昨日は 初めて1章と2章を続けてセミナーを行いました。
平日コースに参加されておられる方のご希望があったからです。
マイベストプロ千葉に載せたところ 希望して下さる方が増え、平日コースの方が驚いておられました。
私も驚きました!
また今回は 子育て支援、発達障害、不登校支援、発達障害を持っておられる方の就労支援、スクールカウンセラーといった「支援をされている方々も参加してくださいました。
この中のお一人から終了後にご質問を頂きました。
「アドラーはトラウマは無いと言ったそうですが 福田さんのアドラー心理学を基にした実践とトラウマ治療に矛盾は生じていないのですか?」
と・・・。
EMDRでトラウマ治療のターゲットにするものは アドラー心理学の早期回想とほぼ同じです。
EMDRのトレーニングを受けた時に
「ターゲットをどうやって見つけるのか?」
と他のセラピストが質問をしていました。
私は早期回想と同じだと思ったので 難しいとは思いませんでした。
とお答えしました。
アルフレッド・アドラー博士は 将来の精神病理を防ぐために 幼い頃の勇気づけの対応の重要性を 親や教師に訴えました。
このことを考えても トラウマという言葉は使わなかったけれど こころの傷は残ると考えていたのではないかと思います。