2015年7月18日土曜日

トラウマ治療を含むカウンセリングの終了

幼児時代からの両親を始めとする家族との愛着に関するトラウマで来られていた方の治療が完了しました。

10ヶ月の間に 1ヶ月に1回~2回。
合計12回の面談でした。

「解放されて自由になった気がします」
「何故あんなに親にとらわれていたのだろう、もうどうでも良いと思えます」
等、ご自身で確実な変化を感じておられました。

「ネットを検索し続けて ここにヒットした時、これだ!と思いました」
「変わりたいと思って 苦しかったけれど続けました」
とも。

治療を始めると 辛かった過去がまざまざと出てきます。
この方の場合
「幼児の頃に戻ったようで 動けない日がありました」
とおっしゃっていました。

感情をコントロールする方法はお伝えしますが
そこに思い至らないとおっしゃる方はよくあります。

封印されていた苦しさが出てくるのは 
凍り付いていた恐怖や不安が融けはじめることです。

嬉しい終了でした。

※トラウマは深いけれど カテゴリーは一つだったことも早く終了できた理由です。
愛着、いじめ、自傷行為、事故、挫折の体験、不快な体験、結婚生活でのDVなど いくつものカテゴリーにわたるトラウマを持っておられる方は 時間がかかります。