2012年1月31日火曜日

すぐ効果が出たんです!

昨日、練馬区での「勇気づけの親子関係実践セミナー」に来られた方がおっしゃいました。
「すぐ効果が出たんです。」

話題のお子さんは小学校1年生です。

そうなのです。
勇気づけの効果は年齢が低ければ低いほど早く反応を見ることが出来ます。

お母さんの注目・関心を得る為に 弟のいるその1年生の子は不適切な行動をくりかえしていたのです。
お母さんがそのことには触れないで 適切な行動に対してだけ声をかけると 子どもの不適切な行動が減った、ということなのです。

介護保険

いつもは穏やかな友人が私の父の介護保険のことで強い口調になりました。

「89才のお父さんが86才の車椅子のお母さんの世話をしているんですよ!お父さんは命を削っているんですよ!お父さんが元気で 要支援2だからと言ってもそのお父さんがお母さんの世話をしているという現状をどう見るんですか!大変なことですよ!困っているんです!とちゃんと伝えなければだめですよ!何か支援して頂く方法は無いんですか?と聞かなければダメですよ!私が一緒に行って交渉したい位です!お父さんは 真面目に働いて、税金を納め、介護保険料もきちんと払って来られたでしょう!支援してもらう権利が充分あるんですよ!」

父の介護保険に関しては 申請にこぎつけるまでにも時間がかかりましたが 昨年夏にようやく申請書を出すことが出来、要支援の2に認定されました。

いろいろあって 希望した「家事援助」を受けないまま2ヶ月が過ぎました。
今回帰省するにあたって 「支援を受けていない父」について話をした私に友人が言った言葉なのです。

友人は身内の方の介護保険の申請の手続きをしたり家事援助をお願いした経験があります。
またホームヘルパーの資格を持っておられます。

友人の言葉に押されて 父の住む地域のセンターに電話をしようと思います。

2012年1月29日日曜日

本来の力を取り戻す

「土の本来の力を取り戻すには 時間がかかります。」
と 29日の朝テレビから聞こえて来ました。

勇気をくじかれた人が 本来持っている力を取り戻すにも時間がかかります。
脳があり、感情、思考、それに伴った行動がある分、人の方が時間がかかる!!!と思います。

「本来持って生まれた 他者のことを思いやる気持ち」は育てていくもの、とアドラー心理学ではみています。

勇気をくじかれたことからくる精神的なダメージは様々な症状として出て来ます。

「勇気づけ」は病理を防ぐ予防接種とおなじ働きをするのです。

病理が問題になっている日本ですが 幼い頃からの「勇気づけ対応の大切さ」はあまり話題にはなりません。一人でも多くの方に「勇気づけて育てる方法をお伝えしていきたい!」と思います。

2012年1月26日木曜日

布川事件の桜井昌司さん

20才の時に殺人で逮捕され、44年後に無罪が確定された布川事件の桜井昌司さんのブログがあります。

桜井昌司「獄外記」です。

2011年2月に松戸市で上映されたドキュメンタリー映画「ショージとタカオ」でのトークショーで、明るいお人柄に感銘を受けました。

「不運だったけれど不幸ではなかった!」
とおっしゃる桜井さんのブログには アドラー心理学の観点から見てとても興味深い記述がたくさんあります。

「肯定的な見方」は1月18日に書いておられました。
ちょうど我孫子の不登校の親の会「青空の会」で「肯定的な見方」のセミナーをした何日か前のことでしたので 会でも紹介させて頂きました。

実践的なアドラー心理学と御自身の体験、経験を基に形成された桜井さんの人生哲学に共通点が多くあります。

とても元気と勇気を頂けるブログです。

2012年1月25日水曜日

R君の成長!!!

きょうも 小3、R君の成長を実感する出来事がありました。

R君が算数の教科書を開いて 学校で2位数×2位数の筆算を習った、と見せてくれました。
「この前の続きのグラフのプリントか筆算のどちらをやりたい?」
と問うと
「筆算。」

黙々と問題に向かいました。途中で
「どこまでやるの?」
と聞いてきたので
「自分で決めて良いんだよ!」
と答えました。すると
「あと3問やる。」
と・・・。自分で答え合わせをしました。

漢字の練習でも同じことがありました。すぐ終わりにするのではなく、あと3字練習する、と。

学習が済んでから 百人一首の坊主めくりをした時のことです。
自分が札を全部無くしても ニコニコと冷静でした。
1年半前のR君は 自分の方がたくさんカルタの札を取れないと不機嫌になったものでした。

ご家族の方と一緒に「勇気づけの対応」で接して来たことが 成果としてはっきり見えています。

「本当にうれしいですね!!!」
と 一緒に喜ぶことが出来ました。

2012年1月24日火曜日

英語・・・

二男の彼女はアメリカ人です。
息子と彼女は ロサンゼルスで出会いましたが 彼女は今、大学院の修士課程の2年目でサンフランシスコにいます。

私は彼女に息子の卒業コンサート、卒業式等に会いました。
息子ともっとうまくやって行きたい、という彼女に
「彼女の性格傾向」と「息子の性格の傾向」
その二つを加味してうまくやって行く対応策を伝えました。

アドラー心理学のおかげで 初めて会った彼女の性格傾向を掴み、それを息子との関係に生かすように伝ることが出来ました。

それは 彼女と私の信頼関係を築くことにもなりました。

今回、息子の大学の卒業コンサートで彼女に会ったモントリオールの友人がサンフランシスコに行くことになりました。

息子の彼女に会いたいから 電話番号を聞いて欲しい、と頼んで来ました。
連絡のやり取りの中で「英語が出来るようになって 良かった!」と思いました。

英語に関心を持っておられる方が多いので お伝えしたいと思ってこれを書いています。
何才になっても 遅くはありません!!!関心をお持ちでしたら 始められてはいかがでしょうか?
私がマギル大学の語学学校へ入ったのは 49才の誕生日の2週間前でした。
クラスで誕生祝いをして頂いたので よく覚えています。

2012年1月21日土曜日

笑顔!!!

療育指導の間・・・

笑顔を多く見ることが出来ました。
昨年A君を担当されていたB先生も
「A君、とっても嬉しそう!!!」
と・・・。
課題が一つ出来る度に 一緒に手をたたいて喜びます。
その時のA君の表情です。
「ずいぶん聞く力がついてきましたね!」
とB先生。
一歩一歩、ゆっくりですが着実な成長です。

Cちゃんの様子をご覧になった D先生。
「Cちゃん、落ち着きましたね。前は一瞬たりとも目を話せなかったのに!!!」

子ども達の成長を実感すると共に、一緒に成長を見守っていけることの幸せを感じたひとときでした。