2011年5月30日月曜日

うれしい話!

友人のご実家のお母さんが四国から関東に来られていました。

「二男からおこづかいを貰って 涙ぐんでいました。」
と友人のメールにありました。
友人の20代半ばの息子さんが おばあちゃんにお小遣いをあげたのだそうです。

私までうれしくなってジ~ンとなりました。

そう言えば 今朝クライエントの方からもメールを頂きました。
パートナーの方が 良い関係を作る努力をされていることに気づかれた・・・と。

良いお話を伺うのは 本当にうれしいことです!!!

私のことで言えば、午前中、市役所に講座のチラシを持って行くと担当の方が
「どんどん利用して下さいね!」
と笑顔で言って下さいました。

2011年5月29日日曜日

言葉は信じられる???

私たちは 言葉を信じがちです。

アルフレッド・アドラー博士は 「人の言っていることより していることを見よ。」と言いました。

そう言えば 論語の中に 「巧言令色、鮮矣仁」 (こうげんれいしょく、すくなし、じん)という言葉があります。意味は「言葉巧みで顔つきもにこやかな人物にかぎって、徳の少ないことが、おうおうにしてある。」です。

でも「顔つきがにこやかで 言葉が巧み」だと ついつい信じてしまいませんか???

そこで「行動」を見て判断・・・が出てくるのです。

2011年5月27日金曜日

痴漢は犯罪・・・

駅で
「痴漢は犯罪です。」
というポスターを見る度に
「露出は犯罪では無いのだろうか?」
という疑問が浮かびます。
そして モントリオールで見かけたイスラム教の女性の服装を思い出します。

日本に帰って1年半経っても まだ慣れないのが露出度の高い、あるいは寝室用?と思われるような服装です。

昨日、知り合いの方に
「帰国して 日本に慣れましたか?」
と聞かれて 答えたことです。

2011年5月26日木曜日

鳥肌が立ちました・・・

ある方が セミナーで習ったことを 3才のお孫さんに実践すると それまでのお孫さんの反応とは全く異なる行動が見られた、と報告して下さいました。

あまりの見事な効果に
「鳥肌が立ちました。」
と おっしゃったのです。

2011年5月25日水曜日

EMDRセラピー

「これまで気になっていたことが 気にならなくなりました。半信半疑です。」
と 昨日メールを頂きました。
一昨日EMDRセラピーを受けられた方からです。

きょうは
「今日も気になりません。不思議です。ずっと続くとしたら 嬉しすぎです。」
と・・・。

気になっておられたことが 毎日の生活の中でのことでしたのでこのような思いを持たれたのだと思います。

そういえば 英会話教室での出来事がトラウマになって 英語を習うのが楽しめない、とおっしゃっていた方は 1回のEMDRセラピーで不快感は消えました。今は 発音練習や辞書を引くのが楽しくなっている、と言われ、質問も出るようになりました。

EMDRセラピー・・・よく効きます!

2011年5月24日火曜日

布川事件

布川事件の桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)に再審無罪判決が言い渡されました。

2月に松戸市で「ショージとタカオ」のドキュメンタリ-映画と、お二人のトークショーを見ました。
29年間獄中に居られたお二方は どのような雰囲気、あるいはお人柄なのだろうか・・・と心理的な面から関心を持ったのです。

映画を見て 事件当時20才のお二方が 警察の取り調べに「自白」されてしまったり、裁判に期待されたりのお話は 私の二人の息子が二十歳の頃と重なりました。社会経験も少なく、揺れる年齢の二人の青年だったであろう・・・と。

映画の中のお二人とトークショーでのお二人は 誠実で明るく、桜井さんの奥様が明るさに惹かれた、とおっしゃっているのが分かりました。

支援されている弁護士のお一人がお二人の会見の後ろで泣いておられました。多くの方々が思いを一つにされていると感じました。

2011年5月23日月曜日

きょうも頑張りました!

療育指導で お母さんへのコメントに
「きょうも頑張りました。」
と書きました。

小5のP君は とても繊細な少年です。
お母さんへのコメントを お母さんの前で声をあげて読み、にっこりしました。

お母さんに「出来ていること、出来たこと」をお伝えし、一緒に喜ぶことがP君への大きな勇気づけになると思います。

2011年5月22日日曜日

ショックです!!!

こんばんは。

突然、ショックと言って 驚かせてすみません!!!
でも ショック!!!なのです。

今日、ゆうまつどにセミナーと講演のチラシを印刷に行きました。
日にち、7月17日(日)、えっ、17日?
あ~~~っ、何と言うことでしょう!!!
「勇気づけを活かす学校教育相談システム作り」
のタイトルで 講師を既に依頼済みなのです!!!
佐藤光政氏の予定は 携帯の予定表に入れてあり、手帳に書いて無かったので、
講師から日程の相談があった時に 17日としてしまったのでした!!!
午後は私のセミナーを入れてしまっていました!!!
信じられないお馬鹿さんです!!!

友人にメールを送りました。
プレゼントするから 別のお友達を誘って・・・、と。
返事はまだ来ていません。

リクエストまでしたのに!!!
ごめんなさい!
Sさんにも いろいろお世話になったのに!!!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

Sさんにショックのあまり送ったメールです。
Sさんは 佐藤光政氏の為にブログを書いておられます。
コンサート情報など・・・。
八王子のホテルでのランチョンコンサートの曲のリクエストをSさんを通してしていたのです!!!

2011年5月19日木曜日

あの時の私はどこへ行ったの?

「あの時の私は どこへ行ったの?というような気持ちです。」
と ある方がおっしゃいました。

悩みから解き放たれたことをおっしゃっています。

深刻な表情で悩んでおられた方が 何度も声をあげて笑われたり笑顔を見せられたり・・・という変化も見せて下さいました。

一人でも多くの方に「勇気づけ」をお伝えしたい・・・が少しずつ、一歩ずつ叶っていることが感じられるこの頃です。

三十年前に教師の先輩だった方も講座に参加して下さっています。
「面白い!あらゆる場所で必要!!!」
と・・・。
この方とは 道を歩いていて再会したのです!!!

「人生って何があるか分からない!」
と お互いに頷きあいました。

2011年5月18日水曜日

勇気づけ

「勇気づけの親子関係実践セミナー」に 不登校の子ども達を援助するボランティアを長年されている方が参加して下さっています。

子ども達への言葉のかけ方をセミナーで学んでから 子ども達ばかりでなく保護者との関係もより良い方向に変化してきたことをメールで知らせて下さいました。

「楽しく学ぶことで、気持ちがほぐれていくのがとても良いと思います。」
とも言って下さいました。

昨年初めて開いたセミナー以来継続して参加して下さっています。

少しずつ「勇気づけの対応」が有効であることを知って頂け、私にとっても 大きな勇気づけです。

2011年5月15日日曜日

友人へ

モントリオールで出会った若い友人から 誕生祝いのカード(メール)を頂きました。
お礼のメールを コピーしてみました。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

お久しぶりです!!!

カードありがとうございます。
誕生日、そうでした・・・。
共済年金の請求が出来ることで 年齢を実感しております!

先日、Yさんと話した時に
「N子さんは ドイツでは???」
と おっしゃっていたのですが 日本におられたのですね!
どこで働いておられるのですか???

Yさんは カルガリーに定着されることになりそうです。

Montrealからは「帰れ!!!」と言われてはおりますが
後は 棺桶に入るだけの人生、食べたいものを食べて、学んだことを活かすには
ここに留まるしかありません!!!

いつか スカイプで3人で話せるのではと思うのですが???

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

地震と放射能から「Montrealへ避難していますか?」とあったので それに対しての返事です。

以前は
「絶対、日本で死ぬわ。和食なしでは生きられない!」
と言って友人に
「死ぬことをそんなに明るく言う人は 珍しい!」
と言われました。最近は 上記のように・・・。

2011年5月14日土曜日

EMDR学会

13日14日、日本EMDR学会に参加しました。

学ぶことは多々あったのですが 1日目では 私には特に次の発表が印象に残りました。

①がん化学療法に起因した予期性悪心嘔吐、学習性食物嫌悪に対するEMDRの応用
②末期癌と診断された50代女性へのEMDR
③紫外線と皮膚-紫外線に当たると痛いと訴える患者に対するEMDR-

2日目は「地震津波災害被災者へのEMDR適用」でした。
これまで 文献でした見ていなかったものをDVDで見ることが出来たり 実技がありました。

EMDRの治療者は日本ではまだ900人弱とのことでした。


    

2011年5月10日火曜日

ある韓国人の家族

カナダ人(カナダ在住)の英語の先生が
韓国人の奥さんに英語を教え始めた、とその家族の話をされました。

ご主人は韓国に住み、仕事をされているそうです。
奥さんと子ども二人はカナダに住んで 子ども達は高校生です。

子どもを英語圏で教育するために家族が離れて暮らしておられます。

そう言えば 私がモントリオールに居る時もそういうご家族に出会ったことはよくありました。
大学生になってから英語を学ぶよりも高校生の方が上達が早いのは確かです。

大人になってからでは遅いかというと 決してそうではありません。
私が英語圏で暮らし始めたのは 49才になってからです。
48才の終わりでカナダに行った時は 自分の言いたいことは何とか言えましたが 聴き取りが困難でした。

9年8カ月カナダに住んで、ほとんど英語だけで暮らした為 生活には困らない力がつきました。
けれど息子の発音を聞くと 10代の半ばで行くと全く違う、とは思います。

2011年5月5日木曜日

タマネギ

「タマネギをあなたがしていたようにフルーツを剥くようにスイスイと剥くのを初めて見たわ。美しかった!」
と 思いがけない言葉を頂きました。

私が剥いた方法というのは 根の部分を切り取って 根からナイフを使って剥く、というやり方です。
私は 驚いて
「どうやって 剥いておられるのですか?」
と 伺うと 
「手で剥くわ。もっと時間がかかる!」
と。

それをきっかけに 私の重宝している ベンリナーという調理器具をお見せしました。

千切りにする幅が変えられるように 種類が3つあること、厚みを変えられることをお伝えすると とても関心を持たれたようでした。

「ベンリナー、半世紀以上も前からあること、プラスチックの部分は昔は 木で出来ていたこと。」
もお伝えしました。

私の持っているものは カナダ・モントリオールの中華街で買った Made in Japan です。

2011年5月1日日曜日

アドラー心理学とEMDRセラピー

EMDRセラピーでは 治療に記憶を使います。

肯定的な記憶と否定的な記憶、どちらも使います。

肯定的な記憶は 自分の持っている力と関連していることを鮮明に思い出し、それを強化することに使います。

もうひとつは 自分の好きな場所、心地の良い場所、あるいは場面を「安全な場所」として心の安定を得る為に使います。

持っている力を見つけ出す時に アドラー心理学の「勇気づけ対応」の訓練で得た 肯定的な視点がとても役に立っています。

また治療の対象となる否定的な出来事の記憶を見つける時にも アドラー心理学の「早期回想:子どもの頃の思い出」
が有効です。

実はこれは カナダでEMDRのトレーニングを受けている時にも実感していました。

アドラー心理学では その人がどのように人格を形成してきたかを学びます。
「早期回想」も人格、その人の考え方、行動傾向を知るのに大きな要素です。

他の流派の心理学を学んで来られた方々には 現在起きている精神的な病理の発端となっている出来事を見つけることに困難を感じておられるようでした。
多くの参加者の方が 「記憶の掘り起こし方」について 講師に質問をされていたのです。

3月初旬に出社出来なくなって1日目の青年にEMDRセラピーをして 2ヶ月。
その後は 震えや吐き気の身体症状を出すことなく働き続けているそうです。

これは 治療者にとっては 大きな「勇気づけ」です。