「勇気づけの対応」を 一人でも多くの大人の方々にお伝えしたい!!!
と思います。
叱られた子は 失敗を恐れます。
知らないことがあると 自分が悪いように感じてしまいます。
それが続くと いつの時か精神的に耐えられなくなってしまいます。
孫(小学校1年生)に週に1回勉強を教えています。
教え始めた頃、彼が 自分の答えに自信がないと 私の顔色をうかがう様な様子が見られました。
「まちがっても良いんだよ。誰でも 間違うんだよ。」
「忘れても良いんだよ。前にやったところを見ても良いんだよ。」
と繰り返し伝えました。
次第に 間違うと 自分で×をつけ、正しい答えを書くようになりました。
先週の土曜日のことです。
「青という漢字を練習する!」
と彼が言いました。
その中で 読み方の例外に「まっ青」という言葉がありました。
「まっ青って 分かる?」
と尋ねてみました。
すると 彼の顔が曇りました。
そこで
「知らなくて良いんだよ。調べれば良いの!ここに “はじめての国語辞典”があるから。」
と 国語辞典を出して 調べる方法を伝え、まっ青の意味を見ました。
「そうなんだ、調べれば良いんだ!」
と 安心した表情を浮かべました。
さらに「青年」という熟語が出てきました。
やはり意味を知りませんでした。
「これで 調べれば良いんだ!」
と彼。
“20才から24,5才の人”
と 載っています。
「じゃあ、あなたは あと何年で青年になるの?」
と引き算へ・・・。
学ぶことは楽しい!
と感じてくれることを目標に、
間違い、忘れること、知らないことは OKだ!!!
と思ってくれるように・・・。
幼い頃の記憶が大切だと
クライエントの方々から
日々感じさせて頂いているからこそと思います。
一人でも多くの保護者、幼稚園、保育園、学校の先生方に
「勇気づけの対応」を 知って頂きたい、と思っています。