2009年11月6日金曜日

みたらし団子パーティ

土曜日の日本語教室でのことです。
子どもたちは お母さんが日本人、お父さんは他の国の出身です。
日本で言う いわゆるハーフの子ども達です。

日本の和菓子の話になりました。
どの子も和菓子は「大好き」です。
みたらし団子が簡単に美味しく作れることを思い出し、作り方の載っているサイトを伝えました。

次の週にEさんが
「このビルにキッチンはあるの?」
と聞いてきました。
「無いけど。どうして?」
「みたらし団子、みんなで作りたいから。」
とEさん。

自分の家でよく友達とお菓子を作る、と聞いていたので
「友達と作れば?」
と伝えると
「きっとみんな好きじゃないと思う。」

つまり友達は日本のお菓子になじみの無い人たちなのです。

そういえば お餅、団子、白玉のように粘り気のあるお菓子を
とても好き、という西洋人の方もたまには居られますが 多くの方達からは
「変!」「飲み込めない。」
等と反応が返ってきます。

ティーンにもなっていないEさんが そのような見極めが出来ることに感動しました。
文化の違い、好みの違いを自然に受け入れているのです。

彼女は暮らした国が ヨーロッパ、日本、そしてカナダ・・・。
それぞれの文化の違いを肌で感じて成長しているのですね。

土曜日、午前の日本語の勉強の後、白玉団子作りパーティを開くことになりました。
楽しいひと時を共有できそうです。