2010年6月19日土曜日

K君との学習ゲーム

6月から小学校低学年、K君の家庭教師をさせて頂いています。

K君の素直さ、優しさ、感の良さ、対応の早さなどに毎回驚かされます。

先週は 勉強の後におばあちゃんが用意して下さった2種類のゼリーを見せて
「どっちを食べたい?」
と 聞いてくれました。

昨日は おじいちゃんが駅まで車で送って下さることになりました。お目にかかるのは 初めてでした。
「ステキなご主人ですね。」
と 私がおばあちゃんに言うと K君がすかさず
「それほどでも!」
と・・・。

また 
「人生ゲームをやろう。」
と誘ってくれたのですが
「やっぱり時間が足りないよ。ゲームの準備だけで25分かかるから。」
と 私の帰る時間を配慮してくれます。

子どもの話に耳を傾けると 子どもは大人と同じようにちゃんと考えることが出来る、といつも思います。
そう言えば アルフレッド・アドラー博士は
「反抗的な子どもなどいない。反抗させる大人がいるだけだ。」
と言ったそうです。

K君には 勉強という言葉を使わずに ゲーム、と読んでいます。その方がK君の抵抗が少ないからです。教師の方もその方が楽しめる気がしてきました。興味を持って取り組めるのなら 勉強という言葉を使う必要は無い!と。漢字は マッキーノのビンゴゲーム、本読みごっこ、算数では 先生ごっこなど。
漢字を書く時に 書き順を覚えていないと K君はほんの一瞬固まります。
「もしかして困ってる?ドラえもんに聞いてみようか?」
と言うと K君がドラえもんの挿絵のある漢字の本で調べます。

K君の好奇心と秘めている才能を発見し 伸ばすお手伝いをする機会を頂いてとても感謝しています。