2010年3月24日水曜日

エステの練習台

友人のMさんに頼まれて 佐伯チズさんの学校へ行きました。
友人は 半年間のコースを無事に卒業し ディプロマの試験を受ける準備中です。

友人が学校へ行かなかったら エステという世界を知ることは無かったと思います。
実習室では Mさんの同級生の方々も練習されていました。

何よりも心地良いのは ベットとスチームのセットです。
そして エステが始まるとソフトなMさんのマッサージと語りで ウトウト眠っていました。
気がつくと2時間半がとうに過ぎているのです。

そして お肌はスベスベです!
周りのベットを見ると エステを受けて居られる方達は どうやら気持ちよく眠っておられる様子!

Mさんに 
「私、お客さんになります!」
と 宣言しました。

夢のような3時間でした。

2010年3月23日火曜日

先生じゃないですか?

「先生じゃないですか?」
と 声をかけられました。

カナダ人の友人と商店街を歩いていた時のことです。
29年前に小四で担任した子の お母さんでした。

「僕は大きくなったら 店を継ぎます。愛嬌のいいお嫁さんをもらいます。」
と 言った少年の笑顔を 思い出すことがよくありました。
「あの子は どうしているかしら?お店を継いだのかしら?」
と・・・。

声をかけて下さったのは その子のお母さんだったのです。
「今、店にいますよ。39才になりました。きょう、先生のことを話していたところだったんですよ。」
との言葉に 友人と二人でお店を訪ねました。

お彼岸の中日でお客さんが絶えなく 挨拶が出来ただけでしたが かつての少年に会えました。
二人のお子さんのお父さんで 言葉通りに 立派にお店を継いでおられました。

驚きと感激・・・でした。

2010年3月17日水曜日

息子

久しぶりにカリフォルニアの息子からメールが来ました。
ルーマニアのジャズコンテストに出る、という知らせでした。

下のサイトの 上から3つ目のグループが息子達です。
Bassが息子です。

http://www.jmevents.ro/Bands-s114-en.htm

THE DORY BAVARSKY TRIO / USA, Canada, Japan, Israel, Germany
Dory Bavarsky - piano
Toshi Sato - bass
Matthias Wagner - drums

下のサイトでは グループの演奏を聴くことが出来ます。
ジャズをお好きな方がおられたら 応援して頂けるとうれしく思います。
http://dbtrio.bandcamp.com

2010年3月13日土曜日

病んだ青年

20年ほど前のことです。
小学校の3年生位の少年が 近所にいました。
お母さんはとてもしっかりされていて 誰に対してもはっきりおっしゃる方でした。
少年に対して 細かい指示が多かったのが印象に残っています。

昨日、ふとしたきっかけで その青年が精神的に病んでいる、と耳にしました。

また 数日前には強盗で逮捕された青年が近所にいる、という方の話を聞きました。
青年は 子どもの頃から成績優秀で 一流大学を卒業したそうです。

始めの事例の青年の場合は 犯罪を犯してはいないので 家族は困ってはいないそうです。
然し 後者の場合は 家族に計り知れない影響を与えているとのことです。

予防の意味での 子どものころからの「勇気付けの対応」を 一人でも多くの方々にお伝えしたい、と このようなお話を聞く度に思います。

2010年3月12日金曜日

町の和菓子屋さん

ジムへの通り道に なつかしい感じの和菓子屋さんがあります。

「桜餅」と書かれたノボリがなければ 民家と同じようなたたずまいで見過ごしてしまいそうです。
商品はパックに5個、3個と入れられて売っているいるのではなく、欲しい数だけを買うことが出来ます。

気になっていたので きょうは 思い切ってお店に入ってみました。

包んでもらうのを待っていると 大きなカブが長椅子においてあるのが目に入りました。
サッカーボールよりも大きく、本物かどうか 思わずさわってみました。
すると
「桜島ダイコンだよ。」
と 店主のおじさんがおっしゃいました。
「大きいですね~。本物なんですね~。」

すると
「わさびダイコンって知ってる?桜島ダイコンといっしょにもらったんだけど あげようか?」
と・・・。思わず
「ありがとうございます。遠慮なく頂きます!」
と答えていました。

「おろしてね、そばなんかの薬味にするんだよ。いやぁ、なんだか そのダイコンに興味があるみたいだったからね。」

「初めて見たもので、つい触ってしまいました。」

初めて入った和菓子屋さんでの出来事でした。
4月1日で 創業49年とのこと。
「また寄らせて頂きます。」
と おいとましました。

2010年3月11日木曜日

15年後・・・勇気付けの効果

15年前に 私が初めて開いたアドラー心理学に基づく「勇気づけ講座」。

「私、受けるから!」
「人数に入れてね!」
と言ってくださったTさん。
小学3年生、と5年生、中学2年生、3人のお子さんのお母さんでした。

実践するうちに お子さんとの距離がちぢまり、お子さんが自分の気持ちを伝えるようになって来た、とよくお聞きしていました。

それから15年。
3人目のお子さんが 大学卒業後 更に2年間の専門学校へ通われ、4月からは社会人です。

「口を出さないで 見守ることができました。」
と 就職が決まったときにメールを頂きました。

勇気付けの対応は 子どもとの関係が続く限り必要です。
実践することによって それまでの心配、悩みが激減します。
平和としあわせを感じます!

子どもが結婚し、孫が授かれば 孫との関係にも応用できます。

老親、長年の友人、新たな友人、あらゆる関係に応用が出来、
目には見えませんが 大きな財産になります。

松戸市新松戸で 4月から月に1回ずつ、10回シリーズで「勇気づけ実践講座」を開きます。

2010年3月9日火曜日

子どもの進路

モントリオールでのできごとです。

私の息子が 芸大でジャズベースを学んでいることを知った方が おっしゃいました。
「よく息子さんを音楽の道へ進ませられましたね。」
「私の知り合いで フィリッピンの家庭の方なんですが 息子さんはアートの方に進みたかったんですね。お母さんが税理士になるように強く言われて 彼は税理士になったんですが 精神的に変になってしまったんです。今は 病院にいるらしんですけど。私は 子どもがいないからわからないんですが 親と言うものは子どもが 収入の安定しないアートや音楽の方へ進むのを 反対するものだと思っていたんですよ。」

私は
「経済的に成功するよりも 息子が好きなことを見つけて それを学んでいることで幸せだと思っています。息子の幸せは 私のしあわせです。好きなことをしていれば なんとか生活はしていくでしょうし・・・。」
と 答えました。

息子の話では 毎日毎日練習で 決して楽ではないようです。
けれど 好きなことなので 続けていけるのでしょうね。

子どもが好きなことを見つけたら 出来る範囲で 出来る限り応援することが「勇気づけ」だと思います。

2010年3月7日日曜日

佐伯チズさんのチャモロジースクール

友人がチャモロジースクールの生徒です。
いろいろ友人から話を聞くうちに 佐伯さんに実際にお会いしてみたい、と思うようになりました。
佐伯さんのエステの理念が アドラー心理学の理念と重なっているように感じたからです。

サイトへ行ってみると 佐伯さんが直接お話をされる学校説明会がある、とのことで申し込みました。

NHKにも出られたとのことで 会場はほぼ満席でした。

「学校へ来るかどうか、結論は自分で出してください。」
「人は変えられない。自分が変わることで 人を変えることが出来る。」
「人と喜びを分かち合いたい。」
「心が病んでいる人たちに刺さった串を抜くのが 私の仕事。」

お話の中で 自立、共有を始めとする佐伯さんの理念がアドラーの「勇気付け」と同じで とても興味深くお話を伺いました。

学校説明、エステのデモンストレーションの後、手のマッサージをして頂きました。

日曜の雨の午後、良い時間を過ごさせて頂きました。

松戸たのしい授業の会

昨日 3月6日は 松戸たのしい授業の会で
「三つ子の魂百までは 本当?」
の題で 講演をさせて頂きました。

「ある一日だけ 魔法が使えて カメ、ライオンをはじめとする4種類の動物の一つを体験出来るとしたら 何になりたいか。」
から入って 性格を形成する 5つの基盤+早期回想のお話をさせて頂きました。

昨年12月の講演に来て下さった方々も再度来て頂けました。

「きっといけないんだろうけれど 自分がやった方が簡単だから 子どもにさせないで 自分が手をだしてしまう。」
「言ってはいけないんだろうけれど つい口をだしてしまう。」
など 子育て中の方から 率直なお話を伺え、長期的に見た「勇気付け」の大切さを 少しでもお伝えできたかと思いました。

また 主催者の方のお勧めで 毎月松戸で定期的に ダイジェスト版の「勇気付け講座」を開くことになりました。

2010年3月5日金曜日

デフレ解決への道とアドラー心理学

勝間和代氏「デフレの原因はシルバー資本主義」というタイトルが目に留まりました。

「みなさんが自分の居場所で、何をチェンジできるのか。きょうの話が、その行動するきっかけになってくれればと思います。」と お話の最後におっしゃっています。

では それを具体的にどう変えていくのか、の答えをアルフレッド・アドラー博士は持っていました。
「自立心と責任感を育てる勇気付けの対応」を自分自身に、そして家族にしていくことです。

経済学の立場からのお話が しあわせを築き精神病理を防ぐ「勇気付けの対応」と大きく重なっています。

下は MSNのマネーのサイトのものです。

勝間和代氏「デフレの原因はシルバー資本主義」

シルバー資本主義が覆う日本社会。この原因はどこにあるのか。勝間氏の考え方は次のようになる。
「Why」を5回繰り返すのだという。そうすると、シルバー資本主義は次のように分解されていく。
・なぜ日本は保守化したのか→老人の支配力が強いからだ。
・なぜ老人が支配するのか→老人が仕事に固執するからだ。
・なぜ老人が仕事に固執するのか→日本の老人が不安で孤独だからだ。
・なぜ不安で孤独なのか→家族や地域社会に必要とされてないからだ。
・なぜ家族や地域社会に必要とされないのか→定年まで長い時間を会社に使いすぎたから。

◆勝間氏の話
 改革をする時は普通、エビデンスに基づいた方法が一般的ですが、日本ではまだまだそこまで行っていません。ビジネスの問題解決の方法を使おうにも、例えば政治の世界で言うなら、見えない掟や、世襲というものがあります。これこそが、日本が変化に対抗するようになった原因です。

解決には、Whyを繰り返して、ボーリングの1番ピン(ここを倒さないとストライクが取れないと言われる手前のピン)を探すことです。ストライクを取るには、1番ピンを倒さないと取れないのと同じです。

日本の問題解決はコンセンサス型で、スローガンやプロパガンダを策定しても、どうやってそこに達するかという方法がありません。

リーダーが解決するのではなく、我々自身が革命していかなくてはいけないのです。
責任を果たす国民はわずか10%?
 シルバー資本主義によるデフレの進行。そして終身雇用に守られて、中間層は1週間に60時間以上働き、自殺率も高い。勝間氏は「男性は仕事のしすぎで、女性は仕事がない。これが不幸を招いているのです」とも言う。自身のツイッターでも主張し、その輪が広がっているそうだ。

◆勝間氏の話
 日本は民主主義ではありません。海外から輸入したようなもので、自分で(民主主義を)作っていません。日本人には一人ひとりが責任を持って権利と義務を行う人が少ないように思います。大多数の人がそうではないでしょうか。それが分っているのは、上位10%から15%くらいの人だと思います。
 一人ひとりが、チェンジメーカーになるためには、スキルがあっても意思がなくてはダメだし、意思があってもスキルがなくてはダメ。両方が必要になります。

みなさんが自分の居場所で、何をチェンジできるのか。きょうの話が、その行動するきっかけになってくれればと思います。
http://money.jp.msn.com/banking/yucasee/51/4p.aspx から 原文のまま

2010年3月4日木曜日

なのはな生協さん

新しい土地に来て 生協に加入することにしました。

いくつかの生協さんの内容を比較してから決めようと思いました。
きょうは なのはな生協の営業の方が来てくださいました。

話の流れで どうして生協で働くことにされたのか伺ってみました。

「子どもの頃 親が生協に入っていたんですよ。配達の仕事って いいなぁって 思ってたんですね。ちょうど就職する頃に 募集があったんです。僕は 配達のイメージから入ったんですよ。食物について勉強したのは入ってからですね。いろいろ研修受けさせて頂いて。」
と 思いがけず 子どものころの思い出を聞かせて下さいました。
自分の肯定的な記憶につながっているお仕事をされているので 生き生きと働いておられるように 伝わってくるのですね。生協で働かれて 8年目、営業は2年目、とおっしゃっていました。

いくつかの生協の特徴と良い点、弱い点についても教えて下さいました。
お試しセットで購入した新鮮なお豆腐、本当に美味しくて 一瞬
「おやつになるかも・・・」
と思えたほどでした。

肯定的なイメージを持って生協の営業をされている方のお話!
とても良いエネルギーを頂きました。