2015年4月13日月曜日

瞳孔反応

先日、クライエントの方がおっしゃいました。
「前回のカウンセリングのあと、不思議なことがありました。
 既に周囲は暗くなっていたのに、明るく感じたのです。
 それまでは グレーのフィルムがかかったように見えていました。
 それに 視野が広がりました。」

気になって「瞳孔」を調べてみると「瞳孔反応」という言葉が出てきました。
瞳孔反応

光の明暗、近距離にあるものの注視、開瞼
あるいは 情緒の変化などにより、
瞳孔の大きさが変化する反応。
自律神経により自動的に行われる。
※ 広辞苑

トラウマ処理をすると周囲が明るく見える、視野狭窄が改善するとは 私自身ソマティック・エクスペリエンスセラピーを通して体験がありました。
(トレーニングの中で セラピーを受けることが義務付けられています。)

ソマティック・エクスペリエンスでは
「トラウマは神経の中にある」
と理論づけています。
そして
「トラウマ的出来事に関する侵入的なイメージは、高度に活性化し、狭窄し、圧縮されている。」
と・・・。

トラウマが処理された後に視野が広がった感じがしたというのは
この狭窄が解放されたということなのですね。