2010年4月30日金曜日

ウツボを見たんだよ!

ご縁があって 小5の男の子の家庭教師をしています。

カウンセリング、セラピーと同じで 信頼関係が出来ると学習が進みます。

今日は 会うなり
「今日、遠足だったんだ。海で野生のウツボを見たんだよ。」
と 教えてくれました。

彼と勉強を始めて4カ月。
着実な学力の向上を 本人も自覚し、私も実感しています。

アドラー心理学の「勇気づけの対応」を学んでから 子どもの勉強を見るのが楽になりました。
「人として 対等に尊敬の念を持って接する」
「学習するのは 本人の課題であり 教師は援助する立場であることを伝える」
「何を学習するか、どう学習するかは こちらが提案はするけれど 本人が決める」
「間違ったら それを肯定的に捉え、次への課題とする」
等、基本に沿って対応すれば 子どもからの信頼を得られます。
そして 意欲的になります。

私達は 生来、意欲的に生まれてきたのです。
勇気をくじかれなければ 意欲的に努力できるのです。

2010年4月27日火曜日

子どもの立場

88才で一人暮らしをされている友人のお母さんの体調がすぐれない、ということで
友人と一緒にお見舞いに行きました。

友人は還暦を過ぎています。

お母さんと友人のやり取りを見て 親子の関係はいつまでも続く・・・と
実感しました。(当たり前なのですが)

友人は
「子どものころから こういう関係。」
と 言っておられました。

多くの場合 親は気がつかないで「勇気くじき」をしがちなのです。
かつて 私もそうでした・・・。

2010年4月26日月曜日

アヒルの子のように・・・

久しぶりに カリフォルニアの二男とスカイプで話しました。

「そういえばさぁ この間 小さな子に親がバイバイって言ってたんだよね。子どもが勝手にどっか行っちゃうからさ・・・。子どもは親にバイバイ、って言われると ちょこちょこ付いて行くんだよね、アヒルの子みたいにさ。同じようなことやってるな、って思ったんだよね。」

同じようなこと、というのは二男がかつてその小さな子、だったのです。
スーパーに行くたびに 行きたい方向へ走り去る息子に ある時、
「バイバイ!」
と言うと あわてて戻って来たのです。その次からはいつもその手を使っていました。
どうやら記憶に残っていたようです。


子どもの立場から 「勇気づけ」を学んだ親をどう思うのか 二男に尋ねてみました。
「お母さん、変わったよね。昔は ~じゃなきゃいけない、って お母さんが思ってたように思うんだよね、違う? でも 今は ~でも良い、って思ってるよね。」
と 答えてくれました。

1時間ほど話して「健康に」いろいろ悩んでいる様子に 安心しました。
息子は 悩んでいる時 考えや気持ちを整理するために私と話したいようです。
話してもらえる親になれたのは 「勇気づけ」を学んだからです。

いつかお礼にアドラー博士のお墓参りに行こうかしら、とふと思ってしまいました。

新緑

部屋から見える新緑が 日光を浴びてキラキラしています。

久しぶりに友人と電話で 近況を話しあいました。

子どもが通っていた小学校のPTAの清掃奉仕で出会った後、私も彼女もスポーツクラブの会員になったことで親しくなった方です。

話題は昔は子どものことでした。
今は親の介護に関わることが主です。
月日がたったことを感じます。

自分達の心身の健康を維持しましょう!
と電話を終えました。

2010年4月24日土曜日

ラブマツ

知り合いから 松戸市のネットコミュニティ「ラブマツ」を紹介されました。

その方が 知り合いの方々に紹介メッセージを送って下さったので 翌日さっそく「お友達になりましょう!」というメーッセージが何通も来ました。「人を大好き」という方たち、地域の為に役に立ちたい、という方たちで感激しました。

アドラーは「人のために役に立つことが 人を幸せにする!」と言いました。地域の役に立ちたい!という方たちは 幸せな方たち、ということですね。

ほぼ10年ぶりに帰国したのですが 新しい出会いが次々にあって うれしく思います。

2010年4月23日金曜日

誕生日

きょうは 誕生日でした。

友人Mさんとその妹さんのYさんから 先日バラの花束を頂きました。
Mさんは それをすっかり忘れておられたらしくまた今日 おたより付きの図書カードを下さいました。

友人からメールが入ったり、息子からもメールと電話がありました。

家庭教師をしているA君の成長ぶりを見ることができ、充実した時間が持てたこともきょうの幸せのひとつでした。

2010年4月19日月曜日

ホームページの打ち合わせ

カルガリーの友人Yさんは 私のホームページを作って下さった方です。
エステサロンを開く友人のMさんも ご自分のサイトをYさんにお願いすることにしていました。

Yさんが一時帰国され 私の所へ寄られたことで お二人がホームページの打ち合わせをすることが出来ました。
親しくしている友人が こうした機会に出会って下さって 肯定的な印象をお互いに持って下さったことを とてもうれしく感じました。

面白いことに どの方も子どものころの思い出が自分の意思をしっかり持ち 大人に対峙しているものがある、ということです。

4才の時、小学校に入るころ、あるいは小学校のころ、大人に対して「あなたの態度、間違っているでしょう!」と思ったり、あるいは言ったりした思い出です。

子どもに「人として 対等に、丁寧に接する。」ことは 勇気づけの対応の基本ですが このようなお話を伺うと納得できます。

2010年4月17日土曜日

30代+40代+50代

カナダのカルガリーに住む友人が 成田から発つ前に立ち寄って下さいました。
モントリオールで出会った40代の友人です。ワーホリでカナダへ来ていた今は30代の友人も 来られました。モントリオールで出会った世代の違う3人の 日本での再会です。

仕事の話、生活の話、パソコンの話、食べ物の話などなど 世代が異なる方々との話は 学ばせて頂くことが多くあります。

3人が声を揃えたことは「不思議!モントリオールで出会って 日本でまたおしゃべりしていることが。」でした。

「相互尊敬」を実践すると 世代の異なる方々とも親しくなれ 毎日が豊かになると 実感します。

2010年4月15日木曜日

EMDRって効くんですね!!!

「前のカウンセリングは 聞いてもらうだけだったんです。EMDRって全然違いますね。すごい!」
と クライエントの方がおっしゃいました。

「そうなんですよ! 不登校とか引きこもりの方にも効果があるんです。」
と言うと
「愛子さまも受けられればいいのに!」
とおっしゃいました。

ご自身が体験された昔の記憶が 順序よく整理された形で、しかもプラスの方向に向かってよみがえることに ご本人も驚いておられますが 治療者である私も ご自身が持っておられる力が自然に出てくることに 驚きます。そして 一緒に体験させて頂くことに感謝しています。

そういえば セラピーの教科書にありました。
「セラピストはクライエントと一緒に旅をします。クライエントが自分ひとりで歩ける、と思うようになられたら 離れますが 必要な時には いつでも迎える用意があることを伝えます。」
と・・・。
一緒に体験させて頂くということは 旅を共にしている・・・ということですね。

2010年4月14日水曜日

共感する

肯定的な方と時間を共有することは プラスのエネルギーをもたらします。

「勇気づけ講座」で一番初めに実践することは「肯定的にものごとを見る」です。
私が実践を始めて 16年目になりました。

毎日生活している訳ですから 意識していることは「実践しています。」となります。

実践を始めてから 肯定的なエネルギーを持っておられる方にいっそう出会えるようになりました。お互いに「共感出来ること」を感じるからです。

友人のMさんとは20年ぶりの再会でした。
20年前に気がつかなかった Mさんのエネルギー、Mさんの哲学がとても「肯定的」であることに 実践を通して見えて来たのです。「共感する」ことが多々あり 不思議な出会いに感謝しています。

あなたも 「勇気づけ」を実践して 幸せになりませんか???
プラスの出会いの場が広がります!

2010年4月13日火曜日

チラシ、貼らせて頂けますか?

「この講座は 子育てで困っている人や悩んでいる人にとても効果があるんです。こちらへ来られるお母さん方に見て頂けるように 貼らせて頂けますか?」

友人のMさんは 市民センター、子育て支援の場所などに出向いてチラシを貼らせてもらえるように 交渉して下さいました。一緒に行った私は Mさんの行動力に驚き、感動して見ているだけでした。

Mさんのお友達のIさんも 趣味の会やお知り合いの方々に知らせて下さる、とチラシを持っていって下さいました。

支えて下さる皆様に 感謝しています。

日本語を話せる生徒は校長室へ!

「日本語を話せる生徒は校長室へ来て下さい。」

クラスメートに促されて 息子は校長室へ行ったそうです。
今から8年前、モントリオールの公立高校に息子が在学していた時のことです。

校長室には 日本から来て間もない中学生の女生徒とそのお母さんがおられたそうです。
(モントリオールは 中学と高校が一貫教育です。)

「お家の電話番号を教えて頂けますか?」
と そのお母さんに言われて 息子がお教えしたのが 私がそのご家族と親しくなったきっかけになりました。
私が大学院のコースの一つで行った「こそだて講座」を受けて頂いたり、クライエントになって頂いたりもしました。
4年間で日本に帰られたのですが 交流が続いていました。

私が帰国して
「遊びに来ませんか?」
と誘って頂いていたのですが ようやく機会を見つけ お邪魔しました。

出会いとご縁が続くことの不思議さを感じたひとときでした。

2010年4月11日日曜日

おかあさんは えびせんが好きなんだよ!

母を病院に送った帰りの車の中で 兄の息子が言いました。
「お母さんは エビせんが好きなんだよ!」

どんな話の流れだったのか 記憶が無いのですが・・・。
お母さん、というは私の兄の奥さん、私の義姉です。

両親と同じ敷地の別棟に 兄の家族が住んでいます。
今年に入って母が体調をくずし、兄一家のお世話になることが増えました。

今回の私の帰省に際しても お世話になりました。
「心ばかりのお礼ですが・・・。」
と好物を送った、とメールをすると 兄嫁から返事が来ました。

「ありがとうございます。お母さんの状態は落ち着いています。腰痛がひどくなっているようですが、我慢強いです。どうぞ、お気遣いなくと思いますが楽しみにしています。」

「楽しみにしています。」の言葉にとてもうれしく思いました。
肯定的な気持ちを相手からもらえることは 大きな勇気づけですね。

2010年4月10日土曜日

EMDRコンサルテーション

午後10時から EMDRコンサルテーションの打ち合わせがありました。

コンサルタントはEMDRの本を多く翻訳されており、日本のEMDR界の第一人者である市井先生です。
前回のEMDRのグループコンサルティングはカナダのオンタリオ州の時間で行われたため 日本時間は夜中でした。
今回は 同じ日本なので 時間の心配はありません。

参加者は新潟、大阪、神奈川などの方々でした。これから月に1回、半年間のコースです。参加者の方々のお話を聞いていると EMDRが日本でも知られて来ているようで うれしく思いました。
「早い効果が得られる。」
と どの方もおっしゃっています。

一人でも多くの方の苦しみを軽くするお手伝いをさせて頂けたら・・・と思います。

2010年4月9日金曜日

ピンクのじゅうたん

家の近くの公園の敷地は 桜で囲まれています。

3~4才の女の子が散ってくる桜の花びらを受け止めようとしていました。
無心に花びらを追う姿に しばし見入ってしまいました。

ふと公園の敷地が目に入りました。
地面が桜の花びらですっかりおおわれています。
まさにピンクの絨毯そのものでした!

2010年4月8日木曜日

勇気づけ講座

4月からシリーズで勇気づけ講座を開きます。

「たのたの塾」の新井さんが すてきなチラシを作って下さいました。
たのたの塾のサイト ←クリックして下さい!

下のチラシの上で「左クリック」して頂くと 大きくなります。

2010年4月7日水曜日

Mさんの試験

きょうは 佐伯チズさんの学校を卒業したMさんの ディプロマの試験日です。
佐伯チズさんの体をお借りして 佐伯チズさんの試験を受けるのです。

この半年間、無遅刻、無欠席で学校を卒業し、ディプロマの試験に臨む友人に
こころからの声援を贈りたいと思います。

「絶対に1回では合格しないから 大丈夫!」
と 昨日のMさんのお話。

不思議なエネルギーの持ち主です。

内観

内観についての手引書を ビジネスホテルで読んだことがあります。

内観は日本で生まれたセラピーとして 海外でも知られています。

特定の人について 年齢を区切って歴史年表のように 自分についてふり返ります。
母親との関係について言えば 次のようになります。

「自分が母からしてもらったこと」
「自分が母にして返したこと」
「自分が母に迷惑をかけたこと」

治療者は 話を聞くだけ、と書いてありました。

アドラー心理学を学んでいる時に知りました。
新しい発見があるような気がして いつか内観を受けてみたいと思っています。

2010年4月6日火曜日

検査入院

1月に腰を打ってから 母の体調は芳しくありません。

ポータブルトイレを使用することが多くなりました。
後始末は 父か兄嫁がしています。
兄嫁が 母の汚物の色が普通では無い、と気づきました。
父は 長年ストマーをつけている為 通常の色は覚えていない、とのことでした。

かかりつけの先生が血液検査をして下さったところ 貧血が見つかりました。
さらに 足のむくみもあります。
先生が 母が19年前に心臓の弁膜の交換手術を受けた病院に連絡を取って下さいました。

連絡を取って下さったその日に 手術を担当して下さった先生を通して検査入院となりました。
仕事が休みだった甥が 母を病院まで送ってくれました。

「私、どうして入院することになったのかしら・・・」
と繰り返す母に
「名和内科の院長先生が 貧血を心配して連絡して下さったからよ。」
と 繰り返し答えました。

繰り返し同じことを口にする相手と会話をすることは
相手をありのままに受け止める。
良い練習になると思いました。

子ども、生徒とはまた異なった状態であるため 頭を使います。

2010年4月1日木曜日

ボランティア

日本へ帰って4ヶ月が経ちました。

友人Mさんから頼まれて 二つのグループのニュースレター発送準備のボランティアをしました。
Mさんが 私が開く講座の資料印刷を グループの世話役Yさんにお願いして下さったことがきっかけです。

火曜日、水曜日の二日間の計10時間の間に 合計15人前後の方に出会いました。
ニュースレターの発送準備という単純作業のため、会話が可能で、みなさん おしゃべりを楽しんでおられました。
私は 浦島太郎さん状態で 世間話には ついていけないことが多く、聞き役にまわりました。

PTAや自治会という強制的な側面の無いボランティア活動は 日本では始めての経験です。
ひとりひとりの方が 自分の時間を自主的ボランティアに使っておられる、という共通項は
その集団の性格を作るのに大きな役割を果たしている、と実感しました。

帰宅後 Mさんとスカイプで話し
「これまでは出会ったことの無いタイプの方々で 学ぶものが多々あったこと」
を報告しました。

美空ひばりさんの「1本の鉛筆」、老いに関する「手紙」の歌のお話も伺い、帰宅後 Youtube で聴きました。

部屋の前の桜が 8~9分咲きです。
今週末の東京は 花見シーズンですね!

良い笑顔!

あるサイトに仕事の紹介を載せることになりました。
公開は4月15日の予定です。

顔写真が必要、とのことで フォトスタジオに行きました。
友人二人が付き添ってくれました。
というのも 友人二人、それぞれの娘さんがそのスタジオで
成人式の記念写真をお願いされていたのです。

数多く撮って頂いた写真の中から 自分が気に入ったものを1枚選ぶことが出来ました。
笑顔で撮れていた写真が一番気に入りました。
「あなたの笑顔、良いって言ったでしょう!」
と 友人が言ってくれました。

自分で鏡を見る時には 笑顔ではないので
自分の笑顔を見たことは無かったことに気がつきました!

桜が見られ、友人達とひと時を過ごすことが出来、
自分の笑顔を見ることが出来た一日でした!