2009年3月28日土曜日

増えた心配

親になるということは 心配がいつもあるということのような気がします。

「車の免許を取った」という二男に対して 高速道路を走ることが多いことから
事故に遭わないだろうか・・・という心配が増えました。

「気をつけてね。」
と言うことしか出来ません。

車を運転する皆さん、何歳になられても 私たち親はいつも心配しています。

事故に遭わないよう、慎重に運転されて下さいね!

ほとんど 夏だよ!!!

きょうの昼間の気温は 8℃。(モントリオール)

家の北側には まだ雪が残っています。

所用で出かけた帰り道、近所の青年に会いました。

彼は
「元気?」
という お決まりの挨拶の後、
「ほら、日差しを見て!ほとんど夏だよ!」
と 朗らかに言います。

モントリオールは冬が長いので 雪が無くなって
春が来るのを 皆、待ち望んでいるのです。

すれ違った人は たとえ知らない人にでも
「良い天気ですね~~~。」
と 声をかけることもあります。

「ほとんど夏」という表現は 初めてです。
印象に残りました。

2009年3月27日金曜日

Yさんの思い出

「自分を好き」とおっしゃるYさんです。

「私、学校とか先生に あまり良い思い出ないんですよ。」

「小学校の1年の時にね、母親が個人面談に行ったんです。そして先生が
“お宅のお子さんは 机の中の整頓が出来ません。”
って 言ったんですよ。それまで そんなこと何も言われたことが無かったので
‘何で 直接私に言わないで 親に言うんだ!’
と 思いましたよ。」

「2年生の時にはね、教室の後ろにランドセルを入れるロッカーがあって
ベルトやランドセルをはみ出さないように収納することになってたんですね。
すると きちんと入っていないロッカーを先生がチェックして 係の生徒にやらせるんです。
すると そのチェックがどんどんエスカレートして 定規を使って測るようになったんです。
あの時、みんな不思議に思わないで そのチェックにのめり込んでいるんです。集団心理って
こわいな~~~、と思いましたね。」

「3年生の時だったかな?先生に頼まれて テストの結果をエンマ帳に転記するよう頼まれたんですね。
で、1箇所飛ばしたかなんかで その後、ずっとずれたんですね。それに気づいて “あっ、間違った。”
って言うと 先生がそのエンマ帳で 私の頭をぶったんです。すごく腹が立って よっぽど家に帰ろうかと
思いましたよ。まあ、我慢しましたけどね。」

「2年生だったかな、プールが初めてできたんですよ。体育の時間になって“ふ~~~ん、プールなんだ、どんなんだろう。”
と思ったんですね。泳げ、って先生が言うから まあ、泳いだつもりになって歩いていたんです。すると先生が 私の名前を読んで “お前、歩いているだけだろう!そんなのは泳いでいるんじゃないんだ!”
って言ったんですよ。教師なのに生徒に大勢の前で恥じをかかせるなんて、と腹が立ちましたね。」

「勇気をくじかれたということは無くて、その度に なんてアホなんだ、と腹が立っていましたよ。」

Yさんの記憶に 何十年も(何年ではなく)も残っている小学校時代の記憶です。

Yさんには 勇気くじきとはならなかった同じ体験が 子どもによっては 勇気くじきとなって残ることもあります。
勇気をくじかれた場合には「自分を好き」では無く「自分に自信が無い」ことにつながります。

2009年3月26日木曜日

これも出会い?

「このパソコン、知り合いの業者Gさんから セカンドハンドで $250で買ったのよ。」
と ミーティングの時にグループの仲間のPさんから聞いたのが 昨日のことです。
「書類を作ったり、メールをチェックするのには これで充分よ。」

すると 24時間後のきょう、Bさんがショックを受けた様子で
「パソコンが壊れてしまって、修理に$1000もかかると言われて・・・。」

Pさんの言葉が脳裏をよぎって つい
「セカンドハンドでよければ 連絡取りましょうか?」
と言葉を発していました。

Pさんに連絡を取ると Gさんの電話番号を教えて下さり、電話をすると
すぐつながりました。

Bさんにも Gさんの連絡先と在庫のパソコンの情報を伝えることができました。

こんな順調に連絡が取れることはめったに無いので もしかしたら
Bさん、良いパソコンに出会いがあるかもしれません!

2009年3月25日水曜日

SUSHI

夕方 Montreal Multicultural Family Counseling Association の仲間と
ミーティングを持ちました。

Sさんという ソーシャルワーカーの方が 私たちのグループの内容を知りたい、
と連絡して来られたのでお会いすることも ミーティングの目的の一つでした。

私が日本人だと知ると ちょっと興奮気味に
「一昨年、日本へ行ったのよ。東京と、京都。
お寿司がすごく美味しかった!!!それと ラーメン!
何もかもが おいしかった!!!」
と・・・。

お寿司は北米でとても人気があります。
太巻きも細巻きもにぎりも みんなまとめて「SUSHI」です。
10年ほど前には 持ち帰りのお寿司屋さんが100軒近くある、と
新聞に載っていたことがあります。
今は 数え切れないのではないでしょうか。

ヨーロッパでも日本人の調理師の居ない和食レストランが多いそうですが
ここモントリオールも同じです。

いわゆる外国の方々でも 日本へ行ったことのある方や住んでいた方は
「違いが分かる!!!」
とおっしゃいます。

日本食シック!!!!!!です。

2009年3月24日火曜日

画家のボブさんの思い出

モントリオールの良いところは 日本各地、世界各国から来た人々に会えることです。
きょうも ボブさんと話す機会がありました。

ボブさんは イタリア人の画家です。
ご両親と共に9才の時に移民としてモントリオールに来られました。

来られた時、英語の学校に行かれたそうです。
もちろん 始めは何も分からず ただ学校へ通っていたそうです。
英語が分かるようになった時のことを 次のように話して下さいました。

「3ヶ月位経った時かな、昼休みで校庭に居たんだよ。
すると 他の子ども達が話していることが 分かったんだ。
その瞬間のことを思い出すだけで 鳥肌が立つほどだよ、ほら
見てごらん! その後は 楽だったよ。子どもの話してることなんて
簡単な言葉だからね。」

そのボブさんの イタリアの小学校での低学年のころの思い出の一つです。

「今でもはっきり覚えているよ。
Mrs.M.G.フルネームまで言えるね。
時々 絵日記を描かされてたんだよね。
ある時 きちんとした紙に書いて
絵も描いて提出することがあったんだ。
 先生は 僕の絵を見て、
“何かを写したんでしょう。”
と 叱ったんだよ。
“写してません。自分で描きました。”
と言っても 信じてくれなくて、頭にきたよ。
神に誓えるよ、自分で描いたって!
悪い成績を付けられてたね。

“今から思うと 良く描けてるね、もっと描いてごらん。”
って言われてたらと思うね。」

ボブさんは 哲学と宗教の修士も修められた方で 絵にはとても深みがあります。
日本の画廊に紹介させて頂く機会があれば・・・と思っています。

ボブさんのサイト
http://www.rotondo.cc

桜情報・・・Tさんから

昨年9月中旬のことです。

台湾人の友人が 帰省のお土産を持って訪ねて下さいました。
そして 
「来週から 週2回、夜のフランス語のコースに通うわ。」
と おっしゃいました。

彼女とは 冬のコースで一緒になって知り合ったのです。

彼女が帰られた後 私もまた始めよう、と コースのある韓国センターに
行きました。

「登録は とっくに終わってますよ。授業は今日から始まったんですよ。」
と 事務所の韓国人のお兄さん。
と言いつつ、
「そうだ、毎日でも来れる?週4日だけど。もし来れるのなら 朝の週4日のクラスに
入れてあげようか。日本人が一人いるよ。」

「やっぱりダメだね。26人もいるから。どのクラスでも良かったら 連絡するよ。
今週中に。」

・・・ダメかも・・・
ところが 午後になって そのお兄さんから電話がありました。
「週4日のクラス、一人別のレベルに移ったから 明日から来て良いですよ。
ちゃんと 通ってね。」

「はい、絶対休みません。」

ということで 入れて頂いたクラスに居られたのが Tさんです。

あのお兄さんの計らいのおかげです!!!

日本に帰国中のTさんに
「私が帰国するまでに 桜が散ってしまわないよう 念力をかけて!!!」
と メールでお願いすると 
「大丈夫!!!」
と言って頂きました。

~~~   ~~~   ~~~

日本では看護婦さんもされていたTさんは インド継承医学アーユルヴェーダのマッサージを インドで
学ばれました。

4月下旬から モントリオールで マッサージを始められます。

癒し系のエネルギーを下さるTさんのマッサージ!!!

お楽しみに!!!

2009年3月23日月曜日

出会いの不思議

Yさんのお世話になり この「こそだてCafe」のホームページを立ち上げることができました。

Yさんとの出会いは ネットです。

モントリオールに居る日本人が利用している from-Montreal というサイトのBBSに
2006年の秋に どなたかがご自身の気持ちを投稿されていました。
「生活は安定しているけれど 寂しい時がある。」
と・・・。

それに対して Yさんが
「そのお気持ち、分かります。良かったら メール下さいますか?」
と BBSに投稿されていました。

ちょうどその頃 私のインド人の知り合いの方が 病気になられて
病院にお見舞いに行く度に 同じ民族で助け合っておられる姿を見ていました。

助け合える輪があるのは 家族や知り合いの少ない場合には
心強いのではないか、と感じていた私は Yさんにメールを出したのです。

始めに投稿した方からは メールは来なかったとのことです。
けれど その方の投稿がきっかけで 出会うことが出来ました。

出会いは 不思議でもあり 有り難く(文字通り)思います。

Yさんのサイト
http://www.ymdesignfactory.com