あけまして おめでとう ございます。
今年も どうぞよろしくお願い致します。
母の新年の誓いです。
一年前に室内で転倒し、以来腰痛を訴え、日中もベットで過ごすことが多い85才の母。
昨年暮れ、兄夫婦が病院へ連れて行ってくれた時、担当の先生から
「痛くても 動きなさい。」
と言われたとのこと。
12月、30日と31日、食後にベットへ行きたがる母を ベットではなく居間へ連れて行きました。
まずは車椅子にかけたまま お正月の花を活けてもらいました。
師範の免状を持っている母は 真剣な目になり、床の間の花を仕上げました。
次に 車椅子にかけたまま足を動かす体操。
そして S字型フックをつないで洗濯物干しを母の目の高さにし、洗濯物を干してもらいました。
活動を始めると 腰の痛みは気にならなくなるようでした。
30日、31日とベットへ行かないで車椅子で過ごせました。
元旦の今日、母に「新年の誓い」を書いてもらいました。
母は 習字も長くしており、字がきれいです。ただ ここ数年右手がしびれて動かなくなり
「字は書けない。」
と 筆を持つこともめっきり少なくなりました。
「しびれた手で書いても 私の字より上手。」
と言い、母に自筆で誓いを書いてもらった次第です。
1.日中はベットに行きません。
2.日記を毎日書きます。(これは長年書いていたのですが 4月頃から途絶えていました。)
3.足を動かす運動をします。
4.花を活けます。
母の誓いの横に 私が書き込みました。
腰が痛い ⇒ ベットで休む ⇒ 寝たきり老人への道まっしぐら
「寝たきり老人になりたいの?寝たきりの平均年数は たしか6~7年位、と何かで読んだけれど。」
と尋ねたのが 効果があったのかもしれません。
元旦の今日、午前中に30分ほど横になっただけで 昼食後は夜8時過ぎまで居間で過ごすことが出来ました。
「気分は すっきりしている。」
と 母。
「一年の計は元旦にあり。」と願います。