2016年5月8日日曜日

症状は様々ですが・・・

ほぼ同じ年齢の成人のクライエントさんが数人おられます。

改善したいとおっしゃっている症状は異なります。
パニック障害、うつ病、自傷、視線恐怖、幻聴・・・。

共通しているのは
・ものごころついた頃 家庭が安全、安心できる場所では無かったということです。

母と姑のいさかいが常にあった。

両親がいつもケンカをしていた。

母がきびしかった、父は仕事で不在だった。

父がいつも怒鳴っていたり物音を立てていた。

幼い子どもの安定感にとって 安全な場所は不可欠です。

その環境を提供できるように 大人が感情をコントロールする必要があります。

セラピーで 神経に留まっているトラウマ的記憶、感覚を処理すると
症状は少しずつ軽くなっていきます。
けれど・・・時間がかかることが多いのです。

何よりも ご本人の辛さが十年単位で続いています。