2009年11月12日木曜日

息子達の言葉

上の息子が中2の時のことです。
家庭が崩壊していることを指して言いました。

「お母さん、T(弟)は可哀想だね。俺は 最近までは良い家庭があったことを知っているから 大人になっても家庭ってどんなものか覚えていると思うけど Tは小さいから覚えていないだろうね。」

下の息子が中2になった時に言いました。
「お母さん、お兄ちゃんは可哀想だったね。俺は小さかったから 何が起きているのかよく分からなかったけど お兄ちゃんは中2だったから 全部分かって 辛かっただろうね。」

息子の言葉を聞いても 当時の私はうつ症状の真っ只中で 彼らの気持ちを受け止めることは出来ていませんでした。

その後、1998年だったと思います。
気功の先生の手ほどきで瞑想をしていた時に 二人の息子の言葉が脳裏に浮かびました。
当時の息子達の声がそのまま聞こえて来ました。
お互いの悲しみを思いやれる息子達は 私にとっては財産なのだ、と強く思ったのです。

アドラー心理学では 幸せの3大要素を 次のように言っています。

1.仕事、勉強、家事など することがあること
2.友人、社会とのつながり(1以外の場所で)
3.パートナー

次の二つも関わってきます。
 
4.精神生活
5.趣味

さらに「勇気づけ」を実践すると 毎日しあわせを感じられます。
EMDRセラピーで勇気をくじかれた記憶を ポジティブに変え、勇気づけでひとりでも多くの方にしあわせになって頂きたい、と思います。