2011年6月8日水曜日

父にお説教?!

私:「食事が作れないというのは 自立の基本が出来ていないのだし、掃除機をかけるというのは 不安定な作業なのだから、何でも出来るって言わないでね!」

父:「言ったことない。歩いているのを見たケアマネさんが『歩き方がしっかりしておられますね。』と言われるから、『はい、と言うより他は無い。』一度も 『ヘルパーさん必要ですか?』と聞かれたことは無い。」

私:「今度聞かれたら 『掃除と食事をお願いしたい。』って言ってね!体の安全の為には 食事が基本なのだから!」


繰り返して「尋ねられたら お願いしてね。」と言うと「尋ねられたらだね!」・・・。

あと一カ月半で89才の父は 母が入院し、施設に入って以来一人。
昨日も兄から 「親父が焚火をしていて熱中症で救急車で運ばれた。新聞にも載った。」とメールがありました。
(同じ敷地に兄夫婦が住んでいます。)

焚火というのは 庭の木やゴミを燃やしていたのだろうと思われます。
「物を燃やしていながら 体が不調かどうかの判断が出来無かった、と言うことでしょう!」
と言うと 思いの外素直に
「そうだね。」

焚火の中に倒れこまなくて良かった、と思いつつ 
「大きな事故にあってからでは遅いのよ。少しでも安全の為にお願い出来ることはしてね!」
と繰り返し言うと
「忙しいだろうから じゃあね!」
と電話を切られてしまいました!
お説教に聞こえたのでしょう!

声の元気さからすると 「体と判断の衰えが見えにくい」のは確かなのです。
父は直腸がんの手術をした為ストマーをつけています。
60年一緒だった母と離れて半年近く・・・。

名古屋の妹が冬物の洗濯物を処理してくれた、と喜んでいました。