2015年12月7日月曜日

お久しぶりです!

自分が学ぶ研修、勇気づけセミナー等で忙しく
こそだてCafe日記では ずいぶんご無沙汰してしまいました。

勇気づけの親子関係実践セミナーは
平日コース(コープみらい新松戸店集会室)と日曜コースを月に1回ずつ行っています。

Newsです!

平日コースのセミナーの後、ランチ会が始まりました。

11月5日にゆうフェスタの「ワークショップ&ティータイム」に参加して下さった方々の
「それぞれの話をする時間が持てて良かった、このような機会が欲しい!」
との感想を 形にしました。
11月26日のセミナー後にランチ会をしたのです。

「勇気づけの話ばかりでなく、情報交換ができて良かった!」
ということでした。

来年1月も集会室をお借りすることができたので ランチ会をします。

日曜コースでは 聴き上手パートⅡを 実際に参加者の方のお話を伺う形で行ってみました。
6章も 4人ずつのグループではなく 一つの輪になって行いました。
日曜コースの後 下さったメールをマイベストプロ千葉のコラム欄に載せました。

勇気づけを紹介する単発のセミナーを 浦安市の家庭教育学級、我孫子市の青空の会で開かせて頂きました。

足立区のADHDの当事者会で、今週末は江東区の不登校の会でもさせて頂くことになっています。

アルフレッド・アドラー博士は
「目の前に問題のある生徒、児童がいたら その子を変えようとするのではなく、親や教師が対応の方法を学ぶべきだ。」
「勇気づけの対応で 精神病理は防げる」
と 親や教師への教育に力を入れました。

勇気づけの対応に関心を持って下さる方が多くなり、とてもうれしく思っています。


2015年11月24日火曜日

浦安市:家庭教育学級

きょうは 浦安市の小学生のお子さんをお持ちの方々の「家庭教育学級」の勉強会でお話させて頂きました。

「講演会を聞いたことがあります。」
と ご連絡を頂いておりました。

今年6月の講演会に来て下さったとばかり思っていました。
すると 2年ほど前の講演会だったとのこと!

驚きました!

最近は「ポリベヴェーガル理論とアドラー心理学を統合」させた形でお話させて頂いています。

「感情」を説明しやすい上に 分かって頂き易いのです!

トラウマ治療をさせて頂いていることも とても助けになっています。

「分かりやすかった。」
と連絡を頂いた方に言って頂きました。

「勇気づけの対応」をお伝えできて 嬉しい一日でした。

腹側迷走神経(ハート神経)が優位になっています。

2015年11月1日日曜日

我孫子市:青空の会

「不登校の中・高生を持つ親の会:青空の会」 さんに2年ぶりで伺いました。 

新しい会員さんに勇気づけセミナーを知って欲しいので 紹介を兼ねて1章を行って欲しいとのことでした。

 こちらでは 2年前まで2年間続けてセミナーをさせて頂きました。

その後お子さんの不登校、ご自身のうつ症状を過ぎて 
 会のお手伝いをされている方、
 仕事を始められた方々がおられました。

 「誰の課題?」は 会の中でよく話題になるとのことです。

誰の課題=課題の分離
をすることは 相手が幼い子どもでも必要です。

それを思うできごとがあります。

夕食は長男の家族といっしょでした。
その中で 長男が幼児の頃のことを話題にしました。

長男のお気に入りの本「はらぺこあおむし」を 
息子の許可なく 私が友人のお子さんに 
長男の目の前であげてしまったという出来事。

友人とそのお子さんが 遊びにきておられたのです。
その本を気に入ったお子さんにあげてしまいました。

帰宅されたあと 息子は大泣き。

新しい本を買ってもらったけれど
気に入って大事にしていたものとは 質がちがう!!!
という思いでした。

息子の奥さんが
「どうして あげないでって言わなかったの?」
と聞くと
「こわくて言えなかった。あの頃のおふくろこわかったから!」

しばらく前にもこの話題がでました。

その時も
「ごめんね!!!!!」
と。

今回も長男は
「いや、いいんだけどさ・・・」
と言いつつ 記憶に刻まれていることを伝えていました。

私が買った本でも 息子の持ち物。
勝手にあげた私の過ちです。

2015年10月26日月曜日

ハンドクラップ 馬橋

昨夜は 久しぶりに夫の演奏の応援に行きました。
「ハンドクラップオールスターズ」のメンバーとしての参加です。

馬橋、ハンドクラップで検索するとFacebook のページが出てきました。

そして夫も入っていました。

奏者は 知っている人が来ると乗れるのだとか・・・。
モントリオールに居た頃は 時々行っていました。

夫は日本に来てほぼ3年です。
夫の音楽仲間が増え始めて2年。
私の夜のスイミングが始まってほぼ2年。
演奏は夜が多いので スイミングを休んでまでは行きませんでした。
日曜日のスイミングは午後です。夜は空いています。

そこで 応援に行くことにしたのです。気付いたことがいくつもありました。 
ハンドクラップオールスターズは ヴォーカルは30代前半の女性。
リーダーは倍の年齢の男性。30代~60代、6名での構成です。
曲目は オールディーズがほとんどとか。

年代の異なる方々が一つのバンド!
感動しました。

更に 夫。
日本に来て11月末で3年ですが、どんどん知り合いが増えています。
どこででも生きていける人なのだ~と。

次に私。
ソマティック・エクスペリエンスセラピーの効果だと思いつつ・・・。
初めて ノリノリの体験をしました。

ポリヴェーガル理論の中で
「楽器演奏」
が勧められています。
音楽にノリノリになって身体を動かすことは 楽器演奏と同様の効果があるのではないか・・・と。

帰り道、演奏していた夫も
「リズムに乗ってくれて とても演奏が楽しめた!!!」
と。

ハンドクラップさんは 馬橋駅西口から歩いて3分位です。

2015年10月20日火曜日

プレッシャーに感じる毒親の言葉9つ

~子どもを 親の不安の掃きだめ口にするな~

不登校、引きこもり等を経験してきた青年のブログにあったものです。

とても分かりやすく 子どもの側の気持ちが綴られています。

「勇気づけの親子関係実践セミナー」
でお伝えしていることは 正しいと
子どもの立場からおっしゃってくださっています!

2015年10月19日月曜日

千葉県北西部 不登校親子応援ねっと交流会

昨日2015年10月18日(日)、
「不登校親子応援ねっと」さん主催の交流会が行われました。

主に 千葉県北西部で不登校支援をしている団体が40弱、当事者の方、関心をお持ちの方10名の参加がありました。

不登校、ひきこもりの体験をされた方のお話が印象に残りました。

「不登校当時、その方のお母さんが 肯定的に受け止めて下さったことが ご自身の力になっている。」
という内容でした。

「不登校親子応援ねっと」さんは既に2回 ガイドマップを作られています。

「不登校親子応援ガイドマップ」2014年版には 民間団体29と公的機関13が載っています。
ガイドマップは 千葉県北西部の教育相談室をはじめとする公的機関にも配布されています。




2015年10月12日月曜日

ブレインスポッティング Phase 2

ブレインスポッティング Phase 2 のトレーニングを受けました。

日本でのトレーニングは 2014年9月に 初めてのPhase 1のトレーニングが行われました。
私は 今年2月のPhase1を受けました。

今回の Phase 2は 昨年受けた人が優先でしたが 無事に終えることが出来ました。
私の後ろの席におられた方は 名古屋から、帰りにエレベーターから途中の駅までご一緒した方は 札幌から来られていました。

初回にPhase 1を受けた方が
「EMDR学会の錚々たるメンバーが受けておられた!」
と言われていた訳がわかりました。
日本EMDR学会でEMDRを指導されている先生方が何人もおられました。

今回2回のデモンストレーションと3回の実習がありました。
実習は 二人組になってセラピスト役とクライエント役を交代で行います。

クライエントとして3つの記憶を処理して頂きました。
①子ども時代の親の記憶
②前の結婚での出来事
③離婚につながったある出来事

3つとも記憶にまつわる否定的な感情が取れ、過去のこととして認識できるようになりました。

今回の学びと体験が より良いセラピーをさせて頂けることにつながると信じています。


2015年10月8日木曜日

ポリヴェーガル理論と勇気づけ

ポリヴェーガル理論で言う
「背側迷走神経、腹側迷走神経、交感神経」
を使って 感情を視覚化しました。
「勇気づけの親子関係実践セミナー」で グラフを使って感情の動きをお伝えし始めました。
カウンセリングでも グラフを使ってご説明しはじめました。

「分かりやすい。」
「この通りです!」
と 言って頂けます。

これを夫に応用してみました。
声が大きいのは
「地声、演劇を長くやっていたから・・・」
という夫です。

「あなたの大声を聞くと 私の交感神経が活性化する。
あなたが何気ないことを言ったとしても 影響がでて
グラフがこうなる。
できたら 静かに伝えて欲しい。
そうすると 私の交感神経は このようになる。」

大きな声を威嚇のように感じるのは 私の課題です。
そこで お願いをしてみました。

ずいぶん前から伝えてあったのですが
ポリヴェーガル理論で伝えると あっさりと
「OK!」
と!!!


「すべては先送りでうまくいく」
フランク・パートノイ 著
ダイヤモンド社 刊

の1章にポリヴェーガル理論について載っています。

2015年10月6日火曜日

中学生の不登校:二つの事例

日曜日と月曜日にお二人から お子さんについてのメールを頂きました。
それぞれ中2と中3のお子さんのお母さんです。

お二方の共通点があります。

①どちらも小学生の時に不登校が始まった

②当初、お子さんはカウンセリングに積極的ではない

③一緒に来られて、お母さんが先にカウンセリング、セラピーを受けられた

④「勇気づけの親子関係実践セミナー」に継続して参加されている

⑤勇気づけ実践の中で ご自身の対応を変えることで お子さんに変化があることを実感されている

⑥お母さんの対応の変化を見て お子さん達がカウンセリング、セラピーを受ける気持ちになられた

⑦セラピーの後、お子さん達が効果を感じ、以来セラピーに前向きに取り組んでおられる

➇お二方とも 適応教室のような不登校生に対応する教室に参加できるようになられている

⑨習い事、友人と出かける、電車に乗ることなど 一時期できなかったことができるようになられ、
 ご家族でその変化を感じておられる

⑩長期間の不登校、あるいは凍り付きの状態の割には 回復が数か月のうちには始まっている

これまでもお母さんが対応を変えられたことで お子さんの不登校が解消した例はいくつもあります。
その中のお一人に書いて頂いたものを マイベストプロ千葉のコラム欄に載せています。

「急がばまわれ」です。

カウンセリング、セラピーでは 安全な場所、安心感を作ることが前提です。

お母さんの勇気づけの対応は お子さんが毎日過ごす家庭がより「安全」になるということです。

             

2015年10月4日日曜日

ポリヴェーガル理論&勇気づけの親子関係実践セミナー

今日は勇気づけの親子関係実践セミナー:5章を行いました。

ポリヴェーガル理論を 勇気づけの対応に沿って説明しました。
昨年3月に ソマティック・エクスペリエンスで初めてポリヴェーガル理論を知りました。

私の脳が脳を学ぶことに抵抗を示していました。
読んでもピンときませんでした。

ソマティック・エクスペリエンスセラピーで感覚のトラッキングを繰り返し行う中で
少しずつ脳神経に近づいたように感じます。

個人コンサルテーションを受けて ようやくピンときました。

さらに以後文献を読むうちに 説明できる段階になりました。
セミナーの後はいつも感想を書いて頂きます。

「勇気づけの内容が 神経の活性化のカーブに照らし合わせて 良く分かりました。」
と何人かの方が書いてくださいました。

「すべては先送りでうまくいく」フランク・パートノイ 著 ダイヤモンド社 刊 
の中に ポリヴェーガル理論について書かれていることを見つけました。

いまマイブームです。


2015年10月3日土曜日

ブレインスポッティング

帰国している二男に 機会があったらブレインスポッティングをしたいと思っていました。
いつも出かける前に探し物をする傾向があるからです。

一昨日、
「実験台になってもらえる?」
と伝えてOKの返事をもらっていました。

今朝、チャンスが来ました。
朝6時頃に起きると 息子が起きて椅子でくつろいでいました。
しばらくすると彼女も起きてきました。

まずはリソース、幸せな気持ちについて行いました。

次に「物を紛失しやすい傾向」についてブレインスポッティングを行いました。

気分:イライラ
度合い:全体を10とすると 8~9
身体:顔の表面

時間が経つにつれて けわしかった表情が落ち着いて行きました。

30分ほどすると手の形が「法界定印(ほうかいじょういん)」になりました。
※てのひらを重ねて親指同士で輪を作った形

どんな様子が訊くと
「ストレスはゼロだね。」
と。

この間、セラピーを行う側からの 言葉による介入は全くありません。

更に効果を強めるためにもう一度最初のストレスを思い出す「レモン絞り」
と呼んでいるものを行いました。

これは3分ほどで済みました。

終了してから 何が起こったのかを聞いてみました。

・ストレス、考え、行動が結びついていたことに気づいた。
・今後どうすれば良いか 見通しがついた

が主なものでした。

見ていた彼女は 息子の表情、身体の変化に気づいたそうです。

彼女に今後を観察して欲しいと頼みました。

「誕生日プレゼント!」
になったかも・・・と思います。


2015年10月2日金曜日

英語圏

ロサンゼルスにいる息子が彼女(アメリカ人)と 次の二つの目的で一時帰国しました。 

①彼女の家族には既に会っており、息子の家族(私や兄の家族、父親)に会う
②更新できたアーティストビザの手続きをアメリカ大使館で行う 

今日10月2日が予約の日でした。
手続きは3時間待って終了したと電話がありました。 

息子は中学卒業の年2000年3月以来カナダ、アメリカに住んでいます。
明日が31回目の誕生日です。 国外での生活の方が長くなりました。

  1994年に私がうつ症状、解決を模索する中で アドラー心理学に出会う 
⇒2000年、私の留学に 息子が「一緒に行きたい」  と同行。
⇒モントリオール国際ジャズフェスティバルで チャーリー・ヘイデンに出会う 
⇒チャーリー・ヘイデンに師事するためカルアーツ芸大に行く
⇒そのままアメリカに滞在 という流れです。

 アメリカ政府からビザ更新許可の連絡があったのですが
その手続きはアメリカ国外で行う、ということだそうです。 

1回目にアーティストビザに応募した時は却下されました。
すぐに国外に出る必要があり、一時はカナダへ。

ビザの手続きを取ってくれた弁護士の勧めで 
高い手続き費用を払ってスピード再審査を依頼し、無事に許可が下りたのが
ほぼ3年半前。
アーティストビザは 3年毎の更新です。

昨夜は 近くのお寿司屋さんへ行きました。 

彼女はロングドレスで大きなイヤリングでドレスアップ!
「カジュアルな所だから。」 と伝えると 着替えてくれました。 
レストランというとロングドレスで正装する文化なのですね! 

「俺が悪かった。どちらでも良いと言ったから。」 と息子。 

夫との会話も英語ですが 一層強まり英語圏になりました・・・。

2015年9月30日水曜日

ポリヴェーガル理論=多重迷走神経理論

先日ソマティック・エクスペリエンスの個人コンサルテーションを受けました。

必要があってメールをしたので フィードバックもさせて頂きました。
ポリヴェーガル理論とアドラー心理学の一致点に気づいたことを書きました。

〇〇先生

おはようございます。
先日のコンサルテーションでは 大変お世話になりました。
ありがとうございました。

ポリヴェーガル理論の内容がようやく解ってきました。
神経の覚醒状態で観察するということも、自分自身の変化を通して理解できました。
私は以前、歩くスピードが 何かに追われるように速足でした。
(交感神経が活性化している状態)
最近 ゆっくり歩くことの心地よさに気づきました。
特にジムからの帰りはゆっくり歩いています。
季節の変化にも気づき、楽しめるようになっています。
(腹側迷走神経)

「腹側迷走神経が 育てられるもの」というのが アドラー心理学の「他者に対する関心」は新生児は本来素質として持っているが 育てられて成長するものという理論と一致しています。

※腹側迷走神経:Social nerve とポリヴェーガル 理論では説明されているともありました。
Social interest はアドラー心理学の書籍、日本語訳では「共同体感覚」となっていますが 私には分かり難いものでした。それで「他者に対する関心」と言い換えています。

また「勇気づけセミナー」では 大人が自分の感情に気づいてそれは自分のものとして処理する、子どもに向けないという練習を繰り返し行います。
これは 自分の交感神経の活性化(心配、不安、イライラ)を子どもに向けると相手も活性化するということと一致するかと思いました。

すみません、本題です。
〇月〇日のコンサルテーションの時間についてです。
・・・

2015年9月29日火曜日

母親に認められたい

「母親に認められたい。頑張っても認められない。」
という質問が Yahooの知恵袋にありました。

マイベストプロとYahooがコラボしている為、この質問が入ったお知らせメールがきました。
内容を読んで回答を初めて書きました。
(多分、初めてだと思います。)

お母さん方に「勇気づけの対応」をお勧めする理由がこの方の質問にあります。

2015年9月28日月曜日

少年のママから

「帰りの車では 息子が 都道府県を教えてもらったことをとても喜んでいて 私にも教えてくれました。」

9月27日のブログでに
「日本地図を覚えるのが嫌い。」
という小4の少年との会話を書きました。

今朝少年のママから それについて触れてあるメールを頂きました。



2015年9月27日日曜日

EMDR:日本地図を覚えるのが嫌い!

小4の少年のリソースを探している時のことです。
嫌いなものが出てきました。
プラスにしたいと思い、学習の方法を伝えました。

彼:理科は好き。社会が嫌い、日本地図を覚えるのが嫌い。

私:好きにならなくても良いけど 嫌いって思わない方が楽だと思わない?

彼:うん、そう思う!
(素直な少年です。)

ネットで白地図を検索すると 都道府県名の入ったものが出てきました。
「縦に印刷した方が良い?それとも 横?」
とたずねると

「横が良い。僕は横が好き。」
との返事。
(即答で 横、と返事が来ました!)

2枚プリントアウトしました。

私:知ってる名前はどれ?
彼:茨城県、栃木県・・・

1枚の白地図は 覚えた県名を消します。
もう1枚は 忘れた時に 見直すのに使います。

彼の知っている県名を修正テープで消しました。
「毎日 ひとつずつ覚えたらどう?」
「うん、そうする。」

覚える県名を決めて それを消しました。

「言えなかったら すぐに消してない白地図で確認してね。」

何回かやってみました。

「どう?」
と問うと
「楽しい!」
と 笑顔を見せてくれました。

①間違ってもいい
②忘れてもいい
③知らなくてもいい

自分を責めないで良いんだよ!!!

孫との勉強で得た対応を生かせました。

同時に Good idea!!! と自画自賛しました。

彼が 続けてやらなくても良いのです。
楽しかった、と感じてくれたことが重要です。
(笑顔は腹側迷走神経が優位になったことを示しています。)


2015年9月25日金曜日

不登校親子応援ねっと交流会

不登校親子応援ねっと主催の交流会のお知らせです。
1年に1回行われています。
どなたでもご自由に参加できます。
問い合わせは ナガヤマ様までお願い致します。

「千葉県北西部 不登校支援団体交流会」
不登校の子どもの支援を目的として 千葉県北西部で活動している相談機関が参加します。
お子様が不登校でお悩みの方、お気軽にご参加下さい。
当日、ご希望の方に『不登校親子応援ガイドマップ(千葉県北西部・2014年版)』
 を配布します。
開催日時 : 10月18日(日)13:30~16:30 受付13:00
開催場所 : ゆうまつど ホール
アクセス: 松戸駅西口徒歩5分
費用: 1団体300円、1家族300円
対象 : 不登校で悩んでいるご家族および不登校支援者
主催 : 不登校親子応援ねっと
事前申し込み : 10月16日までに要申込
連絡先の電話番号 : 090-4846-1496
連絡者名 : カゲヤマ

2015年9月19日土曜日

やさしい虐待

 2011年12月14日 NHK クローズアップ現代で取り上げられた「やさしい虐待」のサイトに下記のようにあります。
 勉強が出来て、しつけも行き届いた自慢の子が、突然、学校に通わなくなったり、自室に閉じこもってしまう、いわゆる“よい子の破綻”。原因が分からずに苦しむ親が多い中、研究者がその多くに共通する問題として注目しているのが、親による「やさしい虐待」だ。一般的な児童虐待は、暴力や暴言などで直接子どもを傷つけるものだが、一見こどもにはプラスに思える教育やしつけも過度に押しつけるとこどもをがんじがらめにし、虐待と同様に心を蝕んでいくという。「やさしい虐待」によって損なわれたこどもの心や親子関係をどうすれば修復できるか?その模索を見つめる。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3135.html

 私はこれを読んだときに クライエントの方々に「やさしい虐待」と呼ばれていますとはお伝えできない・・・と思いました。
 自己否定、人間不信につながった記憶を「やさしい」と形容することは 無理があるのではないかと。
 
 トラウマ治療を学べば学ぶほどそう思います。

セラピーの練習をさせてもらっている親族から報告を受けました。

①ホログラフィートークで扱った深夜の食欲は治まった。
②ソマティック・エクスペリエンスで処理した夫への恐怖心は 消えた。

「どちらもすごく不思議です。」
とも・・・。
 

2015年9月17日木曜日

愛着障害

「愛着障害  子ども時代を引きずる人々 (光文社新書) 岡田尊司著」

を読みました。

「愛着障害とは 安全基地が持てない障害」
とも言えるとあります。

さらに愛着障害の克服方法として安全基地を持つこと。

「良い安全基地」の5つの条件は次の通りです。
1.安全感の保障
2.感受性、共感性
3.応答性・・・安心感
4.安定性・・・一貫した対応
5.何でも話せる

勇気づけ対応でお伝えしていることと全く同じです。
具体的な方法が 勇気づけセミナーです。

親に安全な場所を提供してもらえなかったクライエントの方に
「自分が安全な場所」になりましょう。
とお伝えしていることも同じでした!

2015年9月16日水曜日

お水をくださいませんか?

数ヶ月前のことです。
孫(小2)が
「のどがかわいた。」
と言ったことがありました。

「‟のどがかわいたので お水をくださいませんか?”と言ってね。」

「‟よその家ではのどがかわいたら お水をくださいませんか?”って言うのよ。」
と伝えました。

そして
「水、麦茶、ジュースがあるけど 何にする?」
と 選択肢を出しました。

それ以後は いつも
「のどがかわいたので お水をくださいませんか?」
と言うようになりました。

今日、彼のママからそれについて面白い話を聞きました。
以前は 飲み物が欲しい時
「水。」
と言っていたそうです。

今は
「お水をくださいませんか?」
あるいは
「飲み物、何があるの?」
と。

「別のものを飲みたい時は 何があるのって聞くんだと思います。
作るのに少し時間がかかるものを伝える時もあります。
そういう時は 
‟それ位なら待てるから 作って。”
と言うので 作ることもあります。
下の子もそれを聞いているので 同じように言うようになりました。」

「なんだかこの頃 子どもの方が上をいくのかな~。
と思うようになりました。」
と、孫のママ。

子どもが吸収して 自分のものにしていく力を持っていることに驚きます。

2015年9月13日日曜日

40代から70代まで

きのうはスイミングの仲間とビアガーデン~カラオケでリフレッシュしました。

40代、50代、60代、70代がそれぞれ2~3名のメンバーです。
世代を超えて楽しめるというのは学びが多いと感じます。

ビアガーデンの場所は 銀座。
カラオケは地元 松戸でした。

スマホデビューに一歩が踏み出せない!
という方にカラオケでソマティック・エクスペリエンスをさせて頂きました。
10名の内8名がカラオケに興じている時に
ソマティック・エクスペリエンスセラピーの「二人の世界」を体験できました。

感覚のトラッキングが順調にできたことに 驚きました。
今後の状態を伺うことが楽しみです。





2015年9月12日土曜日

勇気づけの実践 ⇒ 家族関係が変化

先週の日曜日、「勇気づけの親子関係実践セミナー」 4章:聴き上手パートⅠを行いました。

勇気づけの対応を実践されている方が お子さんとの関係が変化してきたことを話して下さいました。

他の方も 一見不適切なお子さんの態度を
「そういう時があっても良いんじゃない?と 受け止めることが出来るようになりました。」
とメールで報告して下さいました。

また別の方は まだ3回受講されただけなのですが
ご自身のお子さんに対する対応が
「勇気づけの対応と反対の対応をしていることに気づきました。」
と教えてくださいました。

相手の不適切な行動を正そうと思わなくても

自分が勇気づけの対応を実践するだけで

相手との関係が変わるのです。

ほんの少しでも実感されると
もっと実践しよう!!!
と意欲的になれます。

シンプルな勇気づけの対応の実践で 関係が変わります。

そうそう、昨日は夫が私のパンツの試着に付き合ってくれました。
私は 夫に ごく普通に対応していたのですが
「仲が良いですね~。」
と何度も言われました。
閉店まぎわで 他にお客さんがいなかったので 他の店員さんも笑っておられました。

夫は 訳が分からず
「何でみんな笑ってたの?」
と。
(夫は インド系カナダ人で 日本語がまだ良くわかりません。)

仲が良く見えたということは 夫に対して勇気づけが実践できている状態なのかも・・・
と自分を勇気づけました!!!

2015年9月7日月曜日

7才児の感覚

7才の孫(男児)に ブレインスポッティングをしようとした時のことです。

私:前にやった はしゃぐことの続きをしようか?
孫:少しくらい はしゃぐのを残しておいても良いと思うけど。

私:確かに!
  じゃあ、パパに叱られて泣きたくなるのをやろうか?

孫は同意し、椅子に座りました。
指示棒を見て しばらくすると言いました。
「いつまでやるの? これは 時間がかかるよ!」

手を広げて 程度を示してくれました。
「これくらいだったのが 少しこれくらいに減ったけど。」
 
「そう、じゃあ続きはまたにしようか。」
と 終了しました。

パパに叱られるということは 確かに何年も続いていることでしょう。

以前、漢字をうまく書けなくて気分が落ちたことをブレインスポッティングで処理した時には
あっという間に変化しました。

今回、7才児が 処理には時間がかかると感じていることに驚かされました。
やはり 子どもは感覚が鋭いのだと感じました。


2015年9月5日土曜日

10ヶ月ぶりに!!!

8月25日に書いたK君のお母さんから その後を伺う機会がありました。

なんと!
K君が友達と10ヶ月ぶりに外出されたとのことでした。
友達の誘いに応えて卒業した小学校やお店に出かけられたそうです。

お母さんは仕事で出かけられていたそうです。
帰宅し、自転車の位置の違いから
「もしかしたら 出かけたかも・・・」
と思われていたとのこと。

すぐにK君に問うと嫌がるので 我慢し、自分からは聞かなかった・・・
しばらくするとK君の方から報告があったそうです。

ここでお母さんがご自身の聞きたいという気持ちをコントロールされています。

お母さんが行動を変えられると
お子さんが変わります!

K君のお母さんは「勇気づけの対応」を 1年続けて実践されてきました。
少しずつK君に変化が起きてきました。

何よりもK君がセラピーを受けるようになりました。
セラピーを始めると 日常生活で出来なかったことが少しずつ出来るようになっておられます。

そして今回は10ヶ月ぶりの友人との外出でした。

嬉しいご報告を頂きました!




2015年9月3日木曜日

9月

あっという間に9月になってしまいました。

8月23日(日)には ホログラフィートークというトラウマセラピーに使える手法の講習会に参加しました。

そして翌週30日(日)には 「EMDRを成功させるコツ」という講習会に。

昨日9月2日には 親族に頼んで ホログラフィートークの練習をさせてもらいました。

学んでも実践しないと 単に知識として終わってしまいます。
勇気づけと同じで 実践すれば身に付きます。

昨日の練習では 現在の問題が過去のどこの場面と感覚的に一致しているかがしっかり出てきました。
もちろんセッションをするまで本人は関係に気づいておらず、セラピーで出て来たことに驚いていました。

2週間毎にセッションをしています。
次回の成果が楽しみです!

2015年8月25日火曜日

信じて 任せて 待つ

「信じて 任せて 待つ」

青空の会:不登校の中・高生を持つ親の会(我孫子市)の世話人 山本さんから5年前に伺った言葉です。

不登校を始め、何らかの課題を持って保護者の方と来られるお子さん達、直観力がおありです。
賢い方々です。

こちらの意図をお見通し!
という場面に多々出会います。

保護者の方は 近すぎてお子さんを信じることが難しいのかもしれません。
子どもも 甘えて滅茶を言いますし・・・。

滅茶を言う時は 
「甘えられるこの子で良かった!」
「甘えてくれて 良かった!」
「甘えられると思ってくれて良かった!」
と 肯定的に見ることができます。

どのような状態でも
「居場所が欲しいのだな~」
「分かって欲しいのね~」
と 受け止めます。

保護者の方が受け止められると お子さんは 自分で歩いて行けます。

一歩一歩前進を見せてくれるK君。
お母さん、ずいぶん前進されましたよね!!!
1年前とは 別人なのですから・・・。


2015年8月19日水曜日

Don't think,feel.

知り合いの方から 
IPS × マインドフルネス 勉強会 in 浦安
というチラシを頂きました。

「知識や判断は不要  感性を信じる時間」

日時:9月27日(日)13:30~15:30 
場所:浦安市中央公民館 和室
参加費:500円

問合せ: green.wrap.jp@gmail.com (柴田 緑)

持ち物に 「Don't think,feel.のこころ」 とありました。
ブックレットかもしれません。

感性を信じる・・・本当にその通りだと痛切に感じています。

何かが違うと思い、別れた異性から
「愛しています!」
と言われて結婚し、10年余りの結婚生活の後別れた知り合いがいます。

私もそうでした。
かなり違う!と思っていました。
今から40年ほど前、女性は 25才を過ぎて独身でいると
「売れ残りのクリスマスケーキ」
と言われました。

誰の課題か?

当然、言っている人の課題です。
自分に取り込む必要はありません!

けれど 自立心に欠けていた私は 感性を信じないで結婚しました。

アドラー心理学に出会って
自分を育てなおすことをした今、
感性を信じることの大切さを実感しています。

ソマティック・エクスペリエンスセラピーも同じです。

EMDR、ブレインスポッティングもそうです。

「身体のどこで どう感じますか?」
でセラピーが始まります。






2015年8月18日火曜日

アドラーはトラウマは無いと言った?

昨日は 初めて1章と2章を続けてセミナーを行いました。

平日コースに参加されておられる方のご希望があったからです。
マイベストプロ千葉に載せたところ 希望して下さる方が増え、平日コースの方が驚いておられました。

私も驚きました!

また今回は 子育て支援、発達障害、不登校支援、発達障害を持っておられる方の就労支援、スクールカウンセラーといった「支援をされている方々も参加してくださいました。

この中のお一人から終了後にご質問を頂きました。
「アドラーはトラウマは無いと言ったそうですが 福田さんのアドラー心理学を基にした実践とトラウマ治療に矛盾は生じていないのですか?」
と・・・。

EMDRでトラウマ治療のターゲットにするものは アドラー心理学の早期回想とほぼ同じです。
EMDRのトレーニングを受けた時に 
「ターゲットをどうやって見つけるのか?」
と他のセラピストが質問をしていました。
私は早期回想と同じだと思ったので 難しいとは思いませんでした。

とお答えしました。


アルフレッド・アドラー博士は 将来の精神病理を防ぐために 幼い頃の勇気づけの対応の重要性を 親や教師に訴えました。

このことを考えても トラウマという言葉は使わなかったけれど こころの傷は残ると考えていたのではないかと思います。

2015年8月15日土曜日

迷いが少なくなる

7月のソマティック・エクスペリエンストレーニングでセッション、デモセッションを受けてかなり変化を感じています。

①4月中旬に転居し、そのままになっていた段ボール箱の片づけがはかどりました。
②使った食器を流しに置かないで すぐに洗えるようになりました。
③行動の迷いが少なくなりました。

③の「迷い」について言うと 具体的には次のようなことです。
  ・連絡をするか否か
  ・捨てるか否か
  ・行くか行かないか

デモセッションでは「転倒」がテーマでしたが 意識の底にある「死」が出てきました。

受けたセッションは 次の内容です。
 ①「モラハラ」
 ②いじめ
 ③先延ばしにする

①と②については 記憶が遠ざかったイメージがあります。

迷いが少なくなったのは③の効果かもしれないと思います。
ただ どれも重なり合っているかも・・・とも。

2015年8月14日金曜日

死・・・ちょうど8月13日に・・・

7月末に参加した ソマティック・エクスペリエンス トレーニングの最終日のこと。
テーマは「転倒」でした。

解説を聞いているうちに思い出したことがありました。
高校時代、自転車で通学中、道路の一部の水たまりが凍っていて転倒し、起き上がった後に車が通過したことでした。
車が通るタイミングによっては 死んでいたのではないか・・・
と 時々思い出していました。
デモンストレーションのクライエント役に選ばれてセッションを受けました。

思いがけないことに その時一緒にいた友人が記憶に出てきました。
そして 彼女が20代前半で亡くなったこと。

さらに高1の時に事故で亡くなった別の友人のこと。

そう言えば 高校時代は常に「死」について考えていました。

3年ほど経て
「人には 寿命がある」
との思いに至りました。

次に 大きくインパクトがあったのが 母方の祖父です。
認知症で、寝たきりになりました。
父がしばしば
「あんなに立派な方だったのに・・・」
と言っていました。
私が20代半ばに亡くなりました。
それ以後は
「寝たきりにはならないようにしよう」
と 40才になる前にスポーツクラブに入会しました。
以後、ずっと何らかの形で身体を動かしています。

「ピンピンコロリ」
を目指して。

昨日(8月13日)気付きました。

そう言えば 15才の頃から ずっと「死」を気づかないまま意識の底に持っていた・・・

ですから セミナーをお伝えする時も
「棺桶に入るまでに 一人でも多くの方に勇気づけの対応をお伝えしたい。」
と 棺桶という言葉が入ってくるのだと!



2015年8月11日火曜日

信じること:自分、子ども

「お子さんを信じてあげてください!」

お子さんとのカウンセリング、セラピーの後 保護者の方にお伝えすることがあります。

保護者の方の
「信じていない」
「信じきれない」
等は オーラとしてエネルギーとして 伝わります。

瀬戸大也さんは 競泳400メートル個人メドレーで優勝されました。
試合後のインタビューで
「自分を信じて戦った。」
と。

聞いていて、お子さんを信じきれない保護者の方々の表情を思い出しました。
「過去の自分はどうであろうと 今の自分は違う!」
とお子さんが思っていたら・・・

信じていないオーラは「勇気くじき」になります。

2015年8月10日月曜日

社会の窓

「家族以外の他者と関わることがすくない配偶者」
を持つ友人がいます。

「自分は配偶者にとって 社会の窓」
という表現をされていました。

昨日、プールでクロール、アクアチューブのクラスが終わると 参加者のお一人が近づいて来られました。
「5時から マグロへ行くけど、行く?」

プールでの顔見知り、合計6人で3時間。
その後は参加者のお一人のお宅で2次会になりました。

職業は様々で、聞かせて頂く裏話はとてもリアルです。
私にとって「社会の窓」だと実感しています。




2015年8月9日日曜日

ソマティック・エクスペリエンスとブレインスポッティングの統合

初回に行ったブレインスポッティングの効果を感じられて 3回目を行っていた時のことです。

しばらく続けた後、
「ちょっと疲れました。」
とクライエントさんがおっしゃいました。

そこでソマティック・エクスペリエンスで身体を休めるセラピーをしました。
感覚のトラッキングの後、
「とても楽になりました。」
との感想を頂きました。

ふと思いついてブレインスポッティングで扱っていた内容の続きを ソマティック・エクスペリエンスで行いました。
一瞬、嫌な記憶を思い出して頂き、その感覚をトラッキングしました。
最後は良い感覚のトラッキングで終了。

ブレインスポッティングで処理を始めた不快な数値を伺うと かなり低くなっていました。

「身体がとても楽です。前、2回のブレインスポッティングの後は疲労感がありました。きょうはありません!」

二つのセラピーを統合させて行ったのは初めてでした。

この方はセラピーを始めて1ヶ月余り、計3回です。
ご家族の方も クライエントさんの日常での変化に気づいておられます。
またセラピーの中で多くの気づきを得られています。

これらのセラピーでは、セラピストが何もアドバイスや提案をしなくても
ご自身の中から気づきや改善点が出てきます。

クライエントさんの笑顔を拝見する時が 
私にとっても幸せの瞬間です。

1994年、苦しい日々を送ったことが この瞬間につながっている・・・。
苦しみのきっかけを作ってくれた人に 感謝の気持ちさえ出てくることに驚いています・・・。
(私の名前は いくこです。語呂合わせをすると 1994年は いくこくるしい となります。)

2015年8月8日土曜日

スイミングの基礎・勇気づけの実践

スイミングのコーチの一人で 基礎をひたすら教えて下さる方があります。

その方が おっしゃいました。
「一つの練習(右手だけでクロールする)を 最低6回はやってください。子どもたちのクラスでは ひたすらこればかりをやります。基礎がしっかりできると 後が楽に伸びます。」

一つの練習を続ける
・・・
勇気づけのセミナーで 1ヶ月間
「自分の感情に気づく」
だけをして頂いていることと重なりました。

一貫して
揺らぐことなく
フレンドリーに実践します。

子ども達は敏感です。
「上から目線」
の感情が入っていると 感じて反発します。

スイミングでそのコーチが担当だと分かると
「ラッキー!」
と思っています。

2015年8月6日木曜日

ブレインスポッティング:小学生

8月に入って小学生の男の子3人(小2、小5、小6)にブレインスポッティングをする機会がありました。

①来客、外出、外食時はしゃぐことが常になってしまう。
  本人は抑えられない様子、とご家族。

 →セラピー後 外食(バイキング)に行った。
   おかわり自由の飲み物にひっきりなしに行くことが無く、落ち着いていた。
   椅子に座っていることが出来た。
   (ご家族からのお話)

②勉強が面白くない

 →セラピー後、気分は変わった(ご本人)
 →お手伝いを進んでした(ご家族)

③以前行っていた塾での記憶でつらいものがある

 →セラピー後、つらい感情の数値が少し落ちた(ご本人)
 →表情が明るくなった(ご家族)

「ソマティック・エクスペリエンスで トラウマは出来事にあるのではなく
神経に解放されなかったエネルギーとして蓄積されている」
と説明されています。

ブレインスポッティングは このソマティック・エクスペリエンス、EMDR等の影響を受けているそうです。

ブレインスポッティング中の身体の動き、手足の動き、目の様子を見ていると それが伝わってきます。

「つらかったんだ。でも頑張ってたんだ。」
と 身体の動きが訴えているのを 感じます。

子どももストレスを感じます。
子どもは 自分を責めてしまいがちです。

ストレスは不適切な行動として表現されることもあります。
周囲の大人から批判されることになり
ストレスが倍増します。

「不適切な行動には声をかけない」
「適切な行動にのみ声をかける」
という勇気づけの対応が 子どものストレス軽減への援助になります。

不適切な行動に声をかけられないと 一時的にその行動は増えます。
けれど それでも不適切な行動には声をかけず、
適切な行動に声をかけ続けると
不適切な行動は減って行きます。
(勇気づけを一貫して実践された方々は 体験しておられます。
またアメリカでの実験の成果を読んだことがあります。)

2015年8月4日火曜日

ブレインスポッティング+ソマティック・エクスペリエンス

ソマティック・エクスペリエンス中級のトレーニングを受けてから いっそう導入が楽になりました。
昨日は 10代の女性お二人に ブレインスポッティングとソマティック・エクスペリエンス、二つのセラピーで対応させて頂きました。

興味深い共通点がお二人にありました。

①お二人ともお母さんが6月の浦安市での講演会に来て下さっていた
②名前がほぼ同じ:3つの音のうち始めの二つの音が同じ
③ブレインスポッティングでとても効果がある
④ソマティック・エクスペリエンスの感覚のトラッキングが抵抗無くおできになる
⑤短い時間で 効果を感じていただける

違ったのはお一方は 先にブレインスポッティング、お一方は後にブレインスポッティングをさせて頂いた点です。

もっともっと腕を磨きたいと思います。

信じられない出来事:30年ぶりに・・・

私は30年前、突発性難聴、メニエール氏病症候群の診断を受けました。
当時、嘔吐、めまいをはじめとする症状がありました。
入院したのですが 二男が幼いことから無理を言って退院しました。
看護師さんが
「軽い状態じゃないんですよ!」
と繰り返し言われていた光景が脳裏に残っています。
そのためか 右の耳に難聴、耳鳴りという後遺症が残っていました。

今回のソマティック・エクスペリエンスのトレーニング中、セッションを受ける機会が何回かありました。その頃のトラウマも扱ってもらいました。

トレーニングが終わって三日、なんと、右の耳の聴力がかなり戻っていました。
左の耳を押さえていても 右の耳で電車内のアナウンスがはっきりと内容が分かったのです。
これまでは まったく聞こえない状態でした。
信じられない思いでした。

夜、スイミングで「初めてクロール」の練習中にも コーチの声が聞こえるか否か左の耳をふさいで聞いてみました。
ちゃんと聞こえました!!!

そういえば、近視だった視力も回復しました。
運転免許証の更新での視力検査で
「眼鏡は要りません。」
と・・・。

「トラウマは出来事ではなく 神経に蓄えられる」
とする、ソマティック・エクスペリエンスセラピーに出会えたことに感謝しています。

2015年8月3日月曜日

松戸花火大会

8月1日(土)は 松戸の花火大会がありました。

今年4月中旬に転居し リビングからスカイツリーが見えることに感激したのですが、
なんとリビング、和室から花火を観ることができました!

今年の3月~7月は マイナスの出来事がいくつかありました。
落ち込みはしませんでしたが 嬉しい出来事ではありませんでした。

けれど 7月末、ソマティック・エクスペリエンス中級のトレーニング中から 良いことが続いています

トレーニング中の練習で
「好きな人の(参加者)ところへ行き、手のひらを重ね、呼吸を合わせる」
というものがありました。
思い浮かばなければ やらなくてもOKと。

私は特にどなたも思い浮かばず、ぼんやりとしていました。
すると
「私とやってください!あなたの雰囲気、好きなんです。」
と来られた方がありました。
手のひらを重ねていると お互いにウルウルしていました。

別の方にも声をかけて頂きました。
「私の話を聞いて欲しいんです。でも話す前に 福田さんの話を聞かせてもらえますか?もう完了しているように思えるので。」
と・・・。
完了というのは 私のつらい体験が 現在、私の感情、感覚に残っていないという意味です。
挨拶程度しか会話の無かった方に そのように見えていたことは とても嬉しい出来事でした。

さらに!
水難事故のトラウマの練習の際、
「一緒のグループでやらせて下さい。」
と来られた方がありました。
彼女がクライエント役、私がセラピスト役をしました。
「若かった私の父は・・・・・・」
と 話が始まりました。
「若かったお父さんは ・・・・・・だったのですね?!」
と対応したところ・・・。

「その対応を学びたい。あなたの勇気づけのセミナーに出ます!」
と 予約して下さいました。

トレーニングから金曜日の夜帰宅し、その翌日が花火大会でした。

喜びすぎないように こころして過ごしたいと思います。


2015年8月2日日曜日

転倒した時の対応:トラウマ治療の観点から

誰もが知っておくと役にたつ
「転倒したときの対応」
を ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングで習いました。

昨日8月1日の土曜日、孫が来ました。
和室からリビングに移動しようとして 転倒!

そばにいる人の対応は
倒れている人のそばに寄り添い
座っていることです。

私もしてみました。
すると 身体を自分で起こして どうして転倒したのかを説明してくれました。
「僕んちは 畳の部屋がこっちよりこれくらい(手でしめしながら)高いの。だから転んだ。」

私のところは和室とリビングは同じ高さです。
床を見ないで 彼の身体が覚えている感覚で歩いて転んだようです。

習ってから 実践すると 身につきます。
思いがけず機会がありました。

転んだ方と接する機会はときおりあります。
ブログを読んでくださる方にも お伝えしたいと思いました。

2015年8月1日土曜日

トラウマセラピー:DV、いじめ

7月24日~31日まで ソマティック・エクスペリエンスというトラウマセラピー中級トレーニングに参加しました。

3年間の研修ですが折り返し地点にたどりつきました・・・。

このトレーニングでは 自分がセッションを受けることが義務づけられています。
今回は3回受けました。
私が受けたDV,いじめと 自分が仕事を先のばしにしがちなことについてです。

1.DV
2.いじめ
3.仕事を先延ばしにする

昨日のトレーニングの内容は「転倒」でした。
講義の後は 
インストラクターによるデモンストレーションがあります。
受講生の中から「転倒」の体験を持つ希望者の中から 誰を使ってデモをするか 希望者の話を聞いてインストラクターが選びます。

高校時代・・・半世紀近く前!
講義を聞いているうちに 私も自転車に乗っていて転倒し、その後車が通り過ぎ、あの車が来たときに転倒していたら命を失っていたと思った記憶が出てきていました。

「選ばれても 選ばれなくても・・・」
という思いで希望してみました。
希望したことも忘れて 休憩のおやつコーナーでおやつ物色していると
インストラクターがそばに来て
「デモのクライエント役になってもらえますか?」
と・・・。
  
転倒で話が終わると思っていたのですが・・・
まず、踏切の警報器を無視し、電車がすぐ近くまで近づいていたことに気づいた体験、
転倒した、その時一緒にいた友人(故人)、同時期に亡くなった別のクラスメートの記憶も出てきました。

トラウマは神経に留まっていることを実感したトレーニングでした。

※1年前は「甘いものに手を出すのが止められない」という内容でデモのクライエント役をしました。
  効果は 7kgの減量に成功!です。
  甘いものへの強い衝動が神経から消えたという印象があります。

2015年7月28日火曜日

トラウマセラピーの宿泊研修

ソマティック・エクスペリエンスの宿泊研修に参加しています。
きょう、28日は休息日です。

昨年の8月、今年の3月に初級を終え、今回は中級です。

「健康な怒り」
「胎児期、誕生後のトラウマ」
の講義では かなり疲れました。
講義を聞くことによって 自分の中にある怒りやトラウマが「活性化」されるとのこと。

研修の必須項目に 自分自身もセラピーを受ける必要があります。
EMDR、ブレインスポッティングとは異なる手法です。
当然体験する感覚も異なります。

今回は既に2回セラピーを受けました。
「セラピーの中で両足がビリビリする」
「これまで眠っていた関連した記憶が呼び起される」
という体験がありました。

「空」が安心感、包容力を感じる私にとってのリソースだと
今回の研修で実感しています。

ステキな動画を見て 昨日の研修は終了でした。

2015年7月23日木曜日

ソマティック・エクスペリエンス

明日から31日まで ソマティック・エクスペリエンスの宿泊研修に参加します。
昨年8月、今年3月の2回で初級が終わりました。
今回は 中級です。

ソマティック・エクスペリエンスとは
「身体の感覚のトラッキングを通して 未完了の防衛反応を完了させるトラウマ治療」
です。

私自身昨年の8月以来、身体の感覚が敏感になりました。

面白いことに テレビで不快な場面を見ると 身体が震えます。
昔から少しはありましたが 大きく震え、そばにいる夫が???と驚いて私を見るほどです。

昨年8月にこの研修の中で処理して頂いた
「甘いものに手を出すのが止められない」
感覚への効果は今も続いています。

体重が7kg減りました。

昨日、EMDRのコンサルテーションを受けたのですが 
チョコレートを出して頂きました。
以前の私であったら 遠慮しないで2個は頂いてしまったと思います。
昨日は 口や手の反応はありませんでした。
目がその形に反応していました。
「このチョコレートの形と包装、なじみのあるものだけど・・・」
というように・・・。
帰宅してふと思い出しました。
ロイズのものだと・・・。

今回は
「より楽に生きることをめざして」
どのような身体感覚をトラッキングすることになるのか
・・・楽しみです。

2015年7月22日水曜日

ソマティック・エクスペリエンス

数日前、あるクライエントさんのお話です。

「自転車に乗っていてぶつかりそうになりました。
十字路で後方を見ながら走って来る自転車に乗っている人がいたのです。
私は凍り付いてしまっていました。
声を出すことができず、かろうじてブレーキだけはかけることができました。
短い時間のことだったと思うのですが 凍り付いているという感覚がありました。」

お話を伺いながら ソマティック・エクスペリエンスでの処理が良いと感じました。

①凍り付いている時の身体の感覚のトラッキング

②ブレーキをかけることが出来た状態を両手で行い、トラッキング

すると感覚から出てきたのが 幼い頃のトラウマ的出来事でした。

クライエントさんは とても驚いておられました。

感覚から 何が出て来るのか???です。


2015年7月20日月曜日

受験生:ブレインスポッティング&ソマティック・エクスペリエンス

受験生の方にブレインスポッティングとソマティック・エクスペリエンスをさせて頂く機会がありました。

「苦手な教科がある」
とのことでした。

いつから?
「小学校低学年の頃から」

それに関する記憶は?
「先生が怒っている。」

気持ちは?
「くやしい」

どれくらい?
「100%」

身体のどの辺りで?
「お腹」

ブレインスポッティングセラピーで くやしさは0%になりました。

現在はその教科を楽しんでおられるとのこと。
その感覚をソマティック・エクスペリエンスでトラッキングしました。

お腹で温かさを感じ、肯定的な感覚が全身に広がりました。

そう言えば 7ヶ月ほど前、ある国家試験を受ける方に ソマティック・エクスペリエンスをさせて頂いたことがありました。

「試験勉強に集中できない」
との訴えを頂きました。

良い結果を出した教科と 否定的な記憶で感覚のトラッキングをしました。

数日後、集中できるようになったと報告を頂きました。
そして 無事、合格されました。

今回の方も良い結果につながると信じています。

2015年7月19日日曜日

ブレインスポッティング:(男児、小2)

7月18日(土)孫(男児、小2)に 3回目のブレインスポッティングをしました。

1、2回目は7月4日(土)でした。

7月4日の内容は次のものです。

①家で 母方の祖母が習字を教えに来てくれる時、取りかかりが遅い。
  教えに来てくれるのは 木曜日で その日しか遊べない友人がいる。
  遊びが気になって 取りかかりが遅くなる。

この時に生じる気分について行いました。

本人が
「嫌な気分は無くなった。今度から おやつを食べたらすぐに習字をやれば良いんだ。」
と言いました。

その後 7月18日までの間に 2回木曜日がありました。

本人が言った通り、孫のママから次のように報告がありました。
「自分から祖母に“友達と遊びたいから先に書くから”と言い、すぐに取りかかっていました。
宿題も3日に1回は遊びから帰ったらすぐにやり、気持ちが良いね、と言っていました。」

②「鳥」という漢字の横の線を多く書き、間違いに気づくと嫌気にとらわれた。
これはあっという間に気分の変化が起き、不快な気分で書いた線を消し、つぎのように自分から言いました。
「書き順をあと2回やろう。」

3回目、7月18日は 孫のママから聞いていた不適切な行動について行いました。

ブレインスポッティングの視点を決めるために 
「バザーの時 ~~~したって ママから聞いたけど・・・」
と話しかけました。
みるみる表情にかげりが出ました。
そして 両足をブラブラさせ始めました。
前回の2回よりは 長い時間でしたが表情がやわらいでいきました。
足のブラブラも次第に弱くなっていきました。
しばらくすると
「嫌な気分はもう無くなった!」
と 本人から申告がありました。

「レモン絞り」を行うために
「もう一度 始めのこと、考えてね。」
と伝えました。

今回は本人から何の言葉も出ませんでした。
ママに報告し、機会があったら観察することをお願いしました。

孫への2回の効果がきっかけで 数日前、クライエントさんと一緒に来られた小学生にもブレインスポッティングをしました。

嫌な気分は 両手いっぱいの幅で始まりました。
数分後には両手を合わせてゼロに。
本来のクライエントさんとのカウンセリングが終了し、帰宅の時には 両手をクロスさせて
「嫌な気分は全く無い、マイナス!」
と。
この小学生の方も 以後OKな状態とのことです。

ブレインスポッティングは 3点を伺うだけで行うことが出来ます。
①気分
②気分の強さ
③気分を感じる体の場所

※5ヶ月の間に100例前後行いました。効果が無いと報告を受けたのは1例だけです。
  効果が強すぎるのでEMDRに戻して欲しいという方がお一人おられました。


2015年7月18日土曜日

トラウマ治療を含むカウンセリングの終了

幼児時代からの両親を始めとする家族との愛着に関するトラウマで来られていた方の治療が完了しました。

10ヶ月の間に 1ヶ月に1回~2回。
合計12回の面談でした。

「解放されて自由になった気がします」
「何故あんなに親にとらわれていたのだろう、もうどうでも良いと思えます」
等、ご自身で確実な変化を感じておられました。

「ネットを検索し続けて ここにヒットした時、これだ!と思いました」
「変わりたいと思って 苦しかったけれど続けました」
とも。

治療を始めると 辛かった過去がまざまざと出てきます。
この方の場合
「幼児の頃に戻ったようで 動けない日がありました」
とおっしゃっていました。

感情をコントロールする方法はお伝えしますが
そこに思い至らないとおっしゃる方はよくあります。

封印されていた苦しさが出てくるのは 
凍り付いていた恐怖や不安が融けはじめることです。

嬉しい終了でした。

※トラウマは深いけれど カテゴリーは一つだったことも早く終了できた理由です。
愛着、いじめ、自傷行為、事故、挫折の体験、不快な体験、結婚生活でのDVなど いくつものカテゴリーにわたるトラウマを持っておられる方は 時間がかかります。


2015年7月16日木曜日

問題行動

いつもセミナーの集会室を予約して下さっている さとりさん(仮名)からのメールのやり取りを
マイベストプロ千葉に載せました。
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トラウマの治療をさせて頂いていると 精神病理が子どもの頃からの家庭、学校などでの体験に端を発している場合が多くあることを実感しています。

アルフレッド・アドラー博士は
「精神病理は勇気づけの対応によって予防できる」
と 親や教師に勇気づけの対応の大切さを訴えました。

さとりさんのお子さんへの勇気づけが
お子さんの将来の基礎を築いていることを感じます。



2015年7月13日月曜日

どうしたいの?

「赤ちゃんには たくさん話しかけましょう!」
と母親学級などで教えて頂きます。

では いつまで話しかけるのでしょうか???

肯定的な言葉は 子どもが何歳になってもOKだと思います。

けれど 指示・命令、小言、説教、批判、皮肉、アドバイスは 何才まで???

家庭や社会のルールを幼い子どもに伝えることは 必要です。
くりかえし伝えても出来ないと 大人は感情を入れて伝えがちです。
叱る、怒る・・・などです。

子どもは 反発心を持ちます。

子どもの反発心に気づかなかったり 
「大人に逆らうな!」
という対応をし続けると
子どもは 意欲を失っていきます。

成人の引きこもりの発端は 幼い頃の体験にあることがすくなくありません。

反発されたら 穏やかに
「どうしたいの?」
と聞いてみてはどうでしょうか?

※時間をおいてからでもOKです。



2015年7月9日木曜日

まちがってもいい!!!

私とアドラー心理学の出会いから見守って下さっている友人とデートしました。

私が初めて開いたセミナーに参加してくださいました。

当時中2の娘さんとの関係をより良くしたいとのことでした。

「笑わない、しゃべらない、私は一生懸命母親をしているのに なぜ???」

当時中2の娘さんは30代です。
キャリアウーマンになられています。

話しの中で 孫との勉強で

まちがってもいい!
わすれてもいい!
しらなくてもいい!

と伝えることで 彼がリラックスして学習に向かうことができていると伝えました。

すると 彼女が
「こんなことも知らないのか?」
と他者から言われたことがあり
大きな傷になったと 教えて下さいました。

まちがってもいい!
わすれてもいい!
しらなくてもいい!

責めるより 許し合うほうが良いと思います。
お互いに出来れば・・・。

2015年7月7日火曜日

学校、行くよ!

「学校行くよ!気持ち悪いのが取れたらね!」

「違う学校に行くことは考えていない!」

「学校って匂いがある!閉め切った教室に みんなの吐く息が一杯で その空気吸ってると思ったら息苦しくなって 気持ち悪くなる!ずっとがまんして行っていた!でももうダメ!!!」

あるお子さんのカウンセリング中の言葉です。

この言葉を聞いて
私の嗅覚も反応し、教室の独特な匂いを思い出しました。

そう言えば 音が著しく苦手なお子さんもおられました。
とりわけ 先生の大きな声。
その子は 大きな声に対して 身体がビクッと反応していました。

一人一人不快に感じるものが異なります。

保護者の方に分かってもらえていると
お子さんが感じることができるようになると このように
「何が嫌か」
と声に出して言えるようになるのですね!

保護者の方が 勇気づけを実践されると 
お子さんもどんどん変わっていかれることを 
今日も実感しました。

「お母さん、お子さんへの反応!違いますね~!うれしいです!!!」
とお伝えしました。

2015年7月6日月曜日

サプライズ!!!

「びっくり」よりも「サプライズ!」の方がぴったりする出来事がありました。

昨日のセミナーのことです。

参加されるお母さんと一緒に 中学生の娘さんが来られました。

前夜、娘さんとお母さん、それぞれから
「一緒に行っても良いですか?」
と 問い合わせのメールが入っていました。

ことの成り行きは
「明日、ひま・・・。」
という娘さん。

「セミナーに行くけど 一緒に行く?」
と 問うと
「行く。」
という返事。

「まさかの返事だったので・・・。」
とお母さん。

「先生に聞いてみないと・・・。」
と お母さんがメールをされる前に
娘さんが福田にメールをされた、ということでした。

娘さんは1時間半のセミナーの間 部屋の隅で
絵を描いて静かに過ごされていました。
多分、耳はダンボだったと思います。

セミナーが始まる前、
「セミナーに参加する前のお母さんと違う?」
というお母さんの問いに
「全然違う!」
と 笑って答えておられました。

お母さんが「勇気づけ」を実践されたことで
娘さんとの関係も変化し
娘さんが自分で行動を決めておられることが伝わってきます。

参加された他の方々にも
「目の前の実践例」
となって頂けました。

勇気づけを始めて2ヶ月経たれた参加者の方からメールを頂きました。
ネットに載せる許可を頂いています。

2015年7月4日土曜日

恥ずかしがることないよ!

「T君、いいじゃない、トーマスでいいじゃない!」

「ちっとも恥ずかしがることないよ!」


「お前の自転車、トーマスか!」
などと 何人かの子に
トーマスの自転車に乗っていることをからかわれた小1のT君。

気づいた クラスメートのCちゃんが そっとそばに来て言ったそうです。

帰宅してお母さんに伝えたのが次のことでした。

知らない子にトーマスの自転車をからかわれたこと、
新しい自転車が欲しいこと、
Cちゃんがなぐさめてくれたこと、

「今、Cちゃんとなりの席だけど またとなりになりたいな!」
と 気を取り直して言うT君だったと・・・。


このT君は 昨日の

「これが俺のストレス解消法なんだよな!」

と帰宅するなり ランドセルごとママに抱っこされた子です。

外で いろいろな出来事に出会っていることが分かります。

勇気をくじかれたり、
友達に勇気づけてもらったり・・・。

2015年7月3日金曜日

これが俺のストレス解消法

「これが俺のストレス解消法なんだよな~。」

誰の言葉?
かと思いますよね?!

ある方に伺ったお話です。

帰宅するなり、
「ママ、抱っこして!」
「ランドセル、置いたら?」
「いいの、このままで!」
というやり取りが。

抱っこされて 満足したのですね!
小1の息子さんのくちから出た言葉が

「これが俺のストレス解消法なんだよな~。」

だったそうです。

「こんな言葉知ってるんだと思って びっくりしたんです。」

「そう言えば、主人が休みの日の夕食時に焼酎を飲むとき言ってます。
“これが俺のストレス解消法なんだよな~”
って。主人の言葉、聞いてたのですね。」

時期は ゴールデンウイーク明けだったとのこと。
新一年生も疲れてくる時期なのですね。

ママにこうして抱っこしてもらえた息子さん、
「安全、安心な場所」
をしっかり持っておられることが伝わってきます。



2015年7月2日木曜日

ブレインスポッティング

昨日は ブレインスポッティングを3人のクライエントさんと行いました。

たまたましばらく来られていなかった方々でした。
EMDRは皆さん体験済みです。

ブレインスポッティングでは 伺うことは3つのみです。

1.感じていること
2.強さ
  0 (全くない)~ 10(最強)です。
3.身体のどこでそれを感じるか

どなたも感じていることの強さは 8~10で始まりました。
終わりは 0~1でした。

一人の方は 0まで下がった後に行う「レモン絞り」まで出来ました。
0まで下がっても もう一度初めの感情、身体部位に意識を置いてもらって処理をします。

すると 記憶にアクセスがかかり再度処理が始まります。

「スッキリしました。」
「なんだか 不思議。何が起きたのか・・・」

適応的情報処理が進んだのです。
私たちの脳は 情報処理をする能力を持っています。
けれど ショックな出来事が起きると その時の状態で記憶が冷凍保存されたようになります。

その後の体験には ショックなできごとで得た感情、考え、感じ方、イメージ、意味づけが影響を与えます。

「ずっとこころの奥で引っかかっていました・・・。そういうことだったのですね・・・。」
と・・・。

私がブレインスポッティングを気に入っているのは 次のような理由です。

①セラピストの介入がない
②セラピストの解釈が入らない
③ご自身の脳の力のみで処理が進む
④処理がとても速く進む

とても速い変化を ご本人も感じられますし ご一緒に来られたご家族にも変化が見えることが多くあります。

「表情が違います。」
「反応がセッションの始まりと終わりで全く違いますね。」

などなど・・・。

EMDRと両方を試されて EMDRを選ばれる方もあります。
始めの何件かをEMDRで行って 続きをブレインスポッティングでと希望される方もあります。

ご本人が納得して頂くことが一番だと感じています。



2015年6月30日火曜日

5年前と違いますね!

昨日新松戸のほーっとるーむさんでスタッフの方々に「勇気づけ」についてお話させて頂きました。

前理事長のBさんもスタッフの方々と一緒に聞いて下さいました。
その後別件で打ち合わせをしました。
その際、Bさんの言葉です。

「今日のお話、5年前に聞いた時と印象が違いました。今日のほうが心にしみ込んできました。」
と・・・。

これは ソマティック・エクスペリエンス、ブレインスポッティングのセラピーをさせて頂く中で
皮質(考える脳)よりも 皮質下部(脳幹、辺縁系)で体験していること
が重要!と知り、かつ実感しているからです、
とお伝えしました。

「勇気づけ」の大切さを トラウマ治療の視点からお伝えできるようになったことが大きいと思います。

2015年6月28日日曜日

ハグしてください!!!

ある日のカウンセリングの中での出来事です。

私:お母さんに頼んでみましょう!

  「ハグして下さい!」
  って。

お子さん:ハグして下さい。

お母さん:はい。
      (と お子さんをハグ)

私:どんな気持ち?

お子さん:安心します。

お母さん:うれしいです。


私は ソマティック・エクスペリエンスセラピーを学び、行うようになり 身体感覚に敏感になってきました。そして 身体の感覚と気持ちがしっかりつながっていることが意識に上ってくるようになりました。

上の会話を何回か繰り返しました。
すると 始めは固かったお子さんの表情が 
少しずつやわらかい笑顔になりました。

幼いころのお母さんに対して 少しでも否定的な感情があったとします。
その場合、お母さんが どれだけ受け入れる努力をされても お子さんの神経には感情が幼い頃のままとどまっています。

セラピーでも処理をしますが お母さんとのハグも大きいと感じています。


2015年6月26日金曜日

新松戸での勇気づけセミナー

昨日は 幼稚園生のお子さんをお持ちのお母さん方のご参加が多い「新松戸」での勇気づけセミナーでした。

中、高生をお持ちの方、子育て支援をされている方々も参加して下さっています。

否定的な考えを 肯定的な見方をするとどうなるか・・・という作業の後、
グループでシェアして頂きました。
「あ~っ」
という声が時々あがりました。
自分では気づかなかった、思い浮かばなかったことを他の方がおっしゃった時に起きます。

シェアした後の感想も話し合って頂きました。
とても盛り上がっていました。

シェア=共有は 他の方の感想、考えを聞いて 自分の視点に取り入れることができるという大きなメリットがあります。

新たな知識を得ることもあります。

肯定的な関係の中で 肯定的な共有を持つことができる
これも 大きな「勇気づけ」だと思います。





2015年6月24日水曜日

ブレインスポッティング

EMDRを希望されてきても ブレインスポッティングをお勧めすることもあります。

遠くから来られている方
何でも良いから 楽になりたいとおっしゃる方
など・・・。

トラウマを処理できる時間は 個人差が大きいのですが
とても速く進む方があります。

幼い頃の 「スモール t」は 速く処理できるのかもしれません。

クライエントさんの深い呼吸、
瞬き、
顔の動き
身体の動き
などで 処理が進んでいることが分かります。

「ふっきれた!」
「ばかみたい!」
「もう済んだ!」
のような言葉がポンと出てきます。

適応的情報処理・・・脳の不思議さを思います。

2015年6月23日火曜日

EMDRを受けて

EMDRを受けて  ← クリックで飛びます。

不登校の中・高生を持つ親の会の世話人さんYさんを通して

浦安市で発達障害者、不登校をはじめ様々な支援活動をされているUさんと出会いました。

Uさん経由で EMDRを受けて下さった Sさんが レポートを書いて下さいました。


また、その方から 「十牛図」という言葉を教えて頂きました。

ヨガを通してお知りになったとのことでしたが カウンセリングにも役に立ちそう・・・と。


2015年6月21日日曜日

ブレインスポッティング学習会

東京芸術劇場でブレインスポッティングの学習会がありました。

最後に簡単に出来る瞑想を習いましたのでご紹介します。

3分行い、感想をシェアしました。

①呼吸をし、お腹のふくらみ、縮みを観察する。

②注意が逸れたら お腹にもどる。

これから時々やってみたいと思いました。


新浦安

昨日、6月20日、新浦安の不登校を語るつどい「Baobab」さんの結成初イベントで講演会をさせて頂きました。

Baobabさんの案内資料には会の名前の由来が次のようにあります。

Baobab は他の植物が育たないような乾燥した過酷な地域に、力強く根を張る生命力にあふれた木です。
アフリカの広大な大地にどっしり佇む姿は、毅然として神秘的です。
他の植物(人)と比べず、ありのままの自分が素敵なんだよというメッセージを込めて、この会の名前が誕生しました。

会をお世話されているお一人Yさんとは 不登校の中・高生を持つ親の会(我孫子市)で「勇気づけセミナー」をさせて頂いてい時に知り合いました。

世話人の方々は ご自身のお子さんが不登校を経験されたことで 他の不登校のお子さんを持っておられる方々を援助されています。


2015年6月19日金曜日

クラス会のお知らせが・・・

四捨五入すると 半世紀近く前に高校を卒業しました。

同級生だった皆さん、退職されておられる方も多いそうです。

「昨年から3回目のクラス会を秋に計画している。」
と Kさんから連絡を頂きました。

また 趣味で音楽をやっていると・・・。

「音楽と言えば 息子もジャズベーシストです。
チャーリー・ヘイデン氏に師事しました。」
と 話の流れでお伝えしました。
        
Kさんの親しくされている方が チャーリー・ヘイデン氏の大ファンだとのこと。

企画運営が得意のKさんが 息子のマネージャーになって
日本での演奏会を企画してくださることになりました!

既に地元のFM局、ライブハウスとの話が具体化しているそうです!

Kさんにお会いしたのは 19才が最後です。

同窓生という不思議な信頼感があるのかも知れません。

2015年6月18日木曜日

子どものころに・・・

多くのクライエントさんから お聞きします。


人の目が気になります。

相手の目を見ることができません。

きらわれたくないから 思っていることを言えません。


「いつからでしょうか?」


ずっとむかしから・・・。

気づいたときには そうでした・・・。

ある時に 親に
「あんたは ~~~。」
と言われました。


子どものころのトラウマ的体験は 神経に蓄えられます。

大人になっても 同じ気持ちになり、考えを持ち、行動をします。

「こどもだから いずれ忘れるだろう・・・」
「こどもは 親の言うことを聞いていればいい・・・」

子どもは感じ、傷つきます。

子どもは優しいので 大人が間違った言葉や態度に気づいて謝ると
「良いよ!」
と許してくれます。

思春期に入ったお子さんの場合は それほど簡単には許してくれないかもしれません。
誠意を持って 一貫した態度を持って接すれば 認めてくれる日がきます。


2015年6月17日水曜日

ソマティック・エクスペリエンス、グループコンサルテーション

昨日、6月16日、ソマティック・エクスペリエンスのグループコンサルテーションに参加しました。

こころと身体をつなぐトラウマ・セラピーの訳者であり、
日本でのトレーニングを始められた藤原千枝子さんがコンサルタントでした。

グループコンサルテーションといっても 4名という少ない人数でした。

1ヶ月あまり後、7月末には 中期のトレーニングが始まります。

楽しみです。


2015年6月14日日曜日

まつどNPO協議会

2015年6月13日(土)まつどNPO協議会の総会でした。

2012年7月に会員になったものの総会に出席したのは 初めてです。

30代~80代の異なる世代の方々20名ほど。
市民活動をされている方々は お元気です!

2010年、見本市の実行委員をさせて頂きました。
その際に出会った方、別の市民活動で出会った方にもお会いできました。

皆さんの長い活動とつながりを見せて頂きました。

「つながって何かが出来ていく、時間がかかるけれど」
を実感した会でした。


2015年6月13日土曜日

私は人並みだ!

幼い時の体験から
「私は醜い」
という否定的認知を持っておられる方へのEMDRセラピーをしたことがあります。

肯定的認知を
「私は人並みだ」
に同意されました。

否定的認知に対する 肯定的認知を選ぶとき、
反対語を選ぶ場合があります。

「私は愛されていない」
に対して
「私は愛されている」
のように。

「醜い」
の反対語は
「美しい」
となります。

これは 受け入れられませんでした。

そこで
「人並みだ」
と・・・。

記憶の中に自分を否定する言葉がある場合、
より生きやすくなるために EMDRは効果があります。

「醜い」と思うより「人並みだ」と思えた方が 日々が楽ではないかと・・・。

2015年6月12日金曜日

わが青春に悔いなし

何十年ぶりかで 高校のクラス会・・・

企画してくださっているKさんと何回かメールでやり取りをしています。


私が卒業アルバムに 書いた言葉だそうです。

恥ずかしいです~!

「わが青春に悔いなし」なんて・・・。

勉強をしないで さまよっていた日々だったのです・・・。


でも 40代終わりで留学をする時の感覚と近いものがあります。

棺桶に入る時に 思いたい。

「良い人生だった」
と・・・。

人生のどん底・・・

1994年
死んだ方がどれほど楽だろう・・・

と思った日々から 20年が過ぎました。

どん底も含めて全部「財産」になっていると思えるようになりました。

2015年6月11日木曜日

一石二鳥

松戸駅近くの喫茶店のモーニングが気になっていました。
昨日、長男の奥さんと行きました。

「勇気づけの親子関係実践セミナー」
に出てくれているので 子どもへの対応が話題になります。

長男の奥さん
「爆発しちゃいました!夕方から寝るまでの間のことで・・・。」

今朝、彼女にメールしました。
次の内容です。
一石二鳥ではないかと思いますが・・・。

寝る時間について ふと思い出しました。
クライエントさんがお子さん達に 毎晩読み聞かせをされているそうです。

私が教師をしていた時、落ち着きの無い男の子ですが とても読解力のある子がいました。

お母さんが毎晩読み聞かせをしているとのことでした。

「これから 夜寝る前、8時50分にママは読み聞かせをしたいと思います。
どう思う?聞いてくれるとうれしいけど どうかな?」
と提案してはどうでしょうか?

宿題とか、ゲームとか一切ふれないで。

寝る合図が 読み聞かせになる、というものです。

作文力の向上に 読み聞かせは役に立つので・・・。

2015年6月10日水曜日

柏国際交流協会

夫は4月から 柏国際交流協会で英語を教えています。

今朝、サイトに行ってみると夫の写真がありました!


今年2月、夫が北松戸の喫茶店、ビストロで英語を教えていた時のことです。

隣のテーブルに座った方が 英語の分かる方で柏国際交流協会の外国語講座担当の関係者だったそうです。

名前と連絡先を交換した後、講座を頼まれました。

「え~っ、スカウトされたのね~!!!」
と驚きました。

グループで教えるのは マギル大学の語学学校以来です。

毎回、英語の歌も歌っていると・・・。

楽しんでいる様子です。




傷ついた小さな女の子

EMDRの勉強会で事例を出された方が コンサルテーションをされた方にお礼をおっしゃいました。

クライエントさんを 自立できていない20代後半の成人女性というよりは 傷ついた小さな女の子というように見ることができるようになりました。

これからはもっと寄り添って支援していけるように思います。

「成人というよりは 小さな傷ついた女の子」

一緒に生活されている保護者の方々にも お伝えしたいと思いました。


ご近所に傷ついているかもしれないお子さんがおられたら 声をかけてあげて頂ければ・・・と思います。
「おはよう」
「おかえりなさい」
で充分です。

援助が必要であると思われたら 匿名で児童相談所へ連絡することもできます。

子どもたちの傷つきは どこかで何らかの症状となっていくからです。

2015年6月9日火曜日

乗ってこない!

ティーンのクライエントさんのEMDRセラピー後。

保護者に加わって頂いて3人で話していた時のことです。

私:お願いがあるんだけど・・・。
  
  あなたはまだ10年ちょっとしか生きていないでしょう。
  お母さんは その3倍か4倍。
  だから行動を変えるのには時間がかかるのね。
  からかう回数を減らしてもらえないかな?
  1回で良いから。


ティーン:ああ、良いよ。
      今まで1日10回くらいからかっていたけど
      これからは20回にして1回減らすよ!」


私:あなたは 本当に頭が良いよね。
  すぐにそう思いつくのだから!

このティーンさんから 言われました。

「君はあまり乗ってこないよね。
ババアはすぐ乗ってくるけど。
だからからかうんだけど。」

私が ティーンさんの挑発に乗らない、という意味です。

保護者の方がつい乗ってしまうのは 自然です。
けれど 訓練で乗らなくできます。

お母さん、ひたすら実践です。
一緒に がんばりましょう~!

2015年6月8日月曜日

ブレインスポッティング=2期目

2015年10月10日、11日にブレインスポッティングの2期目のトレーニングが行われます。

2014年9月、2015年2月に1期目のトレーニングがありました。

今回のトレーニングは2014年の受講者が優先!!!
私は2015年組です・・・涙・・・

2014年組が3日間申し込める日があり、その後 2015年組の申し込みが可能になりました。 

ハラハラ、ドキドキでした。

滑り込みセーフ!でした。

学習会、コンサルテーション、どこに行っても収穫があります。

今回のトレーニングは是非受けたかったので 久々に興奮しています!




2015年6月7日日曜日

ロールプレイ:配偶者版

きょうは「勇気づけ実践セミナー」2章でした。

1章の時 ご夫妻で参加された方が2組ありました。
ロールプレイに配偶者とのやり取りを入れました。

笑い声があがり盛り上がりました。

「子どもとの関係は良くなったけれど 配偶者との関係が・・・」
との声がしばしば上がっていたことを思い出しました。

ロールプレイを子どもとのもの、配偶者とのものと2種類にしました。

きょうも盛り上がっていました。

感情!
イライラ、腹立ちがリアルになるのかもしれません。

ロールプレイでは同じ場面で 片方が対応を変えると 関係が変わるという体験をして頂きます。

「相手を変えようとするのではなく、自分の対応を変えるだけで 相手が変わることを実感しました。」
という感想を頂きました。

皆さん、実践して頂けています。

とても嬉しく思っています。



2015年6月6日土曜日

ジム仲間

昨年のことです。

ジムのスイミングのレッスンに還暦前後の男性が来ておられました。

話し好き、世話好きの方でした。

「飲み会をやろうよ!」
と 女性たちに声をかけられ、私も誘って頂きました。

スイミングが脳と身体のリラックスに効果があると感じていたこと
プールで出会う方々が肯定的なエネルギーを持っておられると感じていたこと
いろいろな方に出会うことが 思考の可能性を広げること
などなどの理由で 参加させて頂きました。
夫も一緒に参加しました。

それ以来、バーベキュー、飲み会が何回かありました。

男性は他のジムに移られましたが 飲み会は続いています。

メンバーは もともと親しくされていた方々プラス、新しく入ったメンバーという構成です。
世代は 40代前半~60代後半。
今年になってメンバーが増えました。

プールでの姿を見慣れているため 洋服を着て会うとイメージがかなり異なります。

始めのころは
「誰か分からなかった~!」
ということがありました。

共通の活動で人との和・輪が広がることを何十年ぶりで体験しています。

人生いろいろ・・・の話題で盛り上がりました。


2015年6月5日金曜日

体力確認!

100才のスイマー 長岡三重子さんのドキュメンタリー番組を観たのが 2014年はじめでした。

「そうだ!20代の頃 遠泳にあこがれていたのだった・・・。」
と すぐにジムに入りました
以来、週に4回~5回レッスンを続けています。

プールで行われるアクアビクスにも 2~3回参加。

始めてから1年3ヶ月になりました。

昨夜、夫と3駅離れたレストランへ行きました。

摂取したエネルギーを少しでも消費したいと、歩いて帰宅することを提案。

帰宅後 グーグルマップで距離を測ると5キロメートルありました。

休憩なく、疲れることもなく歩けたことに 驚きました。

60代になっても体力が向上することを実感しました。

プールの水に包まれている感覚が精神安定に良いと感じていました。

プラス、気づかないうちに体力がついていました。




2015年6月3日水曜日

そうやって育てちゃったから!

昨日、火曜日に聞いたお話です。

お孫さん(小学校低学年)がよく泊まりに来られるそうです。

「長女の子。一人っ子。娘、うるさいよ~。早く寝せてね、とか。」

「孫と何時に寝たってママに言おうかって相談するの。8時って言うから ちょっと嘘っぽいね。じゃあ 9時半、そうだね。そうしようかって。」

「泊まりに来るときね、娘が送ってくるの。ママ、早く帰って良いよ!迎えに来るのも 遅くて良いからって 言ってる。」

「長女が一番うるさい。3番目はいいかげん。」

そうやって育てちゃったからね。こっちも初めての子で分からなかったから。」


同じようなことが私の長男とのやりとりにもありました。

孫二人がおもちゃで遊んでいました。

「そうやって遊ぶんじゃないんだよ!」
と長男。

「いいじゃない、どう遊んだって。」
と私。

やりとりを聞いて、イェーイとポーズを取る孫。

長男をそうやって育てちゃったのは私!!!

と 日曜日の夜知らされたばかりのことでした!



2015年5月31日日曜日

やさしくしてあげて・・・

お一人でお子さんを育てておられる方・・・

一人親家庭だから・・・と気を張っておられることもあります。

二人分と・・・。

いいえ、二人分でなくて良いと思います。
一人分でも大変です。

私もシングルマザーの期間が長くありました。
うつ症状を持っていたので 二人分頑張ろうとは思っていませんでした。

自分の命を保っていくことだけで 精いっぱいでした。

この一瞬を生きれば 次の一瞬につながる・・・
アドラー心理学の本の一節にすがっていました。

子どものことは 考える余裕がありませんでした。

長男が中2でした。
「お母さん、こんなにやせちゃったよ・・・」
と 制服のズボンがゆるゆるになったのを見せた長男の姿が 目に焼き付いています。

その頃、長男は
「食べられないから お弁当はいらない。オニギリを二つだけ作って・・・。」
と言っていました。

何も考えることが出来なかったので 何もしてあげられませんでした。

その頃のことを 後になって
「友達が居たから 助かった。」
と言っていました。

昨年、長男に
「あの時の姿は目に焼き付いているけれど 何もできなかった。ごめんね。」
と伝えました。

「孫の勉強みてくれたら良いよ!」
と・・・。

シングルマザーのお母さん、大丈夫です。
一人分でも 充分がんばっておられます。

ご自身にやさしくしてあげてくださいね!

2015年5月30日土曜日

ケンカ寸前:目の前で

友人と歩いていた時のことです。
ちょうど小学生の下校の時間でした。

小2か小3位の子ども達が数人前方から来ました。
すると 突然男の子と女の子がさわぎ始めました。

「離せよ!」
「やめてよ!」

見るとランドセルをめぐってのやりとりです。
二人のランドセルがくっついているようでした。

「どっちも悪くない!」
と友人が言いました。
(彼女は60才まで小学校教師でした。)
彼女は自転車を支えていたので私が近づいてみました。

女の子がいっしょうけんめいくっついた金具を外そうとしはじめました。
指先がおもうように動かないようです。

「手伝おうか?」
と声をかけました。
すると 女の子が手を金具から離しました。

女の子のランドセルの金具が男の子のランドセルの金具に止まっていました。

「ありがとうございました。」
と男の子が大きな声で言い 二人とも走り去って行きました。

ちょっとした動きであのように金具がくっついてしまうことってあるのですね!
目の前で起きていなければ 信じられないようなことです。

子ども達が去ってから 友人が
「ちゃんとありがとうって言えてたね~!」
と感動したように言いました。

2015年5月28日木曜日

抱っこして!

「抱っこして!って 子どもが言って来たとき、抱っこするんですが こころがザワつくんです。私は 親に抱っこしてって言えなかったんです。」

「抱っこしてって 言ってはいけないような気がしていました。」

抱っこしてあげられるこの方は お子さんの気持ちを受け入れておられます。

人間は動物です。

スキンシップは こころの安定に大切です。

きょうは コープみらい新松戸の集会室で勇気づけのセミナーをしました。

自分の感情を整えるセルフケアの方法として TFTをご紹介しました。

すでにお子さんにTFTをされている方が

「一部だけをしても良いですか?こどもは TFTが気に入っていて やって!と言うこともあれば 自分でしていることもあります。」

とおっしゃいました。

また別の方は お子さんが幼稚園に入ってこれまでの自由な生活から変化してストレスがたまっている様子、とおっしゃいました。

「きょうもがんばったよね。」
と言いながらタッピングしてあげては?

と提案し、その方にタッピングさせて頂きました。

「なんか落ち着きます。子どもにやってみます!」
と。

ご自身が体験して頂けると 実践しやすくなるのですね。

きょうも ありがとうございました!

2015年5月27日水曜日

EMDR:地震の恐怖

2015年5月25日午後、関東地方で地震がありました。
茨城県南部で 震度5ということです。
千葉県松戸市でも かなり揺れました。

真っ先に思ったのは 26日に来られる予定のクライエントさんでした。
その方は 4年前の地震時の恐怖から 課題をかかえておられるからです。

EMDRセラピーの1回目で 4年前の地震時に恐かったというイメージを処理しました。
EMDRに入って3回目の 26日、前日の地震がその方にどうだったのか・・・。

約束の時間に元気なお顔を見せて下さいました。

「始めは音楽を聴いていたから気づかなかった。
そのうちに揺れていることに気づいた。
なんともなかった。」

とのことでした。

地震をきっかけに こわいもの、不安なものが増えた方ですが
順調にひとつずつ処理できています。

本当にほっとしました。




2015年5月21日木曜日

泣かないで!

☆「泣かないでって言ったでしょう!」
 保護者に対する中学生の言葉です。

 お母さんが話をしながら 泣くのを見て言いました。

☆「何がこわかったの?叱られたこと?」
 と私が問うと 小学生低学年のお子さんが 泣き始めました。

 「泣いていいんだよ!抱っこしてもらおうか?」
 と声をかけると 抱っこされて泣き続けました。

☆「幸せじゃないときもある。きのうはお母さんに叱られたし!」
 と小2の孫。
 その日はひとりで電車で帰宅したくない様子でした。

 「迎えに来てもらいたい。」
 と自分で電話をしました。
 ママに迎えに来てもらって満足そうでした。
 
 ママに後日聞くと
 「前日のことがあったので 迎えに行った方が良いかとおもいました。」
 
子どもは保護者、とりわけ一緒にいる時間が長いお母さんの感情に敏感です。

お母さんが安定していることが 大切だと感じます。
(顔で笑って 心で泣いたとしても)



2015年5月15日金曜日

心配:親にできること

ロサンゼルスに居る次男から  1行のメールが届きました。

「アーティストビザ 無事に更新できました!!!」

タイトルが Visa でしたので メールを開く一瞬も緊張しました。

親にできることは 心配をすることだけだと いつも思います。

密かに、伝えないようにです。


2015年5月13日水曜日

ぼーっと沖縄

昨日、2015年5月12日、TVで「ぼーっと沖縄」というサイトがあることを知りました。

リラクゼーションにピッタリです!


2015年5月11日月曜日

R君の成長

昨日5月10日は 勇気づけセミナーの日曜コースを行いました。

小2の6月~小学校卒業まで家庭教師をさせて頂いたR君のおばあちゃんも来てくださいました。

「勇気づけの実践例としてR君の成長を話して頂けませんか?」
とセミナーが始まる前にお願いしました。

というのもR君は中学に入って自分から進んで家庭学習を頑張っていて 安心して見守っていられる状態と伺ったからです。

保育園時代は 園長先生の机のそばに「特別席」を設けられていました。
小学校1年生の時には 教室を出て行き、学校から保護者の呼び出しが多々ありました。

「保護者がずっと教室にいてください。」
と校長先生から連絡があったほどでした。

検査の結果アスぺルガーの傾向があり、小2の始めにはADHD児への薬も投薬されていたこともありました。

その為 支援学級に通うように指導されて通っていました。
(小5になる時には 通わなくても良い、と支援級の先生に言われたのですが 本人の希望で小学校の間通っていました。)

R君との時間、私はひたすら「勇気づけ」を実践しました。

♪彼を人として尊敬の念を持って接する
♪何を言っても何をしても 絶対に叱らない
♪常に肯定的なフィードバックをする

彼に怒らないか否か試されたこともありました。
その時の私のことばです。

「R君、私を怒らせようと思ってるでしょう!絶対に怒らないよ。としよりでエネルギーがないから!」

ニヤッとしたR君でしたが それ以来試すことはありませんでした。

2015年5月2日土曜日

妹にもあげたい・・・

小2の孫との勉強の日でした。

夫がコーヒーを飲んでいるのを見て言いました。

「のどが渇いた。」

「“お水をいただけませんか?”と言って欲しいと伝えました。」
そして 飲み物の選択肢を出しました。

1.水
2.飲むヨーグルト
3.ジュース

ジュースに決めたので 
「学習道具を片付けてからね。」
と伝えました。
           ※ やや不満気な」表情です。

引越しの時に孫が片づけてくれた缶ジュースがあります。

今度は パイン、オレンジ等どの種類にするか迷い始めました。

私:何分で決める?
孫:20分

私:じゃあ、タイマーかけるね。

孫:ふたつ欲しいな、妹にもあげたいな~。
私:じゃあ持って帰って半分あげるか、ジュースは来週にして 来週2つ持って帰れば?
孫:分かった。

9分後

孫:パインに決めた。残りが少ないものにした。

昨年は一度決めても また迷うという傾向がありましたが それは少なくなってきたように思います。

時間をかけても見守る、
自分で決める、

出来る範囲で出来るかぎりを・・・。

意識的に「勇気づけの対応」をしています。


2015年4月29日水曜日

Mother's deaf:

アドラー心理学の本で Mother's deaf という言葉を読んだことがあります。

mother=母親
deaf=耳の不自由な
 
うるさい母親の言葉は 子どもに聞こえなくなる と言ったような意味です。

「母親」とアドラー博士は言ったようですが 大人であれば誰にでも置き換えられます。

先日、孫との勉強でそれを体験しました。
私が何かを説明した時に 全く聞こえていない様子でした。
興味を失ったようでした。

気づいて内容を切り替えました。

自分の子どもには叱る!という対応をしていました!

孫は
「僕は必要なことかどうか考えて 必要じゃないと思ったら すぐ忘れる。時々、必要なことでもまちがえて忘れてしまう。」
と 10日ほど前に教えてくれました。

小2になったばかりの子どもの言う事???
と驚きました。

そう言えば長男も高校生の頃言っていました。

「聞いているふりをするけれど 右から左へ抜けていく。」
「小5位から そうしている。」

 Grandma's deaf
気を付けたいと思います!

Grandma=おばあちゃん


2015年4月25日土曜日

共通点:スイミングと勇気づけ

「狭いトンネルに入るように肩をちぢめて・・・」
「まずは頭で分かって それを体でやってみて だんだん考えなくても出来るように・・・」

コーチの平泳ぎの説明です。
聞きながら 勇気づけの実践と同じだと思いました!

まずは頭で分かって
実践を続けて
考えなくても対応できるように・・・。

スイミングも勇気づけと同じと思うと
いっそう熱が入ります・・・。

熱が入るというのは
ゆっくりと ひたすら続けよう・・・という熱です。

課題の分離

他者が言ったことは 他者の思いです。

課題の分離をします。

私:誰が言ったのですか?

知り合い:Aさんです。

私:その言葉を 受け止めるだけにしてみませんか? 受け入れなくてもいいのです。


仮にあなたを批判した言葉であっても自分を責める必要はありません。
あなたの言葉に傷ついた、ということであれば 謝ることは必要かもしれません。

けれど あなたへの批判で あなたが傷つき、責める必要はないのです。
あなたが傷ついたとしたら 相手の行動の目的は
「復讐」です。

あなたが 腹が立ったとしたら
「権力闘争」です。

対応方法は 
「相手に復讐しようとしない」
「土俵から 降りる」
です。

また、ひとりの人に言われると 他の誰もがそう考えていると思いがちです。

本当にそうでしょうか・・・・・

他者に言われた言葉を受け入れて、自分を責めておられる方が多くおられます。

課題の分離をお勧めしています。


限りある人生、時間です。

建設的に、楽に生きたいと思っています。



2015年4月24日金曜日

子育て支援をされている方々と

松戸市男女共同参画推進グループ:ファミリーサポート・勇気づけを始めたのが 2010年です。
あっという間5年が過ぎました。

そして・・・。
子育て支援のグループの方が「勇気づけの対応」に関心を示して、セミナーにも参加して頂けるようになりました。

支援の立場から日々感じておられるお話を伺うこともでき、参考になります。


2015年4月21日火曜日

引っ越し・・・

2009年11月末に帰国して以来、引っ越しが続いています。

帰国した時は 藤沢市でした。
3ヶ月で松戸市に。

松戸市に来てからは 4ヶ所目です。
いつも これが最後!!!
と思うのですが・・・。

今回は 義理の娘(いわゆるお嫁さんです)、孫二人、息子と
1家に助けてもらうことになりました。

義理の娘と孫娘は 運送屋さんが来る前日木曜日に。
小2の孫は 勉強に来た土曜日一日。
息子はその夜、
ネットをつなぐことと 
洗濯機のホースの位置をかえること・・・。

「勇気づけの対応」の実践で 
楽な関係を持てているおかげだと思いました。

息子が中2まで(20年前)
私は 指示・命令的な母でしたが・・・。
子どもは 親を許してくれるのだと 今回も思いました。

そうそう、ベランダから スカイツリーが見えます!
天候によっては 富士山も見えると聞きました。
楽しみです!

2015年4月16日木曜日

営業

営業職を40年以上されている友人のご主人が
セミナーの話をしているときに 私におっしゃいました。

「あなたは職人だよ。営業はできない。」

「でもね、あなたのお客さんが営業をしてくれるから 大丈夫。」

「僕は 営業だけで生きてきたからわかるんですよ。」


最近、友人のご主人の言葉を 実感として感じています。

「EMDR、知り合いが効果があったと・・・。」
と お申し込みを頂いたり、

支援者の方の紹介で来られた方の変化を見て
同じ支援者の方が 別の方を紹介してくださったり・・・。

良い職人であるために、学び続けることが 
お礼としてできることだと思っています。


2015年4月14日火曜日

電話

電話が鳴りました。
出ると クライエントさんでした。

「環境に変化がありました。
体調が悪くなった原因が とり除かれました。」

というご報告でした。

環境の変化を起こすことに お手伝いをしたので
報告を頂けたのでした。

自分ひとりで環境にいると
「変えられない!」
と思い込んでしまいがちです。

そして どんどん気持ちや体調が悪化していきます。

お手伝いをさせて頂いている立場として
うれしいご連絡は 何よりの勇気づけです。

ありがとうございます!

2015年4月13日月曜日

瞳孔反応

先日、クライエントの方がおっしゃいました。
「前回のカウンセリングのあと、不思議なことがありました。
 既に周囲は暗くなっていたのに、明るく感じたのです。
 それまでは グレーのフィルムがかかったように見えていました。
 それに 視野が広がりました。」

気になって「瞳孔」を調べてみると「瞳孔反応」という言葉が出てきました。
瞳孔反応

光の明暗、近距離にあるものの注視、開瞼
あるいは 情緒の変化などにより、
瞳孔の大きさが変化する反応。
自律神経により自動的に行われる。
※ 広辞苑

トラウマ処理をすると周囲が明るく見える、視野狭窄が改善するとは 私自身ソマティック・エクスペリエンスセラピーを通して体験がありました。
(トレーニングの中で セラピーを受けることが義務付けられています。)

ソマティック・エクスペリエンスでは
「トラウマは神経の中にある」
と理論づけています。
そして
「トラウマ的出来事に関する侵入的なイメージは、高度に活性化し、狭窄し、圧縮されている。」
と・・・。

トラウマが処理された後に視野が広がった感じがしたというのは
この狭窄が解放されたということなのですね。

2015年4月12日日曜日

孫の選択


昨日4月11日午前9時過ぎ、孫との勉強が終わり、彼が帰宅する時のことです。


「ママは家で9時半まで用があるから 迎えに来れないって。送ってもらったけど、帰りはひとりで帰る。」

「きっぷの買い方が分からないから 歩いて帰る。」

と孫が言いました。

私の最寄の駅から 孫の家までは 2駅、2.8kmあります。

「駅に一緒に行って きっぷを買うのを手伝えるよ。」
と伝えましたが


「歩いて帰る。道、しってるから。」


ママに
「歩いて帰ることを決意していました。」
とメールしました。

すると
「スイカカードがみつからなかったので 行きは車で送れるけれど 帰りは 駅員さんにきっぷの買い方を聞いて電車で帰るか、あるいは歩いて帰るしかないよ、と伝えた。」
と返信がありました。

選択肢を出せたママ、自分で決めて歩いて帰った孫に感動しましたとメールしました。

そう言えば 孫は
「きょうは 10時まで勉強しようかな~。」
と 途中で言いました。

迎えに来てもらうことも考えていたようです。

「きょうは行かない!」
と言わないで 帰りが不安なのに来たことが
とても大きなプラスだと思いました。

2015年4月11日土曜日

ピンがご縁⇒勇気づけ対応のご紹介

「初めて会った時から 何かピンと来てました!」

先日久しぶりにお会いした 浦安市のQさんがおっしゃいました。

初めてお会いしたのは 
我孫子市での青空の会での「勇気づけ実践セミナー」の会場でした。

そして2年前に 浦安市で「勇気づけ実践セミナー」の紹介の講演会を開いて下さいました。
今年も 6月に開いて下さることが決まりました。

青空の会の世話人の方が 同じ言葉を下さったことがありました。

ピンと来て下さり、
「勇気づけの対応」紹介の機会を頂けることは
本当にありがたいと思います。



2015年4月7日火曜日

今朝 4月7日朝7:45のNHKで

「つくばの若手クリエーター」について報道されました。

その中でロボットの画面に
「アドラー心理学こころの相談室」
が出てきました。

「松戸こころの相談室」、福田の作品なのです!

説明していた青年は 20年来の友人の息子さんです。

フェイスブック pepperのしゃかい・けんがく もみて下さいますか?

2015年4月5日日曜日

寝坊

昨日の朝のことです。
ドンドンとドアの音で目が覚めました。

孫でした。
8時、約束の時間だったのです。

「ごめんね!!!寝坊しちゃったの!」
と ひたすら謝りました。

どんな時にも叱らないで良かった、と思いました。

やっぱり、失敗ってしますから・・・。

算数という文字を漢字で書きたいと調べ始めると
「マンガで説明した漢字の書き方」
に見入ってしまいました。

むかしの私だったら
「今は 数の字を調べるんだよね!それは 後で見たら?」
と言っていたところです。

けれど 何も言わずに待ちました。
読み終わると 何をしていたか???になっていました。

「数の字の書き順を調べていたんだよ。」
と声をかけました。
(援助を意識して・・・)

孫は
「そうだった・・・。」
と 書き始めました。

ふくざつな漢字を見ると
「ムズイ!」
と 抵抗を示していた孫ですが いつの間にか無くなりました。

2015年3月31日火曜日

回復

EMDRセラピーを含むカウンセリングを終えたGさん。
幼稚園の頃からのトラウマの処理でした。

「あの記憶が上書きされて 私はもう大丈夫、強いって思えます。」
「もし、同じことが起きても こわがらないでいられると思います。」

「お母さんも前とは違います。」
「家族の関係が良くなりました。」
とも。

お母さんも「勇気づけセミナー」を学んで下さっています。

お母さんが対応を変えてくださると 
お子さんの回復が早くなる実例です。

「先生に会えて良かった。」
と言ってくださいました。

「あなたが変わろうと EMDRを続けられたからです!」
「お母さんやお父さんのサポートも大きかったですね。」
と お答えしました。

お母さんのサポートとご自身の決意の成果です。