2013年9月17日火曜日

自分で決意

思春期に入った小学校高学年からティーンの方へのEMDRには 
保護者の方との関係が良好であること、
ティーンの方が 保護者に受け入れられて感じていることが
治療を始めるにあたって重要だと実感しています。

勇気づけセミナーを受けておられる方から
「不登校の子どもにEMDRを受けさせたい。」
とご相談を受けたことがありました。

お子さんとお母さんとの関係が良好になってから提案されることを
お勧めしました。

その後、3ヶ月ほどして
「子どもが変わりたい、と言っています。関係も前よりは 良くなりました。」
と・・・。

ご本人にお会いして 意思を確認し始めました。

「あなたがEMDRを受けたいと決意されてから受けられた方が効果があります。」
とお伝えするのは 思春期、ティーンの方々ばかりでなくお伝えすることが必要だと思っています。

保護者の方の前で 上記の言葉をお伝えし、お子さんが決意の言葉を私に伝えられると
保護者の方に驚かれることがあります。
「私が思っているより 大人なのかも知れません。自分で決意できるのですね!」
と・・・。