2009年10月10日土曜日

EMDRと不登校・引きこもり・うつ病

不登校、引きこもり・うつ病という状態になるには きっかけとなる出来事があった可能性があります。
成績、先生、友人、部活、親との関係など ひとりひとりが違う体験をしています。

日本EMDR学会という言葉で検索すると「EMDRとは」というタイトルで
どのような治療をするのか説明されています。

この10年間ほどの間に カウンセリングが一般的になってきました。
EMDRの即効性については まだ知られていないようです。

私にEMDR治療者のトレーニングを受けることを勧めて下さったS先生は
「アドラー心理学とEMDRで 最強の技術になる。」
とおっしゃっています。

中学時代から不登校状態が続き、自宅にこもったまま成人し、
一緒に住んでいた両親が他界されて ひとりでくらしている、という人が
友人の実家の近所におられるそうです。
お姉さんか妹さんが食料を持って時折訪問されているとのことです。
ご本人の苦しみもそのきょうだいの苦しみも大変なことだと思います。

早期解決の方法の一つとして 日本でもEMDRが広まって欲しい、と思います。

2009年10月9日金曜日

EMDRの効果

先週末 ロンドン(オンタリオ州)で ENDRパート1のトレーニングを受けました。
EMDRIAから承認されているトレーナー二人(心理学者と心理セラピスト)によるものです。
北米でこのトレーニングを受けるには 次の条件があります。

1.修士以上の学位があること
2.心理学の分野で働いていること
3.心理セラピー等の組織に属していて認定を受けていること

このセラピーは従来の心理セラピーとは全く異なり クライエントもセラピストも 多くを話す必要はありません。

北米では EMDRは効果の早いセラピーとして広まっています。
(EMDRIAで検索すると 世界各地のEMDRセラピストのページに行けます。)

不登校、引きこもり、うつ症状、パニック障害を始めとする様々な精神症状に効果があります。

もしこれらの症状で悩んでおられるかたがあったら 是非EMDRを試して頂きたいと思います。
(日本EMDR学会で 治療者リストを調べることが出来ます。)
軽い症状ですと3回前後通うだけで終了になるようです。

2009年10月8日木曜日

I can help you!

EMDRのトレーニングパート1を ロンドンで受けて来ました。
ロンドンと言っても カナダのオンタリオ州のロンドンです。

10月1日(木)の夜から講習が始まり2(金)~4(日)の3日間
理論、デモンストレーション、実技をしました。

デモンストレーションは 実際にセラピーを継続して受けているクライエントに
インストラクターである心理学者が EMDRセラピーを行う、というものでした。

Youtubeでセラピーの一部を見たことはあるものの
実際に見たのは初めてでした。

クライエントから次々に出てくる怒り、苦しみ、悲しみの感情の言葉や涙に
研修を受けていた19人は 息を潜めて見入っていました。

セラピーの初まりには 落ち着かない、不安な表情だったクライエントから
セラピーが進むにつれて肯定的な言葉が出てくると共に安定した表情になり
笑い声を何回も聞くことが出来ました。

クライエントの始まりの自分の認識は「私は 悪い人間です。」でした。
ところが セッションが終わった時には「私はすごく良い人よ。」に変わっていました。

インストラクターは EMDRを始めてから
"I can help you!"
と言えるようになった とのことでした。

2009年9月29日火曜日

リハビリの再処理効果

再処理とは 脳が本来持っている情報処理の活性化のことです。
EMDR治療でも使われている言葉です。

母は 長い間亡き姑の言葉を悲しんでいたのでしょうか。
帰国中、一緒に居た1ヶ月ほどの間に何回も同じ言葉を聞きました。

「赤ん坊を泣かせるな、と言われて おんぶしてジャガイモを植えたんだよ。悲しかったよ。」
と・・・。
(赤ん坊とは 既に定年になった兄や還暦を目前にしている私のことですから むかし、昔の出来事です。)

先日電話で話した時のことです。

「お母さん、今度EMDRやってあげようか。11月にはトレーニングが終わるから。」
と言う私に 思いがけない答えが返ってきました。

「もういいの。」(母)

???

「どうしたの?」(私)

「あのね、リハビリセンターで私の孫のような若い方が 一生懸命私たちの世話をしてくださるのを見てたら 言われたことはどうでもいいって思えてきたの。」

・・・そういうこともあるのですね。

若い方々の仕事への姿勢を見ている内に 気持ちを切り替えることが出来たようです。
これはEMDR治療で眼球運動によって起きる効果に近いものがあります。

巣南リハビリセンターの職員の方々の仕事に対する姿勢が 母の心にも働きかけ、半世紀以上母の脳裏にあったものを融かす効果があったのです。

2009年9月22日火曜日

30才代+40才代+50才代

タイトルの年齢の3人です。
モントリオールで出会った 2~3年前からの友人です。

30才代のNさんはドイツ在、40才代のYさんはカナダ・カルガリー在。
(30代に入ったばかりのNさんには 「Yさんは40代だけど 私はホヤホヤの30代、育子さんは???」
と 言われるかも・・・しれません!)

Yさんが仕事でモントリオールに来られたので ドイツのNさんとスカイプでデートをしました。
ドイツとモントリオールは時差が6時間あります。
(日本とモントリオールの時差は 夏時間で13時間、冬時間で14時間です。)

世代を超えて友人が出来るということは 私自身が20代、30代の頃はあまり無かったように思います。
アドラーの「勇気づけ」を学んでから 生きるのが楽になり、
それと同時に 世代を超えた友人が出来始めたように思います。

面白いことに モントリオールに来たことで 世代の幅もいっそう広がると同時に
地理的にも広がりました。
モントリオールで出会った方々が あちこちに居られるからです。

スカイプのおかげで 喫茶店で話しているかのように
距離を感じることなくデートが出来ることも 若い頃には想像もつかなかったことです。

「勇気づけ講座」を受講されているMさんがおっしゃっていました。
「1年に1回位会っていた友人と 1ヶ月に1回は連絡があるようになった。」
と・・・。

肯定的な関係は 明日への栄養剤です!
「勇気づけ」を学んで 肯定的な関係を広げませんか?

2009年9月21日月曜日

寄生虫

初夏に劇場の入り口でお話したことがきっかけで知り合ったギリシャ人のAさん。

一緒に飲茶に行く予定だった7月下旬から体調がすぐれませんでした。
原因不明の腹痛でした。
いろいろ検査をした結果 寄生虫が小腸に居たそうです。
5月にギリシャを訪れた時に やはり体調を崩されたとのこと。

生の魚を召し上がったのかどうか 聞いてみたいと思います。

生の魚を食する私たち日本人も 要注意ですね!

2009年9月20日日曜日

子育ての本と講座の違い

アメリカ人の友人の妹が
「14才の娘の扱いに困っている。」
とのことで 妹さんにアドラーの子育ての本をプレゼントしました。
「すごく良い本で気に入っている。夫も一生懸命読んでいる。」
とのことでした。

ところが・・・・・
「携帯でメールをやり取りしたり パソコンでFacebookを読んで時間を費やすので 10時半には携帯とパソコンを取り上げることにしている。」
とのことでした。
規則を親が作っている訳です。

本の中には 
「規則作りは 家族で話し合う。」
という項目もあるのですが・・・。

講座の中では 話し合ったり 課題をやったりしながら内容を進めますし、
宿題があり、本の内容を実践する必要が出てきます。
ところが 本を読んだだけでは実践につながらないので
自分の問題に気がつかず、かつ解決にもつながりません。

子どもが柔軟なうちに「勇気づけ育児講座」をお勧めするのは
このようになることが 予測されるからです。

友人の妹さんは 英語・フランス語・イタリア語を読み書き出来る才媛です。
大型医療器具の会社でリサーチャーとして世界を飛び回っておられます。
自分の人生に自信がおありになると 
「自分は正しい。子どもが間違っている。」
と思われるのかも知れません。