障害と診断されて心配されていたご家族でしたが
今は「勇気づけ対応実践の効果」を実感されています。

ご家族と一緒に「勇気づけ」で対応すると 本当に効果が早くでます。

R君の成長の喜びを共有でき、きょうも良い日になりました。

2013年2月12日火曜日

誰の課題?

「勇気づけの親子関係実践セミナー」の
1章で「自分の感情と相手の行動の目的」
2章で「誰の課題?」
を学びます。

これを学んで下さった方々とカウンセリングをすると 話がとても早く進みます。

悩みの多くに自分の感情があります。
そのようなことを考えていて 1994年にアドラー心理学に出会った時のことを思い出しました。

・・・感情、抑えるべき、出してはいけないもののように感じていたけれど・・・

「自分がどのような感情を持っているのかも マヒしています。」
とおっしゃった方もありました。

自分の感情には 相手の行動の目的がある、と知ることと
「このことは誰が解決する課題なのか?」
を知り、実践すると 私達の悩みの多くは 悩みではなくなるのでは???
と思います。

悩みではなく、
「どうすればより良い対応につながるのか?」
と考えるからです。

自分の感情は 自分が解決するもの、
自分の悩みは 自分が解決するもの・・・

「誰の課題?」は 奥が深くて 面白い・・・とおっしゃった方もあります。


2013年2月10日日曜日

佐藤光政さんのコンサート

新橋駅前にD51が展示されているのですね!

佐藤光政さんのランチョンコンサートが新橋であり、初めて「新橋」に行きました。

「そうそう、この声に魅せられてファンになった時、光政さんは30才の前半、若々しいお兄さんだった!!!」
と昔を思い出しました。

明日はコーラスの指導でお会い出来ます。
人生で一番幸せだったことは 若い時にファンになって追っかけをしていた光政さんに
コーラスの指導で定期的にお会いできることです!!!

若い頃、何もかも忘れて 耳が光政さんの声に恋をした状態に浸っている時が 至福のひとときでした。声に人生への想いが込められていると感じていました。

会場のテーブルで目の前の席のお二人は 大阪から来られていました。
また光政さんのコンサートでお会いできることと思います。
楽しみです!!!

2013年2月9日土曜日

性格は10才までに確立・・・

心理学を学んでいた時、アドラーだけでなく 他の心理学の理論も学びました。
どの学派も共通していたのは「性格は子ども時代に確立する」でした。

あかねの会の療育指導は「早期教育」の必要性を訴えています。
「人に合わせる力」が24年度の共通課題でした。

社会で生きて行く為には 自分のこだわりを主張していくことはできません。

自分のこだわりも持ちつつ折り合っていけるようにすることが不可欠です。
就労するための「人に合わせる力」を養うことは 子どもの頃に始める必要があるのだと 療育指導の中で学びました。

それは「勇気づけの対応」の目的の「自立心と責任感」を養うことと共通しています。

自立心、責任感は 一朝一夕には育ちません。
毎日の「勇気づけの対応」の積み重ねです。

療育指導のベテランの先生の言葉です。
「入学するまでに すでに自信を無くしている子ども達が多い。」

子ども達は 自己表現することが少ないので 周りの大人は気が付かないことが多いのだと思います。

性格が確立する10才までに たくさんの「勇気づけ」を!!!と思います。

2013年2月8日金曜日

カナダ大使館

東京都港区に「カナダ大使館」があります。

初めて行ったのは1999年秋でした。
カナダ留学フェアがあることを ネットで知って行ったのでした。
ネットから簡単に情報を得ることが出来、感激したことを覚えています。

マギル大学付属語学学校の代表の通訳から
「大学院に行くのであれば 大学付属の語学学校の方が良い。」
と勧められました。

その後留学ビザの面接にも行きました。
そして一昨年、EMDR学会からの案内で
「カナダと日本の心理治療者のワークショップ」に参加しました。

今日は4回目。
留学フェアで初めて行った時、留学ビザ面接時の不安感、緊張感を またまた思い出しました。
記憶が新たによみがえるということ・・・。
トラウマではありませんが、トラウマはこのような感覚なのだと感じました。

大使館内にある図書館は身分を証明するものがあれば 誰でも5冊まで4週間借りることが出来るそうです。日本の歴史、カナダの歴史などの英語の文献が必要な場合には便利だと思いました。
もしかしたら 他の国の大使館も同様なサービスがあるかもしれませんね・・・。

ケベック州で生れ、モントリオールで学ばれ、日本で焼き物の研究をされた
「フランス・ゴノー氏」の展覧会も入場無料で入ることが出来ます。
3月27日までです。
月~金 10:00~17:30
水のみ 10:00~20:00
土、日は休館
最寄駅は「青山1丁目」6番出口です。



2013年2月7日木曜日

NPO オレンジハウス

地域で様々な支援活動を行っておられるCさんと知り合いました。

「NPOオレンジハウス」は知的障害者の方々の就労移行支援を行われるそうです。
そこで支援に携わる方々に「勇気づけセミナー」を提案してくださることになり、打ち合わせをしました。

「居場所」の提供が大切、とおっしゃるCさんは 
タンチョウヅルの羽を落として逃げないようにしていたのを改めて「帰ってきたい場所」作りをしたい、とおっしゃいました。

自分がいなくなっても 自分の想いを伝えて行く為に ご自身の想いと重なる「勇気づけの実践」を学びたいと・・・。

「企画が得意、大好き!」
とおっしゃるCさんと一緒に活動をされるYさんのお二人・・・。

北松戸駅の近くで「は~いビスカス」という組織で活動をされてきたのに 
駅前の喫茶店「微巣登路:ビストロ」は初めてとのことでした。
「気に入ったわ!懐かしい喫茶店ね!これからは ここに来るわ!!!」
とお二人。

誠実に人と関わって来られた方々に「勇気づけ対応」に共感して頂けて、とても嬉しく思いました。


2013年2月6日水曜日

2月8日 朝日新聞朝刊 千葉県版に

マイベストプロ千葉に登録しているのですが「顔写真入り広告」が出る、と事務局から連絡がありました。

そういえば、登録を勧めて下さった方がそのようにおっしゃっていましたが すっかり忘れていました・・・。

写真を見た方が
「これ、いつの写真?若すぎる!!!」
「写真の通りですね!」
などの言葉を下さいます。

「勇気づけの親子関係実践セミナー」
「EMDRセラピー」
を知って頂くことにつながると良いと思います。


2013年2月5日火曜日

おやつは買ってやらなかったんです!

昨日の療育の個別指導は ちょっとしたドラマでした。

小3の女の子、Aちゃん:泣きながら部屋に入ってきました。
お母さん:興奮しているようす。

「明日、遠足なんです。3時15分には家に帰ってくるはずなのに 30分に帰って来たんです。帰ってきたら遠足のお八つを買いに行くはずだったんですけど、私はその15分が待てなかったんです。約束の時間に帰って来なかったから お八つは買わないよ!って言ったんです。
親も一緒に行く遠足なので 私は自分のお八つは買いました。でも子どもには買ってやりませんでした。ダメですか?いつも言うことを聞かないんです。」

「時間に帰るということと、遠足のお八つは別の話ですよね。ロールプレイをしてみましょう。」

そしてお母さんにお子さんの役をしてもらいました。
私がお母さんの役をしました。

感想を聞いた後で 提案をしました。
「お母さんが同意されたら 次のような言葉をAちゃんに言ってあげてはどうでしょう?」

「時間に帰って来なかったから 心配したんだよ。お八つを買ってあげないって言ってごめんね。帰りに買おうね。」

するとお母さんは その場でお子さんにその言葉を伝えました。
子どもはなんと、大声で泣きはじめました。

子どもが泣きやんでから 個別指導を始めました。
作業をしながら Aちゃんが言いました。
「私のお母さんは やっぱり優しかったんだ。謝ってくれたし、帰りにお八つを買ってくれるって。」

私:「どうして大声で泣いたの?」
Aちゃん:「嬉しかったから!」

Aちゃんは 個別指導がすんでから作業したものをお母さんに見せました。
「これ、作ったの。」

「お母さん、時間に帰らなくてごめんね。今度から言うことを聞くから。ごめんね。お母さんのこと大好きだから!」

「言うことを聞かないんです!」
と お母さんは昨年の4月から言い続けて来られました。

個別の時にちゃんとやるAちゃんを見て お母さんはいつもおっしゃいました。
「家ではやらないんです。」

このようなお母さんとAちゃんの関係が 少し変化するかもしれません・・・。



2013年2月4日月曜日

指示命令の長期的影響

セミナーを受けて下さる方に時々言われます。
「指示命令型の母親だったなんて 信じられない!」
と・・・。

私の二人の息子は 知っています。
息子からからかわれることもあります。

「ごめんね。」
と言うと
「良いよ!わざと言ったんだよ!」
と・・・。

子どもたちは いつまでも子どもではありません。
子どもが何才になったら 指示命令を止めるのか・・・。
私は アドラーに出会わなかったら ずっと続けていたと思います。
無力さを感じながらも・・・。

多くの方々に出会って思います。
子どもの頃から指示命令で育ったお子さんは 
誰もが指示命令で接して来るように感じます。
少しでもそう感じると「権力闘争態勢」に入ります。
それを どのような形で表現するかは 子どもによって様々です。

共通していることは自分を守ることだけに関心を払います。
協力することが出来ない状態が続きます。

回復には時間がかかります。

それを「子どもだけの問題」として 心療内科、精神科へ連れて行き、薬を与えて落ち着かせるという対応をとられる方々も多くあります。

「子どもだけの問題」ではなく「自分が親として関わること」で 子どもの力になれるかも知れない、と「関わり方」を変えられる方もあります。

お子さんの(成人された方)状態が 目に見えて変化して行きます。
お母さんも ご自身の関わり方がお子さんの状態に大きな影響を与えていることに気づかれます。

20代半ばのお子さんのお母さん方がおっしゃいます。
「ようやく子どもの気持ちが分かりました。」
「見守ることに 少しずつ慣れて来ました。」

その方達のお子さんは 共通して言われます。
「楽になりました。」

子どもはお母さんが大好きです。
そのお母さんに命令されること、批判的に見られることは辛いことなのです。

セラピー、ワークショップを通して感じています。







2013年2月3日日曜日

ガイドヘルパー講習

練馬区にある社会福祉法人あかねの会で行われた ガイドヘルパー講習会を受講しました。

発達障害の教師を長年されてきた方が理事長で「知的障害」についての講習は理事長によって行われました。

具体的な指導方法を含んだお話で、とても学びになりました。

機能概念:用途が同じで 形、色、素材が異なっているものを5種類以上見せると 知的に障害がある子でも 概念を学ぶことができるそうです。

分類概念:野菜、果物の概念を育てるために 分類に関する質問をしていきます。
     「赤くて丸い野菜は何ですか?」
     「黄色くて長い果物は何ですか?」

知り合いの方を 講習会にお誘いしました。
「いろいろな事を学んで とても楽しかった。」
と言って下さり、嬉しく思いました。

2013年2月2日土曜日

赤ちゃんの記憶

私の二男は 赤ちゃんの頃の記憶を鮮明に覚えています。

しかもそれを話し始めたのは 成人になってからです。
息子はいつも言っていました。
「赤ちゃんは 話せないだけで 何でも分かっているんだよ!」

息子の一番幼い頃の記憶は 3ヶ月位のことです。
「僕はゆりかごに入ってたんだよね。あ~、あ 良く寝たなぁ、と思って目が覚めたら お母さんがいなかったんだ。泣けば来てくれるって知ってるから 泣いたけど来なかったんだよね。そしたら お兄ちゃんと一緒に買い物に行ってたんだ。帰って来た時、手に財布を持ってて、ネギの入った袋を持ってたよ。」

9ヶ月位の頃ベビーサークルから出た時のことも 覚えています。
「ベビーサークルの中にいるのが嫌だったんだ。どうやったら出られるか 一生懸命考えたんだよね。椅子があったから 手を伸ばして椅子を引いたんだ。僕がベビーサークルから出ているのを見て、お母さん、大声をだしたよね。怒っているのかと思ったけど 驚いただけだって 後から分かったんだよ。」

この時のことは 私にもはっきりと記憶があります。
短い時間、部屋から離れて戻ったら 息子がベビーサークルから出ていたのです。
通じるかどうか???と思いながらも
「どうやって出たの?」
と聞くと 椅子を指差しました。そしてよじ登って見せたのです。

「あ~、この子は サルを超えたのね!!!」
と思い、1年リースのベビーサークルを すぐに返しました。

赤ちゃんは 何でも知っている・・・。
カウンセリングの時、ワークショップの時によく思い出します。