2010年2月1日月曜日

忍ぶれど・・・

「忍ぶれど 色にいでにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」
百人一首の中のひとつ、平 兼盛の歌です。

縁あってお墓にお参りしました。

葉山御用邸から少し先の葉山公園から歩いて25分位の所にありました。
町の重要文化財に指定されているとはいうものの 標識は無く、
知り合いの方に案内して頂かなかったら とても行き着くことは出来なかったでしょう。

私が友人に 平 兼盛のお墓のことを話すと
「男性なのに 素直に自分の恋ごころを語っていて 可愛いじゃないの?私、若いときからこの歌好きだったのよ!天気が良かったら行ってみたい。」

石原裕次郎も食べた、という肉屋さんのコロッケとパンを手に入れてから御用邸の前を通ってお墓に向かいました。
御用邸では警備の方が
「おはようございます。」
とにっこりと言ってくださいました。

百人一首のカルタは手にしたことがあっても その作者のお墓にお参りしたことは初めてで 百人一首が前よりも身近に感じられるような気がしました。

挨拶を下さった御用邸の警備の方、気持ちよく案内してくださった方々、海を見ながら食べた美味しいコロッケパンのおかげでしあわせな一日でした。