2012年2月28日火曜日

あやしいかも・・・と思ったけど・・・

昨日、練馬区での10章目を終えました。

小2の子の対応にイライラすることが多かった、というお母さんがおっしゃいました。

「このごろ、小2の長男がとても素直で良い子だったんだ、と分かってきました。もう前のようにいらいらすることはほとんどなくなりました。先日も “おかあさん、生んでくれてありがとう。”って言ってくれたり、“お母さん、大好き!”って言ってくれました。始めは良いことしかチラシに書いて無くて
ちょっとあやしいかも・・・って思ったのですが 本当に参加して良かったです。」

「どこがあやしいですか?教えて下さい。」
と伺うと チラシの中の
「もっと早く知りたかった。」
という言葉でした。

「・・・これは中学生以上のお子さんの問題でセミナーを受けられた方の多くが 本当におっしゃるのです。」

別の方も友達のママに
「すごく良い!って言うと あやしくない?大丈夫?って言われるんです。」
とも。

そう言えば私が息子に接する態度を見て質問されてきた方がありました。
「何か言いたくならないの?私だったら絶対声をかけるのに!!!」
と。
「私は 自立心と責任感を育てる親の対応を学んでいるの。だからそれに従って対応しているの。」
と答えました。

それは「課題の分離」で学びます。
言いたいのは誰か?
母親です。
子どもの課題に口を出すことを子どもから頼まれたか、頼まれていないか?
頼まれていなかったり あるいは子どもの行動によって具体的な迷惑を受けたりしていなかったら 声をかける必要はない、というのが対応の方法です。

ロールプレイで子どもの役を体験して頂くと 親の言葉に対して
「うるさい!」
「分かっている!」
という感情がおきた、とおっしゃいます。
ところが・・・親の役をして頂くと
「私が言わなければ・・・」
「親の言うことを聞かせなければ・・・」
とおっしゃいます。

子どもとの関係に変化を感じられる、イライラする自分に気づくようになった・・・は実践されているということです!

一ヶ月に1回フォローアップをしていくことになりました。
「勇気づけ」の輪が広がっていることを実感しています。