昨日5月10日は 勇気づけセミナーの日曜コースを行いました。
小2の6月~小学校卒業まで家庭教師をさせて頂いたR君のおばあちゃんも来てくださいました。
「勇気づけの実践例としてR君の成長を話して頂けませんか?」
とセミナーが始まる前にお願いしました。
というのもR君は中学に入って自分から進んで家庭学習を頑張っていて 安心して見守っていられる状態と伺ったからです。
保育園時代は 園長先生の机のそばに「特別席」を設けられていました。
小学校1年生の時には 教室を出て行き、学校から保護者の呼び出しが多々ありました。
「保護者がずっと教室にいてください。」
と校長先生から連絡があったほどでした。
検査の結果アスぺルガーの傾向があり、小2の始めにはADHD児への薬も投薬されていたこともありました。
その為 支援学級に通うように指導されて通っていました。
(小5になる時には 通わなくても良い、と支援級の先生に言われたのですが 本人の希望で小学校の間通っていました。)
R君との時間、私はひたすら「勇気づけ」を実践しました。
♪彼を人として尊敬の念を持って接する
♪何を言っても何をしても 絶対に叱らない
♪常に肯定的なフィードバックをする
彼に怒らないか否か試されたこともありました。
その時の私のことばです。
「R君、私を怒らせようと思ってるでしょう!絶対に怒らないよ。としよりでエネルギーがないから!」
ニヤッとしたR君でしたが それ以来試すことはありませんでした。