2015年10月6日火曜日

中学生の不登校:二つの事例

日曜日と月曜日にお二人から お子さんについてのメールを頂きました。
それぞれ中2と中3のお子さんのお母さんです。

お二方の共通点があります。

①どちらも小学生の時に不登校が始まった

②当初、お子さんはカウンセリングに積極的ではない

③一緒に来られて、お母さんが先にカウンセリング、セラピーを受けられた

④「勇気づけの親子関係実践セミナー」に継続して参加されている

⑤勇気づけ実践の中で ご自身の対応を変えることで お子さんに変化があることを実感されている

⑥お母さんの対応の変化を見て お子さん達がカウンセリング、セラピーを受ける気持ちになられた

⑦セラピーの後、お子さん達が効果を感じ、以来セラピーに前向きに取り組んでおられる

➇お二方とも 適応教室のような不登校生に対応する教室に参加できるようになられている

⑨習い事、友人と出かける、電車に乗ることなど 一時期できなかったことができるようになられ、
 ご家族でその変化を感じておられる

⑩長期間の不登校、あるいは凍り付きの状態の割には 回復が数か月のうちには始まっている

これまでもお母さんが対応を変えられたことで お子さんの不登校が解消した例はいくつもあります。
その中のお一人に書いて頂いたものを マイベストプロ千葉のコラム欄に載せています。

「急がばまわれ」です。

カウンセリング、セラピーでは 安全な場所、安心感を作ることが前提です。

お母さんの勇気づけの対応は お子さんが毎日過ごす家庭がより「安全」になるということです。