2011年1月5日水曜日

年末年始の介護帰省

12月27日から1月5日まで 実家へ介護帰省をしました。

母は腰の骨が曲がっていて歩行が不自由だったのですが 2010年1月5日に部屋で転んでから車椅子を使用するようになったのです。要介護3です。

今回、介護されている人、母の能力を出来るだけ使う、という試みを多くしました。

まず、父から頼まれた正月用の生け花です。花を活ける時の母の眼が真剣に生き生きとしていました。これをきっかけに何が出来るのか考えながら介護しました。

車椅子で移動する時に 手を伸ばしてドアを開ける、車椅子にかけたまま洗濯物を干す、乾いた洗濯物をたたむ、テーブルの上を拭き、お箸を並べる、日記を書く。

30日にこれらを始めて、私が家を離れる5日まで 毎日してもらいました。
母は元来、とても働き者でしたので 手が不自由でも体を動かすことによって気持ちも前向きになって来たようでした。

何よりも効果があったのは
「寝たきりになりたいの?それとも 元気で居たいの?腰が痛い、ベットへ行くは 寝たきり老人への道、まっしぐらなのよ!」
だったようです。

これは 「勇気づけ」で子どもに「論理的結末」を伝える時の方法ですが 介護にも応用出来ました。