2011年2月21日月曜日

人工呼吸器

兄からメールが入りました。

「母が入院した。集中治療室で経過を見た後、一般病室に入るが 万が一人工呼吸器が必要になった場合、どうするかを家族で話し合って欲しい、と担当の医師から言われた。率直な意見を聞きたい。」

というものでした。

祖父が延命治療を受けていた時に 父が言っていた言葉を思い出しました。
「医師から どうしますか?と聞かれて、お願いします、としか言えなかった。要りません、と言うと殺してしまうように感じるから。でも 自分がその立場になったら 延命措置は受けたくない。」

兄には 父と話してから返事をする、とメールを返しました。
父と話す前に 兄からメールが入りました。
「親父と話した。自然の流れに任せる。人工呼吸器はお願いしない、という希望だった。」

その後父に電話をしました。父は 祖父の時に言った言葉はすっかり忘れていました。
「悲しいけれど 順番だから・・・。人工呼吸器は 本人も辛いだろうから・・・。」
と・・・。
父が冷静だったので 少し安心しました。