ほぼ同じ年齢の成人のクライエントさんが数人おられます。
改善したいとおっしゃっている症状は異なります。
パニック障害、うつ病、自傷、視線恐怖、幻聴・・・。
共通しているのは
・ものごころついた頃 家庭が安全、安心できる場所では無かったということです。
母と姑のいさかいが常にあった。
両親がいつもケンカをしていた。
母がきびしかった、父は仕事で不在だった。
父がいつも怒鳴っていたり物音を立てていた。
幼い子どもの安定感にとって 安全な場所は不可欠です。
その環境を提供できるように 大人が感情をコントロールする必要があります。
セラピーで 神経に留まっているトラウマ的記憶、感覚を処理すると
症状は少しずつ軽くなっていきます。
けれど・・・時間がかかることが多いのです。
何よりも ご本人の辛さが十年単位で続いています。