7月26日~8月9日(日本時間)モントリオールへ行きました。
帰る一日前に私のEMDRの練習のクライエントになって下さったギリシャ人の方(モントリオール在住)からメールを頂きました。
電話をすると 彼女の現在の生活と不安を話されました。
そこで電話でのEMDRをしました。
イメージは「暗闇と恐れ」。
否定的概念は「自分は無力だ。」
肯定的概念は「自分には能力がある。」
否定的な概念の脱感作のEMDRをしているうちに 彼女が笑い出しました。
「自分は無力だなんてどうして思いこんでいたのかしら、そんな訳ないのに!ありっこないのに!」
と・・・。
この方の初めてのEMDRは4才か5才の頃の家庭内暴力の記憶でした。
脱感作と肯定的なイメージの定着に5回の面談をしました。
ところが今回はとても短くて済みました。
彼女が「どうしてる?」とたった1文のメールを送って下さったことがこのEMDRにつながりました。
彼女と出会ったのも モントリオールの劇場の外で
「暑いですね!」
と会話を交わしたことがきっかけでした。
出会いは不思議です・・・