2010年2月19日金曜日

3×0=3 じゃん!!!

ある所で出会った10才の少年の言葉です。
「3×0=3 じゃん。」
「4×0=4 でしょう?」
「5×0=5、違うの?」

彼は×0 の意味を理解していないようでした。

「算数わかる教え方」
という本の中に ×0 を理解させる説明があります。 
今から30年以上も前に読んだ本ですが ふと本の内容が脳裏に浮かびました。

3輪車のタイヤの数を問います。
もちろん子どもは 理解できます。

次に 3輪車が3台あった時の タイヤの数を問います。
そして 立式を問います。

2台、1台 と減らしていって 0台の時のタイヤの数を問います。
0台と 子どもから答えを得たら 立式。
もう間違えません。

次に会った時に同じように質問すると

「3×0=0じゃん!きまってるでしょ!」

時々彼のことを思い出します。