2年前から1ヶ月に1回来られているクライエントさん。
一日中聞こえてくる幻聴に苦しんでおられました。
過去形になったのは
「ほとんど聞こえてこない日もあります。
忘れています。
聞こえたとしても 薄い感じです。
それに そのうち消えるだろう。
と思えます。」
とおっしゃったからです。
胎児、幼児をはじめ、成長期の子どもに
「安全で安心できる環境」
が重要だと セラピーを通して思う理由は
この方のように 後に何らかの症状で苦しい思いをされることにつながるからです。
セラピーでは 幼い頃の記憶を扱います。
セラピーが進むにつれて マスクを外して来られるようになることを始めとして
少しずつ変化されていきました。
「慣らし程度の仕事から始めます。」
と 募集に対して 電話をし、面接を受け、採用されたとも。
就労の形態をご自身で計画しておられます。
本来持っておられる力が 動き出しているという印象です。