2011年1月1日土曜日

あけまして おめでとう ございます

あけまして おめでとう ございます。
今年も どうぞよろしくお願い致します。

母の新年の誓いです。

一年前に室内で転倒し、以来腰痛を訴え、日中もベットで過ごすことが多い85才の母。

昨年暮れ、兄夫婦が病院へ連れて行ってくれた時、担当の先生から
「痛くても 動きなさい。」
と言われたとのこと。

12月、30日と31日、食後にベットへ行きたがる母を ベットではなく居間へ連れて行きました。
まずは車椅子にかけたまま お正月の花を活けてもらいました。
師範の免状を持っている母は 真剣な目になり、床の間の花を仕上げました。
次に 車椅子にかけたまま足を動かす体操。
そして S字型フックをつないで洗濯物干しを母の目の高さにし、洗濯物を干してもらいました。
活動を始めると 腰の痛みは気にならなくなるようでした。

30日、31日とベットへ行かないで車椅子で過ごせました。

元旦の今日、母に「新年の誓い」を書いてもらいました。
母は 習字も長くしており、字がきれいです。ただ ここ数年右手がしびれて動かなくなり
「字は書けない。」
と 筆を持つこともめっきり少なくなりました。

「しびれた手で書いても 私の字より上手。」
と言い、母に自筆で誓いを書いてもらった次第です。

1.日中はベットに行きません。
2.日記を毎日書きます。(これは長年書いていたのですが 4月頃から途絶えていました。)
3.足を動かす運動をします。
4.花を活けます。
 
母の誓いの横に 私が書き込みました。

腰が痛い ⇒ ベットで休む ⇒ 寝たきり老人への道まっしぐら 

「寝たきり老人になりたいの?寝たきりの平均年数は たしか6~7年位、と何かで読んだけれど。」
と尋ねたのが 効果があったのかもしれません。

元旦の今日、午前中に30分ほど横になっただけで 昼食後は夜8時過ぎまで居間で過ごすことが出来ました。

「気分は すっきりしている。」
と 母。

「一年の計は元旦にあり。」と願います。