2010年4月26日月曜日

アヒルの子のように・・・

久しぶりに カリフォルニアの二男とスカイプで話しました。

「そういえばさぁ この間 小さな子に親がバイバイって言ってたんだよね。子どもが勝手にどっか行っちゃうからさ・・・。子どもは親にバイバイ、って言われると ちょこちょこ付いて行くんだよね、アヒルの子みたいにさ。同じようなことやってるな、って思ったんだよね。」

同じようなこと、というのは二男がかつてその小さな子、だったのです。
スーパーに行くたびに 行きたい方向へ走り去る息子に ある時、
「バイバイ!」
と言うと あわてて戻って来たのです。その次からはいつもその手を使っていました。
どうやら記憶に残っていたようです。


子どもの立場から 「勇気づけ」を学んだ親をどう思うのか 二男に尋ねてみました。
「お母さん、変わったよね。昔は ~じゃなきゃいけない、って お母さんが思ってたように思うんだよね、違う? でも 今は ~でも良い、って思ってるよね。」
と 答えてくれました。

1時間ほど話して「健康に」いろいろ悩んでいる様子に 安心しました。
息子は 悩んでいる時 考えや気持ちを整理するために私と話したいようです。
話してもらえる親になれたのは 「勇気づけ」を学んだからです。

いつかお礼にアドラー博士のお墓参りに行こうかしら、とふと思ってしまいました。