幼児期の記憶が いつまでも残り、その後の行動、学習、生活に影響を与えることがあります。
最近、続いてそのような例にいくつも出会いました。
・~をして まちがった
・~をして 叱られた
・~をして どうしていいか分からなかった
・~をして 頭が真っ白になった
「~をして まちがった上に 叱られた」経験がある子は その後 まちがいをしたくない為に
行動がおさえられてしまいます。
ちょっと難しいかも・・・と感じると 挑戦するよりも
「やめておく」
ことを選ぶのです。
さらには 年を重ねてから
何らかの精神的な症状につながることもあります。
何年も、あるいは何十年も前のことであっても
幼い頃の体験は その時の身体感覚、感情と共に
脳の神経に冷凍保存された状態で存在するのです。
「まちがってもいいんだよ。」
「だれでもまちがうんだよ。」
「次にどうするかを考えるために まちがうことは大切なんだよ!!!」
と 保護者や教師の方に
まちがうことの肯定的な側面を伝えて頂きたい、と思います。