2011年12月9日金曜日

アドラー心理学との出会い

私にアドラー心理学を教えて下さったのは 37年前に初任で行った小学校の同僚、Sさんです。

「アドラー心理学の子育ての方法を学んだことで 娘を理解し、受け止めることが出来ているの。あなたの役に立つかも知れない。アドラーよ、覚えておいてね。」
と うつ症状で瞑想教室に通っていた私を心配して教えて下さいました。
1994年のことです。

何ヶ月か後、「勇気づけの家族コミュニケーション」というアドラー心理大学院で学んで来られた野田俊作氏の本に出会いました。

「姑が強いから 私が言いなりになるしかなかった。」
と どこか被害者意識があった私を打ちのめしたのは
「気がつかないで 言いなりになることを決意した自分がいた。」
という考え方です。
自分の行動は 言いなりになったとしても 決意した自分の責任である、とアドラー心理学では解釈することを知った時に「もっと学んでみたい!」と思いました。

セミナーに通って実践するうちに 二人の息子(中2と小4)との関係が楽になっていきました。私自身の打つ症状にもとらわれなくなっていきました。

1999年秋に アドラー心理大学院から入学許可を得て 2000年3月、留学を実現出来ました。

昨日、たまたまカナダ大使館に行く前に Sさんと会う機会がありました。
お互いにアドラー心理学を実践することで生きることが楽になった、人生が変わったことを確認し合いました。

アドラー心理学は 実践すると確実に変化がおきます!