2014年3月21日金曜日

勇気づけで学校との関係を築く

「勇気づけの親子関係実践セミナー」を受けて下さった佐竹さん(仮名)に書いて頂きました。

ついこの間支援学級の担当の先生と、主任の先生と沢山お話をして来ました。

以前から「親の会」というもの「セルフ・ヘルプ・グループ」が必要なのではないか?と私はずっと考えていました。立ち上げようと言う話も何度かありましたが、個々の事情でなかなか踏み込めない親御さんも多く、ずっとストップしたままでした。

しかし先日、上記の先生とお話をしている中で、本来ならば学校サイドからのお願いは出来ない事なのだけれども、出来ればその様な横の繋がりを作って行ってほしい。
その理由の一つに、やはり、職員と言う立場からの意見は受け入れる事が出来ない親御さんは多く、その結果虐待につながっているケースもある。など深い部分でのお話がありました。

数年後には、通級と言うシステムは無くなり、公立の各学校に「支援学級」という物を作り、そこに先生が通うシステムになるようです(東京都のHP3章)
これに関しても、支援にかかわる先生方は不安に感じているようです。プライバシーの問題、横の繋がりなど…。
同じ意見を持つ親御さん、そうでは無い方も勿論いらっしゃいますが、やはり、私は必要性を強く感じているので、たった一人でもアクションを起こして行こうと決めました。それがいつ結びついてゆくかは分かりませんが横の繋がりと学校との関わりはとても大事な事だと感じています。

保護者と学校の関係を勇気づけで築く


支援学級の先生からのお話を聞いていて感じたのですが、正に「勇気づけ」の気持ちで学校との関係も築き上げて行く事が大事なんじゃないかな?と思いました。

その為には、お母さんが知り、実践され変化を実感する。
親の対応が変われば子供も変わる、子供が変われば、学校との関係も変わる、
本当にそうなんだと思いました。

と言うのも、色々な方とお話をして行く中で、母親の苛立ちの矛先を、学校や担任、支援級のせいと怒りでいっぱいな方が多いのです。

確かに、現状として担任や学校の対応の問題も多くあるとは私も思います。感情的になる気持ちもわかります。でも、その感情をそのままぶつけるだけでは、何の解決にもならないと思いますし、状況を更に悪化させてしまうのではないか?と感じたりしていました。実際、支援級の先生はその辺の事でも悩まれている様でした。

その様なお話を聞きながら、支援級の先生が提案して来て下さったのは、「親の会」を作り、アットホームな雰囲気で 経験された方の話を学年の下のお母さん達に話してほしいとの事でした。その為には、学校のランチルームを貸す事も可能、そして、その場に職員も参加させてほしいとの話だったのです。

私の横の繋がりで、実現しようと思っていましたが、0からのスタートに対して抵抗がある方や、
考え方の違いも勿論あり、色々な方の意見をまとめてスタートするよりは 私個人で先ずは第一歩を踏み出す事に決めました。たった数名の横の繋がりでも、一緒にスタートする事は難しいですね。

当初、何をするにあたっても「肩書き」が無いと出来ないと思っていました。
でも、無くても出来る事はあるんじゃないかな?と思ったんです。
その為には、やはり私自身がもっと学ぶべき、実践し続けるべきだと思いました。
私に欠けている「勇気」を持つ事、行動する事で自分の為にもなる事なんじゃないかな?と。