2016年2月20日土曜日

少しずつ分かる

きょうは土曜日。
土曜の朝、小2の孫が勉強に来ます。

勉強と言っても 私の意識は
「勇気づけの対応」
のみです。

自分の子どもには丁寧に気持ちを観察できませんでした。

けれど アドラー心理学の勇気づけの実践を20年以上続けてきて
またトラウマ治療を通して 孫への対応に活かせています。

大人の皮肉、小言、叱責は 時には成人してもトラウマになって残り
自己否定につながってきます。

ですから このような言葉には 特に気をつけています。

セミナーの中でお伝えしている次の言葉は 孫との勉強から生まれました。

「まちがっても良いよ。横か上か下に書き直せば。」
「忘れても良いよ。調べれば。」
「知らなくても良いよ。調べれば分かるよ。」

きょうは 倍の考え方を
「少しずつ分かって来た。」
と孫が言いました。

「そう、どんなことでも 少しずつ分かって来るよ。どんなことでも。」
と伝えました。すると うれしそうに
「本当?」
と・・・。

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孫との勉強は絵に描いて 問題を解くというものです。

あなたは妹の2倍の数のカードを持っています。
違いは 3枚です。
ではあなたは何枚カードを持っていますか?

ここで孫は「違い」という意味もよく分からなかったようでした。
私は「違い」を それほどむずかしいとは思っていませんでした。
共通理解することを確認する必要性も感じました。