心理学を学んでいた時、アドラーだけでなく 他の心理学の理論も学びました。
どの学派も共通していたのは「性格は子ども時代に確立する」でした。
あかねの会の療育指導は「早期教育」の必要性を訴えています。
「人に合わせる力」が24年度の共通課題でした。
社会で生きて行く為には 自分のこだわりを主張していくことはできません。
自分のこだわりも持ちつつ折り合っていけるようにすることが不可欠です。
就労するための「人に合わせる力」を養うことは 子どもの頃に始める必要があるのだと 療育指導の中で学びました。
それは「勇気づけの対応」の目的の「自立心と責任感」を養うことと共通しています。
自立心、責任感は 一朝一夕には育ちません。
毎日の「勇気づけの対応」の積み重ねです。
療育指導のベテランの先生の言葉です。
「入学するまでに すでに自信を無くしている子ども達が多い。」
子ども達は 自己表現することが少ないので 周りの大人は気が付かないことが多いのだと思います。
性格が確立する10才までに たくさんの「勇気づけ」を!!!と思います。